2017年2月アーカイブ

親愛なる皆様
お元気ですか。


●今日の教訓『いつも求めんといかん』

「幸之助は自らの意志で生きた人でした。妥協を嫌がりました。
 納得するまで考えている様子を、何度も見ました。
 今思いだすと、その姿は真実の答えを求める必死の姿だったと思います。
「君な、人間は求めんといかん。求めて求めて悩むことや。そうしていると自然と道がひらけてくるもんやな」。
 幸之助の言葉が今でも聞こえてきます。

                                    木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)


メールの返信が出来ていません。お許しください。
経営相談は浜本までお願いします(06?6388?7741)

1)
田舞塾が無事に修了し、M社様への適切なアドバイスやご提案が出来たように思います。
ケース・メソッド授業の素晴らしさと、色々な視点から見た経営革新のディスカッションなど凄い研修です。


2)
特に函館のラッキーピエロの王社長の講演と質疑応答は圧巻であり、未だ興奮冷めやらぬ気持ちです。
M社様のM社長も真のコア・コンピタンス経営とは何か?を学ばれ、さらに深められると思います。
M社長は、自分だけの成功に酔わずに、真剣に社員さんの人生を考えていました。


3)
いつも教育ケースをご提供下さる方々に感謝しておりますが、田舞塾でケース・メソッド授業を行なった企業様が、
東京証券取引所の一部に3社も上場されていることも、我々の誇りとするものです。
アイ・ケイ・ケイの金子社長様、阿波製紙の三木社長様、ハウスドゥの安藤社長様、皆様業績も順調です。


4)
スタンフォード大学に参りました折、どこから学ぶべきか本当に苦しみました。
手探りの1か月半後に、鹿児島の今別府さん、宇都宮の前田さん他、たくさんの方々が応援に来て下さいました。
平山総リーダー他、当時のファシリテーターの方々に買って頂いた自転車のパンク事件も今は懐かしいです。


5)
伊與田覚先生が、私の長男の質問に対して、
「人間の勉強には二種類ありますよ。
 一つは問学(もんがく)と、もう一つが求道(ぐどう)です。
 問学は知識などのことを言いますが、道を求める気持ちが無ければ何の役にも立ちません。
 求道が大事なのですよ・・・。と、親子で大きく「気づき」ました。


6)
経営者は誰よりも道を求める気持ちがなければなりませんし、その道も永遠に手には入らないのです。
今回の田舞塾で、改めてスタンフォード大学のウィリアム・バーネット教授にお礼を申し上げます。
このように、日本の国で中小企業の活性化のための授業が出来るようになったことは、最高の喜びです。


7)
大阪で経営理念塾が始まりましたが、初めてのサテライト研修です。
各センターに大型スクリーン二台を設置し、前日に模擬練習をしました。
各センターの参加者が一丸となって発表したり、質問をとったりします。ワクワクと同時に緊張です。


8)
この経営理念塾も、ビジョナリー・カンパニーの著者のジェリー・ポラス教授の教えが効いています。
ジム・コリンズ教授とはお顔を合わせる機会がありませんでしたが、私の理論的背景の大きな部分を支えて下さいます。
たくさんの方々が集まられ、今までにない多人数の経営理念塾になりました。(今回から一時間延長しています。)


9)
毎回、熊本駅構内タクシーの稲葉社長に応援頂いていますが、
添削をお一人で受け持って頂き、この場を借りてお礼を申し上げます。
今回は北宋時代の「二程子物語」を読んでいて新しい発見がありました。
理念の「理」の定義です。理気二元論を読みながら、「なるほど!」と大きな気づきがありました。


10)
と同時に、経営観の「観」の定義が深まりました。
Theマスター・コミュニケーション6か月プログラムでも宿題で取り上げていますが、一つひとつ深まってきています。
すべては恩師からの学びが、閃きになってくるのですね。


11)
さて、2月23日のカンブリア宮殿(テレビ東京系)に、エコリングの桑田社長が出演されます。
TTコースで方針発表の折、
「桑田さん、このビジネスモデルの発表は今日で最後にしなさい。他が真似るよ!」とお伝えしました。
現在は年商120億円の企業にまでなられました。ぜひ、見て下さいね。


