花が咲いても、更に実になるまでに待つ姿勢が重要です(量質転化の法則)』

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親愛なる皆様
お元気ですか。


●今日の教訓(松下経営哲学)

「木野君、人生は生涯学習だよ」と、幸之助によく言われ続けました。
 幸之助自身も人生は終生、勉強であると考え、日々精進していく人こそ、
 本当に尊敬される人だと考えていたのです。

 「学びとは、生きること」「研修なくして成長なし」

 幸之助は熱海会談後、137回壇上に立って、89歳まで研修に命をかけました。

                              木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)

 

1)
ずっと研修が続いていますが、今日は京都の「社長塾」です。場所は松下幸之助翁ゆかりの霊山歴史館です。
今日は、「論語」と「小学」の講義です。
「頭の切り替えが大変でしょう?」とよく言われますが、原理は一つです。


2)
同じ原理原則を30年間言いつづけてきましたし、ぶれてはいません。すべては「蒔かぬ種は生えぬ」が基本です。
甘い話はありません。すべての教育カリキュラムは一つの原理(中小企業の活性化)で貫かれています。


3)
昨日までの三日間は、東京で29TTコースの第7講でした。経営方針・計画づくりでした。
毎年共通するのは、業績の良い会社は、
1.過去分析
2.現状分析
3.未来分析が明確です。


4)
講義、テーマ、グループディスカッション、チャート記入、発表を繰り返しますが、全体発表は大きな学びになります。
最初の全体発表は、土肥ファシリテーターの幹部の平松さんでした。パートさんから正社員になり、現在は優秀な幹部です。


5)
「幸之助は可能思考能力の天才でした。
 絶えず、出来る思考ですべてのものごとを見て、出来ないという考えをしない人でした。」とは、
松下経営哲学を講義される木野親之先生の言葉です。


6)
どんなに成功しても、ゼロからの素直な気持ちで取り組み、未来を見据え、未来への可能生にチャレンジした人です。
我われは松下幸之助翁のように「経営の神様」にはなれませんが、可能思考能力は磨けば光ります。


7)
女性である平松さんの可能思考能力をみて、土肥ファシリテーターが育て上げられたのです。
立派な発表でしたし、新しいビジネスモデルをいつも模索して、物流業のコア・コンピタンスづくりを考えています。


8)
福井でスーパーを経営されている木村副社長も発表をされました。生鮮品に力点を置き、
強敵「バロー」さんを相手にして、高い粗利益率は見事です。
「木村さん、いい時ばかりじゃないよ!」がアドバイスでした。


9)
私は全体発表には、厳しさ、優しさ、称賛、励ましで臨みますが、参加者はその基準が分かりにくいかもしれません。
ファシリテーターの方々が適切にポイントをアドバイスされ、檜山講師が指摘し、私は最後に伝えます。
受け取れる人と受け取れない人がいますから、相手を見てお伝えしています。


10)
それだけに、他の方々と異なる視点でお聞きし、アドバイスや講評を行いました。真剣に考えながらお聞きします。
適切なアドバイスが決め手ですから、その企業が将来に受ける外部環境などの変化や、次に打つ手をお伝えしました。


11)
福岡の「キューハイテック(ガス工事などの会社)」さんの幹部「岩槻さん」の発表は素晴らしかったです。
「うちの会社で一番勉強をして、一番努力している人は社長です!尊敬しています!」という言葉から始められました。


12)
日高社長のご苦労を知っているだけに、一億円の経常利益の壁を突破し、実質無借金にされたご努力に敬意を表します。
数年前、大阪の社長幹部塾に三人で参加されましたが、日高社長は憔悴しきっていました。
社長のお父様が債務超過途中で急死され、引き継いだ日高さんは「この会社はつぶれる!」と思ったそうです。


13)
ガス工事業ですから、職人さん集団を率いて、どうして行くべきか?苦悩がお顔にも表れていました。
しかし、こうした困難を「乗り越える力」こそ重要なのです。「やり切る力」を日高さんは内側から育てていたのです。


14)
人生には色々な障害がつきものです。その障害や困難に出会った時に可能思考(出来る思考)能力が試されるのです。
お電話をすると岩槻さんは、日高社長の後ろ姿に惚れ込んで、自らが志願して29TTコースに挑戦されたという事でした。


15)
経営に行き詰ったり、悩んでいる方々を、私はいつも箕面の瀧(往復3.5キロ)までお誘いします。
ご一緒に歩いて、色々と苦しみをお聞きしながら、今の悩みがいかにその人を磨くかを話し励まします。
苦悩を「ABCD」でセンタリングしていくのです。瀧に到着するころは本人自身が苦悩を希望に変えておられます。


16)
多くの社長幹部は苦悩や障害から逃げて自分をごまかします。快を求める人特有のものです。
お釈迦様も言われているように「一切皆苦」がこの現実社会です。絶対に逃げおおせないのです。


17)
それを安易に逃げようとする人がいかに多いか?結局、近道ばかり探し、自分の天分を発揮できないまま逝くのです。
孔子さまは「遠きこと慮りなければ、必ず近き憂いあり!」と、我々現代人に警告しています。
我々はまず「世のため、人のためになること」を考えるなければなりません。その為には「実力」を身につける必要があるのです。


19)
今回も杉田さん始め、素晴らしい発表が多く、それぞれのファシリテーターのアドバイスも適切で深かったです。
わざわざ一冊の専門書を読まれるファシリテーターもおられ、厳しい分、見えない努力をされる方々に心から感謝です。
また、檜山講師が適切な指摘とアドバイスをしてくれ、大きな成長をしています。生涯学習です。


20)
最後は、羽石ファシリテーターの経営理念の発表と、自社の「人財育成」のプレゼンテーションでした。
経営理念塾を二度も受講され、私が兄と慕う前田理事長とご一緒に、上級コースにあたる経営理念作成セミナーで明確にまとめられました。
いつも、経営理念塾の第一講で、理念体系の模範として活用させて頂いていますが、経常利益率も14.5%です。


21)
前田理事長はこの11月で80歳になられます。究極、理念体系はその人の「死生観の確立」に辿り着くような気がします。
まだまだ私も勉強中ですが、羽石さんのお話は分かり易く、真剣に取り組んだ姿が職場に活かされています。
理念がお飾りになっている企業様が多い中で、非常に格調高く、かつ機能的に浸透している光景が映し出されました。


22)
毎回、ファシリテーターの方々の深い人財育成や増益のお話を聞くたびに、私が励まされ教えられます。
特に今日のお話は「いのち」を看取るという内容だっただけに、多くのファシリテーターの生き様に学ばせて頂きました。

人財育成と中小企業の活性化にむけて30年目になります。真に成功し立派な生き方をされている人の共通項は、
1.困難に果敢に立ち向かって行く姿であり、
2.素直に事実を受けとめて努力して問題解決に挑む姿であり、
3.やり抜く力であり、
4.結果を作る姿であり、
5.その背景に可能思考能力があります。

伊與田覚先生、田里亦無先生、坂村真民先生、小島直記先生にお教え頂いたように
タネを蒔き、芽が出るのを待ち、丹念に育てて幹にしても、花を咲かすまでには時間がかかります。
さらに実になるまでに待つ姿勢が重要です(量質転化の法則)

29TTコースの方々の努力に感謝します。

田舞徳太郎

 

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2016年10月21日 08:00に書いたブログ記事です。

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