2018年5月アーカイブ

親愛なる皆様
お元気ですか。


1)
一昨日は、大切なお客様のお嬢様の結婚式に参列しました。
新郎は、並々ならぬ努力家の弁護士さんで、ご挨拶をお聞きして感動しました。


2)
私は新婦側のご挨拶をご指名頂きましたが、
やはり、親を非常に大事にする社長のお嬢様ですね。得山詠歌を詠みました。

「晴れの日の 祝いの席に 積善を 尽くして生きる 父母(ちちはは)ありし」得山詠歌

やはり、子供はみんな父母の生き方に似るのですね。
福岡の特別基礎コース(SA)の出番が無い時間に参列しましたが、心温まる時間を頂戴しました。


3)
ここ何年もの間、結婚式には出ないようにしていますが、
今回は大きな恩義がある方ですので、特別に出席しました。


4)
月刊『理念と経営』を創刊以来、相当ご活用下さり、日創研経営研究会でも手弁当でお手伝いを頂戴しています。
新婦からも、温かいメッセージを頂戴して、すごくうれしかったです。
何よりも素晴らしい新郎と結ばれたことは、ご両親の日頃の積善が創り出したことです。


5)
「積善の家には余慶あり」の言葉から、NHKの「ファミリーヒストリー」のお話をし、
ご両家の両親、祖父母、曾祖父母、高祖父母の積善の結果としての理想の良縁なのです。
そして、「偶々得たるを幸と謂い 自ら得たるを福と謂う」の言葉を引用して、
いかにお互いの努力が創り出した「福」なのかを称えました。


6)
新婦に対するあるスタッフからの、
「いつも人の事ばかりを心配して、自分を後回しにされる。
 これからは先ず自分の事を心配して下さい」のメッセージも感動でした。


7)
披露宴の後、すぐに研修会場に戻り、スーツに着替えて特別基礎コース(SA)の講義でした。
最近は可能思考教育も進化しており、メンテナンス機能とタスク機能を統合した内容です。


8)
なぜ、両面が必要なのか?をお伝えし、質疑応答を取りました。
遠くは東京や大阪や四国など、遠方からのご参加の方もあり、今回も非常にやりがいがありました。


9)
特別基礎コース(SA)後の得山詠歌です。

「研修で 語りしことの 突き刺さる 吾身省み 恩師をぞ思う」

「歌詠みし 日々重ねきて かなしきの 思い出ありて 歓び深し」

「吾がいのち 光当てられ 叶いしは 今日に会いたる 恩人(おんひと)ぞかし」


10)
懐かしい方々との再会もありました。
ある方は、当時は業績を伸ばしておられましたが、ある出来事でつまづかれました。
それ以来24年ぶりです。


11)
同じTTコース修了の方の会社は、当時まだ3億円ぐらいでしたが、
今でも毎月学び続けておられる結果、増収増益を続けて逆に成長しておられます。
経営の原理原則から横道にそれたり、時代の変化を読めなければ、どんな会社も衰退していくのです。


12)
私たちの世代は、人生のほとんどを20世紀で過ごしてきました。
しかし、21世紀に入って18年目、20世紀モデルはあらゆる場面で通用しなくなりました。


13)
日創研は様々な分析手法を持っていますが、激変も激変で恐ろしい気持ちです。
逆に熱意をもって学び、企業経営に取り組んでいけば大きなチャンスです。


14)
今回も、ミヤザキの山之上社長や、鹿児島の今別府社長はじめ、
好業績の会社の方々のご派遣やご紹介をたくさん頂きました。


15)
私はいつも、手帳に恩師や家族などの写真を持ち歩いています。
スターバックスコーヒー創業者のハワード・シュルツさんと二人の写真も手帳に挟んでいます。
スタンフォード大学で一年間苦労してどん底だった時、
「スターバックス物語」を読んで励まされ、パロアルトのお店で繰り返し読みました。


16)
ハワード・シュルツさんは、
スタンフォード大学の恩師ダニエル・オキモト教授のご紹介でしたが、
今でも写真を見ると、辛かった時のことが思い出され、逆に励まされます。


17)
今別府社長と一緒に座禅石(西郷隆盛・大久保利通が座禅した石)で撮った記念写真を、
今回集まった社員さんや幹部の6人にお見せしたら驚いておられました。


18)
昨年の特別基礎コース(SA)を担当させて頂いた新入社員さんを、
今別府社長が連れてこられていました。
人は環境次第で、一年で大きく成長するものですね。


19)
今別府産業さんも、日創研を25年間支えて下さっています。
ほとんどの方々が可能思考教育・職能教育・コミュニケーション教育に参加されていますから、
金額にすると億単位だと思います。
わざわざスタンフォード大学まで激励にも来てくださいました。


20)
お一人ずつ名前を出してお礼を言えないのは申し訳ありませんが、
すべての事業経営は、ご支援をどれだけの方々に受けたかが最大要因です。
皆様方のご支援、青年会議所、恩師、働く幹部や社員さんに恵まれて日創研があります。
金銭には代えがたい歓びの一日でした。


21)
人生も経営も草花も同じです。鹿児島のお寿司屋さんで見かけた俳句です。

「咲くまでは 草と呼ばれ る野菊かな」(詠み人知らずですが、人生の達人ですね。)

最初から咲く花がないように、最初から成功・・・・・・という会社は少ないでしょう。


22)
「新しい時代の社長学」は、目標として10%の経常利益を掲げていますが、
全員の命の花を咲かせないかぎり望めないものです。

理想や目標を持たない企業は衰退する。
「経営者は常に理想を掲げ、目標を見定めて、それを社員に語りかけ、
 ともにその実現をはからなければならない(1956年・松下幸之助翁のお言葉)」

23)
語るだけでは駄目なのですね。
夢は、形にするだけの努力と実力が伴わなければなりません。自分の命との約束事です。

田舞徳太郎

 

親愛なる皆様
お元気ですか。


1)
今日から福岡センターで可能思考研修の特別基礎コース(SA)をです。
九州地区や広島・山口まで広域にご派遣頂き、感謝申し上げます。


2)
アンケート調査では、
基礎コース(SA)は、
1.もっと厳しくして欲しいというご要望があり、
2.今のように受けやすくした方が良いという要望もあります。


3)
教育効果とお客様の立場のバランスを取るのは難しいことですが、
昨年よりもご参加者は増えており、時代に合わせることも大事ですね。
今年前半は、大阪と名古屋で私も基礎コース(SA)の講師を務めますが、
他の講師も立派に、深い気づき・リーダーシップ・コミュニケーション能力など、私よりも効果的です。


