2019年1月アーカイブ

親愛なる皆様
お元気ですか。


1)
今年の新春経営者セミナー「企業革新?未来へつなぐ?」が終了しました。
昨年、インフルエンザでご参加出来なかった方々が、
わざわざ予防接種して万全を期し、「今年は来れました!」というお声が嬉しかったです。


2)
特に北海道から駆けつけて下さったK様のお顔を見て感謝の念でいっぱいでした。
新春経営者セミナーのご参加者のうち、多くの方が常連様として毎年ご参加下さっています。
残りの方々は、様々な悲喜こもごものご事情がありますが、今年も会場が埋まり、お礼を申し上げます。


3)
初日のトップバッターは、月刊『理念と経営』で日頃からご支援下さっている寺島実郎先生が、
「2019年への視座 ?変わる世界の構造と日本の進路?」をテーマにご講演頂きました。


4)
寺島先生は、お若い時から三井物産戦略研究所で活躍され、私にとっては青年会議所時代から憧れの方でした。
非常にバランス感覚があり、今でも日本総合研究所や多摩大学などのトップでご活躍です。


5)
寺島先生とは、年に何度かお会いする機会がありますが、
月刊『理念と経営』1月号で対談された国谷裕子キャスターを、多摩大学で呼ばれるそうです。


6)
初日の二番目は、株式会社マイファームの西辻 一真氏社長に、
「自産自消ができる社会のその先へ」のテーマでご講演頂きました。
西辻社長は農業ベンチャーですが、ピュアで感動しました。自然は人間性を豊かにするのですね。
西郷南州翁は、農本主義ですが人間の幸福を尺度にすれば、重商主義の非人間的な主張より優れていると思います。


7)
初日最後の飛?産業株式会社の岡田 贊三社長は、まるで仏様のようなお方でした。
論より証拠で、家具職人4人が壇上に上がっての挨拶や「匠30訓唱和」は感動しました。


8)
第7回「心に残る、ありがとう!」体験談 贈賞式は、応募総数2,000通以上の中からの10人が選考対象でした。
選考委員は作家の小檜山博先生、無言館館主・作家の窪島誠一郎先生、アイ・ケイ・ケイの金子和斗志社長の三名でした。


9)
31TTコースの高山社長の幹部社員さんの、涙を流しながらの朗読には目頭を熱くしました。
このような幹部社員さんがいれば成長するはずです。


10)
初めて開催した当時は、意味がお分かりにならなかった方が多かったのですが、
社内に落とし込まれる企業様も増えてきました。
ありがとう経営(社長力・管理力・現場力の三位一体論)の一環ですが、
人間力・考える力・仕事力・感謝力の企業文化には欠かせません。


11)
二日目朝に「無印良品の経営改革とグローバル展開」でご講演頂いた、株式会社良品計画の松井 忠三前会長は、
なぜ、無印良品が赤字に転落したのか、その理由を述べられました。


12)
日創研でいう「可能思考教育」そのままです。
基本を忘れ、慢心が置き、危機感が薄れ、目先だけの対処に終われ、あきらめる。
企業革新は、やはり社長・幹部のマインド・イノベーションが一番大事なのですね。
松井前会長は、そこから企業革新されてました。


13)
二日目午後から「WASHハウスのコインランドリー事業とビジネスモデル、その革新性」でご講演の
WASHハウスの児玉 康孝社長は、田舞塾での質疑応答での構想のうち、3つを具体的な形にされていました。


14)
田舞塾の時と比べ、「加盟店へのファイナンス事業」「洗剤工場」「災害救助・移動型洗濯機事業」を実現されています。
今月は中国に飛び、中国の有力都市との「特別洗濯機生産工場」の契約をしに行かれます。
定点観測すると非常に深く学べます。


