社長や幹部は現実を直視して原理原則に戻ろう!

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親愛なる皆様
お元気ですか。


●今日の教訓

「幸之助は、「不況なお良し」と、不況の時に大きく飛躍しています。
「不況は自分の心の内にあり、外側の環境にはないのだ」と、教えられました。

この時代を悲観的に解釈すれば、経済の動きに一喜一憂せざるを得ません。
多くの人が自信をなくしていますが、私は幸之助の教えこそ今の世の中を救うとさえ思っている一人です。

すべては生成発展という善循環の始まりの発想を持つべきでしょう。

             木野親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)


1)
松下幸之助翁は、大きなビジョンを持つと同時に、「現実」から逃げずに闘った人でした。
単に「今さえよければそれで良い」と考えず、長期的な展望を持っていました。


2)
今日の教訓の松下幸之助翁の「不況なお良し」は、普段から備えている人しか言えない言葉です。
社長も幹部も日本の未来にどんな問題が生じてくるかを明確に展望する眼を養う必要があります。


3)
しかしながら、なぜ中小零細企業がうまくいかないのかを考えた時、
今が良いことに有頂天になり、今が悪い事に悲観的になり、真の企業経営に目覚めていないのです。
使命感もなく安易に経営を考えています。我々はもっと現実を見て、問題が顕在化する前に解決しておくべきです。


4)
過日の「社長幹部塾」の方々にお電話をし、講義に対する感想を頂戴しました。
最も印象に残り、危機感を覚えたのは、革新者(イノベーター)の台頭と云う講義だったというご意見でした。


5)
マルジューの伊東社長は、居酒屋とピーターパンさんと同じパン屋を経営されていますが、
6名で参加して本当に良かったと言って下さいました。3億数千万の利益を上げておられる会社様ですが、
業績が良い会社ほど「現実直視」「未来に備える」を遵守しています。「今が良い企業様」ほど、危機感があるのです。


6)
先週末は福岡で理念経営戦略セミナー(二日間)でした。
業績の良い畑中社長も参加されていたので、昨年とは少し異なる講義を考えていました。
とくに、社長幹部塾では、武蔵境自動車教習所の高橋会長も、ピーターパンの横手会長も危機感をお持ちです。


7)
松下幸之助翁は、いつも危機感をもち、関西財界の方々との会食でも「威儀」を保っておられました。
他の財界人は、すっかり酔っ払っても、松下幸之助翁だけはその場の雰囲気に惑わされることなく、
いつも「自分の首座」を守っていたのです。そうした多くの写真を見ていますから、さすがは経営の神様だけあると痛感します。


8)
さて、9月から始まる田舞塾が残り35名となりました。
29TTの方々からも申し込みがありますが、金沢の平山さんは、メールでのお誘いに翌日お申込みいただきました。
田舞塾は「実学」ですから、色々な企業様のケース・メソッド授業で、自社の課題もビジネスチャンスも見えてきます。


9)
業績の良い会社もありますが、非常に困難を抱えた企業のケース・メソッド授業もあります。
実際の経営を決算書も含めて赤裸々に教育ケースに述べて頂きますが、日創研ならではの「実学」だと思います。
つまり、ケース・メソッド授業は、事例企業の模擬体験が出来るのです。8月と9月が楽しみです。


10)
先日、伊與田覚先生のご自宅にお電話しました。
非常にお元気だとお聞きし、私も元気が出ました。
「人間、三人の友を持て」という言葉の一つ目が「原理原則を教えてくれる友」です。
私が間違いそうになったら、伊與田覚先生はどうお考えになるか?と自問自答しています。


11)
現代社会は、原理原則を厳しく指導して下さる方が少なくなりました。先般もご訪問させて頂いたとき、
「学びて思わざれば則ち罔(くら)く、思うて学ばざれば則ち殆(あやう)し」が論語の為政第二にありますが、
現在の今の企業経営に非常に大切なことです。


12)
どんなに学んでも、それを自社の企業経営に照らし合わせてしっかり考えないといけないのです。
学んでも自分で問題意識をもたなければ、それは真に学んだことにはならないのです。
逆に、色々なことを思っていても、真に学ばなければ危ないのです。学習が大事な所以です。


13)
そして、学ぶといっても「原理原則」が最も重要なのです。原理原則さえ身に付ければ、方法はいくらでも生まれてくるのです。
私は、現在、社長塾の講義のために伊與田覚先生の教えを徹底して復習していますが、基本の重要性を改めて痛感します。
小手先のテクニックではなく、マーケティングやブランディングも学んでいますが、すべて原理原則がなければ振り回されるのです。


14)
伊與田覚先生は、人物の判定法もお教え頂いています。

その人の言葉ではなく、
1.その人が何をしているのか、
2.その人が何によって行っているのか、
3.そして、その人がどこに安らぎを持っているのか、

そういうことをじっと観察していれば、その人の本当の値打ちがわかるものだ。表面的な言葉で判断してはいけない。


15)
伊與田覚先生の教えの中で、最も大事なのが、
2.「その人が何によって行っているか」をみることです。
己の名利の為か、それとも動機が真の使命感からきているのか?色々と考えさせられます。
その点では、田舞塾の皆様方の中には「真に使命感」から発言される人が多くおられます。頭が下がる思いです。


16)
多くの経営者が注意しなければならないのが「まやかしで成功を手にしても、それは短命に終わる」ということです。
マーケティングにしても、顧客の創造ですが、実際は「顧客価値の複合化」を創りだすことが大事なのです。
このことは、松原社長の「業績アップ上級コース」でも「業績アップ6か月研修」でも常に述べていることです。


17)
まず、経営者は自らに問うべきです。
1.自分のビジネスを行う動機は何なのか?
2.惰性で経営をしていないか?
3.うわべだけで取りつくろっていないか、本当に正直で誠実かどうか?
4.「ぱくり商品」を、自社で開発したかのように販売していないか?
5.どこにでもあるようなものを販売したりしていないか?
6.ありきたりなサービスでごまかしていないか?


18)
これからは「単なるセリング」では顧客を創造出来ません。
現代のマーケティングに近づくべく、しっかりとした経営感覚を磨きましょう。
今や、第四次産業革命に入ったところです。転ばぬ先の杖が大事です。


19)
私は単なる名刺や肩書の経営者ではありません。生身の経験と学問を通して教育カリキュラムをつくっています。
そして、決してご受講生に阿るような研修をしていては、真の教育にはなりません。原理原則w大事にします。


20)
先般も、パートナー講師の石橋さんが、東京の「営業スキルアップ5か月研修」をされていました。
途中でじっくり話し合いましたが、単なるスキルをアップする研修ではなく、先ずは「営業マインド」から入っています。
日本創造教育研究所はどの研修も、「原理原則」を中心にして、不易を大事にしたいと思います。


21)
流行は大事ですが、良い企業様は流行だけではなく原理原則を大事にされています。
松下幸之助翁は、なぜ「不況また良し」と述べたのか?
不況こそ改善へのチャンスであると考える前向きの発想から、新たな道もひらけてくるからです。

我々は、今後来るであろう荒波を乗り越えるためにも、明確な経営理念に立ち、
新しいビジネスモデルをつくりあげ、真に経営感覚を持った人財育成をしていきましょう。

これからの荒波は、真剣にマーケティングやコア・コンピタンス経営を学んでいる者には大きなチャンスです。
「すべては生成発展という善循環の始まりの発想を持つべき」と今日の教訓にもありますが、それは学んだ人だけのみです。

田舞徳太郎
 

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2016年8月 9日 19:20に書いたブログ記事です。

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