経営の基本を大事にしよう(原点に戻ろう)

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親愛なる皆様
お元気ですか。


●今日の教訓●

どんな、経営環境でも、誰にでも夢を見る権利があるのです。
運が悪かったであきらめてはいけません。
必ず成功してみせるという強い信念があれば道は開かれるのです。
困難や問題は指導者の志の強さに応じてチャンスとなるのです。

               木野 親之(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)


いつもメールの返信が出来ていません。お許しくださいませ。


1)
9月に入りました。
月初からの二日間は福岡で経営理念と戦略ワンポイントセミナー(二日間)でした。
初日は経営理念に重点を置き、二日目はコア・コンピタンス経営について講義しました。


2)
コア・コンピタンス経営とは、他社が絶対に真似の出来ない競争優位の源泉です。
17年前にシリコンバレーでスタンフォード大学の客員研究員として学んだことが夢のようです。
当時は語学を甘く見て、本当に辛酸を舐めましたが、今は懐かしいです。


3)
今月下旬に起業家養成スクールで久しぶりにシリコンバレーに行きますが、
スタンフォード大学のアジア太平洋研究センターでの一年間を思い出しています。
必死になって学びましたが、お陰でケース・メソッド授業法や、コア・コンピタンス経営など、
多くのことを学んで教育カリキュラムにしています。


4)
アメリカはスペシャルなものを持っている人を大事にします。
私はお鮨を握れましたから、教授のホームパーティーなどで人気者になりました。
人生には何も無駄はない・・・!特別にご教授頂いたことを思い出します。


5)
10月から東京で始まる「経営理念塾」は、
「ビジョナリー・カンパニー」のジェリー・ポラス教授の教えに大きな影響を受けています。
戦略型よりも理念やビジョン型の経営が好業績を上げるというデータに基づいた理論です。


6)
日本では産業能率大学の宮田矢八郎教授が、
TKCさんの6,000社ほどの企業を調べ上げて、
経営理念を早く作った会社ほど業績が良いことを報告しておられます。


7)
宮田矢八郎教授が『収益結晶化理論』によると、
経営理念が無いと回答した企業の平均経常利益が2,900万円なのに対し、
経営理念があると回答した企業の平均経常利益は4,900万円とあります。
なぜ、中小零細企業が廃業率が高いかが、経営理念の観点からも伺えます。

 

8)
私が月刊『理念と経営』という経営誌や13の徳目を出した背景には、
中小企業の活性化のためには、広く「経営理念作成」を啓蒙する意図もありました。
経営理念は経営の物差しであり、大きな判断基準です。


9)
ほとんどの経営者や幹部は「もっと利益がほしい!」と考えています。
しかし、表面的なことしか追いかけず、理念のような基本を疎かにしているのです。
 1、人財育成
 2、新商品開発
 3、新しいサービス
 4、お客様の満足
 5、健全な社風
 6、販売チャネル
 7、その他


10)
こういったことを無視して、売上が上がらない、利益が出ないと嘆いています。
当然のことと言えば当然です。
「お金を追いかけるな、志を追いかけろ!」と松下幸之助翁は述べています。
利益は企業永続のためには絶対的に不可欠ですが、
その前にやるべきことがたくさんあるのです。


11)
日本創造教育研究所の会員企業様も、アイ・ケイ・ケイ様や、株式会社ミヤザキ様のように、
理念やビジョンを大事にしている会社の方が業績が抜群に良いです。
多くのご受講生の方々に理念経営の促進とコア・コンピタンス経営をお勧めしました。


12)
先日、ある方からメールを頂きました。
水谷工業の京極社長の講演の報告ですが、
この会社はお金を追いかけるのではなく、まさに理念や人財育成に力をいれています。


13)
結果的に適正利益を出しておられますし、
早くから、粘り強く「理念と経営・社内勉強会」をされたお蔭で現在は明確に定着しています。
しかし、13の徳目も含め、京極社長は手を抜きません。


14)
ファシリテーターとして、TTコースや田舞塾でも真摯に学び、
日創研経営研究会でもレクチヤラーとして真剣に講演をして頂いています。
姫路での講演に感動されたご受講生からのメールです。


15)
京極社長の講演に関して
メール1)
「先日、姫路経営研究会の例会で京極盛社長に講演をして頂きました。
 通常例会でしたが、240名の多くの方が参加され、心に響く講演内容でした。」


16)
メール2)
「理念と経営」を使いながら、勉強会を何故行うのか、
 その意義を明確にし理念をベースにした講演内容はTTで学んだことを振り返らせて頂きました。
 途中涙ぐんでしまう程、京極社長の話は深く心を打ちます。 」


17)
メール3)
「社員さんに理念の浸透を図るため、
 同じ価値観で仕事を行うため、
 自社の強みを生かすためにも「理念と経営」は大切なツールなのだと気づかされました。」


18)
メール4)
「理念を可視化させること、また京極社長のかっこよさと優しさに触れ、奮い立つ気持ちになりました。
 忙しさを理由に勉強会を疎かにしていた自分を恥じます。
 社員さんに光を当て、ありがとうを経営を進めていく上でぶれないように新たに問題に向かって頑張って行こうと思います。」


19)
メールを下さった方もご立派です。
書いてあるように、本当に中小企業経営者や幹部の悪い癖は、
忙しさを理由に勉強会を疎かにしてしまいがちなのです。


20)
経営理念と戦略ワンポイントセミナー(二日間)のご参加者の方々は熱心でした。
すき焼きのお店を100億を超える売上で経営されている、創業120年の「人形町今半」のT社長様には、
わざわざ東京から福岡に来ていただきました。素晴らしい理念を冊子にされていました。


21)
キューハイテックのH社長は5人で参加されましたが、幹部の表情が素晴らしかったです。
また、6回目のご参加の新幹線のレールを溶接される会社のH創業者や
健康住宅のH社長様や幹部社員様4名。
そして、御主人を亡くされてから孤軍奮闘されている
ベストオフイスクリエイションのT社長も幹部とご一緒で素晴らしい学びをされていました。


22)
熊本経営研究会からは12名の方々が参加され、28TTの方々もたくさんおられ懇親会もすごく楽しかったです。
経営理念と戦略ワンポイントセミナー(二日間)は、経営理念とコア・コンピタンス経営の講義です。
一体不可分の学びだけに、私も充実した二日間でした。


23)
最後に、11月8日は、月刊『理念と経営』創刊、「理念と経営」経営者の会設立の
10周年記念全国大会です。
ぜひ、ご参加ください。

田舞徳太郎

 

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2015年9月 4日 20:00に書いたブログ記事です。

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