2016年11月アーカイブ

親愛なる皆様
お元気ですか。


●今日の教訓『自分の殻から飛び出せ』

 私が悩んでいる時、幸之助が励ましてくれました。
「悩むのも大事だが自分の殻に閉じこもったら負けやで。素直に人の教えを乞うことも大事やで」

 失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたいものです。
 悩みから逃避するのではなく、悩みがあるから生きがいがあるのだと考えれば必ず道は開けます。」

                         木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)


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なお、経営相談は06?6388?7741の浜本まで連絡を下さい。早急に対応します。


1)
一昨日の夜に長野の講演から帰阪し、ホテルに着いてから12月の田舞塾の教育ケースのチェックと設問づくりでした。
印刷業の経営革新がテーマですが、ケース提供企業のアイキャッチの山口社長が起業家養成スクールを卒業した後も、
業積アップ上級コースでコア・コンピタンス経営などを学んでいるだけに着目点が良いです。


2)
過日の日創研経営研究会の特別研修でもお伝えしたように、全ての既存事業のビジネスモデルが大きく変わります。
コア・コンピタンス経営は先回り経営でもあり、5年後はこうなるであろうと仮説を立てて、
その仮説に基づき、自らの既存モデルを破壊していくのです。単なる改善だけでは太刀打ちできない時代です。


3)
今日からの田舞塾は「海外戦略」と「コア・コンピタンス経営」がテーマですが、12月は「経営革新」がテーマです。
山口社長が猛烈に経営革新に挑んでいますが、福島君がまとめた40ページ近い文章をチェックしながら、
こうした若い社長たちがいることを誇りに思います。


4)
山口社長は起業家養成スクール時代から血気盛んでしたが、単に親のすねかじりではなく、卒業後も真剣に学んでいます。
印刷業は久しく不況業種と言われ、TKCの黒字企業の数字でも、一社当たりの平均利益はわずか80万円です。


5)
お父様の山口会長もご立派で、自己資本比率も75%あり、経常利益率も5年連続10%を超えています。
しかし、その上に安住しないところが、現社長の素晴らしいところです。彼には事業経営に対する真摯さがあります。


6)
ときには、今でも電話でお説教したりしますが、果敢に「経営革新」に挑む姿から多くの経営者は学んで頂きたいです。
才能ではなく危機感があるかないかで決まると思います。起業家精神を喪失した日本ですが、若者を育てなければなりません。


7)
さて、京都を本社とする「ハウスドゥ」さんが、12月8日に東京証券取引所の一部への上場が決まりました。
安藤社長には23年前からお世話になっていますが、安藤社長が受講されたLTコースは、大阪センターの澤田さんが担当でした。


8)
彼女に当時の安藤社長のことを聞くと、凄い成果をつくるタイプで「この人、何者?」という印象だったようです。
日創研を信じて下さり、リーマンショックの時には経営危機もありましたが、経営革新をしての上場です。


9)
今年は阿波製紙さんも東証一部に上場されましたので、ファシリテーターの山内さんのご子息にお願いして株式を購入しました。
ハウスドゥさんの株式も購入しますが、FC加盟店になった日創研の会員企業様は、しっかり利益を上げておられます。


10)
ロシアの文豪トルストイの言葉に「他人の不幸の上に自分の幸福を築いてはならない」があります。
他人の不幸の上に自社の幸福を築くのは虚業であり、教育業も一部その側面があることを私はいつも気にしています。


11)
もしも間違えて教えてしまって、それで勘違いしたご受講生を間違えた方向へ導いたとしたら、まさに最悪の状況です。
ご受講料を頂戴しながら、本人をだめにし、挙句の果てに間違えた方向へ進んだでは、虚業では済まされないです。


13)
実際に「困った企業を救済する」などの謳い文句で、資金繰りに行きづまった会社から高額のコンサル料を取るとは、
これは人の道に外れた、最悪のものです。なぜ、たくさん存在した消費者金融がだめになったか?
それは人の弱みにつけこんだビジネスモデルだからなのです。コンプライアンス違反の非道徳的なものは長続きしません。


