2018年7月アーカイブ

親愛なる皆様へ
お元気ですか


1)
7月5日からの大雨により、11府県で大雨特別警報が発令されるなど、
全国各地で記録的な雨となっており、河川の氾濫、大規模な浸水、土砂災害が多数発生しております。
被災された皆様へ心からお見舞いを申し上げますと共に、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。


2)
また、岐阜経営研究会歴代会長の永井 康貴さん(永井建設(株)代表取締役、22TT卒A社)が、
かねてより療養中のところ、7月6日の11時49分にお亡くなりになられました。享年51歳でした。


3)
田舞塾と社長塾は欠かさず学ばれて、数年前にケース・メソッド授業を行なったことが思い出されます。
非常に控えめな方ですが、お電話でインタビューした際の、誠実なお人柄と表情が思い浮かべています。


4)
一昨日まで京都で田舞塾の早いもので第11講でした。
初日は36歳の青年経営者の講演でした。美しいお話で、ベンチャー精神に溢れ、人間性の高さに驚きました。


5)
お生まれが福井県の方ですが、邪心がなく、安易な抽象論でもなく、論理的で、科学的で、人間的です。
ご講演中は、「こういうすごい若者がいる。」と、まさに橋本佐内の現代版でした。


6)
ご講演が終わると、講師の先生に自然と頭を垂れました。
「どうしたんですか?今まで講演後にあんなに深く敬意をされたことはありません。そんなに良かったのですか?」
田舞塾に10数年参加されている方が驚かれていました。


7)
私は怒るときにも素直に伝えますが、ご立派な方は年齢に関係なく尊敬に値します。
農業の話でしたが、人間の営みが、儲けに変わっていく、否定も肯定もしない、その歴史感覚も鋭い内容でした。


8)
鴨川が今にもあふれ出すようで、緊急速報がけたたましく鳴る中を、
素晴らしい女性経営者のケース・メソッド授業でした。
現在、県内No.1ですが、詳細は後日お送りします。


9)
さて、「新しい時代の社長学」は、お申込みを締め切りました。
ご参加者だけですでに110数名になり、フォローが重要なセミナーだからです。


10)
200万円という高額な受講料ですが、他にも多くの希望者がありました。
心から我々を信頼下さる皆様に、感謝申し上げたいと思います。


11)
すでに事前宿題と事前訪問をしながらヒアリングから始めています。
皆様、期待しておられ、すでに今から身の引き締まる思いです。
訪問してみないと分からないことがありますね。ご提案に「なるほど」と、お教え頂くことがあります。


12)
先日、事前訪問したアクティベーターからの報告がありました。
この社長様は、伊與田覚先生の社長塾を最後の一回だけ学ばれた、"最初で最後"の記念すべき方です。
最初の出会いは、私が担当した可能思考研修基礎コースでしたが、
「社長塾の途中入塾をしたい、ぜひ、伊與田覚先生のお話をお聞きしたい」という、それがご縁でした。


13)
やはり、道を求める人は違いますね。
松下経営哲学では「金を追ったら、金が逃げて行くよ。志を追え。」とありますが、
志を追う人ほど、不思議に繁盛していますね。


14)
昨年はご子息を起業家養成スクールでお預かりし、
親子でTTコースや、箕面加古川山荘・明徳庵の経営理念作成セミナーにご参加でした。


15)
創業103年の企業ですが、軸足が企業の永続性ですから、
日創研の価値観とも馬が合いますね。いかに長く続けるかは重要です。


16)
ヒヤリングの簡単な内容です。

●新しい時代の「社長学」導入目的
 現状の業態では、現状経常利益10%を超えることは厳しい現実にある。
 しかし、これから200年企業を目指していくためには、
 業務革新を行い、事業転換を含めた全社的な構造改革をしていく必要がある。そのために今回の社長学に参加する。


17)
早速、事業の構造改革の講義時間を少し長くすることにしました。200年企業を目指しておられるからです。

●現状の課題
 構造改革していくためには、幹部はもちろんだが、一般社員全員が学ばなければならない。
 社員のほとんどが「職人」感覚の社員が多く、まだまだ勉強不足だし、知識不足な面があり、その点が課題。
「経営感覚」を持った社員を育成していくためにも今回の社長学には期待をしている。