4)
人財育成にご活用頂くことと、業績の良い企業様の共通項は、
可能思考教育を継続的に行なわれています。
自己啓発の要素もあり、個人のモチベーションを高めることも重要視すると共に、
個人の「やる気」をどの目標につなげるのか。そこまで視野に入れた内容です。


5)
個人のモチベーションを上げることは、難しくありません。
ところが、個人と組織の問題は、未だ誰も答えを出していません。
日創研は、どちらにも偏らないで、個人と組織の統合を大切にしています。


6)
今後もアンケートに基づいて、企業様のご要望に応えながら進めていきたいと思います。
働き方改革に即応した時間対応も議論しています。
過日も、M社長にお電話をして、いくつかのご意見を頂戴しました。
悩まずにお客様に答えを聞けば、最も早いわけですね。


7)
赤字の時に社長就任し、「立派な企業にするには人財育成しかない」と思われ、
5年前に基礎コース(SA)を受けられた、S社長のお話をしました。
ご苦労されている方々は切実ですから、学びも真剣なのですね。
順調と思っている方は、心のどこかに熱意の希薄さがあるのかもしれません。


8)
S社長は基礎コース(SA)受講後に次々に手を打ちましたが、働く人はなかなか動いてくれなかったようです。
勉強会を開催しても、参加者はゼロだったそうです。
悔しくて悔しくて思わず涙が出たと言われましたが、
支えは基礎コース(SA)をはじめとする可能思考教育だったそうです。


9)
徐々に進めて行き、今や26%の経常利益率です。
社風も大きく健全化して、積極的に学習する組織になっています。
S社長の会社は、新商品で稼いでいるのではありません。お客様を増やしたわけでもありません。


10)
ただ、全員が可能思考研修の実践コース(PSV)まで受けて、目標実現に意識全開でチャレンジした結果です。
改めて「経営革新は自己革新」だということを、S社長に学ばせて頂きました。
自己革新が出来上がらなければ、人生も経営も、今の延長であり、最悪は廃業です。


11)
基礎コース(SA)で深く目覚められたS社長の会社は、
この5年間ずっと増収増益であり、一人当たりの年収も549万円とかなり高いです。


12)
もちろん、S社長のリーダーシップであり、エナジャイズ(集団を目標に向かわせる力)であり、真摯な学習姿勢です。
この9月の第20期田舞塾でケース・メソッド授業を行ないます。


13)
社長が、幹部が、社員さんが「どこで気づくか?」なのでしょうが、
自己覚醒こそが一番大事なことだと思います。
一昨年から講義内容も大きく変化させています。
リーダーシップの向上、やりぬく力の涵養、最大のテーマであるマインドセットほか、様々なスキルアップをします。
頑張って研修に挑みます。


14)
さて、今週の田舞塾で行なった、築地玉寿司さんの社風診断が大変素晴らしかったです。
先代にあたるお父様にご恩があり、若い時の音羽時代を思い出しながらの研修でした。
玉寿司の「一貫経営」は、TTコースの文献購読や松下経営哲学を基本にされているだけに、
「筋」が一本通っていて、臨店研修も最高でした。


15)
お父様もお見えになり、中野里社長の、ご両親を大事にされる姿には頭が下がりました。
あと5年で100年企業ですが、一緒にご苦労されたお姉様の涙に心打たれました。


16)
寿司学校をつくられ、常務さんのご努力や幹部社員さんが素晴らしく、
店長さんは全員が実践コース(PSV)卒業生で、重ねてお礼を申し上げます。
企業の発展も、個人の幸福も、すべては「気づき」から生じます。
気づいたことをいかに実践するかも重要です。


17)
一昨日は久しぶりに奈良の薬師寺に参りました。
故・高田好胤先生にもご指導を頂き、当時のお付きの方々が管主にもなられています。
高田先生とは、1978年に初めてお会いさせて頂きましたが、
今回、そのお弟子さんが、般若心経の法話をして下さいました。


18)
故・高田好胤先生は、最後のまとめで「行こう、行こう、さあ行こう!」とお話しされていましたが、
どんな困難でも前に進もう。失敗しても一歩前に出ようと。

そして、最後の「さあ行こう」は、辛いことがあっても、苦しいことがあっても、
決意した事に向けて、「さあ、行くのだ」と講演されていました。
昨日の法話も心に沁みるものでした。


19)
私は、自宅の坐禅室で、ご病気の方や、ご恩のある方、ご支援頂いた物故者の方々に般若心経を21回日々唱えています。
以前出した「可能思考で生きぬけ」の著作で、
冒頭から「観自在菩薩行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空」の解釈をしていますが、大きく間違ってはいませんでした。


20)
「職業即仏行」と説いたのは、徳川家康を助け関が原でも戦った鈴木正三です。
しかし、旗本から出家してお坊さんになります。
島原の乱の後に天草に行き、キリスト信仰の方々を仏教で教え導いたのです。
天草には鈴木神社が今もあります。


21)
ですから、、我われ企業経営に携わる者は、自らの中にも、業務の中にも
菩薩様のような素晴らしいものがある事を認めるべきですね。

田舞徳太郎


 

親愛なる皆様
お元気ですか。


1)
31TTコースの第二講は、時間通りに終了しました。
講義中は、スタッフにイエローカードやレッドカードを出してもらい、
レジュメ通りに講義して、時間通りに終わりました。


2)
時間通りに終われましたのは、ご受講生の受けられる姿勢の良さもありました。
真剣な目線、その熱意、必死さには感動しました。
と同時に、昨年までのTTコース卒業の皆様方には、お詫びしなければと思いました。


3)
翌日の「松下幸之助翁に学ぶ人財育成の要諦十三ヶ条1日セミナー」も多数の方にご参加頂きました。
心より感謝申し上げます。


4)
本来、私が松下幸之助翁のお話をするのは大変僭越なのですが、
山下俊彦第3代目社長、谷井昭雄第4代目社長、木野親之先生、執事の高橋誠之助様、秘書の六笠正弘様に、
講演やお食事、ご自宅に訪問したりなどの機会でお聞きしたお話を中心にしましたが、
日創研の創業メンバーである坂東弘康君の体験からも学びました。