12)
現在は、色々な人たちがリサイクル・ショップのビジネスモデルを真似て、全国各地に広がりました。
しかし、時代は変わり、既に次の新しいビジネスモデルを構築しておられます。
リーマンショックでは大変な目に遇われましたが、
三社の経営者の方々と、日創研の二階に会議室で真剣にディスカッションした事を思い出します。
桑田社長は素直で真剣に生きておられ、可能思考能力の強い人です。大きな危機を乗り切りました。


13)
すべては、可能思考能力が決め手になると思っています。
理論理屈ではなく、最後まであきらめずに挑む「心の有り様」を根底から鍛え上げなければなりません。
先般のTheマスター・コミュニケーション6か月プログラムでは、
ポジティブ信仰と可能思考能力の違いをお伝えしました。


14)
可能思考能力とは、気づきの能力を言います。基礎コース(SA)のSは「自己」、Aは「気づき」の事です。
単に何かに気づくというような浅いものではなく、日本を代表する西田幾多郎先生は「反省と直観」だと述べています。


15)
当然だと思いがちだったことを、本当は「心から感謝すべきだったこと」と気づくのです。
ポジティブ信仰とは、反省が浅いということです。全体をみる目も狭く部分最適になりがちです。
企業経営にも人生にも、必ず栄枯盛衰が待っているのです。
自分一代で安易に生きていくようでは、まさに小者と言えるでしょう。


16)
順調な企業経営などは続くはずがなく、創業100年を超えて永続しているのは、約1%しかないのです。
絶えず気づき、経営革新をしなければなりません。
社長や幹部は四六時中経営に没頭して、まさに、社員さんを守るという気概がいるのです。
その気概を日創研では、可能思考能力と定義づけています。


17)
だからこそ、業績も上がり、社員さんにたくさんの賞与やお給料を出すことが出来るのです。
論語には「小人閑居して不善を為す」とありますが、
志の低い社長や幹部や社員に余分な時間を与えると不善を為すのです。


18)
小さな企業の方々は小さく固まり、そこで満足してはならないのです。
絶えず、可能性を信じて、未来に明確なビジョンを持つことが「可能思考能力」です。


19)
日本のGDPの約60%を占める個人消費はまだまだ上向いていません。
しかし、可能思考能力を持った企業は、ここぞとばかり「経営革新」をして、増収増益を果たしています。
日創研では川本相談役や松原社長が、方針として「気づきの文化と可能思考能力の高い社風づくり」を掲げています。


20)
我々日創研が模範を示すと、松原社長以下全員が知恵を絞り、次々にイノベーションをしていきます。
そのためには、まずマインドのイノベーションが第一だと決断し、全社員さんが基礎コース(SA)を再受講します。
そして、製品(研修の教育カリキュラム)のイノベーションの準備を次々に打ち出していきます。


21)
私も新しい研修を創るべく構想を練っています。
「マインドセット(心の有り様)一日セミナー」「GRIT(やり抜く力)向上一日セミナー」など、
様々なコミュニケーション・プログラムと同時に、講師の派遣計画を立てています(昨年実験済みです)。
現在、働き方改革が議論されていますが、日創研でも時短を進めています。


22)
日創研の研修の根底は、
1.SAで気づき
2.自己を変革し
3.それを職場で実践する力
つまり「可能思考教育」を大事にしています。

4月から30TTコースが始まりますが、こうした一連の可能思考能力を涵養して、次に職能教育に繋げていくのです。


23)
どうぞ、基礎コース(SA)の再受講や、具体的な派遣計画をぜひ立案して下さい。
これからは、事実認識と経営革新のための可能思考能力が重要です。

今日は、第23期起業家養成スクールの息子たちと、必死に努力される社長が数組参加されていました。
社長塾もお陰様で100名を超えました。ありがとうございます。

田舞徳太郎

 

1)
先日、作曲家の船村 徹先生がお亡くなりになりました。
大衆を愛し、大衆と共に歩まれた先生のご冥福をお祈りします。
若い時の辛い日々を乗り越え、立派に世に出られましたが、
高野さんという相棒の作詞家を肺結核で26歳の若さで失い、心が折れそうになったそうです。


