スタンフォード大学の心理学研究と基礎コースの効果性(固定観念の恐ろしさ)

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親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓(衆知を集めよう)

「どんなに努力しても人の協力なくして成功はできません。
 つまり自分一人では、そこそこの仕事はできても、大きな仕事は出来ないのです。

 大きな仕事をするには衆知を集めることが大事です。
 このことが、しっかりと心の中にきざまれれば、勝利の二文字が一切を開きます。

 幸之助の教えです。」

                      木野親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)


1)
大阪の特別基礎コースが修了しました。多くの方々のご支援でご紹介やご派遣を頂き、心より感謝申し上げます。
冒頭の「松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日」の言葉が身に沁みます。
「どんなに努力しても人の協力なくして成功はできません。
 つまり自分一人では、そこそこの仕事はできても、大きな仕事は出来ないのです」


2)
今回はアメリカのシリコンバレーから帰国しての研修でしたから、
18年前のスタンフォード大学で学んだ様々な心理理論を応用しながら進めました。


3)
スタンフォード大学で教鞭を執るケリー・マクゴニガル教授は、
「ストレスは『害』ではなく、『自分を守ってくれるものになる』」と述べています。
日本ではアドレナリンを良くないとする人が多いですが、人類はアドレナリンのお陰で生き延びてきたのです。


4)
もっと上手にアドレナリンを活用する賢明さが要ると思いますが、
それよりも人間の人生を大きな障壁となるのが「固定観念」です。
中小企業の経営革新が進まないのは、思考がマイナスの観念に支配されているからです。


5)
今回の大阪特別基礎コースは経営者の方々のご参加も多く、
この点の理解を強調してそのシステムを繰り返し講義しました。
この点は言葉こそ異っても、スタンフォード大学でも明確に心理学研究室で研究されています。


6)
日創研では「できる思考」と「できない思考」に分けていますが、
松下幸之助翁はもっと端的に、「でけへん思うたらでけへんやないか!」と部下に言い続けておられたようです。


7)
私は、人間は思った通りに生きていると毎回講義しましたが、
木野親之先生の松下幸之助直伝の経営哲学を聞くとよくわかります。出来ないと念うと絶対に不可能なのです。


8)
日創研では「できる思考・できない思考」シートを作り、
トイレや玄関や様々な場所に貼り出して頂くようにとお願いしています。
何事も貫き通すには、このようなことに気づいて行動する必要があると心理学でも説いています。

◎今、あなたはどちらの思考ですか?
<できない思考の人>
1、できない理由が先にでる
2、すぐにあきらめる
3、行動せず引き延ばす
4、自己中心に考える
5、失敗をいつも恐れる
6、人のせいにする

できない思考の人が多いと経営革新は進みませんし、経営理念や使命やビジョンは浸透しません。
基礎コースや変革コースの重要な所以です(会社の発展はないのです)


9)
その点、下記のような可能思考能力の高い経営者や幹部や社員さんがいる会社は成長します。
スタンフォード大学でも、言葉を変えて明確に述べています。

<できる思考(可能思考)の人>
1、できる方法を考える
2、最後までチャレンジする
3、すぐに行動する
4、人の喜ぶことを考える
5、成功をイメージして行動する
6、どんなことにも感謝できる

「できる思考」と「できない思考」の人では創りだす成果に差がでます。


10)
もう一枚「心のポジションで全ては決まる!」という文章があります。
<できない思考の人は>
1、新しいことに不安や恐れを感じる
2、自信がない
3、自分は能力がないと思う
4、知識・経験がないと言う
5、何事も中途半端


11)
<できる思考(可能思考能力の高い人)>
1、何事も準備だと思って学び努力する
2、できることを確実に行う
3、何事も努力で克服する
4、意欲的に学ぶ
5、結果をつくる

我々日創研では、この心のポジションは変えることができると信じています。


12)
今回は懐かしい再受講の経営者の方々も参加されておられ、非常に楽しい三日間でした。
人間は「苦あれば楽あり」の人生にしていく必要があります。しかし、苦と楽の間に学びがなければ苦のままの一生となります。
私は才能も人格も平均からすると低い方ですが、だからこそ「学ぶことの大切さ」をお伝えできると思います。