14)
私は安倍政権の労働規制の厳しさに、中小企業の行く末を案じていますが、悪質な会社があることも事実であり、
そうした企業はいずれ淘汰されると思いますし、社員さんを泣かせておいて、社長は遊び歩くなどは言語同断です。


15)
月刊『理念と経営』12月号企業事例1に掲載された、関家具の関社長の考え方に感動しました。
ニトリなどの数社で独占状態である家具業界にあって、創業48年で一度も赤字がなく、売上も149億円にまで発展しています。


16)
ちょうど、金沢の喜多ハウジングさんの思想に似ており、まさに「コア・コンピタンス経営」を実践されています。
特に「株式会社関家具経営の心得13か条」には、強い強い共感を感じました。一部だけご紹介します。

1.経営者は一年365日ハードワーク。
2.棺桶に片足を突っ込み、後の片足を突っ込む寸前まで火の玉の様に生きる。
13.会社を潰すな、油断をするな、危機意識、緊張感を常に持て。      などです。


17)
現在、83歳や79歳の方々も働いており、真の企業経営を貫いておられます。
関社長の「座右の銘」は、平安時代の闘戦経(とうせんきょう)の冒頭の「心に武(ぶ)を秘めているか」の言葉です。
早速、京都の社長塾か田舞塾で講師としてお呼びしたいと思いました。


18)
東証一部上場企業は、アイ・ケイ・ケイさん、阿波製紙さん、ハウスドゥさん含め計5社ですが、
皆様方に共通なのは、「心に武(ぶ)を秘めているか」という自分への厳しい問いかけです。
立ち止まることが出来ず、常に経営革新が求められています。


20)
以前、社長塾で学んでいる「中庸」の、「君子は、その位に素してその外を願わず」の文章を述べましたが、
我われ中小企業経営者は、あまりにも多くの事を願いすぎています。金、名声、地位・・・そして本業を疎かにしています。


21)
一昨日の長野の講演では、
1.職場を楽しいものにする
2.チームで仕事をする仕組みをつくる
3.Our Company(我われの会社意識を各々が持つ)
4.Do Your Best(結果にコミットする)
5.上達する(現状維持で満足しない)

この内容でお話しする予定でしたが、1と5を強調しました。


22)
長年苦境にあったK社長も、ようやく75%の現金取引をするところまで経営革新されました。
TT卒業で随分お世話になっただけに、メールのやりとりをしながら相談に乗りました。
日創研経営研究会の会員継続の相談も受けましたが、私は「これが支えだから待とう」とお願いしました。
一昨日のお話では今は乗り切ったようです。


23)
昨日はホテルで一日を過ごし、12月の田舞塾の設問を終え、京都・社長塾のレジュメもつくり、
鍼を打って、読書に時間を使い、有意義な至福の時でした。

32歳の時、このホテルの大宴会場で、2,500人を前にしてお話しされたサントリーの佐治敬三さんを思い出しています。
そこで押しかけてご縁を頂き、調理師学校や日創研設立に応援頂き、今も月刊『理念と経営』でお世話になっています。
誰に出会ったか?出会う前にどんな問題意識や苦悩を抱えていたか?人生の幸不幸はすべて自分の内側にあるのですね。


田舞徳太郎

 

親愛なる皆様
お元気ですか。


●今日の教訓『混合されてこそ調和がとれる』

「何事にも差異があって当然である。
 それぞれ異なるものがバランスよく、混合されてこそ調和がとれる。
 世の中のもの、すべてがオンリーワンです。
 その一つひとつが、コラボレーションされて、社会が成り立っています。
「矛盾を矛盾としないようにするのが、真の経営である」とよく幸之助に言われました。

会社が良くならないのは、矛盾をそのままにして経営しているからなのです。

                             木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)


メールの返信が出来ておりません。お許しくださいませ。心からお詫びします。
なお、経営相談は06?6388?7741の浜本まで連絡を下さい。早急に対応します。


1)
松下幸之助翁は、「矛盾を矛盾としないようにするのが、真の経営である」と言われていたようです。
会社が良くならないのは、矛盾をそのままにして経営しているからなのですと、木野親之先生も述べています。


