2019年11月アーカイブ

親愛なる皆様
お元気ですか。

1)
日曜日は久しぶりのお休みでした。
前日の経営問答塾は木野親之先生もお元気で、無事に終えてホッとしました。
最初の講義は、CD化して、新春経営者セミナー後、経営問答塾の過去の方々にも全員にお送りします。

2)
他の経営塾にも所属しておられるご参加者から、
「田舞さん、木野親之先生のお話をお聞きしていると、塾長が仰っていることと全く同じです。
 松下幸之助翁も塾長も真理を掴んだ人は同じなのですね!」

3)
経営問答塾が終わった後は、8名ほどで焼肉を食べながら松下経営哲学談義でした。
食後は長崎からご参加の方と、錦糸町のサウナへ参りました。

4)
皇居東御苑へ参りましたが、本丸地区全体の立入制限で門が閉まっており、
近くの出光美術館から皇居を眺めようか?パレスホテルで原稿を書くか?迷いました。

5)
SA自己成長コースの前日ミーティングは杵渕講師に任せてパレスホテルへ行き、
コーヒーを飲み、皇居を見ながら、先ず「新しい時代の社長学」の原稿調整をしました。
毎回、大よその流れを伝えるとパワーポイントを作成してくれ、その後加筆原稿です。

6)
先日の経営理念塾もスライドでお伝えしました。
理の概念のイメージが画面にありますから、理解することが出来たというお話でした。

7)
経営理念塾、ビジョン経営沖縄セミナーも20年になりますので、
私が少し深まると難しくなりがちかもしれません。
改めて、このような変化の激しい時代こそ、経営理念やビジョンに戻る時なのでしょう。

8)
さて、東京の野澤君と大阪の金井君が講師デビューした社内メールの返信を、
一部の方々にもBCCでお送りしました。

9)
返信したのは、「お祝い・初心忘るべからず」の、その初心の意味あいだけです。
私はおめでとうはあまり言いません。
社員の誕生日には、もちろん「おめでとう」と伝えていますが、
講師デビューはスタート台に立っただけなので、おめでとうは伝えません。

10)
お祝い「初心忘るべからず」
世阿弥にとっての「初心」とは、新しい事態に直面した時の対処方法の意味なのだと書かれてあります。
つまり、苦しみや挫折や悔しさや試練を乗り越えていくためには、初心という武器が一番強いのだと言う意味に僕は解釈します。
ここに世阿弥の哲学があり、苦境を乗り越える賢明な考え方があるのですね。
まさに意味論です。
自己への気づきであり、
自己認識は終わることはないのです。
「初心忘るべからず」の真の意味は、これから立ち向かう人生の試練の時に、
当然来るべき試練や苦難を、どのように乗り越えればいいのか、その知恵になるのです。
デビューを、
貧しかったことを、
創業を、
社長になった時を、
初入社を、
出会いを、
SAコースの感動を、
学校の卒業式を、
お世話になった人を、
結婚を、
悲喜こもごもの経験を忘れるなという意味です。

世阿弥は、風姿花伝や他の作品でも、初心について繰り返し伝えています。
僕よりも若いときの「花鏡」という作品の中の一節です。
第一に「ぜひ初心忘るべからず」 君らは教わった先輩や恩師を忘れるなよ。我以外みな我が師です。
第二に「時々の初心忘るべからず」 時々とは絶えずという意味です。お世話になった人々を忘れるなよ。ご受講生・仲間・家族第一
第三に「老後の初心忘るべからず」 僕はどうもここが危ういな。君らより気持は若いからね笑い
人生の大きな岐路で、初心は欠かしてはならないものですね。

11)
大要は、初心に関する世阿弥さんの意味です。
何事も慣れたり、擦れてくるとマンネリになります。マンネリは最大の敵ですね。
なぜ、松下幸之助翁が絶えず「日に新た」を強調されていたのか?うまくいくことは、嬉しいことです。

12)
しかし、それに慣れると、感謝を忘れ、恩義を忘れ、ご縁を忘れ、初心を忘れて慣れっ子になります。
生まれたついでに生きるようなものですね。「時々(片時も)初心忘るべからず」が人生を決めます。