5)
各センターでもサテライト開催していましたので、私はカメラの前からほとんど動くことができません。
ついカメラの前から姿を消してしまうと、運営スタッフには叱られ、
ご参加者からもタイムリーにアドバイスを頂きました。


6)
先日、宇都宮の前田盛雄様よりお電話を頂戴し、
「『新しい時代の社長学』は面白そうだから参加するよ!」というお言葉でした。
現在81歳です。


7)
ホームぺージをご覧頂いたようで、1年間の教育カリキュラムを、81歳で学ばれたいとのことです。
「今から、もっと立派な組織にしておかないとね!もっと学ばないとね!」と、
驚きと同時に非常に大きな励ましを頂戴しました。


8)
すでに25年のお付き合いになりますが、厳しい人であり、私の兄貴のような存在です。
4年前には経営理念塾と、上級コースにあたる経営理念作成セミナーにもお見えでした。
いつも幹部社員さん同伴でご参加されますが、恐らく5名でのご参加になると思います。


9)
なぜ今、「新しい時代の社長学」か?
そのきっかけは、今年度の松原社長方針である、
「イノベーション(革新・進化)で会員企業の『成功企業づくり』」が出たからです。


10)
日創研が凄いのは、全員が「そうだ」と言って、すぐにコンセンサスが取れるところです。
そこから、時代に先駆けた内容の「戦略策定と成功企業づくり」を作成し始めました。
色々な専門教授のご支援を受けてのものです。


11)
昨年から準備に取りかかり、プロジェクトチームを作っての仕掛けづくりです。
アンケート調査も行ないましたが、生の声をお聞きしながら進めています。


12)
久しぶりに、日創研の創業時代のように、私もピリピリしています。
我々も出向いて、何が何でも「成功企業づくり」をしようと、
私がプロジェクトチーム会議に参加すると、帰る時間が遅くなるので、
幹部もよく我慢してくれています。誇りです。


13)
当初は100社を予定していましたが、
松原社長や取締役が綿密に立案を重ねた結果、66社までの対応となりました。
前田さんに感謝申しあげます。
「新しい時代の社長学」の説明会も行ないますが、
東京はピーターパンの横手会長、大阪はびわこホームの上田会長が、その参加理由もお話し下さいます。


14)
さて、アンケート調査の結果について、日創研の満足度調査が15点という会社が一社ありました。
率直に言って下さるのは、まだ日創研を見放さない苦言です。
改めまして、原点に戻るべく気持ちも新たにしました。御礼を申し上げます。
残り100社ほどの集計ですが、業績が良くて、赤字企業は一桁内です。


15)
また、「未来への挑戦FAX」にも書きましたが、
皆様のお困りごとの一つに、「研修導入の効果的方法」がございました。
早速、松原社長や末武専務などとも打ち合わせし、「人材コンサル部門(仮称)」の開設を立案しました。
個々にお困りごとの解決を実践するため、これからシステムづくりの準備です。


16)
準備が整いましたら、申込方法などご案内します。
「人材コンサル部門(仮称)」で問題解決に尽力します。
私も含めて全講師陣が対応していきます。


17)
日創研の最大の強みは、研修導入と企業業績のモデル企業がたくさんあることです。
私や松原社長含め全講師が、今までも様々なご相談に応じてきました。
実に多岐に渡る経営のお悩みであり、様々な問題にも対応してきました。


18)
「人材コンサル部門(仮称)」で、人材に関することのみの窓口で対応します。
特に、効果的に業績につなげる導入事例は、山ほどあります。


19)
31TTコース第二講の最終日には、Sファシリテーターのプレゼンテーションがありました。
赤字企業を引き継ぎ、5年後に研修を導入して、本年は約26%の経常利益率の実績です。

1.働いている社員さんを替えたわけではない。
2.製造している製品を替えたわけでもない。
3.単に可能思考教育や職能教育を導入され、愚直に人を育てただけです。
(この事例は、今年の「経営革新二日間セミナー」で取り上げます。)


20)
日創研も、社員さんの派遣前や派遣後の具体策、
さらに、可能思考教育・職能教育・コミュニケーション教育の効果的な導入と
業績向上との関係性などをご相談に応じてご提案出来ればと構想しています。


21)
日創研を、単に研修だけではなく、大きな経営資源としてご活用ください。
サブプライムローン時より、既に多額のローン問題がささやかれているようです。
イランとイスラエルの問題も、非常に重たい問題です。
「歴史は繰り返す」とは、古代ローマの言葉でしたが、日本も要注意ですね。

田舞徳太郎

親愛なる皆様
お元気ですか。


1)
Theマスターコミュニケーションの第三講目が無事に終了しました。
今回は、マインドセットの6段階、エンパシー、組織脳分析、社長幹部診断を主に行ないました。


2)
昨晩の田舞徳太郎通信に書きましたが、社長と経営幹部の相乗効果の重要性です。
うまく機能しない限り、結果的に企業は永続しません。


3)
今回は、経営者と幹部社員さんがご一緒でしたので、多くの幹部社員さんが研修終了後もお残りになり、
「幹部の役割が明確になりました。」とのお言葉を頂戴しました。


4)
前回お伝えしました経常利益率45%という驚異的業績は、
19TTコース卒のI社長ですが、正直一時期はどん底の状態であったのです。


5)
私は忘れていましたが、
「19TTの最後の日に呼ばれて、恐る恐る行きました。そこで、あなたのビジネスモデルは凄い!」と
称賛していたのだそうです。


6)
しかし、なかなかそのビジネスモデルの芽が出ずにご苦労されたのです。
すぐに成功なんていうのはありませんね。


7)
ところが、その支援をされたのがTT卒業の奥様であり、同じくTT卒業の幹部のTさんだったのです。


8)
幹部のマネジメントで一挙に業績が上向いてきました。
幹部のTさんは、非常に真剣にTTコースを学びましたから非常に印象に残る人でした。


9)
幹部のTさんは中国のお生まれですが、TTコース終了時に、
「私は完全な日本人になります!」と誓われ、今の業績をつくるもとになりました。


10)
今回の講義では、セブン-イレブンを育て上げた鈴木敏文前会長の会議の在り方を詳細に述べました。
全国各地で店舗のオーナーに経営を指導するセブン-イレブンの社員らが、
隔週で行なわれているFC会議に、全社員の半数近くにあたる約3,000人も一堂に会し、
年間で30億円の費用をかけています。


