物事というのは、うまくいかないことのほうが圧倒的に多い。

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親愛なる皆様
お元気ですか。


●今日の教訓
幸之助はいつも言っていました。
「事業というものは、その道に叶ったら、無理なくいくものだ」と。
道に叶うということは、何が正しいかということであり、
どうすれば皆が幸せになるかということです。
幸之助の哲学です。
これが、王道の経営です。
王道の経営、人間主役の経営、人間に光を当てる経営に徹したとき、
事業は成功するのです。

                        木野 親之(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)


いつもメールの返信が出来ていません。お許しくださいませ。


1)
先週、広島で田舞塾の第9講が修了しました。
今回は内製化戦略が良いか、工場など持たないファブレス経営が良いか。
そのプラス面とマイナス面を討議しました。


2)
教育ケース提供は、アルミ旗ポールの製造販売の株式会社サンポール様でした。
創業者がご立派で「小さなマーケットで、大きなシェアを獲得する」という考えで、
まさに小さな市場で業界ナンバーワンになっておられます。


3)
全国に販売チャネルを構築され、価格決定権を持ち、次々に新しい製品を作っていきます。
総資産が多く、自己資本比率は80数%であり、内部留保も潤沢で、
田舞塾のメンバーは「何も言うことはないじゃないか?」と言われていました。


4)
しかし、問題のない企業は無いわけで、財務が良ければそれでOKということではありません。
私がスタンフォード大学に行きました折、コア・コンピタンス経営を学びましたが、
財務の良し悪しは、コア・コンピタンスの要素には入っていませんでした。


5)
この会社様も人財育成や社風や海外進出など、
多くの課題を残しています。
また、ファブレスから内製化に移行したわけですから、新工場のマネジメントも大きな課題です。


6)
現在のY社長様は、お父様が亡くなられた後に社長になられましたが、
主婦業から社長業をすることになり、その努力は凄いことだと思います。
23TTコースを卒業されていますが、TTコース期間中はいつも気になっていました。


7)
しかし、女性が決意をしたらすごいですね。
実践ビジネススクールやビジョン経営沖縄セミナーにも参加され、
田舞塾の様々な教育ケースでも、活発に意見を述べられています。
特にビジョン経営沖縄セミナーでは100億円企業を構想され、ビジョン実現に向かって頑張っておられます。
さらなるご成功を祈念した次第です。


8)
初日が終わり、皆でボクデンの景山さんのお店に行きました。
私の隣の席には、保育所事業で現在成長を続けられている、S社長が座って下さいました。
この方は「使命感」をもった事業展開をされており、子供の教育を含めて人財育成には定評があります。


9)
また、リーダーシップも抜群でカリスマ性があり、
ケース・メソッド授業での一言一言には、ハッとさせられます。
お忙しい身でありながら熱心に学んでおられます。


10)
来期の田舞塾も募集を始めましたが、
ついこの間始まったばかりという印象が強く、
勉強をしている人にとっては光陰矢の如しですね。


11)
総リーダーの大秦さんや、
ティーチィングアシスタントの山内さんや京極さんには本当にお世話になっています。

来期は上場企業の方々が数人参加されますが、
総リーダーはじめ三人の方のご尽力のお陰で、少しずつ世に知られてきました。


12)
上場企業の日創研参加方針は、
大手企業も中小企業のように迅速な意思決定や自主性をもった社風にしていかなければならないということです。
そのためには「人財育成」だということで、色々な研修をご提案しています。


13)
田舞塾が終わった翌日が、京都で社長塾の第3講でした。
伊與田覚先生が100歳になられてもお元気で、見事な講義をされます。
文字の美しさ、声のトーン、すべての所作に感動を覚えます。


14)
朱子と近思録。王陽明の伝習録の流れのお話で、学ぶところが多くありました。
学而第一から丁寧にご講義を頂いていますが、
親しむの「親」は、直接顔を合わせて自分の先生に教えを乞うことと述べられました。
私も月に一度は伊與田覚先生のお宅にお邪魔していますから、もっと教えを乞いたいものだと思いました。

 

 

IMG_9808伊與田先生.JPG

伊與田覚先生百歳のお誕生日に先がけ、ご受講生より花束の贈呈が行われました。

15)
社長塾が終わり、京都でも京都らしい「京大和」という料亭でお食事をしました。
話題は孔子様のことです。東証二部上場の阿波製紙の三木社長様は第一回目の社長塾からのご参加です。
実に12年間勉強をされていますが、伊與田覚先生と孔子様の故郷にもご一緒に旅をしました。
阿波製紙は自動車などのフィルターなどの紙製品を作っておられる会社様です。


16)
「道徳・経済合一」主義で、会社組織にしてちょうど100年です。
月刊『理念と経営』で企業事例に出ていただきましたが、
本来は江戸時代からの藍(あい)商人として、当時の商い高の上位に位置していました。


17)
三木社長は、井上 靖先生の「孔子」も読まれたようで、
陳(ちん)蔡(さい)の旅で苦労される孔子様とお弟子さんの姿を読むと、
時系列に孔子様の14年の旅が分かり、言葉の後ろにある体験と心境がよく分かります。


18)
さて、今日は大阪特別基礎コースの事前ミーティングでした。
明日から研修が始まりますが、100億円企業の後継者も参加予定と伺っています。
創業者は75歳で、色々悩んでおられますが、ぜひ「学習する組織」になってもらいたいものです。
宮城県のI社長様からのご紹介です。


19)
今回も多くのご派遣企業様や、
多くのご紹介者様のご支援で研修が開催できます。心からお礼を申しあげます。
「気づき」は、人生においても経営においても人間関係においてもすべての原点です。
6月は名古屋ですが、ぜひ再受講などされて学んでください。


20)
基礎コースの前日は毎回興奮して眠れないのですが、
今回はすでにソワソワしています。嬉しいやら、どんな人が参加するか心配やら・・・。
でも、可能思考教育を受けている方々が職能教育を受けるから効果が二倍になるのですから、
しっかり頑張って開催していきたいと思っています(今こそ、可能思考教育の時代です)。


21)
また、後継者の方々も数名参加されますが、可能思考教育は後継者必須の研修です。
人生は善い事ばかりは続きません。人間の真価は、困難に出遭った時に発揮されなければなりません。
ある書籍に「物事というのは、うまくいかないことのほうが圧倒的に多い。」とありました。


22)
これからの時代をどう生き抜くか、厳しい時代になってきましたが、
困難を乗り越える力を全社員が身につけていなければなりません。
そして、絶えず、可能性に気づいていなければならないのです。

「物事というのは、うまくいかないことのほうが圧倒的に多く」ても、
可能性をもって生き抜くべきなのでしょう。
出会った書籍の言葉をそのように解釈しました。

田舞徳太郎

 

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2015年5月25日 11:04に書いたブログ記事です。

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