あなたはすでに学び終わっていませんか?堀江貴文さんの「99%の会社はいらない」を読んで

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親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓

「商売とはありがたいものや。お客様が応援してくれるで。商売ほど尊い仕事はない。
 世の中で一番大事な仕事や。だから正直に商売せなあかん」

「マーケットは、奪い合いするものではなく、新しく創り出すものや、
 奪い合うから、自分の会社もおかしくしてしまう」

「新しいマーケットを創るところに、経営者としての本当の喜びがある」と、
 幸之助はいつも前向きに笑顔を絶やしませんでした。

              木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の365日)


1)
先般F社長からお電話を頂きました。私がお勧めした「吉川英治記念館の館長」にお会いされた件です。
F社長からは来年に向けて、様々なご依頼を頂きます。今度は、「館長との対談」のご依頼でした。


2)
宮本武蔵は、最後は熊本で「五輪書」を書きましたが、
これは日創研の代表発起人の小島直記先生に創業当時の「小島塾」でしっかり教わりました。勉強していて良かったと思います。
F社長と館長さんとの打ち合わせの結果「これを基に経営者向けの対談にして欲しい!」というご依頼がありました。


3)
F社長には恩義があります。
アパレルメーカーのワールドの創業者のご自宅までご案内頂き、ゆっくりと「ご苦労話」をお聞きしました。
F社長のお父様が、ワールド創業当時の資金繰りを支援されていたのです。


4)
「分かりました、対談をお受けします」とお返事し、すぐに月刊『理念と経営』の背戸編集局長に連絡を取りました。
背戸編集局長は、何度も吉川英治先生を訪問しインタビューをされていて、その記録を遺しておられたのです。


5)
やはり、何事も備えがなければいけませんね。厳しい小島直記先生のご教授が今生きてきます。
稲葉社長にもお電話しました。観光ドライバーの方が、「どのように宮本武蔵を紹介されいるのか?」
1300人も集まるのですから、東京から帰阪したら「箕面文庫」で「五輪の書」探しです。


6)
ところで、先日から堀江貴文さんの「99%の会社はいらない」という本を読んでいます。
彼は、時間の活用が上手で「忙しいと思った事がない」と書かれていました。
中小零細企業の方々に日創研が言っている部分と重なるところがあります。


7)
つまり、企業経営以外のところに熱中し時間を費やし、肝心なことを忘れて「時間を無駄にしています」
今度の新しい教育カリキュラムでは、社長・幹部の「時間の構造化」を講義・実習で学んで頂きますが、
忙しい、忙しいという経営者ほど、真の勉強をせずに、企業経営以外の時間に身を費やしているのです。


8)
堀江貴文さんの良いところは、「好かれよう、好かれよう」としないことです。「人に嫌われてもいい」という決意があります。
最近は、「部下に嫌われまい」と、部下を??れない社長・幹部が多くなりました。
人は、叱られながらでも頑張るタイプと、褒めて育てるタイプがあるので、画一化では人は育ちません。


9)
今の若者たちもそうです。起業家養成スクール生などには、結構厳しく??りますが、彼らはついてきてくれます。
もちろん、褒めることや承認も欠かせません。最も大事なのは「テクニック」ではなく、基本は愛情です。
未来を見据えて、次世代を担う決意を持ってもらい、志を高く掲げてもらわなければなりません。


10)
以前、日創研札幌経営研究会で講演をした時、多くの学生さんが集まりました。堀江さんを尊敬する学生でした。
講演後、学生と対話集会を開きました。テーマは「ホリエモンがなぜ駄目なのか?」でした。楽しかったですね。

質問に対して私が答え、逆に「なぜ、君は尊敬するのですか?」と私が質問しました。笑顔でのディスカッションでした。
あっという間の時間でしたが、多くの学生が私のところに来て「再度、尊敬するかしないか考えます」という返事でした。

当時、まだライブドア社長時代の堀江貴文ファンの社長・幹部を私は怒鳴りつけていましたが、
その日は対話集会でしたら、学生の意見には傾聴しました。
そして、学生には、きちんと理解するだけの「知識・エビデンス」がなければならないのです。今も懐かしいです。
結果的に堀江貴文さんは逮捕され刑務所に入りましたが、当時は堀江さんを敬う経営者がたくさんいました。


11)
私はまず「親が真剣に子供を教育していない」ことが原因だと思います。
親に倫理感や道徳観や価値観が確立されていないのです。
私は自分の子供に「お金」「時間」「立派な人間とは」など、妥協をせずに教育しましたし、
お小遣いも「自分で努力して稼ぐこと」を小さな時から命じました。


