イノベーション・経営革新への挑戦! ?あなたの未来はここからはじまる? 日創研経営研究会 全国大会in北九州 に深い感動を覚えました

| コメント(0)

親愛なる皆様
お元気ですか。


1)
先週、日創研経営研究会の全国大会in北九州が開催されました。
一年一年、素晴らしい内容になり心穏やかに帰宅しました。


2)
ご参加された1,745名の皆様や、全国のメンバーにも、
このような貴重な場を与えて頂き、お礼を申し上げます。


3)
越野大会実行委員長、赤松・田中両大会副実行委員長、
籠田会長、大会事務局長が北九州JCの飯野歴代理事長という強力な布陣でした。
北九州経営研究会は、女性会員さんが多いだけに、非常にきめ細かい運営でした。
私自身がたくさん学ばせて頂きました。


4)
越野大会実行委員長の会社は、もともとはお菓子などの製造・卸でしたが、
テーマ「イノベーション」にふさわしく、10年ほど前から直営販売で、
業績も伸ばしておられます。


5)
七十路(ななとせ)の 齢(よわい)を超えて 人の世に 尽くしたまいて 佐三店主むかふ

                                                            越野さんに贈る 得山詠歌

6)
今大会は、出光興産の創業者であり、宗像市出身の出光佐三店主をメインとして取り上げられました。
私も大ファンであり多くのご縁を繋いで頂きました。


7)
今回の全国大会in北九州は、講師陣も素晴らしく非常に深い感動を覚えました。
基調講演のお一人目、TOTO元社長の木瀬照雄特別顧問は、
月刊「理念と経営」の記念式典にもご参加頂き、100年企業の元社長様らしく、
どのようにして「業績回復」を果たされたのか、そのお話は、醍醐味がありました。


8)
基調講演のお二人目、世界初のロボットに挑んだ株式会社安川電機の利島康司特別顧問は、
赤字事業の黒字化に、「開発部門は寝るな」と、号令をかけられたそうです。
そして笑いながら、「今ならブラックです」と講演されていました。


9)
人間には認知能力と、それを超えた非認知能力の両面が必要です。
実務に必要な能力は「非認知能力」であり、体験から得た暗黙知です。
しかし、日本人は、2×2=4の認知能力も落ちました。
今や、アジアの大学ランキングでも、日本を代表する東京大学ですら7位です。
認知能力の低下の象徴とも言えるでしょう。


10)
先憂後楽の精神などは、高度な「非認知能力」です。
今の時代に、社員さんに「寝るな!」などとは、口が裂けても言ってはなりません。
利島康二特別顧問は、昔もそう言ったのではないのです。
仮にそれを真に受けたら非認知能力に欠けるのです。
上位者の精神の欠如です。


11)
しかし、「部下を守るためには、そのような気概が要るぞ!」という意味であり、
ましてや社長は、寝ても覚めても次善の策を練らなければならないのです。
そのようなの努力もせずに、「いい話を聞いた」だけでは、
我々凡人はイノベーションは、単なる言葉の遊びになります。


12)
「うまくいかない会社の社長は、夜ぐっすり寝ている。
 それだけではない。昼も寝ている。24時間寝ているんだ」などと、
失礼なご挨拶をしたところ、皆様大笑いでしたが、寛容に笑い飛ばして下さる皆様に感謝します。

寝ていても、脳は健気に起きて働いているのです。
しかし、問題意識の欠如に対してはあまり作動しないようになっています。


13)
昨年は、岡山経営研究会が「我 事において後悔せず」のテーマで宮本武蔵を取り上げられ、
白熱教室の初開催など、新鮮な大会開催であり、大成功しました。


14)
ただ、私は、吉川英治先生のご長男との対談を、皆様にご満足頂けるような対談に出来ませんでした。
吉川英治記念館にも足を運び、全八巻を読み直してシナリオも準備していましたが、
少し手抜かりがあり、ご長男から十分に引き出し切れませんでした。