15)
児玉社長のビジネスの構想力、実践力、スピード経営は、我々も学ばなければと思いました。
大きな構想は、その人を突き動かし、深く考えさせ、周囲が考える以上に実現していくのです。
児玉社長は言った事をやり抜く実践の人だと思いました。


16)
今回驚いたのは、昨年の社長塾に講師としてお招きした先生が、ご受講生としてご参加されていたことです。
100年以上続き、創業以来一度も赤字を出していないスーパー"サンヨネ"の三浦社長様です。


17)
サンヨネさんには、マイケルポーターがいう、社会的共通価値の創出が有ります。
1.売上は200億円以上は拡大しない(徹底して安全にこだわる)。
2.経常利益も8億円以上は要らない(それ以上は社員さんに分配している)
3.我が社は「永続する」ことが目的(だから目先の利益を追わない)。


18)
社長塾でのご講演が強く印象に残っていただけに、お顔を見た時は、一瞬目を疑うようでした。
ご参加された理由は、「昨年10月の講演の際、皆さんの真剣な学ぶ態度に感動し、一体なぜこんなに真剣に学ばれるのか?」
その理由をお知りになろうと、ホームページをご覧になってご参加されたとのことでした。


19)
他にも、田舞塾では数人の講師の方が、私のSA自己成長コースに参加して会員企業様になられたり、
可能思考教育や職能教育を活用して下さっています。


20)
磐石な業界でのポジションを築かれ、地域ではブランド力のある会社様で、
無借金で現金支払い、可能思考教育でも申し分のない人財がいらっしゃいます。


21)
サンヨネの三浦社長様も、講師の時には歯切れよくお話をされる方ですが、
ご立派な方ほど、学ばれる時の姿勢は真剣で真摯です。
第15期社長塾の皆様方がお招き下さったわけですが、心よりお礼を申し上げます。


22)
33年間、成長企業・衰退していく企業を見てきましたが、成長企業は社長はじめ全員が、経営の基本を大事にしています。

私は、以前、京都・社長塾で、2つの質問をしたことがあります。
A.世界で最も偉大な経営学者は何方でしょう?。
B.駄目になっていく会社の特徴は何でしょう(衰退する法則五箇条)?


そして、Aの答えは「孔子」だとお伝えしています。理由は、論語の「温故知新」こそ、最大の経営学なのです。
第一に、企業経営の第一は基本(原理原則・使命・経営理念・ビジョン)が如何に明確になっているかどうかです。

Bの、いつも新しいものを節操もなく求めている人が、究極最後は衰退の法則の5段階を歩んでいます。

田舞徳太郎

親愛なる皆様
お元気ですか。


1)
昨日は東京の経営理念塾でした。金沢・島根の皆様も非常に熱心です。何事も基本と応用が大事です。
応用(方法)が効かないのは、基本(理念・ビジョン)が弱いのです。


2)
企業経営でも、対人関係でも、部下指導でも、商品開発でも全く同じです。
道には「守・破・離」の基本があります。
基本もなく、応用ばかりは小手先です。


3)
基本は出来ているが、経営や対人関係の応用が効かない場合は、実は基本があまりないのか希薄なのです。
日創研では、理念と経営とお伝えしたり、可能思考教育では「意図と方法」と伝えています。


4)
京都の社長塾でお世話になっておられるM社長様が、東京のSA自己成長コースを修了されました。
そのM社長からメールが届きました。


5)
メール
「東京でSA研修をうけておりました。
 昨年手術を致し5ケ月が経過しましたが、まだまだ体や頭が動いていません為、
 日々アップアップを感じながら、お仕事をさせて頂いております。・・・・・・」


6)
M社長は、金沢の方ですが、
「僕は色々な日創研の研修は行っているが、可能思考教育だけは未だなんです」言われました。
大切な方々には、再受講も含めてSA研修をお勧めしています。
2019年度は、基本が試されます。


7)
M社長は、京都・社長塾も長い間受けておられますから、
10数種類の長期研修は済まされていますので、
メールを頂戴して、ご参加されていることに驚き、かつ嬉しく感じました。


