「社会の要請」を把握するためには、「内なる志(ビジョン)」を明確にしておく必要があるのです。

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親愛なる皆様
お元気ですか。


今日の教訓
「食糧があまっているのに飢え死にする人がいて、
 金が金庫からはみ出るほどの金持ちがいるのに、貧困で死ぬ人がいる。

 これが、一流国の姿なのか。
 幸之助はどこかが間違えていると心を痛めていました。

 だからこそ幸之助は、
「それ、ちょっと待ってんか。もういっぺん考えてみるわ」と言って、
 いつも事業のあるべき姿を求めて経営していました。

                          木野 親之(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)

 

いつもメールの返信が出来ていません。お許しくださいませ。


1)
我が社の10年後を考える「ビジョン経営沖縄セミナー」が終了しました。
今年は、立派に成長した起業家養成スクール卒業生の皆さんが、
幹部や兄弟あるいは親子で参加されていました。
一社で最も多いところは、N社長と8名の幹部(子会社)の方々でした。


2)
N社長は中国でも人材派遣などを行い、
今回は、国内の法人向け花の配達・ギフトの方も一緒でした。
ご自身は3年半前からシンガポール暮らしで、ようやく永住権を得たようです。


3)
N社長は起業家養成スクール6期生ですから、卒業して16年目を迎えますが、
義理堅く、毎年私の誕生日には嬉しいお花を届けて下さいます。
N社長は創業者であり、どんどん事業を伸ばしていますが、いつも熱心に学び自分を高めています。


4)
やはり、企業が社長の器以上になると、色々な問題が出てきます。

松下幸之助翁が銀行に挨拶に行ったとき、銀行のある重役が、
「松下電器はどこまで拡張するのですか?」という質問をしました。

これに対して、松下幸之助翁はゆっくりした口調で、
「それは私にもわかりません。
 松下電器を大きくするか、小さくするかということは、
 社長の私が決めることでもなければ、松下電器が決めるものでもありません。
 すべて社会が決定してくれることだと思います」と述べたそうです。


5)
企業は、「内なる志(ビジョン)」と「社会の要請」が一致した時に会社は成長します。
それだけに、「社会の要請」をいつも把握していなければなりません。
「社会の要請」を把握するためには、「内なる志(ビジョン)」を明確にしておく必要があるのです。


6)
N社長のさらなる成長を祈念しますが、
ビジョン経営沖縄セミナーに11回目のご参加でした。
松下幸之助翁の「宇宙根源の法則」とは何ぞや?と質問して、
木野親之先生の講義になかなか納得されなかった時もありました。
やはり、探求心が旺盛なのでしょうね。人間はこうでなければならないのです。

 

7)
現役の第22期生であるA君もお父さんと一緒に参加されていました。
A君に対する、お父さんの愛情を強く感じました。
ファシリテーターで物流業のF社長も、第20期生のご子息とご一緒でしたが、親心がよく分かります。
やはり事業は、創業者だけが成功しても33点です。
二代目が成功して66点になり、三代目まで成功して100点なのです。


8)
親子で自社の10年後の姿を思い描くのは、最高のことです。
親はいずれ先に逝くものですが、最高の思い出づくりをしていくのが親の務めです。
自社の未来を語りあう・・・、最高のギフトだと思います。


9)
昨年、第21期の起業家養成スクールを卒業した島根県のT君は、
第21期が始まる直前にお父様の病気が見つかり、
本来ファシリテーターとしてご子息と一緒に学ぶ予定だっただけに、断腸の思いだったでしょう。
ご子息と一緒に学ぶ機会もなく、先般ご逝去されました。実に残念な思いです。


10)
私の長男も、「音羽」の社長としてビジョン経営沖縄セミナーに参加しました。
中身には触れませんでしたが、色々な関連事業を含めて、新しい構想を持っているようです。
私は単に毎日報告を聞くだけですが、毎日が祈るような念いです。


