2016年5月アーカイブ

■■■ 田舞徳太郎通信 2016年 18号 ■■■■■■■■■ 日本創造教育研究所 ■■■

『気づきの能力(真剣に経営していれば、必ず何らかの苦悩や心配はあって当然です) 』

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親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓

 「事業は、無理したらアカン。また、人に借りをつくってはアカン。
  人様には貸しをつくりなさい。ギブ・アンド・テイクというが、
  僕は、これまでギブ・ギブ・ギブでやってきたよ。だから後悔しないですんだ」

 経営の極意は、「自然に従う」ことから始まるのです。
 理に叶う念いをもってこそすべては成功します。

        木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)


メールの返信が出来ておりません。お許しくださいませ。心からお詫びします。
なお、経営相談は06?6388?7741の浜本まで連絡を下さい。早急に対応します。


1)
昨夜で大阪の特別基礎コースを終えて、牛丼の吉野家で680円の「麦とろ定食」を食べて帰宅しました。
とても美味しく、牛丼戦争と言われて安値合戦を繰り返した業界でしたが、吉野家さんが一歩ぬけた感じです。


2)
やはり、我々は価格競争をしてはならず、いかに「価値」を高めるかが大事です。
牛丼業界はお互いが価格の下げ合いを行い、全社で大幅減収となり赤字に陥ったところもあります。


3)
私は今「コア・コンピタンス経営」の推進を会員企業様にお勧めしていますが、
シャープの事例でもわかるように、時代の変化でコア・コンピタンスそのものも変ります。


4)
今回の特別基礎コースで、改めて「価値」をいかに作り出すか、その源泉づくりが急務だと気づきました。
そして、「価値」に重点をおいて経営する経営者は、やはり「自分の価値の高さ」に気づいた人です。


5)
今回は経営者のご参加が多く、経営者の方々にアンケートを取りました。
お一人だけ「一人でやっているので、何の悩みもありません」というお答えに驚きを隠せませんでした。
さらに気づきを深めて、理想や志を高めてほしいと思いました。


6)
真剣に経営していれば、必ず何らかの苦悩や心配はあって当然です。
特に、最近の経営者の志そのものに、大きな格差が生じているようです。


7)
今回は、研修の合間に「経営問答塾」のお電話掛けをしました。ゼンリン東海の石原社長の業績は絶好調のようです。
地図を専門に扱っておられましたが、今回よく聞くと「地図の売り上げはほとんどない」ということでした。


8)
今後、既存の事業が47%市場から消えると言われていますが、地図も消えたのですね。
私は17年前に、「デコンストラクション(事業破壊)」という時代の到来をスタンフォード大学で学びました。
ゼンリン東海さんも地図の事業は消えたのです。ところが、新規事業の提案を社員さんがしてくれ、
それを軌道に乗せるのに石原社長は相当苦労されたようです。


9)
ゼンリン東海さんも人財育成には熱心でしたが、幹部や社員さんが一枚岩になって新規事業を成功させたようです。
地図の売り上げがまだ盛んな時から日本創造教育研究所の可能思考教育をご導入頂きましたが、
我々も石原社長に学ばなければなりませんね。いつ既存事業がなくなるか分からない時代になりました。


10)
月刊『理念と経営』のオンリーワン経営の5月号では、古永講師が「今後なくなる産業」を書いていますが、
順調な時ほど、次の一手を準備していなければなりません。石原社長には「逆境!その時経営者は!」で、
どのように困難を乗り越えて新規事業を成功させたかを語って頂くつもりです。


11)
特に6月1日から東京で「経営問答塾」が始まりますが、石原社長もご参加くださいます。
松下幸之助翁は「経営革新するときには社内が混乱する。穏便に改革したものは本物の革新ではない」と述べています。


12)
第一講では、松下経営哲学における「新規事業の成功条件」を木野親之先生に語って頂きますが、
石原社長にも成功事例を話して頂き、時代に乗り遅れないポイントを問答したく思います。


13)
さて、今回の特別基礎コースは、本当にたくさんの方々や他方面からのご支援を頂きました。心より感謝申し上げます。
南大阪経営研究会の別府さん、鈴木さん他数人がお見えになられましたが、
ご受講生4名全員がTTコースに行かれるようです。各地経営研究会の皆様方にはお世話になりました。


14)
また、経営破たんを覚悟した時、「理念経営のすすめ」の本と出会い、再度奮起して現在があるという、
そんな経営者にもご参加頂いたり、月刊『理念と経営』の読者も数人参加されていました。


15)
東証一部上場のアイ・ケイ・ケイさん、東証マザーズ上場のハウスドゥさん、
ジャスダック上場の買取王国さんからもご参加されました。
ハウスドゥさんは現在「時価総額が200億」を超えられたそうですが、
現在はハウスドゥさんだけの基礎コースも行なって下さっています。