2)
失意のどん底におちて、その親友を生涯忘れずに、
お話の中では必ず早逝した高野さんという親友との思い出を語っておられました。


3)
月刊『理念と経営』にもご登場を頂きましたが、「別れの一本杉」の哀愁のあるメロディは若い頃に大好きでした。
特に、私の貧乏暮らしの最中にヒットした故・村田英雄さんの「王将」には、歌詞と共にメロディにも励まされました。


4)
「吹けば飛ぶよな 将棋の駒に 賭けた命を 笑わば笑え・・・」将棋に人生を懸けた故・阪田三吉さんの境遇に共感し、
私自身も「今に見ていろよ!」と、随分鼓舞されたことを思い出します。
心理学では言語的説得性と言いますが、こうしたちょっとした歌詞にも、戦後生まれの我々は涙しながら支えられてきました。


5)
どんな人生にも、努力しても努力しても報われないことがあります。しかし、どんなに報われなくてもあきらめませんでした。
戦後生まれの我々は、あきらめかけるとこうした言語が頭をよぎり、「やっぱり頑張ろう!」と挑戦してきたのです。
言語的な説得は、短歌や詩や格言にも見出していました。言葉を支えにしたのが昭和の時代でした。


6)
時代の風潮は、豊かになった今よりも日本人の多くが随分苦労していた頃です。
大衆を励まし、大衆の心をとらえ、大衆を鼓舞して、大衆に夢を与えました。
何かに飢えていたせいか、我々は一つのメロディからも「勇気」を感じる力がありました。


7)
今の時代は、自らが起き上がる気力が失われているように感じます。
しかし、どんな時代にも誰もが究極は「独り」なのです。自らが起きる気持ちがない人を誰も助けません。
また、お一人「昭和の哀しみ表現された人」が旅立たれました。享年84歳ですが、私もあと12年で同じ年齢に達します。


8)
先週の田舞塾は、初日に函館の「ラッキーピエロ」の王社長の講演と質疑応答でした。最高に感動しました。
昨年末の「経営革新セミナー」で事例研究でお話しましたが、月刊『理念と経営』の2月号でご登場頂いています。


9)
王社長は74歳ですがお元気で、10年後、20年後の売上まで明確です。
1.社員さんの幸せ、2.お客様の満足と、3.社会への貢献、その他は一切考えておられません。
74歳である面「悟り」の境地です。理念と戦略には微塵も隙がなく、多くの視点を持っておられます。


10)
王社長は「自他一如」と述べられましたが、この言葉は、恩師・田里亦無先生に、
鎌倉の坐禅修行でいつもいつも聞かされ教えられた言葉です。
道元禅師は、この境地になるまでには四段階を経なければならないと正法眼蔵で述べています。

11)
第一段階が「布施(人々に対する施し)」
第二段階が「愛語(愛のある言葉)」
第三段階が「利行(他人を利する)」
第四段階が「同事(自他の区別を立てないこと)」です。

12)
この一つひとつの段階の後に「たくさんの文章があります」が、
自他一如の王社長のお言葉で、私の心に火がつきました。
田舞塾の皆様へは、少し多弁になったことをお許しいただきたく思います。


13)
中小企業でも、これだけご立派に経営されておられます。我々の企業経営は突き詰めれば「利他行」が基本です。
また、非常にサイエンス(空理空論ではない)で、外部環境を見据えながら、何が原理原則かをお話し頂きました。
まさに、コア・コンピタンス経営の真髄です。今別府さんはしっかり認識されていました。


14)
さて、翌日はM社様のケース・メソッド授業でしたが、
業績アップ上級コースでコア・コンピタンス経営を10年かけて学んでおられます。
業界ではターゲット市場を明確にし、コンプライアンス順守と従業員満足のために資金を使っておられます。
今後は、我々中小企業は厳しい時代を迎えますが、学ばない人がいると「企業の存続」はありません。