11)
これは出席者の人件費は計算されていません。
膨大な費用ですが、このお陰でセブン-イレブンの今があるのです。


12)
と、言うことは、この30億円の会議費を最大コストにして、
それに対して何千倍もの売上高をつくり、業界断トツトップの利益を出した事になるのですね。


13)
これには批判もあったようです。
しかし、鈴木敏文前会長は、かかったコスト以上の結果を出してこられたわけです。
もちろん、半端な会議ではなかったのです。


14)
うまくいかない人は、コストにばかり意識が向きます。
うまくいく人は、コストの何10倍のパフォーマンスをつくるか?を考えるのです。


15)
幹部育成も全く同じだと思います。
日創研ではシリコンバレーツアーなどに幹部派遣をしますが、私は遅くまで会議をして何かを必ず持ち帰らせます。


16)
見込みのある人間は、特に自社の未来を担う人財は徹底教育が大切です。
それを乗り越えた人が将来を切り開いてくれるのです。
日創研では、成長型マインドセット、結果をつくる行動特性をもった人財、
気づきの能力の高い人々の育成にも力を入れています。


17)
大阪では、5月末から「ケース・メソッド授業で学ぶ幹部育成セミナー」が、
東京では6月から「企業内マネジメント・コーチング6か月プログラム」が、
同じく東京で7月から幹部対象の「Theフォロワーシップコミュニケーション5か月プログラム」が始まります。


18)
他にも7月は、マネジメント養成6か月コース、業績アップ6か月研修、業績アップ上級コースが始まります。
「どれだけのパフォーマンスを生み出すか?を考えるか」、
あるいは「単なるコストと考えるか」で企業は決定されます。


19)
新しい時代の社長学では、日創研の訓練された「アクティベーター(活性化する人)」が、
参加企業を毎月訪問し、「壁を打ち破る会議」や社内OJTなど、経営革新のお手伝いをします。
本格的な募集を始めました。


20)
究極、経営者の「経営哲学と意思決定」ですが、幹部育成と自分育成が企業の永続には欠かせません。
自論ですが、企業には「利益」というものは存在しません。
P/L、B/S上の勘定科目にあるだけです。
すべては企業の継続費であり、永続維持費なのです。


21)
今回のTheマスターコミュニケーションのご参加者の経常利益率の高さに驚きましたが、
最大の要因は、幹部育成に尽きると思いました。


22)
松下幸之助翁の言われた「経営のコツここなりと気づいた価値は百万両」は、
もしかしたら幹部育成と、社員教育なのかもしれません。しかも「継続投入」ですね。


23)
昨夜は、新幹線で新大阪駅から箕面に車を飛ばし、
31TTコースの社長・専務会の皆様と箕面の「学問の道・時習堂」へ参りました。
近代の日本の経営の歴史を作られた偉人16名のパネルを説明しご案内をしました。
明治から現代までの産業の歴史です。
今日から31TTの第二講目が始まりました。「幸せの心理学」の講義を楽しく取り組んでいます。

田舞徳太郎

親愛なる皆様
お元気ですか。


1)
昨日は、Theマスターコミュニケーション6か月プログラム第3講の初日でした。
今回は驚きの連続でした。社長塾にご参加のB社の?社長のお誕生日で電話をし、
研修終了後、6名でお店へ食事に行きました。
創業10年で22店舗のご成功ですが、可能思考教育終了後の店長やマネージャーも駆けつけて頂きました。


2)
5年前にもお店へ行きましたが、語った通りの繁盛で、今日も雨の中で行列が出来ていました。
見事なご成功に嬉しい気持ちです。


3)
スタッフに聞くと、?社長はご自身のスケジュールに合わせて、社員さんを可能思考研修へ派遣されるとのことです。
社員さんが170名ほどおられますが、研修を修了した社員さんを必ず自らお迎えに行かれるからだそうです。
やはり、社員さんを愛する度合いで働く人のモチベーションも上がるのでしょうね。


4)
やはり、業績の良い会社に共通なのは、日創研のご活用が上手だということですね。
可能思考研修のご派遣も、派遣率が50%位から効果があり、
このB社のご派遣が本格的になったそうです。うれしい報告でした。


5)
初日の研修開始前に受けた経営相談に驚きました。決算書を見ると、経常利益率が40%を超えているのです。
しかし、業績の良い会社のN社長は賢明です。
すでに次の手を打つべき前向きな経営相談でした。
新しい時代の社長学にも複数でお申し込み済みです。


6)
ところが、さらに驚いたことに、もう一人の製造業のI社長は経常利益率45%であり、幹部のTさんとご一緒に参加されていました。
I社長は超宇宙人的でアイデアマンであり、色々な付加価値製品をつくり、全般をマネージするのが幹部のTさんです。
お二人とも企業内教育インストラクター養成コース卒業です。


7)
サテライト会場にも経常利益率40%のM社長がおられ、
「一体、このTheマスターコミュニケーションの皆さんは、どうなっているの?」と、私も驚きの連続でした。


8)
ファシリテーターである?さんも決算報告をして下さいましたが、4月までの実績で経常利益26%です。
3月まで経営理念塾に8名でご参加されていましたが、社長塾・田舞塾にもご参加で、
明後日からの31TTコースにも、ファシリテーターとしてご参加です。


9)
娘婿さんで、入社した頃は赤字で借入金も多く、人材も定着せずにご苦労されていましたが、
社長になって改革し、自己資本比率90%、無借金、増収増益が続いています。
神奈川の荒井社長のご紹介で日創研をお知りになられた時は、まだご苦労の最中だったようです。
よく本を読まれており、まだ40代ですが尊敬する経営者のお一人です。


10)
今回は教育カリキュラム以外の講義もしました。
結果的に業績の良い会社には、出来る経営幹部が必ずおられるということです。
社長の実力が100でも、幹部次第で200にも300にもなります。
しかし、社長に200の実力があっても、幹部がだめだと、社長の能力発揮は50ぐらいにしかならないのです。


11)
今回は、武蔵境自動車教習所の高橋会長もご参加ですが、右腕の吉田さんがぴったりと傍につかれ、
このお二人が苦難を乗り越えて、日本で業界三位の自動車教習所の地位を築かれました。