8)
第十五期の第三講座は、朱子学の「大學章句」を講義しています。
理由は、二宮金次郎は大學章句で学んでいるからです。
色々な解釈がありますが、三綱領は「全ての人間の基本」であり、実は可能思考教育の根底に流れるものです。


9)
3月からの第十六期は、引き続き「大學章句」の講義を続けますが、
実は、SA自己成長コースは、カント哲学の「選択理論」を含めて、
この古典の基本「大學」を、SAコースを引用しながらお伝えしているのです。


10)
京都・社長塾の方々の再受講や、M社長のご受講もこういう事情があるのだと思います。実に面白い講義です。
東証一部上場の阿波製紙の三木社長様も、20数年ぶりにSA研修の再受講でした。


11)
三木社長は、超エリートですが社長塾の第一回目からご参加です。
会社の経営理念が「道徳経済合一説」からなっています。
SA講師だった大阪センターの児玉君が三木社長のビジョンに感動して、31日には徳島の会社訪問です。


12)
さて、先週末は第26期起業家養成スクール生との懇談会でした。
25期のリーダーの古市君が「体験発表」してくれました。
懇親会を行いましたが、月刊「理念と経営」を、サウナで見かけられたお父さんが、その場で決められたそうです。


13)
今日のPDFは、私のライフワークでもある「社長力・管理力・現場力の三位一体論」の「社長力」にふれられたのです。
私は、観念論も大好きですが、企業は「実務の積み重ね」が重要です。現実主義、実践主義をとります。


14)
厳密に言えば、理想的合理主義であり、理想的現実主義です。孔子も、松下幸之助翁も、荒唐無稽を、退けています。
現実の、財務や、コア・コンピタンスや、マネジメントも無視した理想主義は、寝言にしか過ぎません。


15)
ですから、社長塾の第一講座は、「論語と経営」がテーマであり、経営の原理原則に沿っての論語や古典解釈です。
昨年の起業家養成スクール生の古市君には、お父さんと一緒に、経営の基本を学び続けろと伝えています。


16)
デジタル社会に突入で、日創研もヒイヒイ言いながらシステムに投資していますが、究極は「人間勝負の時代」になります。
一時的に大もうけは、歴史が示すように「殆どの人生を狂わせ」ています。


17)
アマゾンのジェフ・ベソスさんの離婚問題が話題になっていますが、
イーロン・マスクと性格もビジネススタイルも違います。
両方お金持ちですが、どっちみち「死んだら紙くず」であり、企業を残すために利益がいるだけの話です。


18)
カント哲学は、人間の欲望に縛られた生き方を「感性的存在」と定義しています。理性による道義的選択を自由意志と呼んでいます。
熊本の、月刊「理念と経営」にふれて、起業家養成スクールへの派遣を決められた方は、まさに「自由意志」なのです。


19)
函館JCの三浦君は、起業家養成スクール閉校式で、経営理念塾と、京都社長塾を親子で参加します。
若い時には、趣味のような気持で学ぶ必要がありますが、理想的現実主義・理想的実践主義の徹底が大事です。


20)
つまり、出来ないまでも、理想主義で大きくはばたき、苦悩しながらでも「実践」が大事なのです。
空想は少年時代は大事です。
大人になりきれていない経営者や幹部は、
実践すべき戦略書をキャッチコピー感覚で満足してしまい、具体性に欠けます。


21)
究極、結果につながらないのです。経営理念なのか?応用なのか?両方もてないのか?社長塾でいう「格物」せず、
実践知をきわめることが出来ません。


22)
今回の新春経営者セミナーは、寺島先生の講義で、おそらく世界経済のきわどいお話が出るやもしれません。
2019年こそ、真剣に思索・学問・実践の年にしませんか?稽古不足を、幕は待ちません。


