シガウッドの飛躍と社長力・管理力・現場力の三位一体

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親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓

 「君、一度社長を辞めたらどうや」
 社長が変われば、会社は変わるからです。

 幸之助は、
 「『日々、是新』が自然の法則だから、
  毎日、異質化して、初めて企業は日々成長するもの」と考え、
 自ら毎日、進化するために、挑戦していました。

 「企業には、明日を保証するものはない」と、
 みんなが笑顔で、喜び合える日を夢見て、
 「僕は何回も社長(自分)の首を切ったよ」と言っていました。

                             木野 親之(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)

いつもメールの返信が出来ていません。お許しくださいませ。


1)
月刊『理念と経営』の小檜山 博先生の文章はいつも感動的です。
3月号を読まれましたか?
心が洗われ、裁判官の判決文には思わず泣きました。


2)
月刊『理念と経営』も少しづつ普及していますが、
研修とは異なり、経営誌の発行は精神面での強さが求められます。


3)
ぜひ、「理念と経営」経営者の会や、「理念と経営・社内勉強会」を開催して、
理念の重要性と経営(マネジメント)の大切さをどんどん促進してご支援ください。
過日も、広島経営研究会のF社様が、「理念と経営・社内勉強会」をお申し込みくださいました。


4)
専務取締役のK様がリーダーをされるそうです。
導入経緯はK様が広島経営研究会で月刊『理念と経営』の勉強会をしておられて、
そこから社内でもしてみようということになったそうです。


5)
何事もトライしないとうまくいきません。
経営者の皆様は、ぜひ社内で月刊『理念と経営』を活用していただきたいと思います。

それでは、月刊『理念と経営』3月号の企業事例研究は、
起業家養成スクールで永らくチューターをされている
滋賀県の株式会社シガウッドの高橋社長の事例をご紹介します。

 

6)
現在の株式会社シガウッドは、最初お父様たちが作られた協業組合でしたが、
高橋社長が株式会社化して、誕生した企業です。
人財も育ち、業績も好調、そして幹部育成にも、後継者育成にも成功されています。


7)
かつては二期連続赤字が続いた時もあり、
色々とご相談に乗ったこともありましたが、
今や、収益率も良く素晴らしい会社になっています。


8)
特に死亡事故が作業中に起こり、
人柄の良い高橋社長は相当悩まれました。
しかし、自ら毎月学びに来られ、田舞塾や社長塾などは連続して参加されています。


9)
株式会社シガウッドの成功要因は、ターゲット市場を明確にしたことです。
お仕事は建設財のプレカット工場を経営されています。
高橋社長は、ツーバイフォーの輸入住宅販売会社との出会いを活かし
1996年からツーバイフォー住宅用のパネル加工に着手しました。
 

10) 
株式会社シガウッドが参入した当時は、ツーバイフォーはほとんど知られていない工法でした。
高橋社長は、ツーバイフォー住宅工法の将来性を見込んで、
名古屋市場の開拓に乗り出します。
阪神・淡路大震災を機に工法への注目度が高まった関西圏ではなく、
東海地方をターゲットにしたことが奏功し、いまや業界有数の存在になったのです。


11)
同社では、さまざまな人財育成の取り組みを行なっています。
例えば、毎週月曜日には営業およびリーダー以上による「業績アップ委員会」、
「改善提案委員会」による改善活動、
また、若手社員を対象に高橋社長が自ら講師を務める勉強会などがあります。


12)
もちろん、「理念と経営・社内勉強会」や13の徳目朝礼も実施されていますが、
同様に、色々な学びの場をたゆむことなく継続し積み重ねることで人財を着実に
成長させておられます。


13)
人財面での強みを高橋社長はこう語ります。
「製造、営業、総務の3部門が三位一体となっての経営が私どもの特長です。
 どこかの面で抜きんでた強さをもっているわけではない、
 しかし総合力では他社にひけをとらない、そういう強さをもっていると自負しています」


14)
先般も木野親之先生の経営問答塾をH幹部が6か月間学ばれましたが、
シガウッドさんの長所は、プロフィットコストにはどんどん資金を投入されるということです。
月刊『理念と経営』の写真を見ていただくと、地域に開放するような場の提供もされています。


15)
明日24日には、1泊2日で起業家養成スクールのチューター仲間とご一緒に新社屋の見学に行きますが、
女性を思い切って登用して仕事の効率化や効果性を高めています。
一度、田舞塾で企業訪問をし、ケース・メソッド授業を行ないましたから、
まさにダイバーシティ・マネジメントを実行されています。


16)
高橋社長は「仁(思いやり)」の人です。
論語では、
「士は以て弘毅ならざるべからず、任重くして道遠し。仁以て己が人となす」とういう文章があります。


17)
士というのは志を持った人の事を言います。
弘毅の「弘(こう)」は、寛容とか寛大という意味ですが、思いやりが深いと解釈できると思います。
弘毅の「毅(き)」は、しなやかなつよさを意味します。
つまり、リーダーは、愛情深く、毅(つよ)くなければならないのです。
高橋社長はそういう意味で弘毅な人物です。

 

18)
高橋社長には永年にわたり起業家養成スクールのチューターをして頂いていますが、
スクール長だった故・菅チュターの思想や哲学を起業家養成スクール生に見本で見せていただいています。
実に、やり始められたことを継続的に実践される方です。


19)
起業家養成スクールのチューターは計6名おられますが、
一人のチューターが約4名の受講生を担当して個人教授もして頂いています。
担当受講生の企業にも出向き、起業家養成スクール生も交えて、
社長やお父様とじっくり話をされ、いかに企業を立派に後継していくかの方向性をアドバイスします。


20)
消費マインドは、今回の賃上げで良くなってくると思います。
しかし、やはり我々中小企業は、単に外部環境に影響を受けるようではダメです。
シガウッドさんのように継続的な人財育成やコア・コンピタンス経営が大切です。


21)
そして、高橋社長が、後継者としてお父様の協業組合から株式会社にし、
見事に困難を打破してこられたように、いかに立派な後継者を育成するかも重要です。

私は三代続いて、ようやく創業者は成功したと思っているだけに、
シガウッドさんに見習う点がたくさんあると思います。


22)
起業家養成スクール生には、学ぶことが仕事だと言い続けていますし、
青年会議所時代から、経営者の仕事の一番目は学ぶことだと断言して私も実行してきました。
日創研の会員企業様で伸びている企業は、先ず社長が学び続けています。

田舞徳太郎

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2015年3月23日 20:30に書いたブログ記事です。

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