戦略なき経営は通用しない時代(優良企業びわこホームの赤裸々な事柄に学ぶ。なぜ、イノベーションするのか)

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親愛なる皆様
お元気ですか。


1)
『新しい時代の社長学』の事前説明会を大阪センターをメイン会場に、
全国各地をサテライトで繋いで行いました。
多くの方に参加を頂き、福岡のH社様は幹部社員さんが17名でお越しになり、熱心に聞いておられました。


2)
今年の松原社長方針
「?イノベーション(革新・進化)で会員企業の『成功企業』づくり?」を
形にしたプログラムですので、昨年秋から取締役・幹部社員一同でプログラムをつくっています。


3)
兼ねてから2018年が大きな分岐点だと、様々な形でお伝えしていますが、
まだまだ危機感が足りない方が多いようです。
私の持ち時間は1時間でしたが、30分を危機感を持つことがいかに大事かを伝えました。


4)
これまで「理念経営」や「ありがとう経営」を訴えてきましたが、
今なぜ日創研が「戦略策定」を打ち出したのかということを、
時代背景やこれからの環境変化を基に講義を行いました。
一刻も早く差別化戦略をとり、競争優位を確立しなければ、本当の意味での成長戦略を描くことはできません。


5)
では、戦略を描く実力はどうやって養われるかというと、まず必要なのが「事前の予測」です。
どのような立場であれ、自分の考えや行動がどのように周囲に影響を与えるのか判断できるようになる必要があります。


6)
過去の延長で今や未来を測っていないか、改めて自らに問うてみてください。
昨日の延長で、今日を考えていないか、今年の延長で来年を見ていないかどうかです。


7)
私を含めて、誰もが、自分が行った判断や行動が正しいものであったと思いたくなります。
それは人間であれば当然です。
しかし、新しい時代に求められる社長は健全な「自己否定」をして、
「自社否定能力」を蓄えたものが勝利していきます。


8)
自社の意思決定のスピードの速さを否定する、
自社の社員さんの経営者意識の高さを敢えて否定する、
自社の商品やサービスや技術を否定するなど、理想が高く肯定的な人ほど、
さらにより素晴らしい企業にしようと、高い理想に挑むのです。


9)
「新しい時代の社長学」では経常利益率10%を、競争優位の確立の一つの前提で進めていきます。
経営者の思い込みで、うちは簡単に真似されないということが一番危険なのです。
実際の数字から、謙虚に一人ひとりが学び取らなければなりません。


10)
もちろん、安易なコスト削減の罠にはまって、協力業者さんを泣かせたり、
社員さんの長時間労働、低賃金の基に成り立つ利益率には何の意味もありません。
そのような短絡的なことを日本創造教育研究所は目指していません。


11)
働く社員さんの会社に対するエンゲージメント(愛着心)、平均年収目標にまで突っ込んで、
社員さんの幸せの実現の上に成り立つ10%を目指していきます。


12)
今回の「新しい時代の社長学」の趣旨説明をした後に、
優良企業でカンブリア宮殿にも出られた「びわこホーム」の上田会長に、
なぜ今「新しい時代の社長学」を導入するのかという参加目的をプレゼンテーションしていただきました。
60分のプレゼンテーションでしたが、感動しました。


13)
上田会長が1995年に基礎コース(SA)を受講された当時は、3期連続の赤字で債務超過の会社でした。
日創研が推奨する可能思考研修の一環教育、13の徳目、理念と経営社内勉強会をそのまま取り入れ、
日創研での学びは24年目です。


14)
自己資本比率も約80%で、私の主張する企業体力の「400」を超えて、誰もが羨む経営状態です。
しかし、上田会長は危機感をお持ちです。2019年が住宅業界の分岐点と捉えて、危機感に溢れているのです。


15)
びわこホームさんは地域を絞り込み、商品を絞り込み、顧客を絞り込んだニッチ戦略で地域No.1の企業です。
しかし、以前の経常利益10%はありません。
大手が参入し、小規模特化型企業が増えてきて、
ブランドと、他社が真似の出来ないアフターフォローをしても、経常利益が下がり始めているのです。


16)
「これまでの10年と、これからの10年の戦い方は全く違うはずだ」、
「正直私も見えていなくて、不安で仕方がない」、
「だから7月からの1年間のプログラムに心から期待しています」という言葉に、
私も責任重大だと感じました。


17)
内部留保も十二分にされていますが、企業の永続、社員さんの幸福、お客様の満足を考えれば、
さらなる差別化、競争優位、成長戦略に舵を切られるのです。


18)
「正直、ここまでやっていても、利益が取れない時代だと思います!」と、上田会長は述べています。
孫子の兵法では、厳しい現状把握は、戦略の前提なのですね。


19)
日創研は、創業当時は別にして、体系化された教育カリキュラムのために「戦略(方策)」を講義してきませんでしたが、
戦略なき経営は座して死を待つ・・・と、あえて決断して、
本格的な戦略策定と、全社での差別化・トータル経営の支援をして参ります。


20)
先日、伊與田覚先生のご自宅に参りました。
ご生前に、
「田舞さんね、本質の分からない者に孫子の兵法を説いてはならないよ」というお言葉を頂いていたからです。


21)
もちろん、十二分に言葉を選んで講義しますし、
戦略思考とは「経営理念・ビジョンを実現する方策」と定義しています。
マーケティング戦略、販売戦略、差別化戦略、競争優位戦略、成長戦略、
エンゲージメント向上戦略など、戦略の概念理解だけに活用するものです。


22)
従来は、セミナー参加で学ぶ手法だけでしたが、
「エンゲージメント診断」や「顧客満足診断(業種別)」などの診断システムも開発しています。
「壁を打ち破る会議(戦略策定会議・戦略推進会議・プロジェクト)」など、全社運動で、成功企業をつくります。


23)
TTコースを修了された方・日創研経営研究会会員他、様々な研修をご受講の方も、
なぜ、今、日創研が戦略策定とアクションプランに力を入れるのかの時代認識をご理解頂けたらと思います。
6月21日(木)の東京センターをメイン会場とした、全国各地のサテライト説明会にも、ぜひお待ち申し上げております。


24)
スタンフォード大学で学んできたものが、今、新たに教育カリキュラム化されます。
「中小企業の活性化」に向けて、日創研も必死で取り組みます。
一社でも多くの成功企業づくりに、社長も専務も取締役も幹部も社員さんも目の色を変えています。


性格上、やりかけたら容赦なく努力するタイプです。
叱られながらも「必死で、成功企業作り」に邁進してくださる全スタッフに感謝です。
本日は誠にありがとうございました。81歳でご参加の前田盛雄様に激を飛ばされながら頑張っています。

田舞徳太郎

 

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2018年5月31日 19:50に書いたブログ記事です。

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