人間の正しい希望は「天」によってたすけられる

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親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓
「不況は人災だよ。人の心が不況を創るのだ。このことが
わからないと事業に失敗する。木野君覚えておきや」と。
人災は、人が創ったのだから、人で解決出来ないことはないのです。
「不況は、モノの価値を知るための得難い体験だ」と、
幸之助は不況を一大チャンスと捉え、改革に挑戦して大きく成長したのです。

                      木野 親之(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)


いつもメールの返信が出来ていません。お許しくださいませ。


1)
景気は改善するか?しないのか?という予想は、関心の深いものです。
株価を2万1,000円から2万2,000円まで上値予想する方もいれば、
今期は大幅増益と予想する企業も多くあります。


2)
増益の理由は、海外事業の堅調が第一です。
日本創造教育研究所の会員企業様でも海外で収益を上げていることろが増えてきました。
第二は国内需要の回復。第三は円安による為替差益、第四は原油安によるコスト減です。


3)
確かに日本創造教育研究所の会員企業様も順調に業績を伸ばしている方々がおられますが、
やはり、気になるのは業績低下の会員企業様です。
ビジョンである「会員企業100%黒字の実現」「中小企業の活性化」は非常に至難のことです。


4)
しかし、前回の田舞徳太郎通信でご紹介した愛知県のI社長の事例もありますので、
苦しい企業様は何とか持ちこたえてほしいと思います。
I社長は月刊『理念と経営』の「逆境!その時経営者は・・・」で取材予定です。
人間はどんな困難でも乗り越えることが出来るのです。お互いに頑張りましょうね。


5)
さて、この大型連休は、台湾の孔子廟に行って参りました。
6月20日には、孔子様から数えて79代になる孔垂長様が来日されますが、
別途ご案内をしますので、ぜひご参加をお願いします(日創研も協賛しています)。


6)
社長塾では、孔子様にまつわる色々なお話を伊與田覚先生からお伺いします。
人間の生きる道、人の上に立つ指導者の条件、自己を修め人を治める使命など、
先般の社長塾も伊與田覚先生が3時間以上も熱心に話されました。


7)
伊與田覚先生は数えで100歳になられますが、
非常にお元気で、味わい深いお話をされます。

3時間お聞きしても疲れることもなく、本当に心が安らぎます。
と同時に、孔子様の生き方に触れると、心から熱いものが湧いてきます。


8)
孔子廟は非常に学び多いものでした。
こうした空気に触れることが心を高め生き方を正してくれます。
私は青年会議所時代に古典に触れる機会がありましたから、
いくつかの言葉を暗記して、有頂天になって講演で話したりしていました。
今思えば恥ずかしい限りです。


9)
孔子廟にはビデオが設営されており、問いかけるお弟子さんとお答えになる孔子様が映し出されていました。
私は子貢(しこう)というお弟子さんが好きなのですが、
質問(画面には日本語)すると、別のビデオで孔子様が答えられるのです。
伊與田覚先生に学んだ文章のところでしたので感動しました。


10)
「学びて時に之(これ)を習う、亦(また)説(よろこ)ばしからずや。
 朋(とも)遠方より来るあり、亦楽しからずや。
 人知らずしてうらみず、亦君子ならずや。(学而第一の最初の文章)


11)
このお言葉は、時習堂の入り口の大きな石碑に刻んでいます。
もちろん、伊與田覚先生の筆によるものですが、心洗われる思いをいつもしています。
煩雑な毎日を送っていると心も乱れます。本を読み、石碑の前で心を静めている日々です。


12)
吉川幸次郎先生の「論語について」という本も台湾に持っていき、
ホテルの部屋で読みました。実に孔子様の一生が理解出来ます。
志高く生きれば、それを貫く過程で色々な邪魔も入ります。
心の葛藤がよく理解されて勉強になりました。


13)
「人間の正しい希望は「天」によってたすけられる。
 人間よ。まずみずから努力せよ。努力は「天」によって裏切られることはない。
「天」は不可知な存在でもなければ、不可解な存在でもない。
「天」にうらぎられるごとく見られるのは努力が足りないからにすぎない」

孔子廟を見学して、その夜に吉川幸次郎先生の本を広げると、上記のような文章が飛び込んできました。


14)
台湾は1985年にはよく行きました。
海外の方々や日本の若い青年も入れて600名の方々をご案内し、
「青年の船」で色々と勉強しました。
私が団長をしましたが、横浜→香港→基隆(きーるん・台湾)→横浜と、約15日間の船上での学びでした。
受け入れ先の香港や台湾との折衝で、毎月訪問して打ち合わせをしました。


15)
台湾に船で着き、台湾の国会にあたる立法院の院長の歓迎のご挨拶を聞いた後、
私たちは全員で台湾の国家の「梅花(めいふあ)」を歌いました。
台湾は国際的には孤立的な状況であり、日本も台湾を国家として認めていません。
ある面、政治的には苦しい立場です(今でも同じです)。
国歌をみんなで歌うことでご挨拶にお応えしました。


16)
そんなこともあり、「梅花」を歌っていた故テレサ・テンさんの話題となり、
彼女のお墓をお参りすることになりました。
哀愁のある声の歌手であり、日本でもずいぶん活躍しましたが、残念ながら20年前に亡くなりました。
お墓は広く、きれいなお花が咲いていて、お墓自体がステージそのものという感じでした。
周りでは歌も流れ、観光客も来られていました。


17)
お墓にはアコーディオン弾きのプロも来ておられ、お願いして「梅花」を弾いていただきました。
北京から来られた様子でしたが、やはりプロの方は違いますね。
体全身で「梅花」を弾かれる姿に感動しました。


18)
今回はM社長の提案もあり、九フン(にんべんに分)という街にも行き、
狭い商店が立ち並ぶ中をぶつかり合いながら歩きました。
風情があり、日本にはない台湾らしい光景です。お茶を飲みながら台湾情緒をたっぷり味わいました。


19)
夜は古い街並みを散策し、突き当りにある龍山寺というお寺にも行きました。
荘厳な雰囲気が漂い、両手を合わせて「会員企業100%黒字の実現」と「会員企業様の発展」を祈念しました。
日本のお寺にはない庶民的でかつ荘厳な雰囲気に、しばし心を空にしていました。


20)
昔は5月の大型連休は受講生でいっぱいでした。
しかし、時代は完全に変わり、連休は皆様方が休まれるようになり、
日本創造教育研究所も5日間は研修ゼロで全センターが連休でした。


21)
私は日本国内から脱出して、仕事も忘れて見聞を広めようと、毎年色々な国を5、6人で旅をしています。
今回は広島のつばめトラベルさんのお世話でしたが、ガイドさんもよく、色々なご配慮を頂きました。
気を遣って下さった旅の友人にも心から感謝申し上げます。
くつろぎ、歓び、笑顔、勉強など、頭を空っぽにした旅でした。


22)
「士は以(もっ)て弘毅(こうき)ならざる可(べ)からず。
任重くして道遠し。
仁(じん)以て己(おの)が任(にん)と為す、亦(また)重からずや。
死してのち已(や)む、亦(また)遠からずや。」

吉川幸次郎先生の本を開くと、曾子(そうし)のこの言葉が出てきました。
東京経営問答塾、TTコース、社長幹部塾、特別コース・・・・再び闘いが始まります。

田舞徳太郎

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2015年5月 8日 11:00に書いたブログ記事です。

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