15)
昨日は、芝寿しの梶谷会長にメールを個人的にお送りしました。
NHKの「ファミリーヒストリー」を見て感激し、
下記のメールをせずにはおれませんでした。


16)
以下、本文(原文のまま)。

昨日は、NHKを見ました。映画俳優の奥田瑛二さんの父方や母方の祖先を辿る番組です。

人生の不思議、命の大切さをこの「フアミリーヒストリー」を見ていつも感じます。

今回は特に感動しました。三代とも仕事は異なり葛藤もあるのですが、父方の曽祖父は豊かです。
ところが、祖父は貧乏な百姓でたくさんの借用証書が残っていました。画面に映し出されました。
自分の弟や妹の面倒までみて、6人の子供を立派な人間にするために教育費で苦労するのですね。


17)
祖父は愚痴もこぼさないかわりに、何かあると畑や山を見ながら、一人でぽつんと考え込んでいたそうです。
映像で見るとリアルで、臨場感があり思わず涙が出ます。
昔の親は孤独を偲んで、貧乏に耐えながら、子供に対する慈愛と責任の自覚があったのですね。
映像で映されますから、私も父を思い出して他人事とは思えませんでした。


18)
その祖父は長寿のお祝いの時に次のような和歌を詠んでいます。

「土に生き 自然と共に よろこびの 齢(よわい)を重ね 今日の喜び」


19)
この和歌が画面に映し出され、思わず号泣したくなるような気持に襲われました。
祖父は子供を立派に育てますが、その長男(奥田瑛二の父)は途中学徒出陣です。
戦争の映像が流れてくると、私などは戦後生まれですが先人のご苦労に心が痛みます。

昭和19年、中国の河南省へ出兵し、終戦後捕虜となり音信不通の身になるのです。


20)
祖父も祖母も心配しながら、傍ら「必ず帰る」と希望を持って、帰国後の嫁探しまでします。
逆境の中にいても昔の方々は骨太だったのです。
何かあるとストレスなどという安易な輩(やから)に見せたい番組です。

一人一人が自分の運命を切りひらく姿に、
現代との大きなギャップを感じ「日本人とは何か」を考えさせられました。
無事に帰国した長男は祖父の勧めでお見合いをし、奥田瑛二の母「加藤はま」と結婚します。
そして、戦争から帰還した豊は子供(奥田瑛二・本名豊明)の教育に厳しかったようです。


21)
ある時骨折した息子(奥田瑛二)に、杖を与えて小学校に無理に行かせるのです。
厳しくとも「耐える環境」がその時代にはあったのでしょうね。
映写される映像を見ながら、涙を流す息子の「奥田瑛二」にも感動しました。


22)
父豊は自分が小学校しかでていないので、同じ小学校出の田中角栄さんの総理大臣就任に喜びます。
そして、自分もその影響を受けて市会議員に当選するのです。しかし、父と奥田瑛二の確執が起きます。
父は後を継いでほしいと願いますが、
長男豊明(奥田瑛二)は俳優を志していました。父の勧めで丹羽兵助代議士の書生となりますが、
自分の志をもっている「奥田瑛二」は俳優志願で逃げ出します。


23)
奥田瑛二は天知茂の付け人になりますが、俳優では飯が食えず、アルバイトで稼ぎ、
時には貧乏のどん底に落ちて、水で三日間の飢えを凌ぐところまで追い詰められます。

必死であがき、苦しみ、挫折感に打ちのめされますが、俳優の道をあきらめません。


24)
アパート代まで払えずに野宿までして自らの志に向けて闘いますが、哀れな息子を陰ながら支えたのが、
お母さんの「はま」です。父親に隠れて仕送りをしていたと言います。
「小学」にも、「孟子」にも、古典には「夫婦別あり」という五倫の教えがありますが、

まさに父は厳しく、母は隠れながら優しく子供を見つめ続けたのですね。


25)
男三代・それぞれに生きる道は違いますが、貧乏な祖父を支えたのも、
父が成功するまで耐え忍んだのも、奥田瑛二が立派な俳優になれたのも、
陰に女性の支えがあったようです。

前回の田舞徳太郎通信では「成立と覆墜(ふくつい)」に関して、いかに子供の教育が大事かお伝えしましたが、
自分一代だけの人生しか考えない現代、我々は自分の生命を与えてくれたご先祖様に感謝ですね。
「家」とは何か、家族の歴史には隠された涙が数多くあります。
楽(らく)して生きた三代はなく、我々は子孫のために学び努力をしなければと思いました。