16)
今後、我々日本創造教育研究所も、単にお世話になるだけではなく、
可能思考研修に積極的に派遣して下さる上場企業の応援をしなければと思いました。


17)
ご立派な経営者の方々も多くおられましたが、やはり、発表をお聞きしても「気づきの能力」の高さを感じます。
気づきの能力が高いか低いかは、やはり、その人の志の高さからくるのです。
これからの企業成長の条件は「気づきの高い組織づくり」ですね。私自身が多くを学ばせて頂きました。


18)
今回の総リーダーは創業者で歯科診療所を開設されていますが、社員数75名で順調に伸びておられます。
非常に謙虚で温和な方でしたが、早速9月からの田舞塾にも参加されるようですし、30TTコースも決めておられます。


19)
おおむね業績の良い企業様の参加が多く、非常に前向きな方々ばかりでした。
経営者の方々のビジョンも素晴らしく、アンケートにはTTコースに関心を持つ方が多くおられました。


20)
北海道、東北、沖縄など全国からのご参加で、私も50歳代に戻ったような気持ちで元気に講義をしました。
「固定観念」の講義をしながら、自分で「そうだ、そうだ、これが原因なのだ」と頷きながら話していました。
やはり、伸びない企業は社長も幹部も社員さんも、みんな「マイナスの観念」に縛られているのです。


21)
自らの成長や、企業の成長を阻んでいるのは、松下幸之助翁が言われるように外部環境ではなく、
その組織に属する人たち自身の問題なのですね。まさに「経済と経営は違う」のです。
「でけへん思うたらでけへんやないか」と口癖のように言われたようですが、「気づきの能力」が問われる時代です。


22)
今日は、明日の社長塾のレジュメづくりです。月刊『理念と経営』の原稿もあります。
また、6月の芝寿しさんの教育ケースの設問づくりもあります。
気が抜けませんが、松下経営哲学や、伊與田覚先生の教えが少しずつ理解できるようになってきました。前進するのみです。

この三日間の特別基礎コースに多くの方々をご派遣くださり、また経営者の方々をたくさんご紹介頂きました。
心からご支援下さった皆様方に感謝です。
そして、宇都宮から駆けつけて下さった安斎さんありがとうございます。

田舞徳太郎
 

親愛なる皆様
お元気ですか。

 

●今日の教訓

 動けばドラマが生まれる。動けば結果が出る。
 動けば歴史が変わる。動かねば何も動かない。

 「会社を動かそうと思えば、まず自分から動くことだ。
  一人が動けば、万波となって、大きなうねりとなる」

 これが事業成功の基本です。
 幸之助は九四歳まで動いて、動いて、動きまわっていました。

              木野 親之先生(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)

 

メールの返信が出来ておりません。お許しくださいませ。心からお詫びします。
なお、経営相談は06?6388?7741の浜本まで連絡を下さい。早急に対応します。


1)
明治時代の思想家・宗教家である内村鑑三の「後世への最大遺物」という書物は講演録です。我々の生き方を考えさせてくれます。
しかし、色々な内村鑑三の書物の中で最も感動したのは、
「余は如何にして基督信徒となりし乎』(よはいかにしてきりすとしんととなりしか)」です。


2)
儒教の教えで育った内村鑑三が、農学校の教頭だったクラークの勧めでキリスト教徒となり、牧師になるべく渡米します。
ところが、彼はなかなか本格的なキリスト教の信徒になり得ないのです。儒教とキリスト教の狭間で揺れる文章は心を打ちます。


3)
そして、キリスト信徒の家庭に育った人たちが、何の苦悩もなく、何の疑問もなくキリストの教えを信じる姿を見て、
そのキリスト信徒たちを単なる「レディメイド(既製品)」だと述べていました。


4)
苦悩もなく、葛藤もなく、涙もなく手に入れたものは、内村鑑三から見れば単なる「既製品」なのです。
スタンフォード大学に行く折、数冊の書物を持っていきましたが、この二冊は心慰めてくれるものでした。

 

5)
先週は新潟で日創研経営研究会の全国大会でした。新潟経営研究会が主管して下さり、
長野県の、長野東信・長野中信・長野南信の3経営研究会が副主管を務めて下さいました。心から感謝します。


6)
色々な講演や「13の徳目朝礼」全国大会などが行われましたが、心打たれたのが徳真会の松村理事長のご講演でした。
長いお付き合いですが、多くの事を教えられ、反省させられ、感動を頂き、命がけで懸命に経営された、
創業以来35年間のご努力に心から敬意を表しました。久しぶりに魂を揺さぶられました。


7)
現在はアジアNo.1の歯科診療所グループに成長されましたが、お会いした時は苦悩の真っ只中でした。
理念が明確で、大きなビジョンを掲げておられましたが、今日の講演は、30年前の念いを実現された内容です。
松村先生がビジョンを発表される時の光景は明確に覚えています。研修センターを創りながらのSA研修でした。


