『日本を代表する「光」では世界一の浜松ホトニクスと新しい時代の社長学』 ―人生意気に感ずる故晝馬輝夫様のノーベル賞への貢献とイノベーション― ―日本人の根底にある起業家精神を取り戻そう・今なら間に合う―

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1)
連日のセミナーです。
正直、自分がどのセミナーをしているのか?ふと戸惑ったりしています。
過日、シリコンバレーの友人から、
「世界からみた日本のポジション」の情報をえました。

2)
シリコンバレー一日セミナーで、
講師として毎年色々な情報をお話いただいていますが、
日本を愛する、愛国心の強さでは負けない私と友人ですが、
かつてはディベートしたりして楽しく争いました。

3)
日本は必ず米国の10年後になっていますから、
友人の情報は非常に貴重です。テスラの時価総額は40兆円をこえ、
台数では世界一のトヨタの時価総額は21兆円です。
日本はこのままでいいのか?

「一から出直す気持ちがいる」VHSを世界に出した
パナソニック4代目社長のお言葉です。

4)
一年間のプログラム「新しい時代の社長学」では、
大胆なイノベーションに成功した富士フイルムホールディングスの、
古森CEOのリーダーシップや経営手法についてお話しました。

5)
有事のリーダーシップについて、古森さんには非常に共感します。
月刊『理念と経営』の2月号に、一橋大学の野中名誉教授と巻頭対談いただきましたが、
お二人の対談を読むと、日本の甘さが浮き彫りになります。

6)
野中先生を大学の研究室に訪問した折は、
「日本はこのままでは衰退の道をたどるね」と仰られました。
毎年、ご講演をいただいていますが、非常に強い危機感をお持ちです。

7)
野中先生の日経新聞での私の履歴書連載では、
デスクの一番上に月刊『理念と経営』の写真があってお礼を申しあげました。

8)
米国に永住する友人・シリコンバレーセミナーの講師のお嬢様は、
バークレイ校ですが、スタンフォード大学とはお互いが何かにつけて競争します。

野中先生も若い時にUCバークレイに留学され、
先生は学問一筋ご苦労され、PHDまで取得されています。
それを支えたのが奥様です。
アルバイトで資金を稼ぎ、野中先生の書物を購入されるのです。
 
9)
スタンフォード大学客員研究員時代は、
私もよく車を飛ばしてバークレイ校には行きましたが、
ラグビー、野球など、スポーツでもお互いの競争心は普通ではありません。
実に緊迫感がありました。

10)
シリコンバレー日創研オフィスのご支援を頂いている
友人の今日のメールの一部です。

「クールジャパンと言う番組は私は嫌いです。
 在日の外国人を並べてこんなに日本は良いのだぞと無理やり言わせて、
 本当の外国人からの評価を言わせてません。
 ビジネスも日本のちょっと良いところを拡大報道して、
 これだけ日本の企業はすごいと報道し、世界の最先端は報道しません。」

ズバリ、こうした辛口のようなメールですが、真実です。
日本は我田引水で、イノベーションをしないのです。

11)
決してアメリカかぶれではありません。
私は日本が大好きです。
でも、色々なデータでも自己評価は正しくありません。

友人の一昨日の情報です。
IMDの情報ですが、長年の記録を見ると日本の低下傾向は激しいです。
*日本の国際競争力がさらに下がって34位。
*起業家精神が63か国中最下位。
 (今日の講義で伝えられなかった「イノベーションが日本で起きにくい」理由です)
*デジタル技術スキルが62位。

12)
もちろん、古森CEOや信越化学の金川千尋CEOのような強烈なリーダーもおられます。
収益も出され、お二人は日本を代表するイノベーターです。
徹する、やり抜く、結果をつくる。3つがお揃いの経済人です。

13)
今日の、コロナウイルス対策第六弾は少し人数が減りました。
1026名という事で、ある面目途がつき始めたかな?
そういう印象で、
「何故、イノベーションしなければならないのか。
何故できないのか?」がテーマでした。

14)
もちろん、浜松ホトニクスさんの故昼馬輝夫さんは、
日本の代表選手で取り上げました。ご苦労話もありますが、
ニュートリノでノーベル賞を受賞された小柴先生も、
月刊『理念と経営』の巻頭対談で、昼馬輝夫様の事にふれ、

「あの人のお陰でニュートリノを捕まえることが出来た」と、
昼馬さんのことを真剣に語っておられました。

15)
戦後に創業され、艱難辛苦を乗り越えて、
光電子増倍管で欧米の技術を追い抜き、世界市場の90%をお持ちです。
ゼロからのスタートですが、革新に継ぐ革新で「零から世界一」に
イノベーションの力でのし上がるのです。

16)
国際競争力NO1
起業家精神旺盛(社員さんも意気に感じて優れモノに挑む文化)

ニュートリノは素粒子ですが、地球を突き抜ける不思議な存在です。
そのニュートリノを観測したのが、小柴先生の研究チームであり、
カミオカンデの地での、浜松ホトニクスの技術と製品なのです。

17)
確か、創業は昭和28年?だったと思いますが、
昼馬さんはゼロから現場に入り創りあげ、資金に苦しむと、
海外に営業に回り、財務も担当して資金難を乗り越えられるのです。

18)
小柴先生は研究資金は潤沢ではありませんが、
浜松ホトニクスの昼馬さんが、利益抜きで日本の誇りに賭けます。
小柴先生も起業家精神が旺盛です。
捕獲できないようなニュートリノの観測に成功するのです。

19)
シリコンバレーのオフイスから、オンラインで友人とAIのI先生とお二人で、
シリコンバレーや世界の色々な情報を語ってくれます。
是非、シリコンバレー一日セミナーで学んでください、

また、新しい時代の社長学の「講義」は
パナソニック第四代社長の谷井昭雄さまでしたが、
92歳にして「日本はDXで遅れた」と、
講義の中でも述べておられました。

「日本は一から出直す気持ちが大事だ」は、至言です。
感動を覚えました。

20)
昨日は、2時から5時半までが経営理念塾のフォローアップセミナー、
6時からがコロナ対策第六弾。
今日は、田舞塾で福岡行きです。
田舞塾最終講に相応しい講師ですが、オンラインは非常に残念です。

講師であるダイソーの矢野さんや、
仏壇の長谷川さんとお食事しながら未来像を語って頂きます。

21)
金川千尋さん、古森さん、丹羽宇一郎さん、故昼馬さん、矢野さん、
長谷川さん、全員がイノベーターです。
谷井さんもVHSを世に出し、円高ショックで危機に瀕し、困難を乗り越えられました。
小柴先生も、野中名誉教授も学問の上でイノベーターです。

イノベーションの根底にある起業家精神を呼び覚まさないと、
日本は世界に本当に取り残されますね。
先ず、我々一人ひとりが現実を見つめましょう。

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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