『最強の企業も、未来に対する働きかけを行っていなければ、苦境に陥る(時代認識)』

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ー一社員として勤めているときは、お金は無かったが
 何の不安もなく一番心が平和だったー

ーしかし経営者の立場に立ってからは、
 一時たりとも安心できる気持ちを感じたことはないー




1)
経営者になる事に憧れて、必死に徹夜をして勉強し、
簿記三級の試験に合格した。その時の喜びは、
「努力は必ず報われるものだ」という
小学校の恩師の言葉に何の疑問も感じませんでした。

2)
しかし、実際に経営し、発展すればするにつれて
一種の不安に襲われたり強迫観念を持ちます。

論語では、知仁勇の三徳の章の場面で、
「勇者は懼れず」と述べています。

「懼れるのは邪心があるからだ」

「邪心とは後ろめたい気持ちがあるからで、
 心に疚しさがなければ人間は勇気凛々と生きられる」

そう述べています。

3)
過日の田舞通信でも書きましたが、
先日、渋沢史料館を訪問し、
飛鳥山公園にも参りました。

飛鳥山は渋沢栄一翁のご自宅だった場所です。

4)
井上潤館長もおられ、
色々と欲しかった資料も
入手することができました。

井上潤館長には、
月刊『理念と経営』やご講演などで
ご指導いただいています。

2棟の大正建築「晩香廬(ばんこうろ)」と
「青淵文庫(せいえんぶんこ)」でくつろぎ、
芝生を思いを込めて歩きました。

かつて渋沢栄一翁が歩いた場所を
時を越えて歩いているのです。

5)
次の日が10月の「TTアワード経営発表大会」の
経営理念大賞を受賞された企業の
現地調査でしたので、一日早め贅沢しました。

生誕の地、深谷には、
深谷JCの例会講演の時に参りました。

6)
同じ人生で在りながら、
「かくも大きな差はどこから来るのだろう」
と自分に問いながら、
資料館で存分に渋沢栄一翁の偉業に
肌感覚で触れて参りました。

7)
疲れもとび、逆に
「怠けたらあかん」
「もっと勉強せんといかん」
「人の役に立っていない」
「役立たず」の、その言葉も実感の一つでした。

役目を果たす=役に立つですね。

8)
渋沢栄一翁の訓言が書かれています。

「暇があったら書籍を読もうという奴に
 本が読めた例はない。
 本を読む気があれば暇は生ずる」

9)
何事にも通じるものですね。

その気がなければ、
いくらたくさんの時間があっても物事は進みません。

その気(意志)があれば、
何とか工夫してやり遂げるものですね。

10)
意志の力などと難しい事を言うと、
なにやら自分は意志が弱い人間なのだ
と思う様になりますね。

違うのですね。

その気がないのです。

経営革新する気がない者には、
永遠に叶えられないのです。

11)
最強の企業も、
未来に対する働きかけを行っていなければ、
苦境に陥るのは自然の法則です。

時代認識を以て、
今自社は何をしなければならないかが
理会されるのです。

12)
先日ある方と電話でお話しましたら、

「一社員として勤めているときはお金は無かったが、
 何の不安もなく一番心が平和だった。
 
 しかし経営者の立場に立ってからは、
 一時たりとも安心できる気持ちを感じたことはない」

とおっしゃっていました。

13)
納得です。
頷きながらお聞きしていました。
私もビジネスSAや色々な講義をした後が
大変なのですね。

アンケートが10点満点で、
7点含めて以下が6名おられ、
お一人お一人にアドバイスのお言葉を
全員いただきます。

14)
やはり、ご受講生はよく見ておられます。

3日目のご要望に応えようとして、
7月ビジネスSAは初日を変更しました。

福井のK社長は鋭いです。
いつものような流れがなく、不自然だった。
(私と杵渕君との打ち合わせは失敗)

15)
田舞講師の「圧」という事でお電話しましたら、
流石にTT卒です。

チャートに書きながら大きな声に、
「大丈夫かな!倒れるんじゃないか」
と心配して下さったそうです。

16)
日々のコロナウイルス問題は
違った意味で我々講師には辛い部分ですね。

非常に厳しい業績の方、最高増益の方。

すると厳しい方の事前情報があると
バイアスになるのですね。

「頑張れ、乗り切れ!」が声になる。

17)
米国における新型コロナの新規感染者数は
この1カ月で7倍強に急増しています。

18)
米疾病対策センター(CDC)によると、
7月の期間の新規感染のうち
93.4%がデルタ型のようです。

19)
アマゾンが9月からの出社を
来年の1月出社に変更したという情報です。

つまり、コロナは長引くというわけです。

正直、絶望的になる方もいると思いますが、
渋沢栄一翁は、83歳の時に関東大震災にも避難せず、
自ら指揮を執られました。

人生の最後の最後まで「自分の使命」を自覚して、
命懸けで生きた人物の資料館は
更なる気持ちを奮い立たせてくれました。

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このページは、田舞通信が2021年8月11日 14:19に書いたブログ記事です。

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