8)
私は日本創造教育研究所の設立時で苦悩しており、松村先生は新潟の新津から東京の駒込に診療所を出され、
人の問題で本当にご苦労されておられる時でした。新潟と東京の往復は松村先生の心身を相当苦しめていたようです。


9)
しかし、松村先生は自分の志を決して曲げられませんでした。
「一以って之を貫く」の生き方をされ、アジアNo.1だけではなく、アメリカでもご立派に成功されているのに、
今回の講演では「今でも理念実現の途上」だと述べらておれました。志が壮大です。


10)
特に、医院がまだ少ない時から、
1.日本の医療を変える
2.医療を通して国に貢献すると固く誓っておられました。
30年前から松村先生のお姿や、生き方や、経営の仕方を見つめてきましたから、それを可能ならしめた講演に頭が下がりました。


11)
どんな立派な言葉よりも、自らの初心を35年間忘れずに努力され「結果」を創った人には勝てません。
私も創業当時に新津の診療所に毎月通って、先生の苦悩に接した体験があるだけに、
今の成功に心から感動し、さらなる飛躍をお祈りし、70歳にしてたくさん学ばせていただきました。


12)
孔子は五十にして天命を知り、その天命にしたがって生きられた方ですが、
松村先生も自らの「天命」に命を捧げて来られたのです。高い志にさらに挑んでおられますから、
今でも苦悩を抱えられての成功途上であろうと思いますが、ここまでひたむきな経営者は滅多にいませんね。


13)
我々は、安易に「この命を何に使うか!」などと言っていますが、
自分の人生を振り返って、今日の講演で正直恥ずかしい気持ちになりました。
私も70歳にして多感なようです。大いに感動し、反省し、心から松村先生に尊敬の念を抱きました。


14)
まさに、内村鑑三の「余は如何にして基督信徒となりし乎」を読んだ後のような気持でしたし、
内村鑑三が言うように、決して「レディメイド(既製品)」のような人生を送ってはならないと痛感しました。

 

15)
講演の後に二人で歓談しましたが、松村先生には早速お願いをしました。
先生は滅多に講演はされませんが、
「東京の徳真会の医療ビル(8階建て)を見学させていただき、
 田舞塾の皆様には先生の話と、今後のビジョンを聞いてもらいたい!」


16)
当時の徳真会のケース・メソッド授業から、こんな凄い医療集団になった成長の軌跡と、
次は世界一を目指されている志の高さを、田舞塾歴の長い人たちにはぜひ見てもらいたいと思ったのです。
そして、昔の仲間たちと一緒に、松村先生と徳真会の発展を全員でお祝いしたいと思いました。


17)
松村理事長の講演は500名の皆様が聞かれて、ショックを受けている人が多くいました。
私は34歳で行徳哲男先生のご講演に衝撃を受け、同じ年に徳洲会の徳田虎雄先生のご講演で大きなショックを受けました。
そして、三度目のショックが今回の松村先生でした。


18)
徳田先生はご病気で闘病中ですが、若い時に先生の鞄持ちでよく講演について回りました。今でも尊敬しています。
兵庫県の三木青年会議所では、行徳先生と徳田先生が喧嘩となり、私が取り残されて研修をしたこともあります。
もちろん、徳田先生は政治の道に入られ、入院後も様々なニュースが流れますが、単にお金が目的の方ではありません。


19)
松村先生は歯科診療一途の人生であり、ある人から見たら「なぜそこまで頑張るの?」と不思議に思われるでしょう。
しかし、まさに「人生二度なし」です。安易に生きるのではなく、自分の天命を知って、そこに全生命を投げ出す・・・。
私はまだまだ中途半端ですが、苦労し悩みながらでも一途に生きる道もあると思うのです。

 

20)
さて、先般は福山で田舞塾があり、東洋額装さんのケース・メソッド授業でした。
起業家養成スクール卒業生で、29TTのファシリテーターでもある小林社長が、
額装では日本一の会社の、今後の新規事業というテーマで、今後のビジョンをディスカッションしました。


21)
そして、初日の午前中、小林社長と一緒に、20TT修了で、先般亡くなられた園木さんのお家に行きお線香をあげました。
園木さんは親分肌で非常に面倒見のいい人物でした。当時の映像が明確に思い出されます。
58歳という若さで残念でなりません。お電話をすると、いつも「田舞さんいいですよ!」と無理を聞いて下さいました。


22)
松村先生は2TTをご修了され、随分多くの方々を日本創造教育研究所にご派遣下さいました。
日本創造教育研究所が現在あるのも、松村先生のお陰だと思います。心から感謝です。

あれから27年の歳月が流れています。徳真会の血のにじむような努力が現在の繁栄を創ったのです。

改めて、松村先生の足元にも及びませんが、さらに努力して「中小企業の活性化」に貢献していきたく思います。
感激の全国大会であり、新潟、長野東信、長野中信、長野南信の皆様、ご参加者の皆様に御礼を申し上げます。

田舞徳太郎

プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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