2)
昨夜は偶然にも、その矛盾を解決して成長している「道頓堀ホテル」さんの新しいホテル「ザ・ブリッジホテル」の前を通りました。
本当の用件は、今年の9月に創業7年で東証マザーズに上場した「串カツ田中」のお店の視察でした。


3)
パワーポイントをつくりましたが、再度視察して「果たしてこの会社がどこまで伸びるか?」のチェックでした。
FC展開に切り替えましたが、上場しても、企業は、1.魔の川、2.死の谷、3.ダーウィンの海を繰り返します。
企業経営は、順調な時ほど慎重さが要りますから、あえてチェックに参りました。


4)
音羽の時代には、よく現場を回りました。
そして、臨店には「思考の質」が必要であることを同行してくれた新入社員の神永君にも伝えました。
色々な人が「ベンチマーク」などと言いながら、夜は話題が変わってワイワイガヤガヤしています。
まるで、旅行気分です。思考の質が低い証拠です。


5)
「いいか、神永君。思考の質以上には人間も経営も人生もうまくいかんぞ!」と、お店の観察方法を伝えました。
串カツ田中では「ちょっとしたイベント」を店員さんがされていましたが、
「この店のターゲット顧客はどんな人だと思う?」まさに、企業内コーチング」でいう質問です。
私はこうやって現場を見せて「新入社員さんをコーチング」しています。


6)
「明確に経営知識がない人は、何回ベンチマークしても、その会社の戦略は理解できないのだよ!」とも伝えました。
そして、企業経営の危うさともろさをティーチングで伝えて、部下を丁寧に育てていくのです。寸暇を惜しんで行うことです。


7)
その串カツ田中から、わずか40mの所にザ・ブリッジホテルがあり、「一度入ってみよう」と三人で立ち寄りました。
何とフロントに橋本明元専務がおられ、色々な説明をして下さいました。36億円かけられて、見事な顧客志向のホテルです。


8)
先般の29TTコースでは、
「皆さんね、これからはホテル経営は、エアビーアンドビーのビジネスモデルに淘汰されるよ!」と講義しました。
色々なホテルが、インバウンドブームで沸いていますが、すでに昨年対比の稼働率はマイナスです。民泊の出現が原因です。


9)
エアビーアンドビーのビジネスモデルは、
世界191カ国に、ビレッジやお城や民家を対象にして数百万人の顧客を持っています。
8年前は「そんなビジネスはうまくいかないよ!」と周りから言われていたそうです。
でもあえて「ブライアン・チェスキー」は挑みました。


10)
エアビーアンドビーはサンフランシスコが本社ですが、コア・コンピタンス経営を学んだゲイリー・ハメル教授は、
これからは「クリエイティブ・エコノミーの時代」と、現在は主張されています。既存企業は経営革新が第一なのです。


11)
しかし、橋本正権社長と明元専務ご兄弟は、すでに経営革新され、外国人観光客のみにターゲットを絞り込んだのです。
まさに、フィリップ・コトラーの競争優位戦略「STP」は完了させて、どこにも真似の出来ない「コア・コンピタンス経営」をされています。


12)
日創研をご受講される前からのお話も出ましたが、現在は全員が可能思考教育の「実践コース(PSV)」を修了し、
次の職能教育にどんどんご派遣されています。まさに「気づきの文化と可能思考能力の高い社風づくり」に成功されています。


13)
社員さんにもご挨拶しましたが、表情が他のホテルの方々とまるで違います。
5回も面接し、最後は現場で仕事をしてもらい、
それから、全員が「一緒に働いてもいい!」という、そういう評価をされた人でないと入社は許されません。


14)
なぜ、道頓堀ホテルが成功したのか?それは、まず橋本正権社長と明元専務ご兄弟の思考の質が高いことが最大要因です。
思考の質が低いと、行動の質も低くなり、結局、業績アップは望めないのです。社員さんには手厚い福利厚生の会社です。