12)
元プロ野球監督の野村克也さんは「選手を気長に育てること」で優勝する監督です。
低迷していた阪神タイガースを野村さんが人を育て、次の星野仙一さんが刈り取ったのです。
楽天もおなじです。指導は厳しいですが、明確な「価値観教育」をし、テクニックは最後です。

その野村さんが「俺の苦言を聞け!」という本を出しています。納得するところが多くあります。
入団から3年間は、基本をきちんと教育すべきですし、我われも学生に媚びをうってはいけないのです。


13)
伊與田覚先生は、
1.本当の学問、
2.後の学問を、社長塾で徹底して教えて下さいました。

渋沢栄一翁は「論語講義(二松学舎)」でも、あくまでも「義(論語)」が先で、算盤は後だと述べています。
今の学生が悪いのではなく、テクニックばかり教える学校教育と、きちんとした価値観のない会社の問題です。


14)
前回は起業家養成スクール17期生の小倉新社長のメールを配信しました。
スクール長の菅さんが生きておられた時の起業家養成スクールですから、
菅さんは哲学・信念・若者を敬う気持・起業家チューターの心得をきちんとお持ちでした。


15)
菅さんは、「田舞さん、金儲けのうまい人間ではなく、立派な経営者として育てたい!」と、
生前は口癖のように言っておられました。本当にご自分の仕事をおいて、青年育成にお力を頂きました。


16)
現在、藤内さん、高橋さん、小林さんが社長塾に参加され、教える前に自分を修めるという、
そんな崇高な志で伊與田覚先生から学んでおられます。菅さんの志でもあると思います。
高橋さんは、青年会議所からのお付き合いですから、30数年のご支援を頂いています。


17)
私は自宅にいる時には「菅さんのお写真」を前にして、
起業家養成スクールOBと現役生の会社の成功を祈っています。


18)
さて、孔子さまの言葉です。
(以前の起業家養成スクールでは論語も行い・曲阜にも行きました。現在数人が社長塾に来ています)

「後世畏(こうせいおそ)るべし、焉(いずく)んぞ来者の今に如かざるを知らんや。
 四十五十にして聞こゆることなくんば、それ亦(また)畏るるに足らざるのみ(子罕第九)」と述べています。


19)
伊與田覚先生は、聞くを「問学求道(もんがくぐどう)という」と述べておられます。
つまり、我々人間は有名になることでもお金持ちになることでもなく、先ず「道を求める」事が重要なのです。

「青年は畏れねばならない。将来彼らが今のわれわれに及ばないと誰が言い得ようか、
 ところが、四十五十になっても謙虚に学ぶことのないような者はもう畏れるに足らないよ。」

四十五十になってもろくに明確な経営哲学(真の目的・意義)のない人は、大した社長ではないと述べています。
だから、本当の人財が育たないのです。人を育てる前に自分を磨くことです(日創研はそういう場でありたい)


20)
孔子は青年たちを非常に大事にしました。乱れた世の中を彼らが治めてくれると、
心から信じて73歳の生涯を終えられたのです。まさに私心が全くなく、公を大事にしたのです。
伊與田覚先生も、満100歳ですが非常に公を大事にされる生き方をされてきた方です。


21)
それに比較し、私などは私心が多くあります。
少しましなのは青年会議所時代に、「公に捧げる」という哲学を先輩に叩きこまれました。
それらは理屈ではなく、体験で身に着けさせられました。今、それが効いています。


22)
私は人生の師に恵まれました。田里亦無先生も、小島直記先生も、坂村真民先生も、伊與田覚先生も、
行徳先生も、芳村思風先生も、テクニックではなく、基本中の基本をお教え下さっていました。
至らぬ私ですが、起業家養成スクール生に恥じることがないように、自らを戒めています。


23)
経営を学ぶことを真剣にせず、安易に設備投資した会社の社長が、業績悪化で悩んでいます。
私は体験上、色々なアドバイスをしますが、残念ながら「苦しんでも分からない人」もいます。

とにかく、中小零細企業の社長や幹部は、まず、いかに「企業経営」に絞って学ぶかを自問自答下さい。
起業家養成スクール生の、小倉新社長のビジネスモデルを構築した新しい感覚から学びましょう。

あなたはすでに学び終わっていませんか?
堀江貴文さんの「99%の会社はいらない」を読んでの感想でした。

田舞徳太郎

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2016年7月16日 19:10に書いたブログ記事です。

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