現状に安住してはならない(仕事に燃え、勉強に燃え、人財育成に燃え、世のため人のために燃える)

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親愛なる皆様
お元気ですか。
          
●今日の教訓

「人生は、一寸先は闇だ、慎重に生きなあかん」
と幸之助に言われました。
私が「変化を先取りします」と言った時のことです。

だから、幸之助は万一に備えてのダム経営は、経営者の義務であり、
無借金経営が事業経営の根本だと考えたのです。

無理して金を借りるから、会社はおかしくなるのです。
幸之助は、
「ダム経営をしなければ、本当の事業は出来ない」と言っています。

         木野 親之(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)

 

お送りいただいたメールに返信が出来ていません。お許しください。


1)
先週末の東京の経営理念塾では、事業ドメインと戦略ドメインの話をして、
3年後、5年後、10年後の事業領域を経営理念の中に入れておく必要があることを説きました。


2)
富士フィルムなどの事例を紐解きながら話しましたが、
本業のフィルムの需要喪失の危機を乗り越えて、医薬品や化粧品やサプリメント事業で社員さんを養っています。


3)
富士フィルムは利益もきちんと上げ、フィルム事業のコア技術を活用した新事業の展開は、見事に花開いています。
商品も、サービスも、技術も、事業も、永遠に続くわけもはなく、企業の寿命はまさに20年が定説です。


4)
2月から大阪でも経営理念塾が開催されますが、
安易な理念ではなく、新しい価値を生み出す機能的な経営理念を創るべきです。


5)
経営理念塾の講義が終えてすぐに、檜山副社長とマルジューの伊東社長のお店がある板橋に行きました。
伊東社長は22TTコースを修了され、現在は社長塾などに参加されています。


6)
伊東社長とのご縁は、2008年の新春経営者セミナーが終わってからのことでした。
ピーターパンの横手社長からのご紹介でしたが、終了後のアンケートに「普通」とチェックされていました。


7)
私はすぐにお詫びのお電話を掛け、板橋のお店まで行きました。そこから深いお付きあいを頂いています。
可能思考研修や職能教育のご派遣、「理念と経営・社内勉強会」、13の徳目、多くの社長のご紹介など、ご恩のある方です。


8)
今回は、伊東社長のご配慮で、22TT同期の江野社長もご一緒し、久しぶりにゆっくりと話し合いました。
業績も相変らず好調で、社員さんも日創研の研修などで人財育成も進み、22TTコース当時を語りあいました。


9)
22TTコースは、非常に有能な社長や幹部さんが参加されたTTコースの一つです。
江野社長はタピオカの「パールレディ」で有名で、当時は33歳。
見事な経営方針を発表し、現在も業績を上げておられます。

 

10)
当日は夜7時過ぎから12時頃まで、色々な人と交流しながら楽しく話し合いましたが、下村先生のお人柄に魅かれました。
特に江野社長とは、仕事に燃える、勉強に燃える、ビジョンに燃えるなど、熱っぽい話をしました。


11)
伊東社長との食事会の目的は、私と前文部科学大臣の下村博文先生との出会いをつくることでした。
下村先生がまだ大学生の時代「塾経営」をしていた頃、マルジューのパンを毎日運ばれて応援されたようです。


12)
伊東社長は下村先生を議員になる前から支援され、今でも後援会(博文会)の幹事もされています。
下村先生は、3歳の時に父親を亡くされ、色々とご苦労しながら奨学金で大学を卒業されたそうです。


13)
人間はとかく、事業がうまくいったり、社会的に評価されたり、立派な家に住んだり、
お金が貯まると、現状に安住しがちになります。
やがて燃えなくなり、楽しい事ばかりを追い求めるようになるのです。


14)
特に中小企業の経営者にその傾向が多く見受けられます。
色々な会に入り役職にのめりこみ、本業を忘れて、社員さんとの意思の疎通をしなくなります。


15)
私は青年会議所運動は学ぶことを目的に必死に参加しましたが、
青年会議所以外の対外活動の役職は、一切受けていません。


16)
青年会議所を卒業してからは、音羽の経営と、
中小企業の活性化を目的とした日本創造教育研究所の創業と、
日創研経営研究会の設立と、月刊『理念と経営』にだけに取り組んできました。


17)
人間性を磨くことと、日本創造教育研究所を通して世のため人のためになること、
そして、徹底して学び続けることです。47年前の音羽創業の原点を忘れたことはありません。

 

18)
さて、話を元に戻しますが、翌日は朝7時からいたばし倫理法人会で下村先生の講演を聞きました。
ご苦労しただけに話の内容に非常に感動しました。


19)
明治初頭、伊藤博文は岩倉使節団でサンフランシスコに行き、
そこで日本人初の英語による日の丸演説をしました。
物質文明と精神文明について、日本人の誇りを述べて米国人に大喝采を受けたのです。


20)
その伊藤博文の日の丸演説を思い出しながら下村先生の講演をききました。
このような場を設けて下さった伊東社長に感謝です。


21)
その後、マルジューさんの本店を見学し、工場長と店長さんにご挨拶をしました。
そして、江野社長を含めて四人で染井霊園に行き、安岡正篤先生のお墓参りをしました。


22)
安岡正篤先生は、社長塾の講師をお願いしている101歳の伊與田覚先生のお師匠さんです。
多くの書物で接していますが、非常に厳粛な気持ちで手を合わせました。感動の二日間でした。

安岡正篤先生も伊與田覚先生も現状に安住せず、世を憂い、日本国家のために学び続けた人です。

田舞徳太郎
 

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2016年1月12日 19:30に書いたブログ記事です。

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