父の涙、母の涙、妻の涙、夫の涙(学んで人は育っていく)

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親愛なる皆様 お元気ですか。

今日の教訓
「君な、不況の時、逆境に出会った時こそ焦ってはいかんのやで。」
そういつも幸之助に叱られました。
幸之助は、安易な近道より王道を歩いた人です。
今世の人生は一回かぎりの大舞台と思えば、
焦らずとも結果は自ずから出ます。
今の希望を一生持ち続ける人こそ、偉大なのです。
くれぐれも焦ってはいけません。  
            経営問答塾 講師 木野 親之 著
           「松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日」より

 

1)昨日は天皇誕生日でした。
私の家には皇室ご一家の写真集などがありますが、
天皇陛下は我々国民のことや国の行く末のことを案じられていると思います。

2)私如き者でも、日本の中小企業のことや、
日本の行く末が心配です。
天皇陛下は、手術などをされご体調がお悪い中でも
深く心を痛めておられることでしょう。

3)人間は自分のためだけに生きているのではなく、
誰かのために生きる動物です。
それだけに悩み苦しむのですが、
使命感をもって自分を支え、生きてまいりましょう。

4)さて、先週土曜日で今年の全ての研修を終えました。
起業家養成スクールの閉校式が行われ、
爽やかな気持ちで寝床につきました。

5)今年も起業家養成スクール生は非常に頑張りました。
経営方針の発表を終わった後の表情は、
年初の開校式の時とまるっきり異なります。

6)やり切った、努力した、頑張った人間だけが持つ充実感を彼らに強く感じました。

7)経営方針の発表には、
お父さんやお母さんや奥さまや子どもたちも来て、
一緒に「晴れ姿」を見てくれました。
それぞれが流す涙は本当に感動的でした。

8)経営方針の発表後は、
起業家養成スクールの仲間がアドバイスをしたり、
質問をしたり、感想を述べたりして、一年間の学びを確認し合います。

9)その後に起業家チューターが細々とチェックをし、
方針書の点検や、向こう3年間の経営に関してアドバイスをします。
そして、最後に私も感想や一年間の労いの言葉をお伝えするのです。

10)今回は企業内マネジメントコーチングと日程がバッテングしていましたから、
起業家養成スクールは3階と6階に分かれての発表でした。
私は100分の時間を半分づつ聞きながら意見を述べるため、
何回も階段を上り下りしながらの助言でした。

11)最後は、お父さんに感想を述べて頂きますが、
立派になった後継者の凛々しい姿を見て、
感極まって涙を流されるお父さんもいます。

12)お声も涙声ですが、如何に父親の愛情が深いか!
如何に事業継承に望みを託しているか!
如何に後継者の行く末を案じているか!
切々たる念いを感じずにはおられません。

13)来年は26TTのファシリテーターさんたちの御子息が、
20期の起業家養成スクールに多数参加されます。
8か月間は自分の後継者と一緒に勉強するわけですから、
来年の閉校式の経営方針発表は更に色々なドラマがあるでしょう。

14)お父さんの後はお母さんに感想を頂きます。

あるお母さんの言葉です。
「貴方が生まれる時、会社はどん底の状況で、
いつ破綻してもおかしくないくらいの苦しい思いを社長はしていました。
今振り返って、こうして貴方が起業家養成スクールに進み、
そこで前向きに学んでいるとは予想だにしなかったことです。
これからも更に学び、社長の跡を継いで立派な会社にして下さい」

15)人生は毎日が悲喜こもごもです。
長い間経営していると荒波もやってきます。
その荒波を母親として妻としてジッと見つめてきた言葉だと思います。

16)とくに母親は、
会社がうまくいかず、夫が苦しんでいる事を知っていますが、
家庭を守る立場で、夫にどう助言していいかわからなかったと思います。
苦しみや悩みを共有するだけの立場だっただけに、
母親のご苦労をお聞きして感動しました。

17)奥さまがいる起業家養成スクール生は、
父母の後に妻が感想を述べます。
「私は日創研が嫌いでした。何故私たちを放っておいて勉強ばかりするのと、
正直不満がつのっていました。でも、今日の夫の毅然とした発表を聞いて、
妻としてもっと夫を支えていかなければいけないなと強く感じました。」
奥さまも涙声で寂しかった時間を振り返りながら感想を述べて下さいました。

18)最後は、発表した起業家養成スクール生が感想を述べる場面ですが、
涙を抑えながら必死に一年間を振り返りながら話します。
決して順風満帆ではなかっただけに、話しながら色々な念いがこみあげるのでしょう。

最後にはハンカチで涙を抑える起業家養成スクール生もいました。

19)また、今回の閉校式は、
今は亡き菅スクール長のお写真を置きながら進行しました。
菅さんが19年間頑張って下さったおかげで、
今の起業家養成スクールがあるのです。

20)感動するのは起業家養成スクール生やご両親や奥さまだけではありません。
起業家チューターも、菅スクール長を失い、心細い中を必死にやり抜きました。
ですから起業家チューターの中にも、込み上げて涙を流す人もいました。

21)私は記念講演を1時間半行い、菅スクール長を偲びながら話しました。

22)「会うは別れのはじめなり」と言いますが、
まさに、究極の答えは、人生は無常であり無自性です。
人は全て一期一会であり、人生二度なしです。

起業家養成スクールOBや起業家チューターの挨拶等も聞きながら閉式し、
その後懇親会も楽しく行いました。
25TTからも応援に駆けつけて下さり、
素晴らしい門出の閉校式でした。

再び来年は新しい起業家養成スクール生を迎えますが、
日々生成発展です。
「明日への希望と挑戦」。
新春経営者セミナー2013のテーマで来年に臨む決意です。

田舞徳太郎

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2012年12月24日 16:43に書いたブログ記事です。

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