13)
パレスホテルは、講師の先生方の打ち合わせ場所の指名で、何度か参りました。
ある方はホテル・ニューオータニ、ある先生は帝国ホテル、ある会長はホテルオークラ東京など、
同じホテルを律儀に何十年も利用されています。
「ああ、このような方たちのことを生涯顧客と言うんだな。」
口先だけでは分からない、現場を踏み締めて初めて理論を実感できました。

14)
パレスホテルでは4時間ほど原稿に向かい、レストランの外のテラスでコーヒーを飲み、御勘定は3,300円でした。
贅沢な割りに貴重な時間です。心さわやかに皇居の周囲を散歩しました。

15)
帰りは大手町の駅内書店で最近の書籍を買った後、再び路上に出て皇居周辺を歩きました。
皇居前は暗闇でしたから、人は警備の方々だけでした。
実に静かで心が洗われた一日でした。
皇居前 砂利踏みしめて 足語る 歴史彼方や 昭和を思う 得山詠歌
闇の中 赤々と燃ゆ 東京の ネオンの上に 雲の流るる 得山詠歌
独りいて 辿るは己が 人生の 源流なるや 逝きし人偲ぶ 得山詠歌
哀しみは 人たるものの 誰しもが 湛(たた)えて生きる 証とぞ覚ゆ 得山詠歌
歓びを 静寂の中に 感じおり 歩みて今日に たどりつきたり 得山詠歌
昨日から、東京センターでSA自己成長コースを開催中です。
重ねてこのような日々や機会、学ぶ場を与えて頂けることにお礼を申し上げます。

田舞徳太郎
親愛なる皆様
お元気ですか。

1)
先日、日創研経営研究会の2019年度の特別研修が開催されました。
会場のホテルイースト21は、ご参加者で満杯でした。
私が先陣を切って、「業績アップとと人財育成」を担当しました。

2)
今回は、松原・末武・檜山・杵渕を含めた、計5名の講師で担当しましたが、
私以外は非常に多彩な講義で「今回は一番良かった」というお声や、末武専務がエネルギー高く講義をしてくれました。

3)
今年のメイン講師は、特別研修デビューの杵渕講師による「人の定着とエンゲージメント診断」でした。
各種診断・講師派遣カスタマイズ研修の依頼、その仕組みのお尋ねがありますが、
日創研のアクティベーターは診断説明は完璧ですが、改善のための講師派遣は杵渕講師が担当です。

4)
特別研修が終了してすぐ、梶谷会長を中心に「理念と経営」経営者の会正副会長会議を行い、
各地区会長のご意見をいかにお聞きするかのディスカッションでし、
翌日の「理念と経営」経営者の会の地区会長会議に臨みました。

5)
さすがに梶谷会長や島専務理事の議事進行は最高でした。
北海道から沖縄まで、全国506支部の「理念と経営」経営者の会があります。
ぜひ、皆様も支部長として、月刊『理念と経営』で肌感覚のリーダーシップを身につけて頂きたく思います。

6)
遠くからご参加頂きました皆様に心からお礼を申し上げます。
来年の「理念と経営」経営者の会の全国サテライト大会は、4月25日(土)と決まりました。
良い意見を引き出して下さいました梶谷会長や副会長、大島監事・専務理事・事務局長にもお礼を申しあげます。

7)
「理念と経営」経営者の会正副会長会議は、社長幹部塾の第4講目でした。
私は来年までで、再来年からは檜山講師を交代で構想しています。
毎回、教育カリキュラムはあるようでない直近の事例から、社長がどうあるべきか、幹部がどうあるべきかを学びます。

8)
つまり、社長力・管理力・現場力の三位一体経営をしていかなければ、生き残れない時代になります。
アメリカ経済は株高ですが、消費動向調査はアメリカの消費が世界の大きな牽引役であり、13.3兆ドルと超ビッグです。

9)
怖いのは、中国・日本・イギリス・ドイツの4つの国を合わせても、アメリカが多いことです。
しかし、格差社会が激しいことで、生産人口や賃金構成をみると、約2万ドル低賃金就業者が多いのです。

10)
この低賃金就業者は、多くをローンで消費していますから、債務返済が不可能という懸念があります。
2008年のサブプライムローン以上の、住宅ローンや自動車ローンなど、
見えない中でのアメリカ経済構造のリスクが囁かれています。

