勝つか負けるかどちらか一つ。負ければ生命がとぶ。真剣になるとはこんな姿をいうのである(松下幸之助)

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親愛なる皆様
お元気ですか。


1)
先日、第二回目の「新しい時代の社長学」の事前説明会を東京センターで行ないました。
前回の大阪に引き続き、81歳の前田盛雄さんもご参加でした。


2)
すでにお二人でお申し込みを頂戴していますが、
今回も参加事例企業のピーターパンの横手会長のお話を聞かれ、ご参加の準備をされていました。
前田さん81歳、横手さん75歳、私は73歳ですが、三人とも心の若さは失っていません。俊敏です。


3)
各会場へ多くの方々にご参加頂きましたが、
横手会長の事例発表では、「カンブリア宮殿」のハイライトを視聴した後、
創業からの損益表をオープンにして洗いざらいお話を頂き、
大阪で事例発表頂いたびわこホームの上田会長同様、本音のプレゼンテーションに心から感謝致します。


4)
経常利益率が15%に達した際には、社員さんの賃金に5,000万円を当てられましたが、
昨年も11.4%の立派な利益を出されています。
日創研も長年お世話になっていますが、パン業界は決して良い業界ではありません。


5)
業界の問題ではなく、やはり、経営者の熱意や真剣さです。
日本創造教育研究所の会員企業は、なぜ黒字企業が多いのか?
やはり、根底に可能思考能力があるからだと、確認出来た瞬間でした。


6)
私の講義用のスライドの一部をレジュメにしてお渡ししましたが、
1時間では1年間プログラムは簡単に説明出来ません。
ただ、新しい時代に相応しい経営技法を準備していますので、楽しみにして下さい。
激変の時代というリアリティーが大事です。


7)
先週から東京センターで「経営問答塾」が始まりました。
5時間の講座のために、全国からお集まり下さいました。
木野親之先生も93歳ですがお元気です。今回も深い学びを得ました。


8)
中には、東日本大震災の復興支援で開催した特別基礎コース(SA)のご受講生もおられました。
当時は埼玉の関根さんもアシスタントとして応援に駆けつけて下さいました。懐かしく話しました。


9)
売上高は20億円を超え、3億円以上の利益を計上しておられますが、
アメリカ支社が大変なようで、トランプ政権の政策に悩まされていました。
撤収しようとまで思いつめておられますが、激励とアドバイスをお伝えしました。


10)
経営問答塾では、初めの30分は松下経営哲学の私なりの解釈をお伝えし、
木野親之先生がお話しやすいように準備をしました。
今回は『道をひらく』の「真剣勝負」から、どんな時代にも真剣さを失ったらいけないのだとお伝えしました。


11)
松下幸之助翁はメタファーの達人であり、分かりやすさと深さでは右に出る人はいません。
次のように記しておられます。

 『真剣勝負』(松下幸之助『道をひらく』PHP研究所刊より)

  剣道で、面に小手、胴を着けて竹刀で試合をしている間は、
 いくら真剣にやっているようでも、まだまだ心にスキがある。
 打たれても死なないし、血も出ないからである。
 しかしこれが木刀で試合するとなれば、いささか緊張せざるを得ない。
 打たれれば気絶もするし、ケガもする。死ぬこともある。
 まして真剣勝負ともなれば、一閃が直ちに生命にかかわる。
 勝つこともあれば、また負けることもあるなどと
 呑気なことをいっていられない。
 勝つか負けるかどちらか一つ。負ければ生命がとぶ。
 真剣になるとはこんな姿をいうのである。

  人生は真剣勝負である。だからどんな小さな事にでも、
 生命をかけて真剣にやらなければならない。
 もちろん窮屈になる必要はすこしもない。
 しかし、長い人生ときには失敗することもあるなどと
 呑気にかまえていられない。
 これは失敗したときの慰めのことばで、はじめからこんな気がまえで
 いいわけがない。真剣になるかならないか、その度合によって
 その人の人生はきまる。

  大切な一生である。尊い人生である。今からでも決しておそくはない。
 おたがいに心を新たにして、真剣勝負のつもりで、
 日々にのぞみたいものである。


12)
松下幸之助翁は、共存共栄の理想の中にも競争の必要性を説いています。
最近の若者は、本気というのはダサイ生き方と思うそうですが、私の知る限り若者の方が真剣です。


13)
サッカーが良い事例ですね。
私などは外国人の監督を突然解雇した日本サッカー協会の判断に、反対ですから無関心でした。
ところが、サウナで皆さんと対コロンビア戦を見ていると、勝利する可能性が高くなり、思わず応援していました。


14)
そこで気づいたことがあります。
やはり、世間は勝者にしか関心を向けないのですね。
社員さんを守るためには、是が非でも勝たなければならない。
それがリーダーたる任務ですね。


15)
もちろん、卑怯な真似は断じて許されません。
ルールを無視して金メダルをとっても、後で剥奪されるだけです。
我われは正々堂々と本業の存在価値を高め、社会的価値を生み出してこそ、真の勝利者になるのですね。


16)
最後に16TTコース卒の田村 英雄さんがご逝去されました。
田舞塾でケース・メソッド授業を行なった時や、
奥様とお嬢様で参加された親子セミナーのことなどを思い出しました。
繊細な方で、色々とお話しをお聞きしました。あれから15年です。心より、ご冥福を祈ります。


「逝く人を 見送る日々の 多かりし 我が身をこそも 必死生きたり」 得山詠歌


日は明治の森・箕面国定公園を歩いてきました。

「行く道に 遙けき彼方 みつめつつ 歩ける我の いのち歓び」 得山詠歌

田舞徳太郎

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2018年6月25日 10:25に書いたブログ記事です。

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