「できませんというな」というオムロン創業者に育てられた立石義雄三代目社長、新型コロナウイルス感染症に因るご逝去に思う(80歳)」

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親愛なる皆様
お元気ですか。

1)
第17期社長塾をオンラインで開催しました。
すべてが新型コロナウイルスに対する「原理原則」の講義になりました。
株価は踏ん張っていますが、原油先物価格が史上初めて一時マイナス価格という異例の状態に陥りました。

2)
第17期塾は、人物学と論語や大学の講義をとのご要望でしたが、
「電力王」と言われた、松永安左エ門の原理原則に目覚めた30代をお伝えしました。
わずか30分で人物を語るのは難しいものですね。

3)
昨日、オムロン元社長の立石義雄名誉顧問が、新型コロナウイルス感染症のためご逝去されました。
帰宅して読んだ新聞の夕刊で、初めて訃報に接しました。
我々も、注意しながら日々生きていかなければなりません。実に悲しいニュースです。

4)
立石義雄元社長は、1987年に長兄から引き継いで三代目社長に就任。
1967年に日本初の自動改札機を開発、阪急電鉄の北千里駅に設置したり、
今ではどこにでもあるATMの事業化と普及にも貢献されました。

5)
1990年には父親の立石一真創業者がまだまだご健在の時に、
立石電機から"立石"の名を外したオムロンに社名変更を実施。
今やグループ全体で年商8,595億円超、約3万5,000人の従業員を抱え、
日本を代表するグローバル企業へと発展しました。

6)
日本を代表するグローバル企業は、創業当初から順風満帆で発展した企業は見当たりません。
大きな試練に直面するたびに、トヨタ自動車はじめ多くの企業はその熱意と努力で多くの奇跡的な幸運を招きました。
私も若い時から血圧が高く、オムロンの血圧計には何度もお世話になったものです。

7)
お亡くなりになられた立石義雄名誉顧問は、
「できませんというな」という創業者の有名な口癖でお育ちになられたのでしょう。
ご逝去にお悔やみを申し上げますと共に、心からのご冥福をお祈り申し上げます。

8)
現代社会は、我々を含めて、色々なビジョンにトライする前に、与えられることに慣れています。
実際の本業に知恵を使おうとしないで、どうしたら与えられるか?を無意識に計算をしているとしたら、
たとえ、新型コロナウイルスが収束しても立ち直りません。

9)
松下経営哲学はとても簡単な原理原則で、成功を果たしてこられたのです。
何事もやってみないとわかりません。挑む前から結論を出してはいけないのです。

10)
可能思考教育とは、トライを決めたらすぐにでも始めることです。
「できませんというな」この単純な原理に気づき、思索・学問・実践すれば、必ず道は拓け、飛躍するはずです。

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2020年4月22日 21:14に書いたブログ記事です。

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