11)
毎年、起業家養成スクール生とは、4日目の夜に遅くまで飲み語らいます。
クリーニング店を経営しているH社長は、22歳の時に社長になったそうです。
父親は高血圧で仕事が出来なくなり、その上に業績もどんどん下がって赤字になっていました。


12)
ところが、当時22歳の若いH社長は、今までと異なる手を打ちました。
普通の受付店の立地を変えていき、顧客を変えてこの5年は増収増益で推移して倍近くになっています。
詳細に書くとビジネスモデルが分かり、ご迷惑をかけますので書けませんが、
やはり、基礎コース(SA)でいうところの「意図と方法」です。
成功させたいという意図があれば方法はあるのですね。感心しました。

 

13)
また、兄弟で参加の起業家養成スクール卒業生もいました。
弟さんはまだ起業家養成スクールには参加していませんが、
I社長は兄弟で力を合わせて、さらに業績アップをしていこうと一緒に参加したのです。


14)
I社長は事務機の販売の経営者ですが、
起業家養成スクールを卒業する1か月前の11月に経営危機を迎えました。
ちょうど研修で経営方針や経営計画を作成していただけに、それを手に携えて銀行に行ったのです。

銀行では、断られても断られても自分のビジョンを話した結果、
銀行の支店長がようやくイエスを出してくれたそうです。


15)
I社長は、業績アップ6か月研修で学び、粗利益を上げる工夫をしました。
それが経営改革の第一歩でした。提案型の営業に切り替えて功を奏したのです。
やはり、やり方一つだなと思いました。
すぐに黒字に転じ、今は弟を起業家養成スクールに出そうかと、
余裕のある経営をしています。


16)
「たこ満」の平松社長様もご夫妻で参加されました。
社会へのご恩返しにと、地元・掛川の地で素晴らしい構想をお持ちです。
沖縄にもお店があり、空港のお土産店で「カステラのラスク」を販売しておられます。


17)
沖縄のお店は次男さんが担当されていますが、二号店の準備もされています。
たくさんの差し入れを頂戴しましたが、カステラのラスクは非常に美味しかったです。
平松君は沖縄の住みやすさを満喫している様子で、業績も良く、沖縄生活を楽しんでいました。

 

18)
ビジョン経営沖縄セミナーの常連さんもたくさんいました。
整体・整骨・鍼灸のI社長、ゴルフ練習場を営むM社長、ホームページ制作のK社長、
レジャー業のT社長、冒頭にご紹介したN社長、屋外広告や看板のO専務、
鮮魚小売業のM社長、食品販売のK社長、物流業のF君が参加してくれていました。。
そして、不動産のM社長、クリーニング業のH社長、事務機販売のI社長、
印刷業のM次長、現役生のA君が今回初めて参加してくれました。


19)
菅スクール長が生きておられた頃、
「田舞さん、お金を追いかける起業家養成スクールではなく、
 ビジョンを追いかける起業家養成スクールにしたい!」
いつもそう述べておられました。


20)
ビジョンを描き、使命感を持ち、いかに志を育てていくか!
起業家養成スクール生の皆さんは本当に着実に成長されています。
この人たちが日本を背負っていると思うと元気になり希望が湧いてきました。


21)
ご夫婦で参加されている方や、親子、兄弟、幹部と社長・・・、
ディスカッションは激しいですが、ビジョンに向けてのディスカッションでした。
大いに笑顔を創りながらのビジョン経営沖縄セミナーでした。
TOMAグループの藤間先生も5名でお見えでしたが、世界的な大きなビジョンでした。


22)
7TTコース卒業の方も5名参加され、21年前の同窓会でもありました。
ファシリテーターも今回は4名の参加で、27TTコース卒業の方は14名の参加でした。
学びは必ず報われるのです。

芝寿しのK社長も幹部と3人で参加でしたが、「芝寿し ごはんの郷」は10年越しのビジョンです。
北陸新幹線の開業ブームで売上も2倍近くになっていますが、
有頂天になることなく、さらなるビジョンを構築されていました。

田舞徳太郎

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2015年4月27日 21:00に書いたブログ記事です。

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