『伸び続ける人と停滞する人は一体どこが違うのか?何からでも貪欲に学ぶという姿勢の差だ(選好みをしない)』

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―グリットカンパニーには伸び続けるリーダーが存在し
 困難を逆にプラスにしていく力を発揮する―

―貴方はリーダーとして部下に
「半年でいいから死ぬ気で働いてみなさい。」と言えますか!―



1)
企業経営には時流を冷静に見つめる謙虚な経営姿勢がいります。
環境変化は著しく激しいものです。油断大敵です。

2)
私は先日、「グリットカンパニー(やり続ける会社)」の
12の条件を小論文として発表しました。
ゴーイングコンサーン(永続)についても言及し、
研究しています。

Webinar Japan株式会社主催の
「経営サバイバルフォーラム」の第一回目でも講義いたしました。

3)
月刊『理念と経営』の巻頭対談には、
類まれなる人物としての「経営者」がご登場くださいます。
人物=哲学です。
この方々の特徴は、経営においては時流をみますが、
生き方においては時流に動じません。
 
4)
インスタントな生き方は自己愛を招き、
他者愛(お客様、社員、家族、会社、社会、
国家に対する強い念い)は稀薄です。
自らを超えようと苦悶しながら、
自己投棄の世界に立ち向かう人はいつまでも学び続けます。

5)
2020年2月号の富士フイルムホールディングスの
代表取締役会長兼CEOの古森重隆様は、
まさに現代日本に於いて稀有な人です。

6)
実存主義のニーチェという人は、
超人の哲学を唱え「人間の生き方」の
問いを発せられたましたが、古森重隆様は
経営哲学を実践され、
フイルムの本業がどんどん消えていく中、
新事業の立ち上げで成功した、
世界的な経営者の代表的存在です。

7)
その古森重隆様は、「自分の頭で考え抜く」ことなしに
人間の「成長はない」と断言されています。
言われた事だけをやるのが仕事ではないのです。
DOであり、WORKの領域です。

8)
ビクトール・フランクル先生も、
人間の生きる喜びは自らが価値を創った時であると述べられ、
自分の智恵で生み出す「創造価値」に、
人間たる「存在証明」の一つとして挙げておられます。
仕事を通して自己実現も可能なのです。

9)
働く意味を知り、働く価値を感じ、仕事を通して
自己実現欲求を満たす人もいます。
仕事と自己成長の関係性が揺らぎ、
働く時間が短ければ「良い会社」というイリュージョンは、
「創造的価値喪失」をもたらしています。

10)
古森重隆CEOは、経営手腕だけでなくその生き方に
魅力を感じさせます。

理由は生き方に時流におもねるものが何一つないからです。
自分の哲学を確信しながらの生き方です。
 
11)
ある時若い社員に相談をされます。
「仕事とプライベートの両立に悩んでいる」
というよくある話ですが、
現在は悩む人もいません。
仕事かプライベートかと悩むのはまだましな方だと思います。

12)
つまり、それくらい「働くことの意味」や
「顧客や職場の仲間への貢献(他者愛)」が
稀薄になっているのです。

私は今でも「働き方改革」の政策の誤りは、
今後に大きな後遺症を人間に遺すと考えています。

13)
長時間労働などというものではないのです。
「人間としての働く権利・自由の否定」は、
人間から「創造価値」を奪います。

人間が自己実現していくとき、
一つの「他者愛」の訓練が仕事なのです。

14)
仕事かプライベートカの相談に対して、
古森重隆さんは「半年でいいから、
死ぬ気になって働いてみなさい」と
アドバイスされています。

15)
貴方は自分の部下に
「死ぬ気になって働いてみなさい」と言えますか?
真にアドバイスの意味の背景を説明できますか?

その背景を明確に説明できる人しか、
真の意味の「経営哲学」はもちえないのです。

16)
つまり、哲学とはその人の生き方の源泉や
エネルギーになるものです。
困難に直面した時の「智慧と工夫」が
グリットカンパニーにしていく過程での
リーダーの「やり抜く力」なのです。

17)
単に本で読んだとか、偉い人から聞いたとか、
そういう「知識」と、「哲学」は全く異なるものです。
哲学とは論理から生ずるものではなく、
実践や、その意味を深める念いの深さや志の高さです。

哲学は、実践×思索なのです。

18)
古森重隆さんは、富士フイルムの最大の危機に
果敢に挑んで最大のチャンスにされています。
「新しい時代の社長学」でも、そのいきさつは
経営革新の観点で講義しています。

19)
「死ぬ気で働いた後の世界にいくつもの選択肢が現れる」
「日本人よ、戦う気持ちを取り戻せ」
この裏側の真の意味を考えてください。
述べておられる言葉ではなく、そのメッセージです。

20)
つまり、何事でも、生茹でのような時間を
安易にインスタントに過ごしても
「生きる意味の本質」を掴むことが出来ていない。
真に生きていないことになるのですね。

人生も仕事も経営もある時期、我を忘れて熱中する、
没我的に挑んでみる。
そういう過程を通して、
自身の経営哲学を己で手にするのです。

根底に、ミッション、ビジョン、パッション、
アクションの土台がなければ
「単なる言葉遊び」の哲学です。

21)
何のために経営するのか?
何のために仕事をするのか?
何のために働くのか?

「私はわからない!」です。

ただ、若い時から探求してきました。
そして、今も「只今探求中」です。だから「元気です」

22)
伸びる人は絶えず挑み続ける人だと思います。
停滞する人は挑むこと、他者愛(お客様・
職場の仲間・企業・社会)を失った人です。

23)
あなたは、
「挑み続ける人生」と「停滞する人生」のどちらを選びますか?

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2021年4月 3日 15:15に書いたブログ記事です。

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