巧言は徳を乱る。小、忍ばざれば則ち大謀を乱る (社長は本業を忘れず会社を良くするのが最大の目的です)

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■■■ 田舞徳太郎通信 2016年 28号 ■■■■■■■■■ 日本創造教育研究所 ■■■

   『巧言は徳を乱る。小、忍ばざれば則ち大謀を乱る
   (社長は本業を忘れず会社を良くするのが最大の目的です)』

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親愛なる皆様
お元気ですか。


●今日の教訓

「運命は人生の決定打ではない。自分の自由意思による。
 運命への挑戦が未来を創るのだ」と、幸之助はいつも前向きでした。

「自分の心に炎を燃やし、人生の脚本を書き直せばよいのだから」と。

 自分の中にある響き合う魂が魂を呼んで、新しい世界を創り出してくれるのです。

 運命は人生の決定打ではなく自分の自由意思によるのです。

                  木野親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の365日)


1)
参議院選挙が終わりました。
当日は投票に行き、テレビでその結果を見ていました。
安全保障関連法の行方が非常に気になっていたからです。


2)
世界が物騒になり、伊與田覚先生は第三次世界大戦を心配されています。
南シナ海の領有権問題を中心とした中国の動向や、北朝鮮による核開発問題、
いわゆるイスラム国のテロなど、我々も真剣に政治と向き合わなればと思いました。


3)
日本生産性本部が実施した新入社員「働くこと意識」調査結果によると、
「人並み以上に働きたいか」の質問に対して「人並みで十分」が過去最高の58.3%と出ていました。
景気が良くなり、有効求人倍率が上がると比例して数値が上昇するようですが、
人並みの努力しかしない人が、人並み以上に生きられるわけがないのです。


4)
人間は、挑戦するべき理想がなければ成長しません。
人並みという意識だけだと、人並みにしか生きることは出来ないのです。
まさに「教育改革」を急がなければ、日本の国はいつか駄目になると危機感を抱きました。


5)
日本は江戸時代から「教育」に熱心でした。寺子屋などが全国にあり、子供に道徳と生き方と人の道を教えたのです。
明治が飛躍の時代を迎え、まさに「坂の上の雲」を目指したのは、江戸時代からの伝統的な教育を受けた人たちです。
自己犠牲をものともせずに、政治家も、経営者も、国を挙げて必死に努力したのです。
そもそも日本は「教育立国」なのです。


6)
日本が戦後から素早く立ち直れたのも「志をもった先人」が、必死に貧しさを克服するべく努力したのです。
明確な「価値観教育」を受け、私心を捨てて公の為に汗を流したのです。先人の苦労に我々は報いるべきです。


7)
日本人の教育の根底は「仕事観」にあると思います。月刊『理念と経営』で鈴木正三の連載がありますが、
鈴木正三の「四民徳用」の教えが、石田梅岩となり、それが二宮尊徳翁の「報徳思想」になります。
昨日も「報恩感謝」の重要性をお伝えしましたが、日本人は仕事を通して、「勤勉・努力」の根本精神を身に着けたのです。


8)
グローバルな時代となりましたが、報徳思想は、
マックス・ウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」に通じるところがあります。
我々日本人には明確な「天職発想」があり、それが道徳心や倫理観を創り上げたのです。


9)
私は安倍総理を尊敬していますが、教育改革にもっと真剣に取り組んで頂き、
仕事観の確立をして頂きたいと思っています。
日本は資源のない国であり、徹底した「職業道徳」を通した人間教育をして頂きたく思いました。


10)
仮名論語の「衛靈公第十五」に、
「子曰わく、巧言は徳を乱る。小、忍ばざれば則ち大謀を乱る」の一章があります。
伊與田覚先生は「口の上手な者は徳をそこない、小さいことを忍ばなければ、大きな計画をやりそこなうことになる」と述べています。


11)
特に日本創造教育研究所の代表発起人である伝記作家「小島直記先生」には、
ステッキを振り上げられながら、安易な巧言には厳しくお教え頂きました。
伊與田覚先生にもいつも諭されていますが、「巧言は徳を乱る」とは、私の戒めの言葉であり、日創研の講師の「戒め」です。


12)
29TTのファシリテーターリーダーの櫻井さんに、
TTコース(企業内教育インストラクター養成コース)の真の目的を再度ご確認頂き、
ファシリテーターの資格についても議論して頂く旨をお願いしました。
これは、業績アップ6か月研修アドバイザー、マネジメント養成6か月コースディレクター、
企業内マネジメントコーチング6か月プログラムのサポーターにも同様に責任者に相談していきます。


13)
つまり、経営者の本分は、まず「働く社員さんを幸せにする」ことであり、「お客様の苦悩」を取り除くことです。
TTコースではTAプレゼンテーションがありますが、合格した人には「首座はあくまで企業経営にあるのです」と、
日創研の「中小企業の活性化」の目的を明確にして、有頂天になることを戒めています。


14)
日創研の使命は「中小企業の活性化」であり、「会員企業様100%黒字」がビジョンです。
社長は、幹部や社員さんの正しい「職業観と人間観と人生観」を磨くためにも、
まず自分自身の人徳を身に着け、企業経営を学ばなければなりません。


15)
特に「自らの使命」を忘れた社長を多くお見受けします。
社長と幹部に乖離が起こり、幹部と社員の乖離が起きています。
つまり「社長力・管理力・現場力の三位一体」になっていないのです。


16)
「小、忍ばざれば則ち大謀を乱る」も、耳に痛い言葉ですね。
社長も幹部も社員さんも真剣にこの言葉を胆に銘じ、日々の小さな努力を重ねるべきでしょうね。
TTコースもプレゼンテーションがありますが、すべてが「企業経営」に的を絞ったテーマであり、気づきです。


17)
現在、皆様方にお世話になったご恩返しに「The目標設定」の謝恩セミナーを行なっていますが、
社長が目標を間違えると会社は危機を迎えます。
今日の情報が一つの事例ですが、社長は幹部育成と同時に、「経営目標」を明確にすべきです。


18)
お陰様で、「The目標設定」は6月だけで約1000名の方々にご受講を頂きました。
今後も「Only社長就活」などをさらに充実させ、30年のご恩返しをしてまいります。
日創研の強みは、経営を真剣に考え、業績の良い会社様が多いことです。


19)
そして、我々の至らないところをどんどん指摘して下さる仲間が多いということです。

「巧言は徳を乱る。小、忍ばざれば則ち大謀を乱る」
社長は本業を忘れず、会社を良くするのが最大の目的ということを忘れないでください。

日創研経営研究会本部の島事務局長とも話し合いましたが、次年度の件も相談しました。
業績の悪い会社の方々は、先ず自社の再生が第一でなければなりません。
人前に立つには、本業の業績が良いことが大前提です。


田舞徳太郎
 

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2016年7月13日 12:30に書いたブログ記事です。

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