経営革新に挑めば未来を切り拓くことが出来る(物に本末有り、事に終始あり、先後する所を知れば道に近し)』

| コメント(0)
親愛なる皆様
お元気ですか。


●今日の教訓(松下経営哲学)

 如何なる不況の中にも成功が潜んでいるものです。
 ただ我々にはどこにあるかを知らないだけです。

 幸之助は、内なる志と社会の要請が一致すれば、
 そこには不景気も景気もないと確信して、
 世界の大恐慌の時も、逆に成長発展をしていったのです。」

          木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の365日)



1)
先週末に経営革新戦略セミナーを開催しました。
メイン会場の大阪センターから、全国10か所へ生中継での開催でした。
研修の中でもお話しましたが、すべて幹部で企業経営は決まります。


2)
いかに幹部を常日頃から育て上げることが大切か?誰が真に稼ぎ出しているのか?
スタンフォード大学時代の学びの記録はまだまだ残っていますが、日本ではまだ扱っていない理論もあります。


3)
私がシリコンバレーに行ったのが1998年ですから、一部のごく僅かをのぞいて、自分の理論を築いた学者は日本に少ないようです。
特に、経営学や組織論などは、ほとんどがアメリカの学者が築いたもので、日本でも理論の伝達者は多くいますが、
自分の理論を築き上げたのは、一橋大学の伊丹敬之先生・大阪大学の三隅二不二先生・KJ法の川喜多二郎先生など一部です。


4)
三隅先生には、青年会議所時代にPM理論を学びましたが、日創研創業の年に研究アンケートを頼まれたりしました。
働く事の意味や、仕事観セオリーなどはTTコースで活用させて頂いていますが、今でも日々毎日が学びの連続です。


5)
経営革新戦略セミナーでは、
リーダーの戦略・チャレンジャーの戦略・フォロワーの戦略・ニッチャーの戦略を講義し、
いかに経営革新が重要かを理解頂けたかと思います。


6)
大阪センターや福岡会場は満員になり、少しご迷惑をお掛けしましたが、会場選びがいかに大切かを学びました。
なるべく「利便性の高い会場」を判断基準にしていましたが、映像や音声が最大重要だと思いました。


7)
福岡会場は、音声が一時的に聞き取りにくかった場面や、映像が見にくかった場面もあり、
GEのジャック・ウェルチ前CEOと、ジェフリー・イメルト現CEOの経営革新の講義の時に乱れ、
再度20分やり直し講義をしました。同じ話は通用しませんから、少し異なる話をしました。


8)
とにかく、アメリカの経営革新はダイナミックです。
イメルト現CEOは7月末にCEO職を退任されますが、
スピードと挑戦を重要視する「ファストワークス」などは、ジャック・ウェルチさんと同じように評価されるでしょうね。


9)
人間の脳は不思議なもので、経営革新のモードになると、過去の記憶に深く深く入り込みます。
予定していなかった記憶がどんどん蘇り、キーエンスや日本電産などは、
我々が忘れた起業家精神がいっぱいで、参考のエピソードがたくさんあります。


10)
まさに、キーエンスの滝崎武光創業者も「モーレツ人間」で、起業家精神の塊りのような方です。
永守重信会長兼社長が創業者の日本電産は、創業時からの「モーレツな仕事ぶり」は日本人の宝だと思います。


11)
京セラの稲盛和夫創業者は、「世のため人のために尽くす」ことが人間としての最高の行為と、
利他の心を持った高い志が成功を創ったのです。
創業当時は寝る間も惜しんで仕事をし、右腕の伊藤謙介さんなどは、
仕事に熱中するあまりに東京オリンピックがあったことも知らなかったのです。


12)
経営革新には、社長だけではなく、幹部さんも社員さんも起業家精神が絶対に欠かせません。
ゼロから一を生むだけが起業家精神ではなく、何ごとも責任を自らが負担する勇気を持つことも起業家精神なのです。


13)
日本の最大の財産は「人間」です。
資源もない、技術もどんどん後進国化している日本を救うのは、
「ジャパン ウェイ」の起業家精神を持った「人づくり」しかないのです。生産性を上げるのは不可欠です。


14)
次回から「経営革新戦略セミナー」は、松原社長に講師を担当してもらう計画です。
それだけに、私が担当するのは、初めてであり最後です。
あの人に聞いてもらいたい。そして、それらを日本の中小企業に啓蒙してもらいたい。
単に自社の経営革新だけではなく、我々の先人が築き上げた「ジャパン ウェイ」「起業家精神」を、
次の世代に伝えていかなければなりません。


15)
全国で600名という多くのご参加を頂きましたことにお手を合わせる感謝の気持ちと、
起業家精神を失っていく日本の将来が気になります。
我われ指導層の努力不足も反省です。


16)
「物に本末有り、事に終始あり、先後する所を知れば道に近し」伊與田覚先生のお声が聞こえるようです。
経営革新に挑めば未来を切り拓くことが出来る。沈みかけた日本に、日をまた昇らせましょう。


田舞徳太郎

コメントする

プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type
できる思考で業績アップ 無料・公開セミナー
Facebookページ

このブログ記事について

このページは、田舞通信が2017年6月28日 19:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ドラッカー博士は「すでに起こった未来」と、未来を過去形で伝えています。 (思考・行動・結果・関係の質)」です。

次のブログ記事は「78億円の負債会社を30歳の青年は継承する覚悟をした (力なき者は中道にして廃す。今、汝は画(かぎ)れり)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。