奥田瑛二さんは色々な役を演じる大好きな俳優の一人ですが、
その演じる役の重たさは、長い下積みで磨き上げた内面から出てくるものがあるのでしょうね。
THEマスターコミュニケーションでは、次の講義で人間の内面の深さはどう出来上がるのか?
身体的記憶と、知能的記憶という観点から講義します。

苦労なき人生に「Enforcement(強制・人格の力)」は生まれません。
今日は原稿のためにリーガロイヤルホテルでこの返信を打っています。
今日は梶谷さんのお父様とお母様、今別府さんのお父様、平松さんのお父様にお線香を上げ、
般若心経をあげて、起業家養成スクール生や、会員企業様のご発展を祈願してきました。


私の現在があるのも日創研があるのも皆様のお蔭です。感動のあまり拙文になりもうしわけありません。

吾身の富貴は父母の積善にあり、
子孫の富貴は吾身の勤労にあり、
年々歳歳報徳を忘るべからずですね。

 本文はここまで。

田舞塾初日の後に親友と一緒に楽しくディスカッションしました。
梶谷会長や皆様方、王社長様と次の後継のお嬢様にも感謝申し上げます。心からご成功をお祝いしたいです。


田舞徳太郎

親愛なる皆様
お元気ですか。


●今日の教訓(松下経営哲学)

「困難や障害を、山や谷をどれだけ多く乗り越えたかで、その人の人生が決まるのです。

 幸之助は、大きな試練のたびに、絶望を希望に変え、
 厳しい人生荒波を前進へのエネルギーに変えて、力強く経営してきたのです。

 頂上は一つでも、道は無数にあるのです。」
 
                           木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)


メールの返信が出来ていません。お許しください。
経営相談は浜本までお願いします(06?6388ー7741)


1)
昨日は一日中、社長塾第13期最終講座と第14期の準備でした。
「小学」の中の「柳氏家訓」の言葉を探すのに5時間かかりました。
途中あきらめかけましたが、最終講座にふさわしく「成立覆墜(ふくつい)」に関して、いかに子供の教育が大事かを話します。


2)
成立覆墜の家訓は、320章以上ある「小学」の中に収められている貴重な教えです。
唐の時代に「柳?(りゅうへん)」という人が、家の「成立」と「覆墜(ふくつい)」について語っています。
企業や国家の興亡にも通じます。なぜ国が興り、なぜ国が破れていくのか?歴史観が大事です。


3)
唐の時代は、唐の高祖「李世民」が「貞観(じょうがん)の治」という素晴らしい国づくりをしました。
その時の記録「貞観政要」には「創業は易く守成は難し」という魏徴(ぎちょう)と房玄齢(ぼうげんれい)のエピソードが有名です。
今回の「小学」にある5つの戒めは「なぜ名門となった家が落ちぶれていくのか」を厳しく諌めたものです。


4)
結論は、なぜ、家を名門として成立させたのか?それを何故、後世の人たちが「失墜」させるかをリアルに表現しています。
小さい頃から、こうした事柄やエピソードを「小学」は現代の我々に教えてくれているのです。


5)
「小学」は今でいえば「小学校の教科書」ですが、先ず、身体的記憶と知能的記憶の合致を指導しています。
例えば、名門の家が「成立」することの難しいことを教え、「覆墜(ふくつい)」することが一瞬であるのかを教えます。
昔の中国の人たちは凄いことを教えていますし、それを日本人は自分のお国柄にして、アイデンティティを確立しました。


6)
つまり、創業がいかに難しいか、そうした陰に多くの社員さんの苦労があるかを説き、
「成立」することは困難であり、目に見えない苦労を経てなっていくことを伝えています。


7)
と同時に、「覆墜(ふくすい)1.失墜して駄目になること、2.破綻すること」は実に簡単であることを説いています。
日本人全員が真剣に考えなければならないことだと思います。


8)
私はこの10年間、ポジティブ信仰に内心悩んできました。失敗しても賢明な人は反省し、その原因を真剣に考えます。
そして、それを実務に活かして、やがて成功をしますが、ポジティブ信仰は、「まっ、いいか」で同じ失敗を繰り返すのです。


