『ECのアマゾンに対してリアルのウォルマート「ダグ・マクミロンCEOはどう戦ったか」』

| コメント(0)

ー日本の小売業だけではなく、すべての企業の戦い方が
 全くかわる時代に備えての社長・幹部の有り方ー

ー中小企業経営も経営理念に加えて
 明確な経営戦略がないと永続しない(外側をみよう)ー

 

1)
34TTコースが終わり、昨日から
「第四期・新しい時代の社長学講座」が始まりました。

50社限定ですが、TT中に突然嬉しいご参加表明を
頂き、51社でスタートです。

2)
毎回、第一講座は「戦略概念の理解と二社の競争優位
の取り合い事例」から、第二講座も含めて、
リアルにお伝えしました。

3)
ECのアマゾンにやられっぱなしのアメリカ小売業と
最大に傷を負ったウォルマートの復活戦略です。

4)
ジェフ・ベゾス氏は
「アマゾンが利益を上げようとするのは最悪の戦略だ」
というコメントです。

一番怖いのが
「利益より、儲かった利益をすべて何に先行投資するか!
という企業」です。

5)
僅か26年前にシアトルのガレージから始めたアマゾンは、
今や時価総額185兆円から190兆円です。

日本のGDPの3分の1です。想定し難いものです。
それでも、ジェフ・ベゾス氏の野望は止まりません。

6)
ご存知のように自社開発のロケットで宇宙の旅をし
車開発もかなり進んでいるようです。
秘密主義ですから、
実態は分かりませんが、聞くところによると
計画発表時には、完成に近いそうです。

7)
起業家養成スクール生をシリコンバレーセミナー
には案内出来ていませんが、
スタンフォード大学のオキモト教室で、
アマゾンや、テスラの創業からのキャッシュフロー
も含めて、若者たちと質疑応答よくしました。

8)
シリコンバレーのマークさんに、
アマゾンのホールフーズとウオルマートの店舗の
写真をお送りいただき、
地元での評価や、一部データなどを伝えて頂きました。

今日の生鮮食品・雑貨・駐車場の写真はマークさんに
お送り頂いたものです。

9)
アマゾンは創業二年後にナスダック上場以来、
営業キャッシュフローはマイナスが多い企業です。

再投資戦略で、アッと言う間に小売業の王者に
なっています。

昨年までの王者ウォルマートを売上・利益で抜き去りました。

10)
ただ、ウォルマートのCEOのダグ・マクミロン氏も
奮闘しています。リアルとECとの組み合わせ、
オムニチャネルで顧客中心の買い方の提案をしています。
新しい事業分野にも挑んでいるのです。

11)
CEOになって、旧来の戦略から脱皮します。
システム会社などのM&A戦略をはじめ、
次々に手を打ちます。

小売業は、出店をどんどん続けて拡大するのですが、
マクミロン氏は戦略を変更して、
一挙に出店費用をなくします。

12)
その費用分+手持ち資金もデジタルの仕組みのために
思い切って舵を切っていくのです。

従業員の働き甲斐にも、仕事の仕方を変えて尽力します。
(220万人)

13)
つまり、現場の声をどんどん活かして、
即座に改善していくのです。
松下幸之助翁のいう衆知の経営です。

ダグ・マクミロン氏は、若い時にウォルマートで
働いていましたから、現場の重要性が分かるのです。

14)
3時間少しの序章をお話しましたが、
IT規制委員会で、反トラスト法に関する
アマゾンへの訴訟が成立する。

9月の「シリコンバレーセミナー」で、
井坂先生やマークさんはどう思われているのか
お聞きしたく思います。

15)
IT規制の急先鋒が、バイデンさんの方針に
賛同している「リナ・カーンさん」です。
エール大学二年生の時に、

アマゾンに対する違法行為の研究をし、
研究論文迄書いています。
ロースクールの出身で、大学の准教授。

16)
32歳で、米連邦取引委員会(FTC)の委員長を務め、
フェイスブックなどは独禁法訴訟に関して、
リナ・カーン委員長の忌避を申し立てたり
しています。

17)
いずれにしても、小売業だけでなく色々な変化が
起きてきますが、それを如何に機会にするかが、
社長以下、トップマネジメントのミッションと
戦略思考だと思います。

18)
経営理念なき戦略は罪悪であり、
経営戦略なき理念は寝言になる時代です。
古永講師のマーケティング、
明日は、経営理念と経営戦略のマッチングの
問題をはじめ、戦略論とその事例を語ります。

19)
戦略とは、戦わずして勝つ方法ですが、
文字の如く「戦いを略(はぶ)く」ことが
最善の道です。

ただ、過当競争程愚かなことはありません。
一社独占もよくありません。

20)
明日、明後日と続きますが、
企業経営の本質とは何かのまとめで、
一年後のゴールを目指します。

社長塾や、経営理念塾や、田舞塾の方々が
不思議に多く、なおの事元気になります。

とくに、気になる赤字企業様から黒字に転換の
情報が入るなど、久しぶりに気持ちが晴れました。

コメントする

プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type
Facebookページ

このブログ記事について

このページは、田舞通信が2021年8月21日 13:35に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「『先が見えないと言われますが、今・ここ、この場所で精一杯努力して先(未来)を創造するのです』」です。

次のブログ記事は「「苦境を乗り越えて達成した悦びは偶然にうまくいったものより遣り甲斐は倍加する」」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。