12)
高橋会長は、現在も相当勉強し続けておられますが、
31TTコースへのご派遣2名、新しい時代の社長学には3名お申し込みです。
起業家養成スクール卒業のご子息も、続けて学ばれます。


13)
前回は、個別教育CANの長嶋社長と、30TTコースのファシリテーターだった伊藤社長が
課題プレゼンテーションを行なわれ、深い感動を覚えました。涙が出ました。


14)
今回の課題プレゼンテーションも二名でしたが、ピーターパンの大橋社長にも感激しました。
父である横手会長が苦悩している時に、「じゃ、私が後継して社長になります!」と、
お父様のご苦労を支える内容で、何名ものご参加者がハンカチで涙をぬぐっておられました。


15)
大橋社長は31TTのファシリテーターもされていますが、
ファシリテーターの方々全員に頭を垂れたい気持ちでした。
女性は、短い言葉にも察する強さがあるのですね。


16)
途中で、横手会長にお電話しました。
「横手さん、あなたは幸福ですよ。こんなに全てが揃った人は少ないですよ・・・」と、
お世辞ではなくそのように素直にお伝えしました。


17)
横手会長がご苦労されていた最中からのおつきあいですから、
最高の業績と、「カンブリア宮殿」に取り上げられるなどの事業の成功だけではなく、
この会社の経営幹部も従業員さんも素晴らしく、かつこうして家族にも恵まれる人生はそう多くありません。


18)
横手会長親子も「新しい時代の社長学」に一年間、ご参加です。
努力は必ず報われ、夢は挑戦していけば必ず叶うのですね。
本当に講師冥利に尽きるTheマスターコミュニケーション第3講の初日でした。


19)
昨日は日創研の取締役である杵渕講師が務める、
「Theフォロワーシップコミュニケーション5か月プログラム」の大切さも説きました。
述べたように「リーダー」は「フォロワー次第」なのです。


20)
このTheマスターコミュニケーションと一体となっているプログラムですが、
主に幹部必修のコミュニケーションとして、リーダーをどう支えるかの人間性と関係性のスキル取得です。


21)
東京では6月から、愚息・富太郎の「企業内マネジメントコーチング6か月プログラム」も始まり、
東京センターでは、ご受講生の引っ張り合いになるのでしょうが、
担当者と講師の組み合わせで、日創研内で競争することは大いにうれしいことです。
あくまでも選らんで頂くための基準は「中小企業の活性化」です。


22)
「新しい時代の社長学」は、恐らく初めてのものですが、企業には成長を妨げる壁が4つあります。
その壁をどう打ち破るかは、参加企業内で行なう「壁を打ち破る会議」です。
幹部教育にも最適であり、親子で参加される企業様はすでに6社になります。


23)
講義や月次管理、具体的な戦略策定は12か月間行い、それを「壁を打ち破る会議」で行ないます。
今回もとてもうれしい気持ちでした。
作村さん、大橋さん、各地サテライトの課題プレゼンテーションの皆さんにお礼を申しあげます。
それにしても、151名ご受講中の中に、経常利益率10%以上の方が2割を超えるとは驚きでした。
重ねて皆さま方のご努力に敬意を表します。必ず全員が実現出来ます。

田舞徳太郎

親愛なる皆様
お元気ですか。


1)
今日からTheマスターコミュニケーション6か月プログラム第3講で東京に来ています。
前日は早めにホテルに入り、ジムで歩いて汗を流し、サウナの後に生ビールでスッキリしました。


2)
大型連休の前半は、ペリリュー島の慰霊の後にホテルに戻り、
新研修「新しい時代の社長学」の「壁を打ち破る会議」の原稿を書き、パラオからFAXで経営企画室に送りました。
受け手側のスタッフが待機してくれていて、帰国した時には完成されていました。
キックオフ会議から、12回の会議の進め方も完成します。


3)
財務計画は、税理士さんもご一緒にご参加できる仕組みを松原社長が構想しており、
日創研の財産である「増益手法」には誇りを持っています。
「新しい時代の社長学」は、最大の幹部・後継者育成です。
戦略的発想に欠ける幹部は名ばかり幹部で、逆に足を引っ張ります。


4)
新しい戦略の講義だけではなく、いかに差別化するか、競争優位をつくるか、その上での成長戦略です。
経営理念体系はもちろんですが、それに基づいた、マーケティング戦略、販売戦略、顧客満足戦略、
コア・コンピタンス経営、人財育成戦略、企業文化戦略など、一年間をかけての策定です。


5)
参加企業へ「アクティベーター(活性化する人)」が毎月参加し、
会議運営、社員さんのOJTの開催など、今までとはかなり異なるものです。
日創研を上げて行なうものですが、私の緊張感に取締役や幹部もピリピリしています。


6)
アクティベーターも能力に格差があり、
5人もご派遣いただくZ社様は「?さんだったら参加する」という直接的なお言葉を頂きました。
そこでアクティベーターの上に専任講師を置き、講師も決められた日程で参加企業様に出向きマネージします。


7)
私は、Web会議ソフトの「Zoom」を使っての質疑応答を毎月自由参加で月に二回、様々な質問に答えます。
初の教育カリキュラムは緊張しますね。
奮って、ご相談ください。
遠慮なく「御社は、この所を重点的に準備して下さい!」と、率直にアドバイスします。


7)
あくまでも経営理念の価値体系に基づいた「経営戦略論」ですから、
その整合性に基づいて「理論構成」と「会議運営」と「現場を巻き込む全員経営」です。
見たり聞いたり試したり・・・・・伸びる企業は試しています。


8)
一橋大学名誉教授の野中郁次郎先生や、
優良企業の顧問として実務体験をされている様々な先生方にもご支援頂きます。
日創研は、あくまで中小企業の活性化が使命ですから、企業の大小で参加企業様を決めません。
ようやく募集に入ります。


9)
お陰様で、日創研を信頼して下さる方々は「参加します!」と簡単に決めてくださいます。
戦略策定には、色々な現状分析が必要ですから、
CS、ES、社風など、Webを活用した第三者からの本音のお声も参考にして緻密な策定です。


10)
さて、昨日は久しぶりに明治の森・箕面国定公園の「学問の道・時習堂」に行き、
今週12日開催の「松下幸之助翁の学ぶ人財育成の要諦13か条1日セミナー」の最終チェックでした。
レジュメを見つめ直しましたが、松下幸之助翁の偉大さが良くわかりますね。