新しい息子・娘が20名出来ました。若者は「打てば響く可能性」を持っています。私の人生の大きな励みです。
起業家養成スクールの、玉木君、岸さんのお父様が亡くなられました。ご生前のご支援に感謝します。


御霊をや 安からんと 祈りつつ 明日は吾が身の 瀧道歩く 得山詠歌 合唱

おそらく、今後求められる人財は、「マルチタスク」です。基本教育と、生産性アップは表裏一体です。

田舞徳太郎

親愛なる皆様
明けましておめでとうございます。
昨年は誠にお世話になりました。心からお礼を申し上げます。


今年は例年の神戸ポートピアホテルではなく、自宅からのご挨拶です。

年末は一日中、原稿づくりに勤しみました。
箕面公園の「学問の道・時習堂」や「箕面加古川山荘・明徳庵」は、
神戸ポートピアホテルとは異なり、味わいも風景も20年ぶりですから新鮮です。

大学や高校に向けて二人の孫が受験勉強を頑張っていますので、
祖父としても神戸ポートピアホテル自粛することにしました。

大晦日はサウナに行き、新年を明治の森・箕面国定公園の瀧道で過ごしました。
瀧安寺様や西江寺様に初詣をしました。

会員企業様・TT卒の皆様・起業家養成スクール生・日創研経営研究会の皆様、
「理念と経営」経営者の会の皆様ほか、日創研グループの皆さんや、
大晦日までおせち料理で頑張った音羽の皆さん・家族の健康と家内安全・商売繁盛を祈願してまいりました。


「あたらしき 年を迎えて 星星の その輝きに 夢を重ねる」 得山詠歌


初詣から午前二時頃に帰宅して、新たなカリキュラムを作りました。
具体的な方法論を、30項目以上書き上げましたが、最後に今年のNHK大河ドラマ「いだてん」の主人公のことでまとめました。

1.今年のNHKの大河ドラマ「いだてん」の主人公の一人が、
  日本初のオリンピック選手で日本マラソンの父と称された金栗 四三(かなぐりしそう)です。

2.明治45年のストックホルム・オリンピックのマラソンに出場しましたが、
  猛暑に見舞われ、マラソン選手68人のうち34人がリタイアする過酷なレースとなり、
  四三さんも日射病で林の中に消えてしまい、地元では「消えたオリンピック走者」として語り継がれていました。

3.四三さんが正式な棄権の届出を出さないまま帰国したことから、
  昭和42年に「ストックホルム・オリンピック開催55周年記念式典」に招待されます。75歳になっていました。
  招待状には
  「あなたは1912年のオリンピックのマラソン競技において、まだゴールされていません。
   あなたがゴールするのをお待ちしています」と書かれていました。

3.ストックホルムの五輪記念陸上競技場の地に立った時、スタジアムには一本のゴールテープが用意され、
  大観衆の割れるような拍手の中、四三さんは約10メートルの直線を走ってゴールしました。

4.その時、スタジアムには
 「日本の金栗選手、ただ今ゴールイン。記録は通算54年と8月6日5時間32分20秒3。
  これをもちまして第5回ストックホルムオリンピック大会の全日程を終了といたします」と粋なアナウンスが流されました。

5.人生も経営も人財育成も、その気持になれば必ずチャンスが微笑むのです。54年とは言いません。
  10年を目途に自分作り・部下育成にチャレンジしませんか?


瀧道は自宅から約8分です。
悲喜こもごも、涙を浮かべて歩いたり、後悔の念にかられたり、人に辞められたショックで、
自宅に帰る元気もなく、雨の中を深夜4時ごろ歩いたこともあります。
結果として努力すればすべては必ずうまくいくのです。


「良き事も 悪しき事をも 受け入れて 己磨きの 肥やしとぞ知る」 得山詠歌


2019年が皆様にとってより良き年になりますように祈念します。


田舞徳太郎

プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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