幸福(偶々(たまたま)得るを幸(こう)と謂い(いい)自ら得るを福と謂う)

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親愛なる皆様、お元気ですか。

今日の教訓
「過日、お世話になった
 丸山浩路先生を偲ぶ会のメールを送信しましたが、
 数十名の多くの方々から早速お返事を頂き、
 偲ぶ会出席や献花の申し込みを賜りました。
 心よりお礼を申し上げます。

 丸山浩路先生とは30年前からのお付き合いでしたが、
 30年来食事をしたこともなく、
 ご一緒に飲んだこともありません。

 1981年の国際障害者年の際、
 「青年の船」で講師を務めておられましたが、
 他の講師陣とは異なり、
 お一人で夜遅くまで2時間の公演の訓練をされていました。
 目に見えぬ努力に感銘を受けて以来の
 静かなお付き合いでした。

 音羽の経営発表会でお招きしたり、
 1年に一度だけ日本創造教育研究所・TTコースの、
 記念講演をしたりして頂きました。
 プロになる人は、
 人の目に触れないところで努力しているのですね。
 会話は少なくても、
 志に共感すると分かりあえるのが人間だと思います。
                           田舞徳太郎」

1)
木曜日と金曜日は広島で田舞塾でした。
火曜日は京都・社長塾でした。
パナソニック元社長の谷井昭雄さんも
霊山(りょうぜん)歴史館にお見えになり、
第8期の3月ご講演の打ち合わせをしました。

2)
社長塾は論語を中心にした伊與田覺先生の指導者学です。
谷井元社長は、霊山顕彰会の会長であり、
霊山歴史館の総責任者もされています。

3)
霊山歴史館は昭和45年に、
昭和維新を提唱する松下幸之助翁によって開館されたものです。
昨年は龍馬ブームで34万人が来館されたそうです。

4)
社長塾では伊與田覺先生の講義が始まる前に、
坂本龍馬と中岡慎太郎の墓前にお参りしました。
第7期社長塾のお礼と、
3月25日からの第8期の成功を祈念しました。

5)
伊與田覺先生の講義で印象的だったのは、
「偶々(たまたま)得るを幸(こう)と謂い(いい)
 自ら得るを福と謂う」です。

伊與田覺先生が安岡正篤先生から頂いた、
色紙に書かれてあったものです。

画像 004.jpgのサムネール画像のサムネール画像
(社長塾にて講義をされる伊與田先生)

6)
幸福の「幸」は偶然に得るものであり、
もろいものということでしょうか。
それに比べて、幸福の「福」は、
自分の努力で手にするものだから強いという意味のようです。

7)
この講義に非常に感動しました。
幸福をこういう風に二つに分けてお話をお伺いすると、
自分なりに明確に自分の生き方などが理解できます。

8)
私は父親が事業に失敗し、
そうした悲惨さをもろに体験していますから、
自分の幸福が出来過ぎのようにいつも感じて生きています。

9)
つまり、私は自分の実力以上に評価され、
色々なものを得ていますから、
まさに私の幸は偶々(たまたま)得ることができているような、
そんな不安があるのです。

10)
私は皆様方の支えのお陰で仕事がうまくいっているだけで、
私自身の能力や努力ではないのです。
つまり、
自らの努力以上に幸せを手にしているという自覚を持っています。

11)
参加者の方々にも、
「今の幸はたまたま手にしていると思っている人?」と
お聞きすると、
かなりの方々が挙手をされてビックリしました。
やはり、努力よりもたまたまという意識が
経営者にはあるのですね。
(自覚は良いと思います)

12)
伊與田覺先生の講義
「自分の心掛けによらずに偶然に得たものは、
 如何に都合の好いものものであっても、
 それは幸であって、福ではない」
 
皆様方は自分の幸福をいかにお感じになっておられるでしょうか。

13)
さて、伊與田覺先生の講義が終わり、
1年間の振り返りとまとめを、
ディスカッションを交えながら行いました。

14)
貴方の「一以って之を貫く」の、
一(いつ)は何ですか?という質問を出し、
それに基づいて討議をしていただきましたが、
Y社長は涙を流されながら自分の「志」を発表されていました。
深く学ぶ人はやはりディスカッションも深いです。

15)
今回の社長塾は最終回の「懇親会」がありましたので、
2時間半の講義の後は、2時間半ほどで、ディスカッションをし、
伊與田覺先生への質問を行って有意義な最終回になりました。

16)
終了後は、恒例の懇親会を、
ウェスティン都ホテルで行いましたが、
ここでも全員の方々に色々な発表を頂きました。

17)
今回は7期ですが、7年連続の方々も多く、
中身の濃いご参加者の感想でした。
中には、一昨年のリーマンショックで厳しい局面を迎えた方もいて、
社長塾が大きな心の支えになった方もいます。

18)
私は、この?社長の経営相談に何度も応じましたが、
見事に1年で復活し、現在はV字回復に近くなっています。
やはり、社長塾が大きな心の支えになったのですね。嬉しいです。

19)
午後8時過ぎに懇親会を終えましたが、
伊與田覺先生と二人でタクシーで帰りました。
タクシーで色々と話が弾みましたが、
先生も若い頃から真理を求めて必死に生きて来られたようです。

20)
3月からは第8期社長塾が開催されます。
指導者学は難しい側面もありますが、
やはり、経営者や幹部には心の支えが大事だと思います。

21)
伊與田覺先生にご縁を頂いたのは谷井元社長のお陰ですが、
まさに「縁ありて花ひらき 恩ありて実を結ぶ」を痛感します。

22)
「偶々(たまたま)得るを幸(こう)と謂い(いい)自ら得るを福と謂う」
非常に意味深いお言葉を頂戴しました伊與田覺先生に感謝です。

田舞徳太郎

▼社長塾の動画を公開中



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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このページは、田舞通信が2011年2月26日 11:27に書いたブログ記事です。

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