11)
社長幹部塾の翌日からは、経営理念塾が始まりました。
導入部分は「機能的理念の価値体系」を、スライドを使って3つの観点でお伝えしました。
1.機能的とは何かを7項目。
2.理念とは何かを約二時間。
3.価値とは何かを6項目。

12)
いつみやの椙村社長の会社は、三年連続で6名でご参加されています。
京極さんは先代と16年前にお二人で参加され、経営理念塾で見事な理念をつくり、大きく飛躍されました。
「経営理念で再生し成功した企業事例集」を、時折考えていますが、私の講義よりも、事例企業様がより深く語ってくれます。

13)
今年から経営理念塾も一部パワーポイントにして、イメージ画像も工夫しながら行ないました。
関根社長に感想をお聞きすると、「早口で書きとめにくかったが、非常に分かりやすかった!」
というアドバイスを頂戴しました。

14)
第二講目には、振り返りでさらに詳細に講義しますが、
新しい方々も多く、理解しやすくテクニカルなライティング手法もお伝えしました。

15)
一昨日は、木野親之先生と経営問答塾でした。
松下幸之助翁に44年間学ばれただけに、多くのパナソニックの人脈の方をご紹介頂き、
「まさか、この人に」というような、貴重な方々とのご縁をお繋ぎ頂き、そして学ばせて頂きました。

16)
さて、順番が前後しますが、社長幹部塾が終わった後、日創研スタッフとの対話集会でした。
各センターで研修が開催されていたため、進行担当者も遅れて参加しましたが、
実に、楽しい対話集会でした。

17)
対話集会の進行は、東京センターの三好君が初めて担当しましたが、
今回のテーマは「今までの人生で達成した体験」で、そこにフォーカスした対話集会でした。
逆境に出会った時に、自分自身を支える3つのポイントを私から伝えました。
つまり、対話を深める第一段階です。
1.今までの人生で達成した体験とは、単に嬉しいだけではない、この達成体験が今後苦しい時を乗り越える糧になる。
  だからこそ達成体験というものはかけがえのないものである。
2.言語的説得、言葉が否定的になった自分をプラスに説得してくれ、かつ、苦しくなった時に自分を支えてくれる。
3.モデリング、尊敬する人を持ち、その人を模倣し、自分もその姿に近づこうとする努力をする。

18)
「今回の対話集会のテーマ「今までの人生で達成した体験」というのは、
 自分自身を支える為にも非常に重要であることを学ばさせて頂きました。」
というのが、進行役から全スタッフへの報告でした。
松下幸之助翁の対話集会は、テーマの意味を奥深く奥深く、
さらに奥深くして、あらゆる面からの対話を行っていたようです。

19)
今回は月刊「理念と経営」でも大好評の「チコちゃんに叱られる」に倣って、
いきなり、「チコちゃん会議」と銘うって、私のことを日頃思っていても伝えられないことを
チコちゃんになり切って伝えてもらう会議にしました。

20)
つまり、参加者メンバー一人ひとりが普段思っていても伝えにくいことを、
チコちゃんになり切って、一人ずつ私を叱るという内容です。
福岡センターの荒尾所長が一番乗りでしたが、
「田舞さん、・・・・・・・するんじゃねーよ」の、「・・・・・・」が遠慮気味でした。
参加者全員が大笑いしながら、図星の人や、外す人など、非常に楽しくあっという間の二時間でした。

21)
日創研の対話集会を習得したい方は、来年のThe・マスターコミュニケーションでお待ちしています。
東京オリンピックの関係で、来年は5か月プログラムとし、
私が講師を担当するのは来年までで、2021年からサブ講師の田舞富太郎講師と交代の計画です。

22)
内容は社長・幹部対象で、尊敬・信頼・慕われる人物になるための、
脳研究・人生五観・コミュニケーション・古典・組織脳診断・組織の善循環論と事例企業、
エンゲージメントも扱い、対話集会手法にも力を入れて深化させていきます。

田舞徳太郎

親愛なる皆様
お元気ですか。

1)
先日、松山で田舞塾の第3講目を開催しました。
今回は外食企業のケース・メソッド授業で、楽しい二日間でした。
10月のケース提供企業だったH社長は、丁寧に教育ケースに自分のアイデアをメモして、今回のY社長に渡されたようです。

