今こそ「出来る」「やれる」「大丈夫」という自信を持つ時代です。』

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親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓

「熱意なき人は、描ける餅の如し。
 知識才能も、熱意がなければ無に等しい」
 幸之助の好きな言葉です。

 人は生きることの素晴らしさを知った時、すべての生命の尊さを知るものです。
 その一念の変革が、喜びの生き方へと人生を輝かせていくのです。
 その時、熱意が生まれてくるのです。
 熱意がその人を変え、すべてを変えていくのです。
 
           木野 親之(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)


1)
連休明けから京都で田舞塾の第2講を開催しました。
教育ケースを提供して下さった、広島のS社長に御礼を申し上げます。
創業してからまだ8年の企業様で、真摯に努力される経営姿勢に感動しました。


2)
初日にご講演頂いたO社長のお話が非常に良かったです。
O社長は東京農業大学を卒業後、商社に就職しますが、
農業への思いを断ち切れずに退職し、奥様のご実家がある和歌山に移住し、
そこで農業を始められました。


3)
O社長が掲げたビジョンが素晴らしいです。
「持続可能な農産業を実現し生活者を豊かにする」
農業を農産業として継続・成長させるために、
単なる「農業」ではなく、産業としての農産業の確立を目指しておられます。
創業8年目の今期で38億円の売上を計上され、来期が52億円の見込です。


4)
再来年には東証マザーズに上場し、将来は東証一部上場を目指しておられます。
 1、「農業の産業化」産業として強い農業
 2、「農業の構造改革」ありがとうが届く構造
 3、「農業の流通革命」時代に合致した農産物流通
この三つを「農産業イノベーション」として掲げられ、
ベンチャー企業らしい「大義」に感動しました。


5)
O社長ご自身が直接農作業をされているわけではなく、
約5,000人の契約農家に農産物を作ってもらい、
作られた農産物は全国50か所に設置された集荷場に持ち込まれ、
翌日には全国500店舗の中から指定された店舗の店頭に陳列されます。


6)
どの業界も古いビジネスモデルから新しいビジネスモデルに変わりつつありますが、
O社長よく勉強をされており、知識・情報と知恵を掛け合わせて、
生産から販売まで、農業をトータルにグランドデザインされています。


7)
特にITを使って売れる仕組みを構築されているところが素晴らしく、
「日本の農家を何とかしなければ」という志で、
現在の仕組みを作られました。


8)
現在の約5,000人の契約農家の15%は、年収1000万円を超えるそうです。
例えば、その日収穫した和歌山の農作物を、
翌朝に東京の店頭に陳列する仕組みを作るまではご苦労も多かったようです。
(今回はその物流会社のT社長からのご紹介でした。感謝します。)


9)
例えば、JA(農業協同組合)が30円で仕入れるものを、
この会社では契約農家から62円で仕入れるそうです。

JAは、JAに集荷し、市場、仲卸、スーパーなどに販売しますが、
それだけ流通段階を経る分、商品も鮮度が落ちてしまいます。
もちろん、契約農家は全国にあります。


10)
果物等を含めて、農産物は100兆円の末端市場になるそうですが、
将来は1%の1兆円の売り上げを獲得したいと述べておられました。
ご講演後はお食事を一緒にしましたが、
40歳の若さで大きなビジョンを持った経営者の言葉に感動しました。


11)
翌日のケース・メソッド授業のS社長の会社は、
大学や病院などに色々な研究開発の機器を搬入されています。
広島、横浜、東京で教授や研究者の応援をされています。
社員さんも素晴らしく、最後に発言された総リーダーの言葉が印象的でした。
また、広島のS社長の志に燃えたアドバイスには感動しました。感謝です。


12)
ノーベル賞を受賞された梶田教授は、
月刊『理念と経営』にご登場された小柴昌俊先生の教え子です。
しかし、お二人を陰で支えたのが、研究施設「カミオカンデ」を開発した浜松ホトニクスです。
S社長のお仕事も、研究開発を下支えされています。
大きな使命感が大事です。


13)
それぞれの会社が色々な社会的役割をもち、使命をもっています。
S社長には、「自社と取引する科学者をノーベル賞受賞者に育て上げる」という
ビジョンをお持ちになられてもいいと思います。


14)
ビジョンを持つのはどんなに大きくても自分持ちですから、
誰にも迷惑をかけることはありません。
私は日本創造教育研究所グループを通じて中小企業の活性化を図り、
そのことで日本を良くしたいと思っています。


15)
今日から東京で私の特別基礎コースが始まっています。
いつも講師を務める私自身が前日の夜からワクワクしますが、
不安や悩みを持っているご参加者お一人ひとりがご自身の可能性に気づき、
「出来る思考」に変化されることに講師として大きな醍醐味を感じています。
最終日の皆様の表情は、いつも最高に輝いていますね。


16)
経営理念や方針の浸透、売上やお客様満足の向上など、
あらゆる問題を解決するためには、まずは経営者自身が自らの可能性に気づき、
人財を育てて自社の企業価値を高めることが絶対的に不可欠です。

無理とかダメということを前提にしていたら何事も無理で出来ません。
「出来る」「やれる」「大丈夫」を前提にして行動を起こさなければならないのです。


17)
私の今年最後の特別基礎コースは、大阪センターで11月13日からです。
多くの皆様方のご支援を頂きながら研修を行ないたいと思います。
現在は「人手不足」の時代ですが、
これからは「人手」の不足以上に「人財」の不足が一番大きな問題になるのです。
やはり「人財」の育成が最大課題です。


18)
良い会社には、おのずと良い人財が集まります。
良い人財が集まるから「人手不足」には悩んでおられません。
悩んでいるのは人財がいない会社です。


19)
時代がどんどん変化し、知識や情報を細大限活かしきる人が必要です。
そして、何といっても可能思考であり、出来る思考です。
ITや人工知能の時代が近づいています。だからこそ「人間が主役」の経営をしなければいけません。


20)
松下幸之助翁は、どんな時代にも「人間が主役」の経営を標榜していました。
すべては人が問題を作り、人がその問題を解決するのです。
社長力・管理力・現場力の三位一体で、今の時代をチャンスとして捉えていきましょう。


21)
松下経営哲学の伝道者である木野親之先生を講師にお迎えして、
10月28日から「経営問答塾」を大阪センターで始まります。

木野親之先生は、松下幸之助翁に44年間お仕えになられ、
松下幸之助翁の経営者としての意思決定や判断基準、考え方を肌身に浸み込むがごとく体得し、
経営者の皆様の問題や悩みに「松下幸之助創業者であれば、このように判断する」といった、
松下経営哲学を伝承できる、今や数少ないお一人です。


22)
パナソニックが二年連続で7,000億円を超える巨額赤字から
奇跡のV字回復を果たすことが出来たのも、
松下幸之助翁が考案した「事業部制」の復活にありました。
まさしく、松下経営哲学が21世紀においても脈々と生き続けている証と言えるでしょう。


23)
松下幸之助翁も可能思考能力の高い人でした。
今こそ「出来る」「やれる」「大丈夫」という自信を持つ時代です。
マンネリを防いで、全員総出で真剣に経営していく時代だと思います。

田舞徳太郎

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2015年10月16日 19:30に書いたブログ記事です。

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