15)
社員さんもやる気になり、現在は「業積アップ6か月研修」や「マネジメント養成6か月コース」
そして、橋本社長はファシリテーターをされながら「企業内マネジメントコーチング6か月プログラム」と、多忙な中を学ばれています。


16)
今日は、橋本明元さんの22TTコース修了生が集まり、新ホテルをご案内頂きますが、私も午後1時から参加する予定です。
真向かいにビジネスホテルがありますが、完全に差別化していますし、人財が学ばれており、経営感覚とサービスが抜群です。
「エアビーアンドビー」には絶対に負けないと確信しました。


17)
さて、29TTの芳野社長からの全体メールです。私の講義内容の真意をお汲み取り頂き感謝です。

芳野さんのメール

「最後の最後まで、浮つくことなく、真摯に取り組んで、方針書づくりをやり抜きましょう!
 そのための第8講であり、第7講であり、6、5、4、3、2、1講だと解釈しています。
 この学びを「経営方針書に落とし込むこと!」が大切だと思います。

 そこで、復習も兼ねて、第8講での田舞さんが仰ったことを記します。
 「段階的企業成長論」から抜粋です。

●本当の学ぶとは、自分の足らないことを知ることであり、それを学問というと言われた。

1.企業規模別でやらなければならないことがある。
2.今からはとにかく名誉職をやっている暇はない。
3.とにかく、時間を絞り込んで、絞り込んで企業経営に繋げていく。
4.絶対余分なことはやらない。それよりも社員さんとのコミュニケーションをとる。
5.そして、勉強する。群れを成したらだめ。私たちの仕事は業績を上げること。
6.苦労を買ってきたTTコース。無駄な苦労をしてはダメ。日創研には苦労しに来る。
7.我々は社会貢献せんといかん。立派な会社を創らないといけない。
8.仕組みにフォーカスを当てる。仕組みで考える。仕組みをどう創るかということが大切。

●なぜ、会社の問題は起きるのか?

1.TAでパーソナリティを診てきたが、今度はもっと深めなければいけない。PとAを上げる。
2.働いている人の「心の持ち方」である。社員さんの「心の持ち方」を変化していくようにする。
3.目的を明確にして、口実をつけないと社員さんは学ばないし真のコミュニケーションを取れない。
4.社長の社員さんに対するコミュニケーション不足だ。
5.勉強したら、復習する。予習する。エスケープしてはダメ。快を求めてはいけない。
6.我々がやることは企業経営である。。口先上手く経営したらダメである。

●上手くいっている企業の共通項

1.立派な人は、みんな心の持ち方、意識、発想、考え方から着手している。
2.心の貧乏人になってはいけない。心の持ち方が変われば、行動が変わる。
3.貧乏人はいつまでも貧乏人ではないんだ。貧乏人根性を捨てないと!

田舞さんも一日3食、食パンの端きれを食べていた。
食べながら「まずい」と思っていた。
食べながら「今に見てろ」「今に見てろ」と思っていた。

●社員さんが奮起するようなことをしなければならない。

1.社員さんが喜ぶ仕組みを構築すること。
2.希望をもたせて、問題意識を持つ。
3.経営の合理化と経営革新は違う。

●感性、理性、知性のバランスが大切だ。

1.蒔かぬ種は生えん!蒔かずに刈り取ることばかりを考えている
2.今日やるべきことは、どんな睡眠不足でもやる!という習慣を持てば、必ず成功する!(丹羽宇一郎氏)


18)
これは単なる借り物の理論ではありません。私は学者ではありませんし、実務の経営者です。


19)
29TTコースの最終日には、さらにまとめの記念講演をしますが、一つの能力を身につけるには1万時間必要なのです。


20)
TTコースだけで学び終わる人がいますが、多分わずかな時間だと思います。1万時間「企業経営」を学んで下さい。
つまり、思考の質(心の持ち方・意識・考え方・心の有り様)を高めない限り、今までの学びは無に帰します。


