経営相談に思う・経営理念と営業力と商品力と新ビジネスモデルの時代です

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親愛なる皆様
お元気ですか。


●今日の教訓

「何事にも素直な心で、『なぜ』と問いたい」と、幸之助は私たちに言い聞かせていました。

 『なぜ』と懸命に考えるところから進歩も生まれる」探求には、終わりはないのです。

 学問には頂上がないのです。

 幸之助は、いつも「なぜ」、「なぜ」と問いかけていました。

 幸之助は、世の多くの人々の生活を、日一日と高めていくところに、生産の使命があると考えていたのです。」

                 木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)

1)
昨日、親友の眞鍋 明さんの奥様が亡くなられました。明日のTTコース終了後、すぐに松山に飛びます。
眞鍋さんには「ニーバーの祈り」をメールで送りました。

愛媛県西条市の「ドリーマー加茂川葬祭館」にて、明日19日にお通夜、明後日20日に告別式が執り行なわれ、
眞鍋 明さんが喪主をお務めになられます。
奥様のご冥福と、ご家族をいつも大事にされていた眞鍋さんの悲しみに連帯したいです。


2)
「主よ、変えられないものを受け入れる心の静けさと
 変えられるものを変える勇気と
 その両者を見分ける英知を我に与え給え。」

 これがニーバーの祈りです。

3)
眞鍋さんは29TTファシリテーターや、日創研経営研究会の本部副会長もされています。
いつも陰日向なく謙虚な方です。
人間は色々な社会的な力を得ると、無意識に上から目線で物事をみつめます。これからは人徳の時代です。


4)
社長塾でも伊與田覚先生に色々と教育を受けていますが、今までの人生の師は「至誠」を貫いておられます。
私自身が率先して至誠を貫き、日本創造教育研究所も、日創研経営研究会も、人徳溢れる人物の集団にしたいです。


5)
奥様とは、新春経営者セミナーで開催した「心に残る、ありがとう!」体験談の贈賞式でお会いしたり、
眞鍋さん同様に久しくご支援を頂いていました。いつも会社を案じ、子供を案じ、夫を案じておられた人です。
人は誰もがいつかは逝く運命にありますが、重ねてお悔みを申し上げます。 合掌


6)
さて、昨日は慌ただしく3件の経営相談をしました。二社が売上不振ですが、一社は営業力、一社は商品力の問題です。
ある上場会社は昔から評判が悪く、日創研の会員企業様からも、この会社の研修受講は大反対が出ました。


7)
私の基礎コースにも役員が参加され、非常に人柄の良さを感じていましたが、この方が社名を名乗って発表されてから、
ご受講生の一部に動揺があり、私も正直驚き、この会社に研修派遣をお断りに行きました。
2016年は6,000億円近い売上ですが、2017年度予想では4000億円を切るようです。


8)
現在は「誠実」「正直」が企業経営の大きな成功のカギになります。社長塾でいう「仁義礼智信」の五徳の時代です。
つまり、一社目の相談は、この大手企業が法改正の引き金になったようで、その影響をもろに受けたようです。
ただ、経営に無知であり、過日の松原社長の「業績アップ戦略セミナー」で、自社の損益構造を理解されたとのことでした。


9)
今後どのように経営してよいか分からず、今回の経営相談を受けました。
経営理念もなく、ただ売上をあげればよいと考えていたようです。
一の手、二の手、三の手を、まずは具体的に実行して頂きますが、営業力の強化は我々中小零細企業の大きな課題です。
テクニックではなく、売る前に相手に対する誠実さがあるか、正直なマインドがあるかが試されるのです。


10)
日創研では末武専務はじめ、パートナー講師の石橋さんが「営業スキルアップ5か月研修」を行っていますが、。
1番目に経営センス、2番目に経営マインド、3番目にやっと経営スキルです。皆様もマーケティングの勉強が大事です。