18)
歴史のある会社ですから、経営理念塾でのご参加の時はご苦労されました。
一山も二山もありましたが、見事な理念体系です。


●不安材料や懸念材料
 期待をしているので、特に不安や懸念材料はない。
 2年前から可能思考研修を導入して抵抗もなく研修に参加してくれているし、社風も良くなっている。
 あえて言うなら、社長学と同時に業績アップ上級コースも受講するので、そちらのサポートをお願いしたい。


19)
あわせて社長塾も受けておられ、正反対の経営戦略の学びですが、
業績アップ上級コース(コア・コンピタンス経営)とも、すべて一連に繋がっています。


20)
コア・コンピタンス経営は、お客様中心の顧客価値経営です。
大阪の業績アップ上級コースは、定員150名ですが、すでに190名を超えました。
私たちが長年お伝えしてきたことが認められたようで、うれしい気持ちです。
アンケート調査では、経常利益率10%以上の会社の8割がコア・コンピタンス経営を導入されています。


21)
今日は、日創研でも「新しい時代の社長学」に基づいた「壁を打ち破る会議」が行なわれます。
私は、明日から名古屋センターで可能思考研修SA 自己成長コースです。


22)
T社様は、我々を信頼して下さり、可能思考教育の継続導入をしておられ、
13徳目の朝礼や「理念と経営」共に学ぶ会も即導入されています。
さらに私たちも努力して、「中小企業の活性化・人と企業の成功づくり」の努力をしてまいります。

田舞徳太郎


 
 

親愛なる皆様へ
お元気ですか


1)
先日、Theマスター・コミュニケーション第5講が無事に終了しました。
途中、ある奇跡の人生逆転劇の動画をご覧頂きましたが、
ポロポロと涙を流しているご参加者の方々もおられ、
私もその感動物語に改めて自分の努力不足を痛感しました。


2)
動画の感動そのままに、最悪な環境に育ちながら、
自分の力で立ち上がっていく一人の人間の姿は、神々しくて心を打たれました。
その困難を乗り越える力が今回の主テーマでした。


3)
学歴を否定するのではなく、その学歴にあぐらをかいて、
すべて完了したような光景を見て、「人生は学歴ではないよ」と、お伝えしました。
サミュエル・スマイルズの「自助論」も同じような論調で書かれています。


4)
今回のTheマスター・コミュニケーションには、
幼稚園、保育所、学習塾など、素晴らしい教育関係の方も4名おられ、
日本の教育のあり方を憂いておられました。


5)
尊敬するN先生から、私の学歴観に対する質問がありました。
ご受講生の中には、学歴に対する劣等感をお持ちの方もいます。
「松下幸之助翁は小学校4年の中退ですよ。学歴なんて関係ないの!」と、講演でもお話ししています。


6)
N先生は、率直に私にご意見を下さいます。
裏表が全くなく、真っ正直な方ですから、いい加減な答えは許されません。
いい加減に答えると、N先生からの信頼を裏切ることになるからです。
第二講の誠実なプレゼンテーションは、今も鮮明に思い出されます。


7)
N先生は経営理念塾他、様々な研修でご一緒させて頂き、幹部の皆様も素晴らしい方々ばかりです。
学習塾経営でも抜群のコア・コンピタンス経営です。


8)
日本創造教育研究所では、様々な先生方からご指導を受けています。
すべての先生が立派な学歴を持たれ、優れた論文を書いておられます。
しかし、さらにより深く研究を深めようとご努力されている姿を、尊敬申し上げています。


9)
この先生方は、学歴を求めているのではなく、
ご自分の研究成果を追い求めて、海外に留学されたりしているのです。


10)
ノーベル物理学賞を受賞された東京大学特別栄誉教授の小柴昌俊先生も高学歴です。
しかし、お金がなく、アルバイト生活で成績は最悪の時もありました。
生活できなかったからです。苦労の上にニュートリノの発見で世界に輝きました。


11)
小柴先生は、月刊『理念と経営』の巻頭対談にもご登場頂きました。
新ビジネスモデル実践セミナーの片方善治先生と、フルブライト奨学生として親交が厚かったからです。
お二人とも貧乏で苦労されましたが、決して学歴欲しさではありませんでした。
つまり、志を内に秘めて、その志を果たすために渡米して、結果的に偉業を成し遂げたのですね。