21)
何事も「原理・法則」があります。安易に稼げるビジネスはなく、あると思う「その思考の低さ」が成長の妨げです。


22)
橋本正権社長と明元専務も「Theマスター・コミュニケーション6か月プログラム」にお二人で参加されます。
日創研には、「三種類の成長モデル」と呼ばれる「社内面談制度」がありますが、誰もが出来る方法をご披露します。


23)
しかし、経営理念、使命・目的、明確なビジョンがなければ不可能です。
道頓堀ホテルさんの成長モデルも、この教育カリキュラムで図にして講義します。

全ては社長幹部の質が原因です。「成功の因も失敗の因もすべて社内」にあり、指導者の心の持ち方の質で決まります。

田舞徳太郎
 

親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓(松下経営哲学)

「何度、失敗しても、もう一度勇気を失わなければ、必ずものになります。
 あまり恐れたり、心配しても、何の得にもなりません。
 それは、人間の可能性を狭めてしまうからです。
 失敗した本当の原因は、その人の心の中にあるのです。
 成功するために、心に理想の灯を点すことが大切です。
 心を思い切って変革することです。」

                        木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)

 

1)
昨日は29TTコースで谷川 弘二先生による「経営改革」についての講義でした。
今年で85歳になられていますが、私が一番学べるのは、講義後の本音のお話です。
明日は伊與田覚先生のご自宅にお伺いしますが、講義とは異なり心に沁みます。


2)
その度に自分の教育力の足りなさに打ちのめされることがありますが、打ちのめされてこそ身につくものがあります。
人生も経営も、単に脳内の海馬(記憶の一時貯蔵庫)に入れるだけではなく、五臓六腑に入れてこそ、真に「腑に落ちる」のですね。


3)
今回は最後のまとめで、土光敏夫さんの「言葉」をお伝えしました。いつも持ち歩いているお言葉です。
「苦しければ苦しいで、貧乏なら貧乏で、しんぼうしながら、どうやって生きていくかが大事なんだ」
時習堂には、眼光鋭いお写真と共に、若き日に苦悩しながら「一冊の書物」で目覚められた履歴も私なりに紹介しています。


4)
この言葉は長年胸に秘めて、講演でも使ったことがないものですが、今日は230人の中の「一人」に伝えたかったものです。
「全部に分かるようなものでなくても、一人だけでも分かればいい」禅の師・田里亦無先生のお言葉です。


5)
さて、谷川弘二先生とお食事をしながら、必死でメモを取っていました。
谷川先生はいつも「今年が最後!」と言われますが、多分本音です。
今回は笑って見逃せない「内容」の、20か条にもわたるお話で、9つまでご紹介します。中小企業に関するものです。


6)
1.企業戦略の第一とは人財の競争である(大企業は有能な人材をもち、組織化されている・中小企業はバラバラ)。

2.今、企業は目先の利益に走り教育費を使っていない。

谷川先生には、日創研の会員企業様は、なけなしの分をはたいてでも教育されていますとお伝えしました。

 

7)
3.変化が激しく厳しい時代になる。今日の繁栄は明日につながらない。中小企業はそれに気づけ。

4.中小企業は危機意識が不足している。だから、創造性が生まれないのだ。

5.企業努力が100%報われない時代になった。より一層のものが求められている。


8)
谷川先生は、今の経営者は外部環境に振り回されていると言われながら、
「気の毒やけど「自助・自立」だけでは生き残れなくなっている、経営者も大変やわな・・・」と、しみじみと述べられました。


9)
6.わしとこは、こんなもんやとあきらめている。あかんわな・・・
このお言葉は、実際に現場を知る谷川先生の実感でしょう。
私も可能思考能力の重要性を30年間お伝えしてきましたが、可能性を信じた経営者は大きく飛躍していますから良くわかります。
あきらめている人は表情に出ています。ファシリテーターの方が、「田舞さん「表情」のことを言ったら?」とアドバイスを受けました。


10)
檜山講師も誠実なファシリテーターの方々の声を聞き、私に少し慎むようにと注意してくれました。反省です。
孟子はその人の考えや心の有り様は「面に現われ、背(はい)にあふるる」と、上に立つ者の「表情」の大切さを説いています。