9)
では、可能思考教育とポジティブはどこが違うのか?
このことは、Theマスターコミュニケーション6か月プログラムで明確にお伝えしていきます。
今回のご参加者は、努力家で、勉強の継続者で、物事にチャレンジする方々ばかりです。


10)
ポジティブな方々は準備をあまりしないのです。「何とかなるだろう!」という論拠のない気分に支配され、
気づいた時には既に遅しです。根拠のない自信をもった人は、向上心も希薄でありそれで良いと思っています。


11)
この30年間研修を行なってきて、会社を駄目にされた人たちは、ほとんどがポジティブ信仰でした。
立派な会社経営をされているのは「可能思考能力」をお持ちの方々だけで、困難をあえて避けずに挑んでおられます。


12)
そして、目標に対して綿密な計画を立て、どこに落とし穴があるかを慎重に仮説を立てて検証しています。
しかし、いざ実行となると、どのような問題が来ても弱気にならず、目指すべき目標に対してチャレンジするのです。


13)
我々日本創造教育研究所の使命・目的は「中小企業の活性化」ですから、安易な生き方を勧めません。
真の実力に気づいていただき、努力以上の成長はないことをお伝えしています。
社長と幹部が、社員さんの模範となり、「努力」し、お客様や社員さんに「誠」を尽くす姿をみせることが真の教育です。


14)
空元気は、人間の真摯さを失わせてしまいます。辛い時には辛くなっていいのです。大いに泣けばいいのです。
以前もお伝えしましたが、劣等感をを怖れず、素直に認めて、立派な人間を目指せばいいのです。
どうやって「この辛さ」を乗り越えるか、まさにこういう時に可能思考能力が試されているのです。


15)
昨日もM社長にお電話をしたら、この5年で20億近い投資をされるそうです。実に緻密で堅実でチャレンジ精神に富んでいます。
資金的余裕がおありだから出来ることもありますが、現在の「ビジネスモデル」が高収益を生む要因になっています。
このM社長にも危機がありました。バブル崩壊後です。しかし、実力のなさを反省され、勉強されて、努力を人一倍されて、
150人の社員さんに8000万円の決算賞与です。ご長男が30TTに参加されますが、上場予定です。


16)
つまり、私が研修の中でお伝えしてきたのは、「安易な経営はするな」「油断するな」「有頂天になるな」ということです。
ポジティブ信仰の人は有頂天のようになり、まるでブレーキを失った車のようにアクセルを踏みます。
有頂天は、お釈迦様も迷いの世界と言っています。根拠なきポジティブは、現実を正しく見れない「迷い」なのです。


17)
昨日まで、日創研の創業のメンバーともいえる大阪センターの澤田さんが基礎コース(SA)再受講していました。
彼女は必死になってLTコース時代の辛さを乗り越えてくれました。インタビュアーの皆様に感謝です。


18)
今年は30周年にふさわしく、松原社長が基礎コース(SA)全員再受講の方針を掲げており、毎回全センターで受講しています。
研修終了後、この30年間の努力に感謝しました。私は安易に褒めることをしません。しかし、努力は徹底して称えます。
努力を称える教育は、三人の子供や5人の孫たちにも、社員さんたちにも、私の生き方の根幹になっています。


19)
昨日の産経新聞では、子育て相談コーナーで「母親は世界一子供を叱ってよい人」という記事が出ていました。

「なぜなら、仮に1日10回叱ったとしても、子供が喜ぶ関わりをその10倍はしているから。
 手をつないでくれる、抱っこをしてくれる、遊びを見ていてくれる、絵本を読んでくれる等々・・・、
 お母さんにとっては当たり前のことでも、子供はその一つ一つにお母さんからの愛情を感じる。
 それなら自信があるとおっしゃるならば、少々叱っても大丈夫。」が理由でした。


20)
どうか皆様お願いですから、知識や見識を超えた、胆力のある見識を養うための「事情練磨」を促進しましょう。
やり抜く力、挑む力、粘り強く実行する力、我慢する力など、
こうした事柄がどんなに大事なことなのかを、次の世代にも伝えていかなければなりません。


