『誰に出会ったか?出会う前にどんな問題意識や苦悩をかかえていたか?(人生の幸不幸はすべて自分で決まる)』

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親愛なる皆様
お元気ですか。


●今日の教訓『自分の殻から飛び出せ』

 私が悩んでいる時、幸之助が励ましてくれました。
「悩むのも大事だが自分の殻に閉じこもったら負けやで。素直に人の教えを乞うことも大事やで」

 失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたいものです。
 悩みから逃避するのではなく、悩みがあるから生きがいがあるのだと考えれば必ず道は開けます。」

                         木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)


メールの返信が出来ておりません。お許しくださいませ。心からお詫びします。
なお、経営相談は06?6388?7741の浜本まで連絡を下さい。早急に対応します。


1)
一昨日の夜に長野の講演から帰阪し、ホテルに着いてから12月の田舞塾の教育ケースのチェックと設問づくりでした。
印刷業の経営革新がテーマですが、ケース提供企業のアイキャッチの山口社長が起業家養成スクールを卒業した後も、
業積アップ上級コースでコア・コンピタンス経営などを学んでいるだけに着目点が良いです。


2)
過日の日創研経営研究会の特別研修でもお伝えしたように、全ての既存事業のビジネスモデルが大きく変わります。
コア・コンピタンス経営は先回り経営でもあり、5年後はこうなるであろうと仮説を立てて、
その仮説に基づき、自らの既存モデルを破壊していくのです。単なる改善だけでは太刀打ちできない時代です。


3)
今日からの田舞塾は「海外戦略」と「コア・コンピタンス経営」がテーマですが、12月は「経営革新」がテーマです。
山口社長が猛烈に経営革新に挑んでいますが、福島君がまとめた40ページ近い文章をチェックしながら、
こうした若い社長たちがいることを誇りに思います。


4)
山口社長は起業家養成スクール時代から血気盛んでしたが、単に親のすねかじりではなく、卒業後も真剣に学んでいます。
印刷業は久しく不況業種と言われ、TKCの黒字企業の数字でも、一社当たりの平均利益はわずか80万円です。


5)
お父様の山口会長もご立派で、自己資本比率も75%あり、経常利益率も5年連続10%を超えています。
しかし、その上に安住しないところが、現社長の素晴らしいところです。彼には事業経営に対する真摯さがあります。


6)
ときには、今でも電話でお説教したりしますが、果敢に「経営革新」に挑む姿から多くの経営者は学んで頂きたいです。
才能ではなく危機感があるかないかで決まると思います。起業家精神を喪失した日本ですが、若者を育てなければなりません。


7)
さて、京都を本社とする「ハウスドゥ」さんが、12月8日に東京証券取引所の一部への上場が決まりました。
安藤社長には23年前からお世話になっていますが、安藤社長が受講されたLTコースは、大阪センターの澤田さんが担当でした。


8)
彼女に当時の安藤社長のことを聞くと、凄い成果をつくるタイプで「この人、何者?」という印象だったようです。
日創研を信じて下さり、リーマンショックの時には経営危機もありましたが、経営革新をしての上場です。


9)
今年は阿波製紙さんも東証一部に上場されましたので、ファシリテーターの山内さんのご子息にお願いして株式を購入しました。
ハウスドゥさんの株式も購入しますが、FC加盟店になった日創研の会員企業様は、しっかり利益を上げておられます。


10)
ロシアの文豪トルストイの言葉に「他人の不幸の上に自分の幸福を築いてはならない」があります。
他人の不幸の上に自社の幸福を築くのは虚業であり、教育業も一部その側面があることを私はいつも気にしています。


11)
もしも間違えて教えてしまって、それで勘違いしたご受講生を間違えた方向へ導いたとしたら、まさに最悪の状況です。
ご受講料を頂戴しながら、本人をだめにし、挙句の果てに間違えた方向へ進んだでは、虚業では済まされないです。


13)
実際に「困った企業を救済する」などの謳い文句で、資金繰りに行きづまった会社から高額のコンサル料を取るとは、
これは人の道に外れた、最悪のものです。なぜ、たくさん存在した消費者金融がだめになったか?
それは人の弱みにつけこんだビジネスモデルだからなのです。コンプライアンス違反の非道徳的なものは長続きしません。


14)
私は安倍政権の労働規制の厳しさに、中小企業の行く末を案じていますが、悪質な会社があることも事実であり、
そうした企業はいずれ淘汰されると思いますし、社員さんを泣かせておいて、社長は遊び歩くなどは言語同断です。


15)
月刊『理念と経営』12月号企業事例1に掲載された、関家具の関社長の考え方に感動しました。
ニトリなどの数社で独占状態である家具業界にあって、創業48年で一度も赤字がなく、売上も149億円にまで発展しています。


16)
ちょうど、金沢の喜多ハウジングさんの思想に似ており、まさに「コア・コンピタンス経営」を実践されています。
特に「株式会社関家具経営の心得13か条」には、強い強い共感を感じました。一部だけご紹介します。

1.経営者は一年365日ハードワーク。
2.棺桶に片足を突っ込み、後の片足を突っ込む寸前まで火の玉の様に生きる。
13.会社を潰すな、油断をするな、危機意識、緊張感を常に持て。      などです。


17)
現在、83歳や79歳の方々も働いており、真の企業経営を貫いておられます。
関社長の「座右の銘」は、平安時代の闘戦経(とうせんきょう)の冒頭の「心に武(ぶ)を秘めているか」の言葉です。
早速、京都の社長塾か田舞塾で講師としてお呼びしたいと思いました。


18)
東証一部上場企業は、アイ・ケイ・ケイさん、阿波製紙さん、ハウスドゥさん含め計5社ですが、
皆様方に共通なのは、「心に武(ぶ)を秘めているか」という自分への厳しい問いかけです。
立ち止まることが出来ず、常に経営革新が求められています。


20)
以前、社長塾で学んでいる「中庸」の、「君子は、その位に素してその外を願わず」の文章を述べましたが、
我われ中小企業経営者は、あまりにも多くの事を願いすぎています。金、名声、地位・・・そして本業を疎かにしています。


21)
一昨日の長野の講演では、
1.職場を楽しいものにする
2.チームで仕事をする仕組みをつくる
3.Our Company(我われの会社意識を各々が持つ)
4.Do Your Best(結果にコミットする)
5.上達する(現状維持で満足しない)

この内容でお話しする予定でしたが、1と5を強調しました。


22)
長年苦境にあったK社長も、ようやく75%の現金取引をするところまで経営革新されました。
TT卒業で随分お世話になっただけに、メールのやりとりをしながら相談に乗りました。
日創研経営研究会の会員継続の相談も受けましたが、私は「これが支えだから待とう」とお願いしました。
一昨日のお話では今は乗り切ったようです。


23)
昨日はホテルで一日を過ごし、12月の田舞塾の設問を終え、京都・社長塾のレジュメもつくり、
鍼を打って、読書に時間を使い、有意義な至福の時でした。

32歳の時、このホテルの大宴会場で、2,500人を前にしてお話しされたサントリーの佐治敬三さんを思い出しています。
そこで押しかけてご縁を頂き、調理師学校や日創研設立に応援頂き、今も月刊『理念と経営』でお世話になっています。
誰に出会ったか?出会う前にどんな問題意識や苦悩を抱えていたか?人生の幸不幸はすべて自分の内側にあるのですね。


田舞徳太郎

 

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2016年11月21日 11:31に書いたブログ記事です。

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