12)
小柴先生や、ノーベル賞候補の遺伝子の村上和雄先生も、研究界の熾烈な戦いを述べておられます。
当然、学位は必要であり、それは戦略でもあるのです。つまり、抜きつ抜かれつなのです。


13)
私は学ぶことに憧れを持っています。
千葉の松岡社長が、ご両親が師範学校の出身で、学校の教師をされていて厳しかったそうです。
「松岡さん、素晴らしいじゃないですか、師範学校の方々は筋金入りですよ・・・・」と、正直羨ましく思いました。


14)
松下幸之助翁は、指導者に求められるのは最高の熱意と述べられています。
そして、熱意の中に、人間の潜在能力の開花を期待されているのです。
私は、学歴否定論者ではありません。
しかし、熱意の中に人間の可能性をみる松下経営哲学には傾倒しています。


15)
コア・コンピタンス経営を提唱されたゲーリー・ハメル教授は、
能力ピラミッドの中で、最も高く求められるのが熱意と記しています。
社員さんの熱意を引き出すために求められる要素の一つとして、
組織のリーダーの行動と理念(人望があるか、みんなが「ついていきたい」と思う人物か)を挙げています。


16)
最後に、今回のTheマスター・コミュニケーションのように、
自由に質疑応答が出来ることは非常に素晴らしかったです。
このカリキュラムが、教育に対しての不可欠さを痛感しました。
夜の11時までの経営相談も学びの重要性を感じました。


17)
神奈川の阪井先生や、北海道の豊田先生にも、お考えをお聞きしました。
貧困の原因は教育的弱者に立つ人が多いことも事実です。
初日はエンゲージメント、二日目は達成体験と代理体験と言語的説得でした。
N先生、堂々とご意見をありがとうございます。感謝申し上げます。

最後のまとめ、大根と肥溜めは久しぶりにお伝えしました。


田舞徳太郎
 

親愛なる皆様へ
お元気ですか


1)
昨夜、武蔵境自動車教習所 高橋 勇会長のお母様のお通夜に参加し、
生前をお偲びすると共に、心より哀悼の意を表しました。


2)
高橋家は大資産家であり、数百年続く由緒あるお家柄です。
企業も、働く社員さんも、子供さんも立派です。
しかし、そのようなものにすがらずに70歳で必死に生きる友の姿を誇りに思います。


『亡骸の 笑顔の母の お写真に 朋(ともがら)生まれし 時をぞ思う』 得山詠歌
  お母様が20歳の時に生まれました。

『母なるや ゆかりの寺に 眠りたる 白髪深き 生きし旅終ゆ』     得山詠歌
  ご遺影の白髪のお写真をみて詠みました。

『観音院 友の母逝き 彼の空で 何の音をぞ 観させ給うか』      得山詠歌
  観音様は人間を救うために色々な形で現れると言いますね。


3)
今日からTheマスター・コミュニケーションの第5講です。
人物学・心理学・脳科学・コミュニケーションを取り扱っていますが、
今回は「自己を最大限に活かすにはどうするか?」という、
精神的回復力の手がかりのコミュニケーション基本論を学んで頂きます。


4)
すべては自分自身の中に、有能さや問題点があるわけですが、
多くの場合は肝心な時に有能さを認めません(困難の時)。
苦しい時は楽観脳を活用する。うまくいっている時は悲観脳でバランスをとる。
これが大人物の脳の活用方法です。


5)
月刊『理念と経営』7月号の巻頭対談・星野リゾートさんは、
サイエンスとクラフトで、アートのない経営者像を理想としています。
改めて、凄い人たちには自分で確立した哲学があるのですね。


6)
他人様に語る時にはメタファー(隠喩)を使ってもいいのでしょうが、
人に長たる者は、自分で熟慮して、己独自の哲学を企業経営で表現するべきです。
自分最大の表現場所は自分の会社の中です。


7)
先日、「新しい時代の社長学」のアクティベーターを対象に、
経営戦略の立案の流れと、アクションプランまでのフォーマット説明の勉強会を行ないました。
私はフォーマットの講義はしますが、文章を埋めるだけの行為は伝えません。


8)
つまり、見様見真似で作るような時代ではないのです。
これからの時代は真剣勝負です。
日創研では、仕組みづくり全般をお手伝いさせて頂きますが、これが日創研のコア・コンピタンスです。