21)
伊與田覚先生は「田舞さん、人は易きに流されるからね。充分注意しながら研修はしなさいよ」と言われ続けました。
日創研が現在あるのも、必死に努力し、安月給でチャレンジし続けてくれた創業のメンバーや、現在の日創研を守る人のお陰です。


22)
日創研は、今年で60以上の「階層別・体系別・内容別」の教育カリキュラムをご提供させて頂きます。
しかし、基本は可能思考研修の基礎コース(SA)、変革コース(SC)、実践コース(PSV)です。
安易なポジティブではなく、可能思考能力を身につけさせて下さい。

 

23)
昨日は第23期起業家養成スクールの総リーダーの眞鍋君が来てくれていました。
マルブンさんは業績が良いのに、あえて未来のために「今年は徹底した教育の年にする」と、
親子兄弟で22日からの経営理念塾にも参加されます。


24)
また、私の自慢の息子・能勢社長もお見えでした。能勢社長も安易な道は求めていません。
お父様が亡くなり、起業家養成スクールを受講してからも、彼は安逸をむさぼっていません。

剣豪・宮本武蔵は五輪書で、「身体がゆっくりしているときも、心は弛緩(しかん)せず」と断言しています。


25)
2500年の歴史や、風雪に耐えた一流の人物を信じ、
真の日本人のアイデンティティ(自己同一性)を失った今、原理原則・物の道理に戻りましょう。

田舞徳太郎
 

1)
今年は風邪を引いてから、喉の炎症が続いています。
皆様方にはメールをしなければと思いつつ、先月15日からすっきりしません。
お許しくださいませ。


2)
今日は29TTの方からのメールを送信します。

長谷川さんはもう少しで70歳を迎えられる女性ですが、
2月からは
1.実践ビジネススクール、
2.実践コース(PSV)のアドバイザー、
3.The目標設定にご参加ということで、
相変わらず学び続けるお姿に感謝申し上げます。


3)
今年の30TTにはご主人が参加されますが、私と同じお歳ですから、72歳でTTコースという意気込みに励まされます。
私も病院に行ったりしてはいますが、気力は全く衰えていません。
布団の中で「大學」「論語」「中庸」を心の中で素読しています。


4)
気力から志気へ・・・
志気から志操へ・・・・・
志操から志節へ・・・・・・・・高い位置付けに自らを鼓舞して、
今日からの「Theマスターコミュニケーション6か月プログラム」に臨みます。


5)
直前に最終の詰めを行ないましたが、やはり、新しい研修の第一講は緊張します。
組織脳診断などもチェックしましたが、すでに10数年前に作成したものであり、
改めて大脳心理学の進化と共に、日創研の考え方は間違っていないと確信しました。


6)
10数年前は、社長・幹部・社員さんの三位一体で行ないましたが、なかなか三者一緒ではご受講生が集まりにくく、
2回目で取り止めにしましたが、10数年前の講義が心理学の進歩や、大脳生理学の進歩で生きてきます。
何事も無駄がないことを改めて強く感じました。


7)
私が社長・幹部の「Theマスターコミュニケーション6か月プログラム」を行ない、
杵渕講師が大阪で社員さん向けのTheマスターコミュニケーションを行う計画です。
当時の診断がリアリティーをもってきましたから、とても楽しみです。
また、全国から大勢のご支援団が参加くださいます。
遠くからお見えの皆様方に、参加して良かったと思って頂けるように頑張ります。


8)
今回はファシリテーターの方々や、業績アップ6か月研修のアドバイザーさん、マネジメント養成6か月コースのディレクターさん、
コーチングのサポーターさん、田舞塾や社長塾の方々もおられます。
少し人数が多い分、気にはなっていますが、ディスカッションは活発でしょうね。


9)
改めまして皆様方には感謝の念でいっぱいです。
田舞塾の教育ケースも無事にお送りすることが出来ましたし、2月22日からの大阪経営理念塾も、今年から一時間延長します。
やはり、今の時代にいかに「機能的な経営理念体系」を創り上げるか?イノベーションの理論も入れながらさらに充実させます。


10)
ファシリテーターの眞鍋さんは、弟さんと息子さんと3人で参加されますし、
「Theマスターコミュニケーション6か月プログラム」もお付きあい下さっています。
ジッと家に閉じこもっていますと、皆様方に支えられて30年間歩んでこれたことを実感します。
いかにご恩返しをしていくかを心掛けていきます。


