『気づきの文化と可能思考能力の高い社風づくり(道頓堀ホテルさんから学ぶ)

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親愛なる皆様
お元気ですか。


●今日の教訓『混合されてこそ調和がとれる』

「何事にも差異があって当然である。
 それぞれ異なるものがバランスよく、混合されてこそ調和がとれる。
 世の中のもの、すべてがオンリーワンです。
 その一つひとつが、コラボレーションされて、社会が成り立っています。
「矛盾を矛盾としないようにするのが、真の経営である」とよく幸之助に言われました。

会社が良くならないのは、矛盾をそのままにして経営しているからなのです。

                             木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)


メールの返信が出来ておりません。お許しくださいませ。心からお詫びします。
なお、経営相談は06?6388?7741の浜本まで連絡を下さい。早急に対応します。


1)
松下幸之助翁は、「矛盾を矛盾としないようにするのが、真の経営である」と言われていたようです。
会社が良くならないのは、矛盾をそのままにして経営しているからなのですと、木野親之先生も述べています。


2)
昨夜は偶然にも、その矛盾を解決して成長している「道頓堀ホテル」さんの新しいホテル「ザ・ブリッジホテル」の前を通りました。
本当の用件は、今年の9月に創業7年で東証マザーズに上場した「串カツ田中」のお店の視察でした。


3)
パワーポイントをつくりましたが、再度視察して「果たしてこの会社がどこまで伸びるか?」のチェックでした。
FC展開に切り替えましたが、上場しても、企業は、1.魔の川、2.死の谷、3.ダーウィンの海を繰り返します。
企業経営は、順調な時ほど慎重さが要りますから、あえてチェックに参りました。


4)
音羽の時代には、よく現場を回りました。
そして、臨店には「思考の質」が必要であることを同行してくれた新入社員の神永君にも伝えました。
色々な人が「ベンチマーク」などと言いながら、夜は話題が変わってワイワイガヤガヤしています。
まるで、旅行気分です。思考の質が低い証拠です。


5)
「いいか、神永君。思考の質以上には人間も経営も人生もうまくいかんぞ!」と、お店の観察方法を伝えました。
串カツ田中では「ちょっとしたイベント」を店員さんがされていましたが、
「この店のターゲット顧客はどんな人だと思う?」まさに、企業内コーチング」でいう質問です。
私はこうやって現場を見せて「新入社員さんをコーチング」しています。


6)
「明確に経営知識がない人は、何回ベンチマークしても、その会社の戦略は理解できないのだよ!」とも伝えました。
そして、企業経営の危うさともろさをティーチングで伝えて、部下を丁寧に育てていくのです。寸暇を惜しんで行うことです。


7)
その串カツ田中から、わずか40mの所にザ・ブリッジホテルがあり、「一度入ってみよう」と三人で立ち寄りました。
何とフロントに橋本明元専務がおられ、色々な説明をして下さいました。36億円かけられて、見事な顧客志向のホテルです。


8)
先般の29TTコースでは、
「皆さんね、これからはホテル経営は、エアビーアンドビーのビジネスモデルに淘汰されるよ!」と講義しました。
色々なホテルが、インバウンドブームで沸いていますが、すでに昨年対比の稼働率はマイナスです。民泊の出現が原因です。


9)
エアビーアンドビーのビジネスモデルは、
世界191カ国に、ビレッジやお城や民家を対象にして数百万人の顧客を持っています。
8年前は「そんなビジネスはうまくいかないよ!」と周りから言われていたそうです。
でもあえて「ブライアン・チェスキー」は挑みました。


10)
エアビーアンドビーはサンフランシスコが本社ですが、コア・コンピタンス経営を学んだゲイリー・ハメル教授は、
これからは「クリエイティブ・エコノミーの時代」と、現在は主張されています。既存企業は経営革新が第一なのです。


11)
しかし、橋本正権社長と明元専務ご兄弟は、すでに経営革新され、外国人観光客のみにターゲットを絞り込んだのです。
まさに、フィリップ・コトラーの競争優位戦略「STP」は完了させて、どこにも真似の出来ない「コア・コンピタンス経営」をされています。


12)
日創研をご受講される前からのお話も出ましたが、現在は全員が可能思考教育の「実践コース(PSV)」を修了し、
次の職能教育にどんどんご派遣されています。まさに「気づきの文化と可能思考能力の高い社風づくり」に成功されています。


13)
社員さんにもご挨拶しましたが、表情が他のホテルの方々とまるで違います。
5回も面接し、最後は現場で仕事をしてもらい、
それから、全員が「一緒に働いてもいい!」という、そういう評価をされた人でないと入社は許されません。


14)
なぜ、道頓堀ホテルが成功したのか?それは、まず橋本正権社長と明元専務ご兄弟の思考の質が高いことが最大要因です。
思考の質が低いと、行動の質も低くなり、結局、業績アップは望めないのです。社員さんには手厚い福利厚生の会社です。