11)
月刊『理念と経営』の社長力・管理力・現場力の三位一体論では、このタイトルで詳しく連載で書きましたが、
貴重な資金を投入されている派遣先様の社長の代弁者として、私はあえて批判されても一部の方々にはお伝えしています。


12)
特に厳しい時代がこれから来るわけですから、「巧言」ではなく、直球でいくところが私の課題なのですね。
昔は、企業の責任は、社員さんに「エンプロイアビリティー(雇用される側の能力)」を身につけさせなければならないと、
盛んにマスコミは報道したものです。現在はその声はなく、ただ、労働環境ばかりが話題になっています。


13)
真の教育とは、社員さんに「エンプロイアビリティー(雇用される側の能力)」を身につけさせることだと思います。
ユニクロの柳井 正さんの著書『一勝九敗』の中で、
経営者十戒の第六番目として「経営者は鬼にも仏にもなり、部下を徹底的に鍛え、勇気づけよ。」と述べておられます。
これだけだと不要な誤解を招く恐れがありますが、『一勝九敗』のご本を読むと、真の経営者の愛情が理解できます。


14)
週三日の休みを実施出来るのは、仕事能力を身につけた社員さんがいるからです。
柳井 正さんは、京セラの稲盛 和夫さんと同じように、松下幸之助翁から大きな影響を受けておられます。
「商売というものは真剣なものである。真剣勝負と一緒だ。」と述べていますが、いつも真剣な表情で生きられました。


15)
谷川弘二先生も「これからは難問題ばかりや、死線を超えた経営者でなければ生き残れん!」とお話されました。
お金も名誉も念頭にない方々の共通項は「未来の日本を憂いている」ということです。


16)
私などはその境地には至りませんが、TTコース中にある経営者の方に「経営者の幸福とは何ですか?」というお手紙を頂き、
その質問を読みあげて、「今の私には安易に答えられません。」と皆さんの前ではお伝えしました。
しかし、社長・専務会では、「社長の幸福は先憂後楽の境地だと思います!」と、分かり易くお伝えしました。


17)
経営者の任務は重く、10人の社員さんがいれば10の責任が生じ、100人の社員さんがいれば100の重責を担う気概が要ります。
安易に「自分だけの快に酔いしれる経営者」もいますが、楽あれば必ず苦がやってきます。これは法則だと思っています。


18)
7.基本・理論が明確になくて、中小企業経営者は無手勝流でやっている

この谷川先生のお言葉もズシリときます。雲の上の正論だけでは経営は出来ないという意味でしょう。
伊與田覚先生は「天が分かるようになりなさい」とお教え頂きますが、足元をしっかりと見つめるようにお諭し下さいます。


19)
8.鹿島建設は、自社で左官や大工さんなどの自前の職人教育をしている。下請けはしんどくなるぞ。

私は理念経営戦略セミナー(二日間)でも、大手企業が、今まで出していた仕事を内製化していく傾向を、
事例を上げながら講義をしました。どの業界も下請け企業は益々厳しくなります。


20)
昨日はある物流業界の方に、幹部として少し優柔不断なところがあると、TTコースの中で指摘しました。
日創研は単なる自己啓発をしているのではありません。トータルで社長力・管理力・現場力の三位一体を主張しています。
谷川先生が、質疑応答で「これからは荷物がなくなるぞ!」と、同じように警告されていました。


21)
9.中小企業の良さを出しきれていない。視野が狭く、他力本願をまだ考えている

このお言葉にも共感しました。
「自分の城は自分で守れ」と断言して、破たん寸前のトヨタを救った石田退三さんの言葉です。この気概が重要なのです。


22)
私のメモ帳には今日メモを取った20か条があり、いつも読み返している柳井 正さんの「経営者十戒」もあります。
会社には額に入れて飾っています。皆様には、71歳になってまでお説教か?と言われるかもしれません。
しかし、経営者十戒の10番目「素直な気持ちで、即実行せよ」と行動しなければ、チャンスの芽も失うことになります。