11)
昭和51年、私が人の問題で苦労していた時、
JCの機関誌「30億」で、松下幸之助翁が我々青年経済人の質問に真摯にお答え下さいました。
私が31歳の時でしたが、9月号は今でも持ち歩いています。
「基本に戻ることですね。基本に戻れば必ず道がみえるものです」とお答え下さったのが昨日のことのようです。
42年前の機関誌ですが、私のバイブル中のバイブルです。


12)
全45数巻の「松下幸之助発言集」も、繰り返し読ませて頂いていますが、松下幸之助翁は「第五聖人」だと思っています。
一つには、あの世のことなど、宗教的なことを述べられません。
真言宗の高僧・加藤大観師に学ばれていましたが、偉大なのはそのような発言をされません。


13)
六道輪廻と述べて、いかにそこから解脱するのか?と解く人がいますが、
仏教の開祖の仏陀(悟りを開いた人)は、この世を精一杯生きなさいと述べているだけです。
私は「般若心経」を坐禅室で21回唱えてきました。
しかし、仏陀は「拝んでも見返りはありません」と断言しています。成功したいなら「努力しなさい」の一言です。


14)
このお経の真髄は、最初の頃の「正見五蘊(しょうけんごうん)」のところです。
一番大事なのは「正しく見ることです」と述べているのです。
五蘊が曲者であり、人間を誤らせるぞ・・・。
だから、色(在るという観念)が苦悩の始まりであり、空(諸法無我)と思えば、苦悩も消える・・・。
すべては「無」なのだ。と伝えているのですね。


15)
孔子さま、二宮尊徳翁、松下幸之助翁、伊與田覚先生、田里亦無先生もあの世を説いていません。
非常に信仰心の強い方々ですが、天といい、死もまた生成発展と述べています。


16)
十界論、十二縁起、因縁生起、三宝印、三千当体など、
鎌倉に毎月通いながら坐禅修行を続けて学びました。
般若心経は、舎利子に伝える言葉であり、十大弟子の阿難が、仏陀が入滅される前にあまりにも悲しむので、
仏陀は、
「自燈明(自分を拠り所としなさい)」
「法燈明(教えを拠り所としなさい)」
「他を拠り所にしてはいけない」と慰められたのです。


17)
私からすると、孔子さまは四大聖人のお一人ですが、
二宮尊徳翁、松下幸之助翁、伊與田覚先生、田里亦無先生は、仏陀と同じようだと思います。
阿難に言われた通りを行なった人です。


18)
過日、創業100周年を機にリニューアルされたパナソニックミュージアムでは、
わざわざ谷井昭雄第4代目社長や山田館長、元・社史室主幹の恵崎様にご案内を頂き、
不思議なご縁に今も感謝しています。
経営の神様は、分かりやすい言葉で、実に深い深い教えを諭されています。


19)
山下俊彦第三代目社長(小島直記先生のご縁)
谷井昭雄第四代目社長(木野親之先生のご縁)
44年間松下幸之助翁にお仕えられた木野親之先生
22年間松下幸之助翁の秘書をされた六笠正弘様(谷井様とのご縁)
西宮のご自宅の執事をされた高橋誠之助様(木野親之先生のご縁)
松下幸之助商学院学院長をされた北山顕一先生(伊與田覚先生のご縁)

もったいなくもお食事をご一緒させて頂く機会が多くあり、
会社、ご家庭、真々庵、宴会、普段など、様々な松下幸之助翁のお姿を知りました。


20)
「縁ありて花ひらき 恩ありて実を結ぶ」だと思います。縁尋機妙とはこのことですね。
改めて問学よりも求道が大事です。自分の求める命が、命を運ぶのですね。
6月から東京で始まる木野親之先生による「松下幸之助翁に学ぶ経営問答塾」も楽しみです。


21)
孔子さまは、中庸の徳を説かれました。仏陀は中道(苦悩でもない、快楽でもない道)を説かれました。
松下幸之助翁は「素直」と「宇宙根源の法則」を説かれました。
田里亦無先生は、仏陀が言われたように、「現世の今・ここを生きろ」と常に述べておられました。
伊與田覚先生は荒れ果てた曹洞宗の禅寺を、全財産を投げ出し再建されました。


22)
素直=中庸=中道=今を一所懸命生きる=本業に高い志をもつ
信仰心は大事です。しかし、宗教にかぶれては自燈明・法燈明を失います。
輪廻や解脱などはある種の脅しであり、集金マシーンの道具にも使われています。バラモン教が伝えたものです。


23)
朱子学全巻6冊に挑みながら、新たな研修プログラムを構築していますが、
若い時に高校に行けなかったことが、現在の向上心の源泉になっています。
学べる場を与えて下さる皆様方に感謝申し上げます。


24)
明日は、Theマスターコミュニケーション6か月プログラムが終わった後、すぐに新幹線で帰阪。
「箕面加古川山荘・明徳庵」へ直行し、31TTコースの社長・専務会メンバーを「学問の道・時習堂」へご案内した後、
翌日から31TTコース第2講の3日間にわたるTA研修です。
松下幸之助翁に学ぶ人財育成の要諦十三ヶ条1日セミナーの後、東京に戻って週明けから田舞塾です。


25)
学んだからとて、学びを持ってあの世にはいけません。
また、富貴も同じであり、期待をしてはいけないのです。
言える事は、「今・ここ」では、紛れもなく生きていることで、
道元禅師の言われる「前後裁断」して精一杯いのちを燃やすしかありませんね。


26)
仏陀は阿難に「よく仕えてくれたこと」のお礼を伝え、
いかに無常とて、無我とて、「現世を必死に努力して生き、怠ることなく修行し成就するように・・・・・」
という言葉を遺してこの世を去ります。


「箕面加古川山荘・明徳庵」と「学問の道・時習堂」で感じたのは、何事も自分の年齢に恥じぬ生き方が大切です。

一、一度きり 思いつ歩く 瀧道に 今ここに生の 有ること難し 得山詠歌

二、しゃがの花 少なくなりて うつりゆく 箕面の山は 日々時知らせおり 得山詠歌

三、まだ消えぬ 中川大佐の 自決せし ペリリュー島の 散りし男(おのこ)ら  得山詠歌

四、久しくも 妻や娘と 孫子との 食卓囲む いのちをぞ歓ぶ 得山詠歌 

五、書物読み 内省習慣 もつことで 一度なりしの いのちをぞ修む 得山詠歌

田舞徳太郎

親愛なる皆様
お元気ですか。


1)
大型連休の前半は、
天皇、皇后両陛下が戦後70年の節目に訪問され、鎮魂の祈りを捧げられた、
パラオ共和国のペリリュー島へ戦没者の慰霊に行ってきました。
旧日本軍が玉砕した島であり、厳粛な気持ちになりました。


