『的がなければ、どんなに優れた弓や矢でもお飾りとなる。ドラッカー博士は目標を大事にした』

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―学びて時に之を習うと、
 何故孔子は説ばしいと言ったのだろうか?―

―仕事のできる人できない人は才能ではない
 的外れなだけ―


1)
昨日は二つの問題が無事解決しました。
帰宅してから原稿に向かい、経営相談3件を片付け、
サウナに行き、サウナから箕面の瀧道を歩きました。
二日続けてですが、脚力の差は二日目は違います。

2)
最近の経営相談は、
コロナ問題でも3月?6月くらいまで順調だった会社様からのご相談が多いです。
7月から新規参入が起きたり、心配していた企業様はかなり挽回で
7月最高益、8月更に良し。

3)
コロナ問題は意外な余波をつくり、予断を許せませんね。
中にはリモートを導入して、そこから業績が悪化したというご意見もあります。
次の打つ手は即効性はなくとも「考え続け学ぶ」ことです。

4)
サウナを出たのが午後11時45分。
その足で明治の森・箕面国定公園の音羽山荘に車を停めて、
帰宅したのが午前1時40分です。
昨日に引き続きですが、二日目は「脚力の力強さ」が戻っています。

5)
私は性格的にせっかちですから歩くのも速いです。
起業家養成スクール生は毎回後方を歩きます。
「待って下さい!」と言われて、初めて気づいてゆっくり歩きますが、
10分もたつと早足になってます。

6)
土曜日は坂道を歩く時に「ハアーハアー」と息が苦しかったのですが、
日曜は平坦と変わりません。
今日は脚力の強さに自信回復です。
原稿、オンラインと、連続で座りっぱなしですから、弱っています。

7)
今日のドラッカー博士の著作は
「イノベーションと企業家精神―その原理と方法」です。
赤線を引いてある箇所だけ。
昨日は、「目標から始めよ」の部分で、
次々に手順が述べられていましたが、今日は「的を絞る」です。

8)
的を絞るのは、兼好法師の徒然草にも出てきます。
「二の矢を頼むな」「次があると思うと心に油断が起きる」
世俗を捨てた兼好法師でも、
「何をするにも緊張感をもって油断するな!」と述べているのです。

9)
緊張感はノルアドレナリンを脳内に分泌し、
この神経伝達物質をラットに注射すると、死んでしまいます。
つまり、緊張感は強い毒性をもたらすのです。
しかし、人間の生存に不可欠で「目標達成」にも欠かせません。
 
10)
つまり、我々ホモサピエンスが生き残れたのは、
知恵を司る脳の機能と同時に、「戦う」「逃げる」を瞬時に判断します。
すぐに戦えるような筋肉にするため血圧や血糖値を上げるのです。
プラス・マイナスがあるのです。

11)
ただ、戦いに勝ったり、目標を実現するとドーパミンという幸福ホルモンを出します。
巨人の菅野投手が9連勝の記録を作り笑顔満面でしたね。
投げる時にはノルアドレナリン、打ち取ったらドーパミン。

12)
こういう講義は「マスターコミュニケーション6か月コース」で行っていますが、
今年はコロナ問題で中止しました。
つまり、リラックスも良いのですが、
これが続くとドーパミンやバランスをとるセロトニンも出なくなります。

13)
ましてや弓矢を放つときや、目標に向かってチャレンジしているときは
当然緊張感が精度を高め、的中率を高めます。
兼好法師も、ドラッカー博士も「目標管理」とか「的を絞れ」とか、
「二の矢を持つな」とか、仕事のプロとして当然「緊張」の必要性を求めているのです。

14)
ただ、最近は緊張感は悪いものだという情報が飛び交って、
「甘え・リラックス状態」の人が多くなっています。
何事にも集中力が弱くなり、
判断力も衰えて意思決定出来ないリーダーが増えています。
困ったものです。

15)
ここで言いたいのは、誰もが優れた弓矢を持っているのに「的」がないのです。
だから仕事の優先順位も決まらず、「的(目的や目標)外れ」な事ばかりするのです。
自分も、お客様も、自社も守れぬ人在が増えています。

16)
ドラッカー博士は、先ずゴールを決めなさいと述べ、
その目標を達成するために「すべての活動」があると説きます。
つまり、今日一日の仕事の目標を決めないで出社する人は、
本来の仕事につくのは「お昼時」なのかもしれません。

17)
私は、いつも口酸っぱく「いつまでに終わる・ゴールを決める」
「いつスタートする・明確にする」「実行あるのみ」
それらを習慣化するまで自分を鍛えることが大事です。
もちろん、「緊張」の度合いは人によって違うのです。

18)
つまり、それなりの「職位」に着くには、
常から自分を鍛え「すぐやる脳」「緊張を楽しむ脳」にしていくスキルがいります。
「ぐずぐず脳」は、緊張すると「ベータ―エンドルフイン」が出せずに
「ノルアドレナリン」「アドレナリン」になります。
ベータ―エンドルフインは、快感物質であり、
脳を活性化させ、記憶力も高めるのです。

19)
孔子さんは、学而第一で、学んで、その学んだことを始終実践していると、
説(よろこ)びが生まれると述べて居ます。
何故、この悦びのベータ―エンドルフインを出せないのでしょうか。
答えは簡単です。
実行しないのです。当然達成できない。
だから、仕事が面白くないし、部下も有効に育てられないのです。

20)
同じ仕事をするのであれば、達成体験をするべきです。
もちろん、重要なのは目標の設定です。
日創研は、可能思考教育で34年間、高すぎず、低すぎず、
動機付けの領域が重要と伝えてきました。

この目標の与え方は「会社側の重大責任」です。
折角「NISSOKEN可能思考メソッド」が完成しました。
オンラインでSAコース、SC自己実現コース、SGA目標実現コースが受講できます。

「目標管理こそ、組織内のコミュニケーションの前提である。
 目標管理においては、企業もしくは自らの部門に対し、
 如何なる貢献を行うつもりかを明らかにしなければならぬ。」
ドラッカー博士

つまり、弓矢だけではなく、「的(目的や目標)」を明確にするのが
コミュニケーションなのです。遊びじゃない。
的(目的や目標)が不明確だから、コミュニケーションだとか
何だとかと言って成果を創れないのです。

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2020年8月31日 11:43に書いたブログ記事です。

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