11)
経営相談も延期して頂いたり、本当にご迷惑をかけましたが、臨戦態勢で臨みます。
昨日は色々なご相談や、30TTコースの事前ミーティングを時間をかけて行ないました。
30TTコースも少しだけ時間を延長して、毎回、その回をきちんとまとめて、より丁寧に取り組んでいきます。


12)
第14期の社長塾は、論語の講義デビュー戦ですから、伊與田覚先生に恥じない講義を心掛けます。
すでに、初めての方々がデビュー戦だから「行くよ!」と言って下さり、お電話まで頂きました。
ご友情に感謝しますが、2500年前の古典は不思議なくらい、現代心理学の欠点や、大脳生理学そのままです。


13)
30TTコースには、長谷川さんのご主人が72歳の身体に鞭打って参加されます。
木野親之先生の経営問答塾や、東京の経営理念塾で親しくなり、ご一緒にお鮨屋さんでねんごろに話し合いました。楽しみです。


14)
その29TTの長谷川さんの奥様からのメールです。

「29TTでは、皆様に大変お世話になりました
 本当にありがとうございました。 
 毎回 学びの共有をしてくださっている仲間の皆様ありがとうございます
 画面を通じて、学ばせていただいてます。

 私は埼玉県吉川市にて 呉服販売の<洒落工房あづま>と写真スタジオ<りあん>を経営しています。 
 日創研さんとの出会いの中で足りないことだらけの自社の姿と自分の姿を見て、
 掻き立てられるように29TTを受講しました        

 スタート式から2ヵ月半が過ぎましたが自分が自身少し焦りを感じずにはいられません。

 毎日がこれでよいのかしら。社員さんは学んできた私になにかを期待しているのではないか?
 いつも自分自身に問いかけています。 

 年末に「日創研30周年記念セミナー」の「THE目標設定」を社員さん5名と受講させていただきました。
 又大阪センターでは経営革新のためのマスターコミュニケーション二日間セミナーに社員さんと受講させていただきました。
 どちらも素晴らしい研修でした。

 1月は弊社では最大のイベント 20歳を迎えるお嬢様の成人式が無事終了しました
 30周年記念の新春セミナーでは29TTの皆さんともお会いしてとても元気をいただきました 
 今は306実践コース(PSV)のアドバイザーに参加しています。

 今月からはA社の仲間とビジネススクールに参加して一緒に学びます
 会社を支えて頂いている社員さん、取引先様 お店を信頼して下さっているお客様、
 すべての方々の援助を無駄にすることがないようにしっかりと方針発表するために学びます

 忙しくしているばかリですが、学び続ける意欲は増すばかりです。
 今まで無駄にしてきた時間は取り戻せません。しかし、
 1.今何をするか、
 2.何のためにするか、
 3.誰のためにするかを考え、
 4.今この時と感じた時が人生の「旬」とだ思いました。学びには終わりがないと実感しています
 田舞さんから頂いた <さあ、来い>の思いで、チャレンジし続けます。


15)
先日、地元のいつも行く銭湯に行ってきましたが、私のサウナ友達が大阪の経営理念塾に22日から参加されるそうです。
サウナの中では一切研修の話をしませんが、いつまでも「サウナ友達でいようね。」と、お互いに笑いあいましたが、
私はいつも「裸のつきあい」が一番性に会っています。


16)
松下幸之助翁は、91歳の昭和61年2月14日がPHP最後のご講演だったようです。
91年間生きて、何が一番嬉しいことでしたか?という質問に、
「先ほど丁稚奉公の話をしましたが、この90年のなかで一番嬉しかったのは、その時初めてもらった五銭の白銅貨です」
そうお答えなされたそうです。


17)
岩井虔先生の書物を読みながら、思わず涙がこみ上げてきました。
どんなに大金持ちになっても、経営の神様といわれても、最初の五銭のお小遣いが一番うれしかったのですね。
貧乏した経験がなければ分からないことかもしれませんが、生涯を初心で生きれる人間を目指したいと思いました。

田舞徳太郎

 

プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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