9)
つまり、悩みに悩み抜いて創ることで、肌感覚の理解力が生まれます。
理屈で分かっても、肌感覚のない戦略や計画は、実態が伴わなくなるのです。


10)
日創研では、単に書物を読んだり講義を聴くだけでは雑識(すべて受け売り)と伝えています。
講師は身を切った上で研修をすることがルールです。
やってみて、やり遂げてみて、身を削ってから、ようやく肌感覚になるのですね。
戦略も経営計画も同じです。


11)
ところで、本田技研工業の本田宗一郎創業者は、
現場で「見たり」「聞いたり」「試したり」という三現主義をモットーにしていました。
それがホンダの社員には浸透しているのです。


12)
ホンダには色々なエピソードがあります。
今年4月のビジョン経営沖縄セミナーでホンダジェットのことを語りましたが、皆さん涙を流されました。
すでに量を追う時代は過ぎました。


13)
ホンダは、本田宗一郎創業者の「見たり」を忠実に受け継いでいます。
ヨーロッパで販売する新車プロジェクトチームは、単に現地の駐在員の情報に頼りません。
自分の目で確かめるために、高い旅費と時間をかけて現地まで赴いています。


14)
3か月も現地で肌感覚でヨーロッパのニーズを掴み、デザイン・設計へと入ります。
Hondaイズムの社風とはそういうことを言うのです。
自分で見ないと、リアルさは生まれない訳ですね。


15)
可能思考研修の実践コース(PSV)は、状況適合理論です。
与えられた環境・時間・人をやりくりして、いかに成果を生み出すかは、
まさに、企業経営にとって重大な問題です。


16)
実践コース(PSV)で状況適合理論を我々は講義している訳ですから、
まずは日創研自らが実行することが求められます。
結果は、そのプロセスに真剣に挑んだかの厳しいフィードバックです。
肌感覚の人間は、そういう筋道に理解力を持つのです。


17)
リアリティーのない人間は、単なる理屈を知っているだけになってしまいます。
知らないよりは良いですが、孔子さまはそれを知とは述べていません。
企業は指導者の器以上にはならないといいますが、
我々は実行に移して、実践知にまで高める必要があります。


18)
先日、ある経営者が立派な結果を作って、決算報告のために訪問されました。
「ある先生に儲けすぎだと言われました」と言われたそうです。
実務の企業経営を知らない人は、単なる理想論を語ってしまうからうまくいかないのですね。


19)
働く人を大切にして、お客様を大事にして、結果としての利益は当然なのです。
そもそも企業には利益はないのですから、そこが分からないのですね。
会計学や簿記論では余剰金を含めて利益は勘定科目にはありますが、実際の経営には利益は存在しません。


20)
一橋大学名誉教授の野中郁次郎先生は、
「与えられた状況に応じて、問題の本質を鋭く見抜く力がなければこれからの時代は通用しない」と述べておられます。
「戦略とは義である」とも語られ、事実の把握を即座に行なえる智恵がなければならないと言われています。


21)
そのためには、何事においても当事者意識が重要になり、
迷ったり、追い込まれたりして色々な訓練をして一人前になるのです。
机上の空論では、これからは戦えない。
向こうから銃弾が飛んでくるのに、家族も社員さんもお客様も守れない時代です。


22)
何事も法則性があります。
企業が衰退して消滅するにも見事な法則があるのです。
順調な時にすでに始まっているのですね。


23)
仕事のできる経営者の方々も幹部も、色々なアドバイスを当事者として真剣に聞いてくれます。
業績が良いときにこそ「衰退の始まり」なのですから、
日創研が模範を見せて「緊張」して準備しなければいけないのです。


24)
「君子は其の位に素して行い其の外を願わず」
中庸の第14章ですが、この文章も、スタンフォード大学での戦略論の学びも、
偉大な経営者の「生の声」も、全く同じです。
若い時からの当事者意識の積み重ねと実行しか「人間」を鍛えてはくれないのです。


25)
我々もうまくいっていない事実に目をつぶるのではなく、
微小の事実も鋭くキャッチしして、かつ大きなビジョンを描きましょう。
両利きの経営、ストックデールの逆説、学びは実に奥が深いですね。

田舞徳太郎


 

プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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