『ご満足度95%の経営サバイバルフォーラムとコメンテーター4社の見事な差別化戦略・マクロからミクロの両方の視点をもつ』

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ー差別化戦略には必ずコア・コンピタンスが存在します。
 4人の社長に大いに学ばせていただきましたー

ー 一人として僥倖はなく、根底にはそれぞれの苦境を乗り越えた
 念い(経営理念)があり、大木の枝に花が開きましたー
 



1)
昨日の経営サバイバルフォーラムは
95%もの満足度を得ました。
コメンテーターに心よりお礼を申しあげます。

フォーラムの開校式の第一回は
「グリットカンパニーへの道・12の条件」の講義と、
パナソニック四代目谷井社長の基調講演でした。

日創研が設定した中小企業のゴールを
「グリットカンパニー
(永続し続け、ビジョンを実現する力をもった企業)」
にしました。

2)
続いて、偶数月のオンライン講演は
中小企業から東証一部上場を果たした
アイ・ケイ・ケイの金子会長や、
一風堂の河原社長です。

そして、奇数月のサバイバル・ダイアログは
「マクロの理解」で、世界経済と日本の
位置づけを3回議論し合いました。

日本の国力とか、産業力とか、
世界比較とGDPとか、教育力、防衛力、
学習力、人口問題も対話の議題にしました。

今回はミクロに移り「差別化戦略」が
ダイアログのテーマでしたが、
自社に役立つと回答された方は99.5%でした。

担当責任者の福島君が
アンケートの集計を送ってくれましたが、
「分かり易くためになった」の感想に
喜んでいました。

3)
6月は同じく社員さん3名の時に
私の可能思考メソッドSAを受けられて、
業界矛盾を崩そうと新しい
ビジネスモデルを作った、
古田敦也氏のコマーシャルで有名な
東証一部の「ハウスドゥ」安藤社長です。

4)
●感想の一つ
『今回の4社の差別化には、経営者の念いが
 その根本にあるということで、わが社も
 今まで苦難もあったが、業界の環境に
 恵まれていたと改めて感じました。
 その中で、今後の差別化について
 現在とりかかっている戦略の
 実行スピードを上げる必要を感じました』

5)
今回は多くの方々が4人の対話に
身近な印象をもたれたようですが、
理解力の高さだと思います。
マクロを把握されると、
ミクロの小さな事柄がつかめます。
人財育成、コア・コンピタンス、
イノベーションと続き、
再び「株主資本主義の是非論」です。

6)
今日は、コメンテーターの
株式会社カービューティーアイアイシーの
舊役社長を紹介します。
まだ社長就任3年目の31歳ですが、
起業家養成スクールOBです。
父親の舊役会長が31歳の時に創業したのが
1993年で、コメンテーターの社長が3歳の時です。

7)
当時はBtoBがメインで、ディーラーからの
受注が全体の約7割を占めていました。
「ただ、受注すればするほど人手が足りません。
 そこでどんどん人を増やしていきました」
(月刊『理念と経営』より)

8)
すると、おかしなことが起こるように
なったのです。給料日になると、
経理を預かっていた会長の妻の正美さんが
「お金どうしようか」と言うのです。
金が足りない!

9)
舊役会長は「先月あんなに頑張ったんだから、
お金あるだろう」と反論するのですが、
現実にお金はない。
人件費が利益を圧迫していたのです。
お金に追われる日々です。
安く販売していたのです。

10)
このあたりの「舊役会長のご苦労話」は、
月刊『理念と経営』の
企業事例研究2で述べています。
ビジネスモデルの革新も、
割に理解しやすく述べられていますから
お読みください。(2019年2月号はこちら)

11)
「3年間は大赤字で苦しい時期でした。
 ターゲット層を決めたものの、
 安易な儲け話に乗ろうとして失敗したり・・」

三度も追い詰められますが、
「舊役会長」が立派なのは、現社長に
「徹底して教育投資」されたことです。

12)
もう会社を畳むと舊役会長が決意を
長男に告げると、「やめたくない」と、
一言返ってきたのです。
その固い意思に舊役会長は奮い立った。
「そうか、自分は一人じゃなかったんだ。
 じゃあ、やろう!」

13)
2012年に店舗を移転して
新天地での改革を始めたのです。
まず取り組んだことは「幹部・社員の育成」。

アイアイシーの存在価値は、
車好きが最後にたどり着く
「駆け込み寺」と位置づけたのです。

14)
そして親子で徹底して学びます。
舊役会長は困り果てての日創研の勉強ですが、
後継者は起業家養成スクールで鍛えられています。

共通項は二人ともGRIT(やり抜く力)があることです。
業績アップ6か月セミナーで息を吹き返します。
革新のヒントも得ました。

15)
現社長も後継者としての強い任務を自覚しており、
営業スキルアップを三回連続、
企業内マネジメントコーチング6か月、
マーケティング塾、新しい時代の社長学を三年前から
学び続けています。(一人180万)

「すき間(超ニッチ)×こだわり(ガテン系)×富裕層
 = 差別化戦略」 
これがアイアイシーの戦略です。

16)
彼の夢は経常利益率40%です。
今期は売上3億を超えますが、
6000万円の経常利益が見えています。
新しい時代の社長学で学ぶ仲間に、
40%の会社が実際にあったからです。
(今はコロナの影響を受けています)

17)
コメンテーターとして
「31歳で一番の若者」ですが、
礼儀も知り仕事熱心です。
青森や静岡から高級車が来ます。
ガテン系という言葉は舊役社長に教えられました。

「なんや、それ?」と聞くと
「田舞のオヤジと真逆の生き方の人」
の答えです。

18)
思わず、プッと吹き出しました。
私は「隙間」「こだわり」は同じなのですが、
どうも「富裕層」の生活には向かないようですね。

経営サバイバルフォーラム終了後は、
ラーメンを食べて、箕面の瀧道を歩きました。
(でも、最高の気分)

19)
トイザらスにも負けなかった玩具の
H社長は、非常に部下に恵まれています。
業績アップ6か月セミナー、
コア・コンピタンス経営の、
アドバイザーリーダーもされていました。
今期はコロナの影響で少し売上減少ですが、
57億の約8%の経常利益率です。

20)
物流のH社長は近々上場予定です。
30周年の動画を見ましたが、
今日も胸が熱くなります。
経営の怖さを知り、それが、誰も真似できない
「今のビジネスモデル」になっているのです。

N社長は学習塾経営ですが、
学校の教師をして
「真の教育は学校で出来ない!」と、
悶々としながら今に辿りついたのです。
日本に唯一の正社員の講師で、
アルバイト講師の三倍のお給料ですが、
三倍の生産性ですから、
いつもウエイティングです。

私はまだまだ教育者としては失格ですが、
このN社長は「素晴らしい教育者」です。
新しい時代の社長学の、
「トータル経営戦略策定会議」の
参加幹部の表情が実に明るいです。


4人の皆様、そして、毎回見事に
全体のコメンテートをされる、大和総研の
中沢先生の切れ味もすばらしかったです。
中沢先生は大阪大学にも招聘されています。
シリコンバレーでの出会いです。
心より、お礼を申しあげます。

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2021年5月26日 12:56に書いたブログ記事です。

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