今回は、
「失敗した本当の原因は、その人の心の中にあるのです。
成功するために、心に理想の灯を点すことが大切です。心を思い切って変革することです。」と、
松下幸之助翁のお言葉を続けて記載しました。

私もさらに「心の持ち方・意識・考え方・心の有り様」を変革します。お互いに前向きに未来のための準備をしましょう。

29TTコースも残りあと一回ですが、すごく寂しくなります。

田舞徳太郎
 

●今日の教訓 『初心の感動』

 「日々新た」が幸之助の口癖でした。すべて最初の感激や喜びを思い出し、
 日々新たな気持ちでものごとに取り組めば、成功しないものはない、と考えていました。

 惰性に陥るのは人間の常です。惰性の中には知恵も創造性も出てこないのです。
 事にあたって、日々新たに初心の感動を思い起こせば、
 いつでも新たな知恵と喜びが生まれてきます。

                          木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)

 

1)
東京の特別基礎コースが終わりました。
二日目の夜に、アシスタントの皆様とお食事をご一緒し、ディスカッションしました。
それぞれ32名の皆様の研修エピソードをお聞かせ頂きながら、その気づきの深さに感動しました。


2)
私の研修の基本ベースは、第一に「気づき」の重要性と、第二は「実践力」です。まさに鬼に金棒だと思います。
と同時に、人間力・考える力・仕事力・感謝力です。そして、日々の力は自己修養能力と感謝力です。


3)
最高の幸福は「感謝している時」であり、感謝を持っていれば自ずから努力してモチベーションを上げていきます。
基礎コースは、原因論と未来論という相対立するものを統合した教育カリキュラムを組んでいますが、
ある女性のアシスタントの方は、両親に対する不信感が、感謝するまでに高まったと発表しておられました。


4)
ご受講生の方々も全員が参加され、安心しました。「人を見て法を説け」が教育の原理であり、
愛情が基本です。そして、愛は知ることからはじまり、真の教育は「人間」を知るところから始まります。


5)
私は、前に出てもっと失敗するように、失敗した分が多いほど「気づき」も大きいことを力説しています。
早稲田大学創設者の大隈重信公が、当時の卒業生に送った名演説があります。

「諸君は必ず失敗する、随分失敗をする、又成功があるかも知れませぬけれども、
 成功より失敗が多い、失敗に落胆しなさるな、失敗に打勝たなければならぬ。」の言葉です。


6)
最近、私は可能思考能力の講義の中でGRIT(やり抜く力)という言葉を使っていますが、
GRITは「略称語」とその「訳文」です。
GRITの「G」はGUTSで「根性とか度胸」という意味です。
日本で「根性とか度胸」と言うと、昭和時代の「教育論」に聞こえますが、アメリカでは最先端の「人財育成論」です。


7)
今回も、テスラ・モーターズやスペースXのイーロン・マスク氏のミッションと、
彼が貧乏から這い上がった話をし、意図が10あれば方法は無限大に広がるという講義のエビデンスとして講義しました。
慶應義塾大学の4回生に知って欲しかったのです。


8)
まさに、GUTSの塊のような起業家で、彼は「起業家は週100時間働かなければ成功しない」旨の話を、大学でしているのです。
一方、日本では「根性や度胸論」は否定され、労働規制が強化され、褒めることが真の教育のように信奉されています。


9)
私のスタンフォード大学での研究テーマは日米比較でしたが、ここまで異なるのか?と驚きました。
昔の人は失敗しても、傷ついても「立ち直り」が速く、大隈重信公のように「失敗に打ち勝たなければならぬ」と断言しています。


10)
つまり、アンジェラ・ダックワース教授がいう「GRIT」は、既に明治の時代に言い尽くされた日本の教育論です。
GRITの「R」は、心の筋肉とか、精神的な回復力とか、復元力という言葉の頭文字です。


11)
ひ弱になってしまった日本人は、横文字になると新鮮に感じるようですが、指導者になる人には当然の能力です。
SA研修では昔から言っていた言葉で、可能思考能力の一部のものです。人間力といってもいいでしょう。