15)
「我 事において後悔をせず」の大会テーマが、私としては後悔する気持ちでした。
遠路から参加下さった方々や主催者側のご期待に沿えなかった反省がありました。


16)
ですから、今年は越野大会実行委員長と、東京の出光美術館を数回訪問し、
ご令孫の出光佐千子先生と綿密な打ち合わせをしました。


17)
箕面「学問の道・時習堂」には、近代日本の産業界を築いた16人として、
福沢諭吉、渋沢栄一、豊田佐吉、松永安左衛門、小林一三、豊田喜一郎、松下幸之助翁など、
経営の近代史とでも言うべき人々を顕彰しています。


18)
出光佐三店主もそのお一人ですが、再度、評伝などを読み直し、
出光佐千子先生との対談を、越野大会実行委員長が取り付けて下さり、
店主の生前のお声が入ったDVDを特別にすべて拝見出来る機会を頂けました。


19)
出光佐三店主の音声を聴きながら、対談の質問などの案を時間をかけて練りましたが、
明治の企業人の死生観や国家観に触れ、いかに自分が小さな人物かを思い知らされました。
と、同時に、佐三店主の視点からの「産業史観」を深く学ぶ事が出来ました。


20)
その凄まじさは現代の経営者には見られないものです。
儒教精神、神道、禅の世界、そして、国を思うお気持ちは、
まさに無私の精神と公益を大切にされた産業人として、次世代に引き継がなければいけません。


21)
越野大会実行委員長、赤松・田中両大会副実行委員長、籠田会長、飯野大会事務局長、
北九州経営研究会のメンバー、副主管の第10ブロックの方々、
そして全国の日創研経営研究会のメンバーに感謝申し上げます。


22)
何事も「場を与えられ、そこで磨かれていくもの」であり、
私も体はきついですが、最高の責務をいい加減にしては人間失格だと思っています。
越野大会実行委員長とは、「生涯現役で生きよう」と二人で約束をしました。


23)
そして、日創研創業頃からのおつきあいで、私の唐突さも心得ておられる越野大会実行委員長に、
「越野さん、81歳の前田盛雄さんが『新しい時代の社長学』に参加されますから、
 娘婿と一緒に参加ですよ!」と念押ししました。


24)
出光佐三店主を詠みました。

命だに いらぬと腹を くくりつつ アバダン行きの 日章丸おくる    

生も死も 捨てて生き抜く いのしえの あかあか燃えぬ 人遠くなり

何ゆえに 我が命をば 得るを知る 我の命は 我になきなり

父母の 恩愛知りて 目覚めたる 苦難の路を 佐三店主行く


25)
働く人や家族を守るためには、真剣に考えなければ「イノベーション」は生まれません。
グローバルは、世界を一つのグローブ(球体)として見る時代の意味です。
出光佐三店主は、すでに戦前からグローバルな人物でした。
1945年8月17日。終戦の二日後に次のように店員さんに述べています。

1.愚痴を止めよ
2.世界無比の3000年の歴史を見直せ
3.そして今から建設にかかれ


26)
愚痴からは何の可能性も生まれません。
イノベーションには条件があって、可能性を見る目、挑む目、自己革新の目が不可欠です。


27)
大会二日目の「13の徳目朝礼全国大会」の事例企業2社の発表は、健気な社員さんに涙が出ました。
しかし、具体的に着手しない人は感動だけの映画の一シーンの意味しか持ちません。
様々な意見が飛び交ってきた「13の徳目朝礼全国大会」をここまで育てられた、
武澤監事、杉山委員長、島ノ江副委員長、ありがとう経営推進・委員会メンバー」に心からお礼を申し上げます。
全国の今までの参加全選手にお礼を述べます。


同じ世に 生きて甲斐ある 生き様を 教え賜る 今日の佳き日は  

学びても まだ学びても 奥に在る いのちをぞ追う 吾でありたし  得山詠歌

田舞徳太郎

 

コメントする

プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type
Facebookページ

このブログ記事について

このページは、田舞通信が2018年5月29日 09:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「「咲くまでは草と呼ばれる野菊かな」(詠み人知らずですが、人生の達人ですね。)」です。

次のブログ記事は「戦略なき経営は通用しない時代(優良企業びわこホームの赤裸々な事柄に学ぶ。なぜ、イノベーションするのか)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。