正しい経営理念が出来ると、経営理念が利益を生み出してくれるようになるのです

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親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓
 失敗は、失敗ではない。
 失敗は、チャンスを見出すよい機会です。
 問題があるとすれば指導者の一念です。

 幸之助は、
 「何もないのは、何でもあることや。何でもあることは、
  よく見ると何でもないことに気がつくものや」と、
 いつも言っていました。
 まるで禅問答のようでした。

 失敗は失敗でないのです。

        木野 親之(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)

いつもメールの返信が出来ていません。お許しくださいませ。


1)
京都・霊山歴史館での社長塾が、明日に近づいて参りました。
日本資本主義の父と言われた渋沢栄一翁は、「論語と算盤」という本を大正5年に書かれています。
現在は道徳的観念が日本で薄れていますが、道徳と経済のバランスが大事です。


2)
過日は大阪で経営理念塾の第5講でした。
事業ドメインと戦略ドメインの違いを復習して、
掛川にある御菓子屋さんの「たこ満」さんの理念を事例に講義しました。


3)
理念の中には戦略ドメインも含めて色々なものが含まれます。
真面目に勉強するとなかなか深いものです。
安易に作った理念は、浸透せず共感もされません。


4)
今年は東京で「経営指南塾」を8月から開催しますが、
 第1講 経営理念
 第2講 増益経営
 第3講 オンリーワン経営
 第4講 マネジメント
 第5講 人財育成

上記の5項目を各講のテーマとして、全5回シリーズで、
講義・ディスカッション・質疑応答を繰り返します。


5)
特に第一講座は経営理念ですが、
経営理念の不備で、我々中小企業は大きな損失を出しています。
正しい経営理念が出来ると、理念が利益を生み出してくれるのです。


6)
私は色々な会社の経営理念を拝見しますが、
ほとんどが体系化されていず、バラバラとなって逆機能が働いています。
理念は、企業を進化させ、経営者や幹部や社員を教育するものです。


7)
特に新商品開発では花王さんが有名ですが、
花王の理念である「よきモノづくり」「絶えざる革新」「正道を歩む」に基づいて、
元会長の佐川幸三郎氏が唱え、今もよりどころになっている『商品開発5原則』
1.社会的有用性の原則
2.創造性の原則
3.パフォーマンス・バイ・コストの原則
4.調査徹底の原則
5.流通適合性の原則
を「軸」にして商品開発をしています。

花王と同じように、経営理念が体系化されていると「新商品や技術の開発」に優れ、
中小企業でも差別化戦略をとることが出来るのです。


8)
「コア・コンピタンス経営」を学ぶ、業績アップ上級コースが間もなく始まりますが、
このコア・コンピタンス経営でも経営理念は非常に大事です。
鹿児島の今別府産業さんはコア・コンピタンス経営を実践されていますが、
理念や社是などを大事にされています。


9)
今年も7月から各地で大型研修がスタートします。
業績アップ6か月研修や、業績アップ上級コースに始まり、
実践ビジネススクール、マネジメント養成6か月コースも始まります。
可能思考教育を基本にして、どんどん学んでいきましょう。


10)
さて、28TTコースのTAプレゼンテーションのA日程、B日程が修了しました。
TT(企業内教育インストラクター養成)コースの第一の山を皆様方が乗り越えられましたが、
過去最高の合格者が出ました。


11)
金沢のO君は起業家養成スクール生(22期)ですが、
お母さんはファシリテーターです。無事に合格して涙を流されていましたが、
実に美しい姿です。父親に対する感謝の念も述べられ感動しました。


12)
絶対に合格すると思う人が合格できず、合格しないと思った人が合格したりしています。
起業家養成スクール生のN君もそうです。N君のお父さんは佐賀で細々と料理屋さんを営んでいます。
息子への念いが強く、大金をはたいて起業家養成スクールに送り込んでいます。


13)
N君はまだ若いだけに、自己表現が下手で少し頼りなく思っていました。
ところがなんと今回は合格したのです。O君同様に感動しました。
N君の料理屋さんは次郎物語を書かれた「下村湖人先生」の生家の近くにあり何度か行きました。
彼のお父さんもさぞかしお喜びだと嬉しく思っています。


14)
月刊『理念と経営』の7月号の巻頭対談ですが、株式会社阿部長商店さんが載っています。
大津波によって壊滅的な打撃を受けても、従業員800名の雇用を維持しながら会社を再建させました。
やはり最終的に残る資源は"人財"です。
人を大切にする阿部社長だからこそ、再建を果たすことが出来たのだと思います。


15)
また、「お客様の喜びをつくれ!」では、
京都の間人(たいざ)温泉の炭平旅館の事例を取材させていただきました。
研修でもお伝えしていますが、可能性を信じてやり続ければ、不可能が可能になるのですね。
「やる!」と決めると、自ずと「やり方」が生まれてくるものですね。そのことが読むと分かります。


16)
「企業事例研究2」には、株式会社五健堂の蓮尾社長の事例が載っています。
京都の日創研経営研究会全国大会でも講演頂きましたが、まさにゼロからのスタートでした。
どんな環境・状況でも、「どうやったら出来るか?」を考え、
本気で取り組む人には次の道が待っているのですね。ぜひ読んで頂きたいと思います。


17)
「逆境!その時経営者は!」には、
27TTコースを卒業され、田舞塾のケース・メソッド授業に登場頂きましたが、
株式会社ウォンズの二宮社長が登場しています。
苦境続きの人生ですが、実に見事な才能を発揮され、業績も良いですし、次の事業も可能性があります。


18)
現在、二宮社長は田舞塾、経営理念塾、社長幹部塾と学ばれていますが、
「逆境!その時経営者は!」は異例の6ページです。
コールセンター事業や、IT関連の仕事を進めていますが、
「今の自分・会社があるのは社員さんのお蔭だ」という二宮社長は、"人財"を大切にされています。

19)
「オンリーワン経営」の連載で古永講師が、
「日本人は「検証」が苦手で、無意識に避けてきているのかもしれない」と述べています。
まさに、我々中小企業は検証機能を高め、次に活かしていかなければ明日はありません。


20)
先週末は久しぶりに休みを頂きました。
10日間の遠征が終わり、日頃はTTコースや色々な研修に追われていますが
休みと書きながら、いつも原稿に追われています。


21)
唯一の慰めやくつろぎは、明治の森・箕面国定公園内にある時習堂や、
御茶室・隣松亦無庵の庭園、「箕面加古川山荘・明徳庵」訪問や瀧道の散策です。
真緑色したもみじを見ると最高の癒しになります。生きている実感ですね。


22)
7月には、月刊『理念と経営』に連載して下さっている、
北海道の小檜山博先生ご夫妻が箕面を訪問されます。
音羽山荘で5人で食事をして、夜は蛍見物です。
忙中閑あり。ゆっくりとくつろぐつもりです。

田舞徳太郎

 

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2015年6月29日 20:30に書いたブログ記事です。

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