12)
GRITの「I」は、自発性という意味の頭文字であり、
論語では、孔子さまがお弟子さん性格に応じて、色々と答えを変えて述べています。
自発性の高すぎる人には「中庸」を説き、低い人にはその消極性を見抜いて、優しい言葉かけをしています。


13)
このGRITを高める方法に、アンジェラ・ダックワース教授は「目的」と「快楽」と述べています。
目的は賛成するとして、フロイトの快楽原則を引用して研究されているようですが、
いつも述べるように快楽原則は人間を駄目にすることには触れていませんので、
快楽原則の功罪を明らかにしておいてもらえると、さらに良かったかもしれません。


14)
「GRIT(やり抜く力)」を持つためには、第一に「好きなことをすること」と述べる研究者もいます。
私は中小企業の活性化を促進する者として、各々が「好きなことだけ」していたら組織にならないと考えています。


15)
孔子さまも、「之を知る者は、之を好む者に如かず、之を好む者は、之を楽しむ者に如かず」と述べておられますから、
こういう研究や表現も間違ってはいないと思いますが、無知な人ほど、自分の都合の良いように解釈します。
私は「Theマスター・コミュニケーションプログラム」ではこのGRITも講義しますが、誤解がないようにしなければなりません。


16)
GRITの「T」は、執念と言う意味の頭文字をとっていますが、これには大賛成です。
まずは、いつもの口癖「経営者はもっと企業経営に執念をもて!」の、確たるエビデンスになります。
大激変の時代に、国内の一人当たりGDP世界第26位(IMF)まで低下していますから、
我々経営者は、本当の意味で目を覚まさなければならないでしょう。


17)
ただ、GRITだけでは、真にやり抜く力とは言えない様にも感じます。
これにM(道徳性)を加えて、真に世のため人のためか?という、社会性を松下幸之助翁なら追求されるでしょう。


18)
アンジェラ・ダックワース教授のGRITに対して、スタンフォード大学のキャロル・ドゥエック博士は、
「グロースマインド・セット(成長型マインドセット)」という考えを追加して研究されています。


19)
キャロル・ドゥエックの「グロースマインド・セット」とは、
「知能は生まれつき固定されたものではなく、後天性のもの、努力を重ねることによって変えることができるものである」
という考え方です。日創研はこの説に大賛成です。
「安易に褒めてはならない、努力に感謝しなさい」という、アドラー心理学の考えに近いと解釈しています。


20)
キャロル・ドゥエック博士の研究では、子供たちに脳と知能の発達について予め学習させ、
知能は生まれつきのものではなく、挑戦し続けること、努力することによっていくらでも伸ばすことが可能であると教え込んだ後に、
難しい問題を解かせると、子供たちは難しい問題に対しても失敗を恐れず、自ら進んで挑戦しようとすると説明しています。


21)
なぜなら、彼らは失敗することについて、永遠に続く致命的なものではないと知っているからであり、
この「グロースマインド・セット」という考え方は、どうすればグリットを育てられるかを説明する上で、
とても素晴らしい考え方であると説いています。


22)
2月からの「Theマスター・コミュニケーションプログラム」が楽しみです。
ドゥエック博士の「グロースマインド・セット」は、ある意味、広義の解釈では「人生に役立つプラスの(観念)」と言えます。
今はマサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授の組織論も学んでいます。


23)
学びながらさすがだと思いますが、私なら「関係の質」よりも、
先に「思考の質」からサイクルを回した方が良いと思いました。

凄く生意気で恐縮ですが、本に読まれるのではなく、色々な視点を広げてみて、
多くの意見をお聞きし、自分の考えを持つことも大事です。


24)
今のところの私なりの意見は、最も大事なのは「グロースマインド・セット」だということです。「心の有り様」です。
今日からTTコースの第8講です。さらに学びつづけていきます。最大の教えは伊與田覚先生や田里亦無先生の言葉です。
「口先上手で教える側に立つのではなく、絶えず学びつづける側に立て!」と、分かりやすくお教え頂きました。

田舞徳太郎

プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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