15)
社員さんもやる気になり、現在は「業積アップ6か月研修」や「マネジメント養成6か月コース」
そして、橋本社長はファシリテーターをされながら「企業内マネジメントコーチング6か月プログラム」と、多忙な中を学ばれています。


16)
今日は、橋本明元さんの22TTコース修了生が集まり、新ホテルをご案内頂きますが、私も午後1時から参加する予定です。
真向かいにビジネスホテルがありますが、完全に差別化していますし、人財が学ばれており、経営感覚とサービスが抜群です。
「エアビーアンドビー」には絶対に負けないと確信しました。


17)
さて、29TTの芳野社長からの全体メールです。私の講義内容の真意をお汲み取り頂き感謝です。

芳野さんのメール

「最後の最後まで、浮つくことなく、真摯に取り組んで、方針書づくりをやり抜きましょう!
 そのための第8講であり、第7講であり、6、5、4、3、2、1講だと解釈しています。
 この学びを「経営方針書に落とし込むこと!」が大切だと思います。

 そこで、復習も兼ねて、第8講での田舞さんが仰ったことを記します。
 「段階的企業成長論」から抜粋です。

●本当の学ぶとは、自分の足らないことを知ることであり、それを学問というと言われた。

1.企業規模別でやらなければならないことがある。
2.今からはとにかく名誉職をやっている暇はない。
3.とにかく、時間を絞り込んで、絞り込んで企業経営に繋げていく。
4.絶対余分なことはやらない。それよりも社員さんとのコミュニケーションをとる。
5.そして、勉強する。群れを成したらだめ。私たちの仕事は業績を上げること。
6.苦労を買ってきたTTコース。無駄な苦労をしてはダメ。日創研には苦労しに来る。
7.我々は社会貢献せんといかん。立派な会社を創らないといけない。
8.仕組みにフォーカスを当てる。仕組みで考える。仕組みをどう創るかということが大切。

●なぜ、会社の問題は起きるのか?

1.TAでパーソナリティを診てきたが、今度はもっと深めなければいけない。PとAを上げる。
2.働いている人の「心の持ち方」である。社員さんの「心の持ち方」を変化していくようにする。
3.目的を明確にして、口実をつけないと社員さんは学ばないし真のコミュニケーションを取れない。
4.社長の社員さんに対するコミュニケーション不足だ。
5.勉強したら、復習する。予習する。エスケープしてはダメ。快を求めてはいけない。
6.我々がやることは企業経営である。。口先上手く経営したらダメである。

●上手くいっている企業の共通項

1.立派な人は、みんな心の持ち方、意識、発想、考え方から着手している。
2.心の貧乏人になってはいけない。心の持ち方が変われば、行動が変わる。
3.貧乏人はいつまでも貧乏人ではないんだ。貧乏人根性を捨てないと!

田舞さんも一日3食、食パンの端きれを食べていた。
食べながら「まずい」と思っていた。
食べながら「今に見てろ」「今に見てろ」と思っていた。

●社員さんが奮起するようなことをしなければならない。

1.社員さんが喜ぶ仕組みを構築すること。
2.希望をもたせて、問題意識を持つ。
3.経営の合理化と経営革新は違う。

●感性、理性、知性のバランスが大切だ。

1.蒔かぬ種は生えん!蒔かずに刈り取ることばかりを考えている
2.今日やるべきことは、どんな睡眠不足でもやる!という習慣を持てば、必ず成功する!(丹羽宇一郎氏)


18)
これは単なる借り物の理論ではありません。私は学者ではありませんし、実務の経営者です。


19)
29TTコースの最終日には、さらにまとめの記念講演をしますが、一つの能力を身につけるには1万時間必要なのです。


20)
TTコースだけで学び終わる人がいますが、多分わずかな時間だと思います。1万時間「企業経営」を学んで下さい。
つまり、思考の質(心の持ち方・意識・考え方・心の有り様)を高めない限り、今までの学びは無に帰します。


21)
何事も「原理・法則」があります。安易に稼げるビジネスはなく、あると思う「その思考の低さ」が成長の妨げです。


22)
橋本正権社長と明元専務も「Theマスター・コミュニケーション6か月プログラム」にお二人で参加されます。
日創研には、「三種類の成長モデル」と呼ばれる「社内面談制度」がありますが、誰もが出来る方法をご披露します。


23)
しかし、経営理念、使命・目的、明確なビジョンがなければ不可能です。
道頓堀ホテルさんの成長モデルも、この教育カリキュラムで図にして講義します。

全ては社長幹部の質が原因です。「成功の因も失敗の因もすべて社内」にあり、指導者の心の持ち方の質で決まります。

田舞徳太郎
 

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2016年11月 8日 11:40に書いたブログ記事です。

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