11)
二社目は製造業です。この企業様は「商品力」の問題です。機能性だけの追求に追われており「これは売れない」と伝えました。
やはり、一時的には業績が上がったようですが、既に一時代を過ぎて陳腐化しているのです。
利益が上がっている時に、我々も常に新しい商品を開発していかなければなりません。この企業様も経営理念がありません。


12)
三社目の企業様は、当時は利益が出ずに苦しんでいました。
TTコースで「自分の無知さ」を知り、卒業後に東京の業績アップ6か月研修から始め、今は月次で200万円の利益を出されています。
「絶対に手を抜いてはいけませんよ!」と、強く釘を刺しましたが、今回の話で10月からの経営理念塾に参加されるようです。


13)
可能思考能力の低い経営者は、経営理念をあまり考えません。明確な理念の価値体系が出来て、はじめて理念というのです。
あまり精神論に偏らず、事業領域やマーケティングなど、10年後、20年後を見据えた経営理念が大切なのです。
特に自社の可能性を探るチャレンジングな使命・目的も重要で、自社の存在価値を高める文言や念いが大切です。


14)
ただ、この三社に共通するのは、日創研を上手に活用しきれていないということです。
現在は、ダイバーシティ経営(多様性)の時代です。
価値観や個性が異なる人たちを、いかにチームとしてまとめていくか?基礎コースの「気づき」の体験を深めて、
さらに自社に落とし込むにはどうすべきかを考えることが大事です。可能思考教育と職能教育の組み合わせを活用することです。


15)
「可能思考能力」を全員が持つと、どんな困難な時にも「道は無限にある」と信じる力を社風にまで高めるのです。
大阪で10月から「松下幸之助直伝の経営哲学を学ぶ経営問答塾」も開催しますが、
やはり、明確な経営哲学を持つことが求められています。


16)
昨日は姫路の今宿さんに電話をして、なぜ業績が良いのか?とお聞きしました。
9月8日から第18期の田舞塾が始まりますが、第一回目のケース・メソッド授業は「電気工事業」のM社様です。
参考事例として、今宿さんのビジネスモデルを添付しました。


17)
これからは、どの業種も新しいビジネスモデルの構築が求められます。差別化をしない限り「市場」から消える時代です。
これから、どの業界も「寡占化」が進みます。「ニトリ」や「しまむら」を見ればわかるように、家具屋さんは消えました。
「しまむら」は、委託していた中小企業への発注をやめて自社製品に切り替えました。


18)
どの業界も、今までの経営知識では対処出来なくなってくるのです。
昨日から芳村思風先生に感性論哲学をご講義頂いていますが、感じる力、気づく力、創造する力が要るのです。
まさに可能思考能力が、不可欠な時代と考えます。


19)
我田引水になりますが、目先だけの経営から本格的なコア・コンピタンス経営の時代になります。
社員さんや幹部のバラバラな「ノウハウ・スキル・知識・知恵・能力」を束ねる能力が社長や幹部に求められます。


20)
早く、社員さんに「働く意味や意義」に気づかせて下さい。そのためにも可能思考教育が大事なのです。
自社の「使命・目的」に気づくことで、人間は本能的に「世のため人のため」になりたいという気持ちに火を点けるのです。


21)
来期の田舞塾第1講の教育ケースが完成し、今日はケース・メソッド授業の設問も作成しました。定員まで残り14名です。
10月には、私の大好きな「特別基礎コース(SA)」を東京と大阪で、東京で「経営理念塾」、
大阪で「松下幸之助直伝の経営哲学を学ぶ経営問答塾」、京都の「社長塾」と、楽しみにしています。


22)
一度しかない人生をどう生きるか?我々は日々自分に問わなければなりません。
眞鍋さんの奥様の突然ともいうべきご逝去に驚いていますが、心からご冥福をお祈りします。

まだ私も東京センターでです。
ファシリテーターの皆様方も眞鍋さんの悲しみを共有しながら、ご受講生の方々のご指導です。
お互いに励まし合いながら29TT頑張っています。

田舞徳太郎
 


 

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2016年8月18日 19:10に書いたブログ記事です。

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