『先が見えないと言われますが、今・ここ、この場所で精一杯努力して先(未来)を創造するのです』

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ー貧しさにも必死に耐えて二人の子供を育て
 お困りの方に毎月五千円を送り続けた人もいるー

ー社長・幹部・社員のグリット力を強化して
 いち早く「グリットカンパニー」をつくろうー




1)
昨日から34TTの第5講初日が始まりました。
今回は初日が「芳村思風先生の哲学講座」でした。

コロナウイルス問題を哲学的に思索しました。

2)
既に35年間のお付き合いです。

日創研は講師の先生方とのご縁を大事にします。

流行ばかり追いかけて、
相談もなく思風先生を引っ張り出し、
短期間で相談もなく縁を切る。

そうしたお付き合いは大変無礼だと思います。

仁義に適わず、礼を失した態度です。

3)
今日のケース・メソッド授業は、
田舞塾担当の福島が行いますが、
彼の「幹部だけのケース・メソッド授業」も効果抜群です。

幹部同士ですから、
大いに他流試合としてご派遣ください。

4)
昨日は、初めての体験者のために
「ケース・メソッド授業」のポイントを講義しました。

情報を嗅ぎ分けて引き寄せるインプット知力です。

5)
文字データ、数値データ、絵画データ、音声データなど、
感覚的にキャッチして自分に取り込むのです。

田舞塾はそうした「インプット知力」を磨きます。

6)
次に、様々な感覚的なデータや情報をプロセスします。

意味付け、関連付け、ビジネスですからマネタイズする。

カントは、デカルトのいう「悟性」を意味付けて、
自分の認識論に引用していますが、
悟性で「ふるい」にかけるのです。

7)
つまり、必要か必要でないか、
単に感性だけでは
「インプット情報」を判断し認識できないとして、
悟性の生得観念(生まれつき持つもの)を活用して、
情報処理・演算して、理性に判断させる。

8)
カントは、デカルトの合理論をうまく批判し、
かつ最大活用して、
経験論の言う「感覚の束」をまとめるのです。

ケース・メソッド授業は、
無茶苦茶荒っぽくいうと、
最後に必要なものを理性的に判断させて
アウトプットさせる。

9)
田舞塾のケース・メソッド授業を、
思風先生のホットな感性論哲学をその場で引用して、
ビジネスの認識力や認知能力を高めていく、
そのメソッドの威力をお伝えしました。

9月21日から第23期田舞塾が始まりますが、
教育ケースご提供者が7人も決まりました。

10)
今日の私の34TTでの担当枠は
「実践経営哲学」ですから、
ビジネスの認識論として、
カントの人間の認識能力の全体像である、
「?感性→?悟性→?理性」をお伝えします。

11)
過日、渋沢栄一資料館に参りましたが、
NHKの大河ドラマでの渋沢栄一のセリフは
「定言命法」です。

カントは道徳を重んじ、
純粋実践理性批判では、
善の実践を唱え、
理性のもろさも主張しています。

12)
渋沢栄一翁と、
「人間を自分の目的のための手段としてはならない」
というカントの考えが重なります。

13)
多分渋沢栄一翁は、
パリの万博だけに驚いたのではなく、
資本主義や社会インフラの偉大な国家を見て、
カントのいう「崇高な念」にかられて、
使命観を強烈に抱かれたのではないかと思います。

14)
私の哲学論は小さいです。

宮沢賢治の銀河鉄道の夜の少年ジョバンニか、
雨ニモマケズ風ニモマケズからです。

今回は貧しい70歳の一女性の話です。

夫を亡くし、二人の子育てをするために
必死で働いた一女性です。

15)
困っている人のために
新聞配達で稼いだお金を寄付し続け、
そのため「表彰状」授与です。

でもその女性はきっぱり断るという話です。

小檜山博先生の月刊『理念と経営』のエッセー
「くちびるに歌を持て 心に太陽を持て」です。

16)
なぜ、女性はキッパリと断ったのか。

「表彰状は、貧しい時にネクタイを買ってくれた人や、
 困った時に牛乳をくれた人にあげてください」
というのです。

17)
彼女には人生哲学がありました。

自分の小さな子供がお腹を空かしているときに、
タイ焼きをもらった際に誓った哲学です。

「一つの手は自分と家族の為に、
 もう一つの手は人の為に使おう」

18)
カントだ、デカルトだとか、
講義では申し上げていますが、
どんなに貧乏しても感謝の気持ちを忘れない。

こうした名もなき70歳過ぎの一女性こそが、
真に生き方の哲学を持っていると思います。

19)
「先が見えないとか!」「辛いとか」はあるでしょう。

しかし、先が見えない人は、
「貧しさにも必死に耐えて、お困りの方に毎月五千円」
を送り続けた人を思ってください。

自分の心を見つめなおさないと、
人の辛さや先は見えてこないのではないかと思います。

20)
先が見えないという経営者の方々のお気持ちは
分かります。

でも、必死で見つめ続けた経験の人から見ると、
貴方自身が「今・ここの・自分の可能性」を
見ていないのではないですか。

21)
断じて言います。

心に太陽を持って下さい。

自分に希望を持つのです。

実践して生きた経営者の列伝を述べました。

借り物でない自分の哲学を持つべきです。

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2021年8月17日 13:27に書いたブログ記事です。

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