2)
天皇陛下の退位までちょうど残り一年という時期もあり、
ペリリュー島南部にある日本政府が建立した「西太平洋戦没者の碑」や、
米軍の戦没者をまつる「米陸軍第81歩兵師団慰霊碑」で拝礼しました。


3)
今回のペリリュー島を視察しながら、天皇、皇后両陛下のご訪問に思いを馳せながら、
月刊『理念と経営』の原稿をまとめたり、得山詠歌も48首詠みながらの切ない旅でもありました。


4)
熊本出身の中川州男陸軍大佐が連隊長で、日本軍の守備隊長として指揮を取りましたが、
アメリカ軍は5倍の軍勢と、艦砲射撃、飛行機からの爆撃と圧倒的な強さでした。


5)
詳細は月刊『理念と経営』の連載
「企業の成功法則?社長力・管理力・現場力の三位一体論?」でお伝えしますが、
改めて、我々日本人の在るべき姿を痛感しました。


6)
天皇、皇后両陛下もパラオご訪問にあたって、歌を詠まれておられました。

御製(平成28年歌会始)
「戦ひにあまたの人の失せしとふ島緑にて海に横たふ」


皇后陛下御歌
「逝きし人の御霊かと見つむパラオなる海上を飛ぶ白きアジサシ」

※アジサシとは鳥のこと。


7)
慰霊の神社には御製と皇后陛下御歌があり、
もしかして、この島で生前退位を決められたのではないか、などと複雑な念いでした。


8)
私は歌人ではありませんが、歌を詠む事で鬱積した気持ちを紛らしてきました。
拙いものばかりで表には滅多に出していません。
若い頃、歌会始には毎年応募していましたが、
昭和39年歌会始お題「紙」の時の応募和歌で詠んだ「せつない念い」は今でも覚えています。


9)
自らの いのちを断つと 決めし人の 同じき道を 吾問い歩く

悲しきも 無念もすてて 拳銃で 自死し中将の 思いやいずこ

御退位を決めたる後に訪れしパラオの海みて何を思わる

空見上げ 月も隠れてかなしきの 歌を詠みつつ パラオを旅す

誰しもが 逝く道通る 身なれども 敗れてもよし 潔ぎよきたし

声あげて 泣きたし気持ち おさえつつ 料理にかける 醤油重たし

ペリリュー島の 御霊を偲び 灯(ひ)の点る 夜の帳(とばり)に 両手を合わす

中将の 無念の最後 偲びつつ 空みあぐれば 満月隠る

散華(さんげ)せし 人の思いを 抱きしめて 月なき空の 悲しきの歌詠む


10)
ペリリュー島の戦跡を見る度に心打たれました。
日本が世界に誇った零戦が、浅瀬でそのまま残っていました。
当時、東洋一の飛行場があり、アメリカ軍が本土爆撃の拠点として奪おうとしての戦いで、
守備隊は71日間も地獄の体験をしたようです。
昭和天皇が、恐らく沖縄と共に心残りの島であり、そのお気持ちを抱いての3年前の慰霊の旅だったのでは・・・と思いました。


11)
私が現役の青年会議所時代には、
洋上スクールやJC青年の船「とうかい号」などで洋上慰霊祭を行ないました。
OBになっても、講師として10回ほど乗船しました。


12
確か、世界各国から青年たちを乗せて、
第15回JC青年の船「とうかい号」の団長の時だったと思いますが、
洋上慰霊祭では海外の青年たちが真摯に慰霊をしてくれました。


13)
福岡地所やキャナルシティ博多の榎本一彦さんが団長の時には難民船に出会い、
国際法に則って、難民船救助を意思決定しました。
船長さんは反対の意向でしたが、榎本一彦さんの英断に今でも敬意を表しています。


14)
その1981年は、国際連合の定める「国際障害者年」で、
私は福祉開発委員長として「国際福祉の方針」を立てて「難民問題」に取り組みました。


15)
青山にあるUNHCR(難民高等弁務官)オフィスに通い、
現地視察情報や、難民条約を批准していない日本政府に必死に嘆願運動をしていました。


16)
ベトナム、カンボジア、ラオスなどの国境沿いをタイ側から視察して、
国境沿いの反政府軍と交渉したり、大砲の音を聞きながらキャンプの訪問を続けました。


17)
いざ、動き出すと熱が入るタイプでしたから、
多くの方々に「お前のやり方はJC運動ではないぞ」とたしなめられました。


18)
一介の委員長が、常任理事とJC会館の中で怒鳴りあいもしましたが、
榎本当時副会頭は難民船を救助してから理解を示して下さいました。


19)
さて、順番が前後しましたが、大型連休前に我が川西青年会議所の例会講演に参りました。
正直、見事な例会運営に驚きました。我々の時代より数倍の格調の高さでした。
背筋を伸ばして真摯な態度、見事な理事長挨拶、真剣に学ぶ姿勢に逆に教えられました。


20)
本を読むこと、実践すること、自己研鑽を積むこと、
自社が地域にとって無くてはならない企業にすること、リーダーシップを磨くこと、
右手は自分や家族や自社のために、左手は世のため人のために使うこと、
人材を育成すること、企業の永続が一番大事だということなど、現役当時から何ら変わらぬ講演でした。


21)
我々の時代には、自社の業績に無関心、未来に対するビジョンもない、
リーダーシップもない、必死に学ぼうとしない、現状に満足している、遊びは好き、変なプライド、
結果的に企業破綻もあり、そのようないい加減なメンバーもいました。
足元も見ずに良いことだけ言って、後は何も変わらなかったのです。


22)
過日も、本年度の池田会頭所信に基づきながら、
池田会頭の危機感を私なりの尺度でお話する8時間ほどの機会も頂きました。
我々が先輩顔をするのは余り好みませんが、
日本青年会議所は「真剣に国家を憂う唯一の組織だ」という誇りは、現在もあります。