2)
初日の講師も素晴らしく、理想と現実のギャップを埋めるべく真摯にご努力されています。
この真摯さが社長には重要なのですね。世の中には凄い人がたくさんおられます。

3)
澁澤栄一翁は、「もうこれで満足だという時はすなわち衰える時である」と述べておられます。
物質面では足るを知り、精神面では限りなく自己成長することが出来ます。

4)
飛行機で伊丹空港に着くと社員が迎えに来てくれていて、
パナソニック4代目社長の谷井様からのお手紙や手帳と貴重な松下幸之助翁のご本を届けてくれました。

5)
私は厚かましいタイプです。書名は「成功する心の持ち方育て方」ですが、従業員さんに向けたものです。
昭和38年の文章ですが、私が18歳の時で、当時の松下電器産業の方もお鮨屋さんの常連さんでした。

6)
谷井4代目社長には、霊山歴史館で行なう「社長塾」で毎年ご講演を頂きます。
今回は「新しい時代の社長学」でお話いただきました。
木野親之先生のご縁でご指導頂いていますが、ご自宅にお送りする中で、いつもお話をして下さいます。

7)
松下幸之助翁は「怖さを知れ」と口癖のように言われていたそうです。
松下電送の元社長の木野親之先生からもお聞きしています。
経営の神様といわれる人でも、企業を永続するには怖さを知ることを大切にされたのですね。

8)
田舞塾のメンバーの中には、社員数6名の企業で利益目標1億4,000万円という方がいます。
月刊「理念と経営」の最近の号に出ておられます。
現在は一人当たり1,000万円を達成されていますが、そのビジネスモデルは社会性も高く、顧客目線です。

9)
起業のきっかけは友人の借金の保証人になり、
友人の失敗で600万円を支払う責任を負い、お金を支払うために起されたのです。
業績アップ6か月研修のアドバイザー、上級コースの受講など、とにかく誠実で熱心に学ばれるのです。

10)
今日の田舞塾の教育ケースご提供のY社長もお人柄が抜群で、ラグビー仲間の友人の志を受けての起業です。
お二人ともお金にあまり執着されていませんが、H社長は「経営したからには結果をつくらんといかん」と、丁寧に我々に伝えてくれました。

11)
今後益々中小企業経営は難題を多く抱えますが、田舞塾の誇りは東京証券取引所一部上場企業が多いことです。
最初から大手ではなく、やはり、経営を真剣に学ばれて上場されるところに意味があるのです。

12)
今日は予期せぬ成功や失敗に触れました。偶然はなく、成功すると有頂天になり、失敗すると落ち込みます。
ドラッカー博士は、そうではなく、徹底分析してこそ、そこに成功の機会が存在すると述べておられます。

13)
本日まで松原社長の増益型経営計画書作成セミナーがありますが、
3泊4日ですから来年は絶対に参加していただきたいですね。
ビジネスモデルは、先ず損益構造の理解から始まるのです。

14)
木野親之先生とお出会いする前は、偶然にも山下俊彦三代目社長とご縁が有り、ご自宅でお寿司を握ったりしました。
松下幸之助翁ご存命の頃は、執事の高橋誠之助さんによくご注文をいただきました。

15)
松下幸之助翁の学びのきっかけは31歳の時で、JCの「30億」で一年間の我々に対するご指導を頂いたことです。
書面ですが、「経営理念の絶対性」を詳しく述べてくださっていました。

16)
帰阪後、久しぶりに伊丹空港から明治の森・箕面国定公園内の箕面の瀧道を歩きました。
少し寒いくらいでしたが、実に静寂で心が静まります。星空が綺麗で、行者堂に座り、2時間後にサウナでした。

17)
「学問の道・時習堂」にも行きましたが、伊與田覚先生や松下幸之助翁の記念碑が輝いています。
教育ケースご提供のY社長と田舞塾メンバーの事業成功を祈りました。

「恐れを知れ」というお言葉がいつも聞こえます。
一人1,000万の経常利益のS社長も、10月のH社長も共通は「怖れ」です。
20種類の人類で、我われの祖先だけが生存したのは「怖れ」からです。今回日もたくさん学びました。
田舞徳太郎

プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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