13)
道頓堀ホテルの橋本明元さん、同じTTコース卒の永田社長、田舞塾でTT卒業しても学ばれている永井社長もご参加でした。
仲間がいると本当に楽しいです。ワイワイ騒がなくても、お酒に頼らなくても、仕事を好きになり、仕事を楽しめます。


14)
仕事に熱意がないから知恵や創造性が生まれず、結果、仕事が苦痛になってしまいます。
松下経営哲学では「熱意×考え方」と断言していますが、スタンフォード大学も同じ論点です。


15)
私は、日本の製紙王と呼ばれた藤原銀次郎翁の「愉快に働く法十カ条」を二冊の書物にしていますが、
今や、この10カ条は日本には消えてなくなり、シリコンバレーの方々が実践して成功しています。
1.家庭は子供を姑息の愛で育て
2.学校はゆとり教育で青少年を駄目にし
3.社会は働く意味を「労働化」させています。


16)
恐らく、このような事が10年後20年後に顕在化し、不幸な社会を創りだしていくと思います。
日本人は国際的に劣った国になるような気がしてなりません。心身は常日頃から鍛えなければ弱まるのです。


17)
橋本明元さんが10年前のご苦労話をされ、基礎コースの初受講から会社に大きな変化が起きたと述べられましたが、
社長の橋本正権さんの「指導者の一念」と、橋本明元さんの努力とが相乗効果をもたらしたものです。感謝です。


18)
また、27TTコース卒のN社長が最後にお見えでご挨拶しましたが、
TTコースご受講中に得意先から不良債権をつかまされ、一週間もつかどうか?という
ぎりぎりの資金繰りと売上向上策の相談に乗りました。
「田舞さん、3000万の経常利益が昨年出ました!」という言葉に嬉しさがこみ上げてきました。


19)
やはり、可能思考能力が社長にも幹部にも社員さんにも必要不可欠です。
あきらめなければ、必ず立ち直ることが出来るのです。
N社長の会社からはお二人のご派遣でしたが、女性幹部が素晴らしく、ご受講姿勢がご立派でした。
働く人たちの学ぶ姿勢は「社長の鑑」ですね。


20)
最後に、月刊『理念と経営』で社内勉強会をされている、金沢の喜多ハウジングの事例をご紹介します。
喜多会長は、長い間日創研を最大活用されています。人財育成投資は「ローリスク、ハイリターン」だと言い切っています


21)
同社は建設業界の体質に疑問をもった喜多計世・現会長が、脱下請けを掲げて、
1979(昭和54)年に設立した住宅リフォーム会社です。
「人間尊重の一体型経営」を実践し、全国住宅リフォームコンクール32年連続受賞で北陸三県実績No.1を続けています。


22)
「小誌創刊後、すぐに「社内勉強会」を導入されていますね。」の質問に次のように語っておられます。

「私どもは十数年前から、パートさんも含め全員で毎月第3火曜日の午前に価値観研修をしています。
 月刊『理念と経営』を取り入れる2、3年前から別の教材で学んでいたのですが、全体的に難しいと感じていました。
 社員一人ひとりが明るく、楽しく、元気に自主的、自発的に自立して働き、
 「毎日会社に来ることが楽しい」と言える社風をめざして、月刊『理念と経営』に変更しました。


23)
喜多会長の哲学は素晴らしく、業績も毎年伸びています。私と同じ71歳ですが「田舞塾の論客」です。
今日から松山で田舞塾ですが、シリコンバレーのマーク加藤さんから学びました。
ケース・メソッド授業は、故紙企業の事例です。起業家養成スクール卒業の我が息子が社長をしています。

田舞塾が終わった後は、その足で東京の経営理念塾です。頑張ります。

田舞徳太郎

 

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2016年10月11日 18:50に書いたブログ記事です。

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