23)
川西のような小さなJCでは、私の役回りを支えるのに大変だったようです。
出向時代は私の立場を鑑みて、メンバーに多くのお金を使わせました。
今、川西市長をされている当時の理事長は、
私の任務が終わる時に涙ながらに「メンバーに迷惑かけて辛かった」と、苦しい一年を語ってくれました。


24)
何事もひとりで成し遂げるものはありません。
多くの犠牲の上にすべては存在している・・・慰霊の旅を終えて、改めて多くの方々へ感謝のみの気持ちです。
私は地元大阪の青年会議所には入会を断られ、隣町である兵庫の川西青年会議所に入会しました。
仮に大阪の青年会議所だったら・・・、私の今の人生はないでしょうね。


田舞徳太郎

親愛なる皆様
お元気ですか。


1)
先日、私の出身である川西青年会議所の例会講演に参りました。
驚くほどの礼儀正しさとおもてなしに、涙をこらえながらの講演でした。
我われの時代よりも真摯であり、真剣であり、真面目であり、感動しました。


2)
帰宅してから、すぐに田舞塾の教育ケースに着手し、
23TTコース修了のN社長様の田舞塾・教育ケースの設問などをチェックしましたが、
前回のH社長同様、今回も誠に凄い教育ケースの事例となりました。
真剣に経営している人には、深い哲学があります。


3)
翌日には、明治の森・箕面国定公園の「学問の道・時習堂」にて、仕上げを行ないました。
福島君が「ケースメソッドで学ぶ幹部育成セミナーの準備もある中作成してくれましたが、
最終設問をケース提供者と打ち合わせしながら、感動していました。


4)
N社長は、お父様の巨額の負債をあえて引き受けて、会社を引き継ぎました。
社長就任以来、10数年は順調に増収増益を続けておられ、ほとんどの負債を償却されました。


5)
偶然にも、4月と5月の田舞塾の教育ケースが23TTコース修了者で続きます。
この23TTコースの社長専務会メンバーは、揃って学びの継続をされています。
もう、学び続け、人財を育成しない限り生き残れない時代です。


6)
N社長は「自社は人財しかない」という哲学で、様々な人財育成に力を入れておられます。
各30拠点の幹部社員さんは、全員が実践コース(PSV)卒業です。


7)
社内大学などの制度もつくられ、その上でN社長は新入社員を100日間教育されています。
3か月で1,200万円近くかかるそうですが、「人が価値を生む」という信念で臨まれています。


8)
4月入社から7月の100日のカリキュラム終了後は、店舗配属となりますが、
月に1度のフォローアップ研修を行なうと共に、
4か月毎に初級技術コンクール基準での検定試験を行うのです。


9)
私は経常利益率10%を目標とした経営を提唱していますが、
N社長のこうした「未来構築費」の投資は正しい判断だと思います。
企業は何よりも永続が第一です。


10)
2017年入社の9名は誰ひとり離職することなく頑張っているそうで、
何よりもN社長の経営哲学が素晴らしいです。
N社長も松下幸之助翁を尊敬しておられて、嬉しい限りですね。


11)
田舞塾の教育ケースには、波乱続きの実情と、
どのように黒字化し、業績を上げているかが克明に記されています。
社長に就任した当初から、取り組んできた社内体質の改革も、
抵抗にあいながらも、紆余曲折を経て、7年目の2012年頃から歯車が回り出しています。


12)
最初に改革に着手してから、実に7年かかっているのですね。
これぞ、まさしくN社長の執念であり、リーダーシップです。
それが、結果的に数字に顕著に表れたのですね。


13)
この業界では「経常利益率?%を出せば優良企業」と評価される目標を2012年に達成されました。
12年にはすべての拠点が黒字に転換します。


14)
その後も全拠点黒字を毎年継続しており、財務体質は飛躍的に強化され、
大きな負債で苦しんでいたにも関わらず、2015年には遂に無借金経営を実現されました。


15)
銀行の巨額債務に押し潰されそうになり、会社が人手に渡るかもしれない危機を経験したN社長は、
素直に「安心感の意義」を述べています。
(私は、マスターコミュニケーションでは、社長も幹部もこのような体験を経て、
 自分で獲得した真の「自己効力感」を持つように講義しています。理論だけではだめなのです)


16)
事業を引き継いでから、次々に手を打ち黒字経営を継続してきましたが、
着実に借入金を返済するというプレッシャーとの闘いでもあったのですね。


17)
借入金過多の状況を改善し、自己資本比率を上げていくためには、
まず損益計算書の質を上げなければなりません。
つまり、毎月毎月、着実に黒字経営を果たすという事に他ならないわけです。


18)
厳しかったのは、2011年3月11日に発生した東日本大震災で、リーマンショックから回復しつつあった時でした。
再び、売上は落ち込み、半年後には資金繰りが行き詰まるところまで追い込まれたのです。


19)
しかし、N社長は所長会議で役員や20数名の所長たちにこう宣言しました。
「会社を残すことより、社員とその家族を守ることが大切だと考えています。
 だからリストラはしません。
 実際売り上げは落ち込んでいますが、会社の体力が続く限り社員を守ります」


20)
私はこのような言葉に弱いのですね。
自分だったらと思うと、N社長の前では立派なことは言えないわけです。
前回の23TTコース同期のH社長のケース・メソッド授業でも、H社長の偉大さに感動しました。


21)
N社長の次の言葉は、真の優しさと真の経営の厳しさを知った人間でなければ言えない言葉です。

「今回の地震や福島原発事故はあなた方のせいではないのだから、会社が守ります。
 でも、この難局を乗り切って業績が上がって順調になっても、
 お客さまに真剣に向き合っていない社員がいれば、その社員には辞めてもらいます」


22)
それぞれのTTコースには、素晴らしい経営者がいますが、
TTコースを担当する者として素直にN社長のこの言葉の凄さに教えられました。
電話でお話しましたら、一貫経営は、23TTの課題文献だった
「松下幸之助に学ぶ 指導者の一念」が大いに参考になったとお伺いしました。
松下経営哲学は、無言でN社長を救われたとも言えるでしょう。


23)
5月の田舞塾、ケース・メソッド授業が楽しみですが、
逆境を乗り越えられたN社長のその勇気に、心から拍手を送ります。

田舞徳太郎

プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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