春 花に入りて 春を知る(沖縄ビジョンより)

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■■■  田舞徳太郎通信 2012年 22号  ■■■■■■■日本創造教育研究所■■■

             『春 花に入りて 春を知る(沖縄ビジョンより)』

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親愛なる皆様
お元気ですか。

今日の教訓
「変化は不変の法則だ。
変化にいかに対応するかで勝負は決まる。
成功は現状を変化させなければ、本当の成功とは言えない。
現状をよい状況に変化させるために、経営をするのだ」

幸之助は、常に「今が出発点だ」と心を尽くして経営をしていました。
素直な心で初心を貫いた人でした。      
             
            木野 親之 著「松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日」より
                                                         
メールを頂戴しながら返信が出来ていません。
心より心よりお詫びを申し上げます。
田舞徳太郎

1)
明治の森・箕面国定公園は新緑が美しく、
まるで全山が命を蘇らせてくれるような景色です。
瀧道を歩くと、椿が群がって咲いており、一番良い季節です。

「群がりて 咲くや椿の 箕面川
              鳥鳴く声に 今を生きおり」
                          得山詠歌
           
2)
先週はコーヒー店の外側のテラスから、
「箕面加古川山荘・明徳庵」の前に咲く桜を見ていました。
江戸彼岸、ソメイヨシノ、しだれ桜・・・五本の桜は満開でした。

3)
一昨日は明徳塾で「箕面加古川山荘・明徳庵」に行きましたが、
しだれ桜以外は花が散っており、まさに桜は一瞬の命だと感じました。
一瞬の命に「美しさ」を見出した日本人は素晴らしいですね。

4)
良寛さんは、辞世の句に、
 「裏をみせ 表をみせて 散るもみじ」と詠みましたが、
桜についての句もあります。
 「散る桜 のこる桜も 散る桜」

人間の生き死にを考えさせられますね。

5)
瀧道を歩くと、すでにシャガの花も芽を出しています。
スミレは、小さく、薄紫の色をしてさりげなく咲いていますが、
この花もいいですね。しばし見とれていました。
雪やなぎの真っ白い可憐な花も素晴らしいです。

6)
江坂の大阪センターの近所にはまだ田んぼが残っていますが、
その田んぼに蓮華草が咲いています。
子供のころ、蓮華草に寝そべって、青く澄みきった空をよく見ていました。

表面的には「ひょうきん」に見えたと思いますが、
結構多感で、子供の頃からあれこれ悩んでいました。

「蓮華草 みつむる胸に ふるさとの 
                空海山の 思いださるる」
                           得山詠歌

7)
一昨日の明徳塾は、大学堂での馬場惠峰先生の講義でした。
私はいつもご受講生の方を向いてお話を聞かせて頂きますが、
講義室は、正面と左側が全部窓になっており、
ガラス越しの光景は本当に見事でした。

8)
桃の花、八重桜、そして真緑のモミジが、
まるで一枚の絵のようになっているのです。
あまりの彩(いろどり)の鮮やかさにずっとみとれていました。

9)
道元禅師は、「春 花に入りて 春を知る」と述べています。
「花に入りて」という文章が道元さんらしく、
花と一体となってこそ、真の春を知ることが出来るのですね。

10)
我々はどうしても雑事に追われ、
本当の意味での春の到来を感じることができなくなっています。
私も、スケジュールに追われて、
カレンダーで四季の移り変わりを感じることがしばしばです。

11)
最近は色々な企業様が「箕面加古川山荘・明徳庵」をご活用くださいます。
岡山等からも車で毎回来られて、
1泊2日の研修をされる企業様がありますが、
こうした、「いのち」を実感できる光景を見て学ぶのも最高ですね。

12)
先日は、京都霊山歴史館での社長塾でした。
第一講座は伊與田覺先生の講義でしたが、中庸を全員で素読しました。
伊與田覺先生も非常にお元気で、易経のお話を頂きました。
やはり、昔の方々は精神面でも肉体面でも鍛錬されています。

13)
私は伊與田覺先生にお出会いし、大きな影響をうけています。
「箕面加古川山荘・明徳庵」の着想も、箕面「学問の道・時習堂」の建設も、
お茶室の隣松亦無庵の移設も、伊與田覺先生の影響だと思うのです。

14)
書にしても、伊與田覺先生の文字に魅せられて、
心から憧れていたところに、偶然に「馬場惠峰先生」とのお出会いがありました。
私の友人の波佐見のF社長にご縁をつくって頂いたのですが、
瞬間に「箕面加古川山荘・明徳庵」で書の勉強会をしようと決めました。

15)
私は馬場惠峰先生に書を学んでいますが、
なかなか上達しません。おそらく書は一生の勉強ですね。
松下幸之助翁は一日中書に向かっていたことが多かったそうです。
心を鍛えるためにも、私も少しでも書に親しんでいく決意です。

16)
昨日より沖縄にきています。
本日からの、10年後を考えるビジョン経営沖縄セミナーのためですが、
昨年の沈痛な気持ちを思い出しながら「講義の内容」をチェックしています。

17)
ビジョンの講義は、前向きですから楽しいですし、
山ではなく、沖縄の海ですから「明るい」です。
マッサージをしてもらい、くつろいでメールをしています。

18)
さて、経営者や幹部は「ビジョン」を語る責任があると思います。
人間はどうしても現実に縛られてしまいますから、思考もなかなか広がりません。
現実の延長で着想しても、なかなか「未来」を開拓する力は生まれないのですね。

19)
今回は私の息子にも強制的に参加をさせました。
後継者として、将来どんな会社にしたいのか!
そのニーズ(欲求)を高める必要があるからです。
右腕と一緒に参加しています。

20)
今年も多くの方々が参加されていますが、
現実を無視し、現場を忘れ、現金の事は考えず、
現物もいったん捨て去って、
まさに、10年後を描きだすのです。

21)
午前中はグループの方々と集まったり、
同じ会社でディスカッションしたりと、
沖縄の自然に抱かれて「10年後の構想」を練ります。
午後からが木野親之先生や私の講義ですが、
私も、沖縄ならではの醍醐味を十分味わって、充電して帰ります。

22)
道元禅師は、「春 花に入りて 春を知る」と述べました。
花と一体になってはじめて体で春を体得するように、
沖縄のブルーの海に染まって自問自答してみて、
はじめて10年後を構想できるのかもしれません。

人生も経営も、すべて準備八割で、仕上げが二割ですね。

田舞徳太郎

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このページは、田舞通信が2012年4月23日 16:35に書いたブログ記事です。

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