道をひらく(苦労の先に成功はある!)

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親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓
「100点の経営で満足してはいけない。
 さらに、120点の評価を目指して努力すべきである」
 幸之助のかぎりなき向上心です。そして生きる証です。

 経営者は、永遠に変革し続けなければなりません。
 立ち止まってしまえば、そこで終わりです。
 経営とは、永遠の向上であり、永遠の闘争であり、永遠の成長なのです。

        木野 親之 著「松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日」より


メールの返信が出来ずにいます。
心よりお詫びを申し上げます。お許しください。
田舞徳太郎


1)
日銀短観が発表されました。
大企業がプラス12で、中小企業はマイナス9です。
5年9か月ぶりに好調な数字になりました。


2)
もちろん、消費税は上がりますし、物価が上昇しています。
アメリカは政治が混乱し、新興国は伸びが少し緩やかになっています。
予断は許しませんが、正直明るいニュースとして受けとめています。


3)
しかし、マクロ経済が良くなったから、
我々の経営が良くなるとは限りません。
やはり、常日頃から人財育成し、働きやすい職場をつくり、新商品を開発し、
顧客のニーズをつかみ、企業努力をしている会社だけが良くなるのです。


4)
さて、来年の新春経営者セミナーは、
1月21日から22日に行われます。
景気回復の年にするためにもご参加ください。
今回、メイン講師のお一人として、
ヤマトホールディングス(ヤマト運輸)の瀬戸 薫会長が講演されます。


5)
ヤマト運輸が赤字スレスレの状態に陥った時、
宅急便の生みの親である小倉昌男さんは大きな舵を切ります。
中距離輸送の未来を見据えて、そこからの脱却を計ったのです。


6)
しかし、ほとんどの幹部が反対します。
一個一個の小荷物を運ぶのは容易ではない。
絶対に採算に乗らないという主張です。


7)
社内は混乱をしますが、
小倉さんは信念を曲げませんでした。
幾度となくシミュレーションを繰り返しながら準備をするのです。
運ぶ小荷物は最初は一日に11個だったと言います。
それが2001年には8億9000万個、2013年はなんと15億個です。
まさに当初の小倉昌男さんの決断が現在の成功を生みだしたのです。


8)
当初の導入期・混乱期から、小倉昌男さんと一緒に現場でご苦労をされたのが、
今回の新春経営者セミナーで講演される瀬戸 薫会長です。
小倉昌男さんの経営哲学や、当時のご苦労をお話頂けるのが楽しみです。


9)
その他の講師にも浜 矩子先生や寺島 実郎先生がおられますが、
今回は、大きな視点で将来の日本経済や、
我々中小企業の経営の本質を語って頂きます。
渡邉美樹さんも来年もご登壇下さいます。


10)
新春経営者セミナー・東京大会のテーマは、
「道をひらく?明日への希望?」です。
景気が回復しつつあるといっても、
我々が主体的に道を切りひらかなければ明日への希望も生まれません。
ぜひ、スケジュール表に今から予定を入れておいてください。


11)
さて、起業家養成スクールの海外研修が終わり、
月末に帰国したところです。タイへ26日から行ってきましたが、
すっかり体調を崩し、お腹を下した状態が続いていました。
最後に食事したレストランのウーロン茶の氷が原因のような気がします。


12)
今回は3社の工場を回りましたが、
起業家養成スクール生のメンバーたちもグローバル経済を実感したようです。
バスの中は毎回質疑応答でしたが、質問するレベルの高さに驚きました。


13)
初日はSTグループの現地法人を訪問し、S社長の講演をお聴きしました。
工場見学後にご講演頂き、今の状態に行きつくまでの、
一つひとつのご苦労のお話は心に沁みました。

 

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STグループの現地工場に大きく掲げられた経営理念

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同じく大きく掲げられた5S

14)
苦しみの過中で、「死んだ方がましだ!」と思われたそうですが、
私自身も何度も思ったことがあるだけに共感し、
大いに勇気を頂いた気持ちでした。
誰もが苦しい思いをしながら生きているのですね。


15)
大阪本社、静岡工場2か所、中国のシンセン、そしてタイのアユタヤです。
タイは上場する計画ですが、LEDの枠をマグネシウムで作っていました。
直接日本に輸出したり、中国やアセアン向けに販売する計画ですが、
心から成功を祈らずにはおれませんでした。


16)
S社長は忙しいスケジュールの中でも田舞塾にずっと参加されています。
人間性、経営感覚共に優れており、
ケース・メソッド授業での発言もいつも斬新です。
まだ、40代ですから、将来が大いに楽しみです。


17)
二日目はアユタヤから3時間半かけて、
黒田精機製作所とサトープレス工業の工場見学と講演でした。
どちらも、5Sが進んでおり、日本の工場も学ばなければと思いました。

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黒田精機製作所とサトープレス工業の現地工場が入居する304工業団地の玄関

 


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床が徹底的に磨き上げられた黒田精機製作所現地工場の社員食堂

 

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清潔感溢れるサトープレス工業の真新しい現地工場

 

18)
黒田精機製作所のK社長は非常に理性的な方ですが、
やはりたくさんご苦労を積み上げておられます。
月刊『理念と経営』の「逆境!その時経営者は・・・」にもご登場願いましたが、
経営危機に陥る体験もされており、静かな語り口の中に迫力がありました。


19)
また、K社長の妹婿である、現地法人のO社長が素晴らしかったです。
タイ人の従業員さんのモチベーションを上げ、
細やかにマネジメントされています。
見事というより言葉がありません。
やはり、人財が成功を生みだすことを再度確信しました。


20)
帰りも3時間半かかりましたが、
バスの中ではK社長とOさんに対する質疑応答でした。
私が進行役を引き受けましたが、
質問が驚くほどたくさん出ました。


21)
質問に対してお二人で丁寧にお答えを頂きましたが、
やはり、労務管理が一番難しいという結論でした。
やはり、どこで経営しても人財育成の問題は付いて回るのですね。


22)
黒田精機製作所さんの製品は、
日本国内では100%のシェアであり、世界でも15%のシェアを取っています。
ご苦労を重ねて研究開発した今の製品は、完全に差別化戦略です。
全員で500名の社員さんを抱え、世界と戦っています。

STグループのS社長や、
黒田精機製作所のK社長とOさんのおもてなしを受けての、
学び多い海外研修でしたが、後継者たちも熱心に学びました。

道をひらく・苦労の先に成功があるのですね。

田舞徳太郎

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2013年10月 2日 19:57に書いたブログ記事です。

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