業績が良い時ほど、絶えず備えをするものです。

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親愛なる皆様
お元気ですか。

 

●今日の教訓

 幸之助は、いつも自分を正し続けることに努力を重ねていました。
 「木野君な、正すべきところは、正してこそ、自分を向上させることが出来るんやで。
 正すところを正さんから成功しないんや」
 常に、自分自身を客観視することは、難しい問題ですが、
 それに成功しないかぎり、指導者の役割は果たせません。
 指導者は、毎日が自分との闘いです。

                              木野 親之(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)

いつもメールの返信が出来ていません。お許しくださいませ。


1)
自動車や電機などの大手企業が、
毎月の基本給を引き上げるベースアップ(ベア)で、
過去最高となる額を回答しました。
デフレ脱却や個人消費の回復を後押しし、景気回復にプラスに働くでしょう。
非常に良いことだと思います。


2)
それに比較し、中小企業は大手企業から値下げを求められたり、
仕入価格が上昇しても、大手企業のように価格転嫁がむずかしく、
とてもベースアップどころではないという悲鳴も聞こえます。
中小企業はこれから判断を迫られるところです。


3)
中小企業が賃上げしにくいのは、日本の産業構造に問題があるようです。
輸出から輸入を差し引いた貿易収支は32か月連続赤字で、日本はすでに貿易立国ではありません。
私は「中小企業の活性化」を使命として、そうした視点でいつも物事を見ていますが、
大手企業からの値下げ要求で苦労している会社の声をよく聞きます。


4)
つまり、中小企業は粗利益がなかなか取れていないのです。
理由は真の意味の学びをせずに、同質化競争をしているからです。
月刊『理念と経営』に登場される企業様は、
ほとんどが経営改革をされて異質なビジネスモデルをつくっています。


5)
また、中小企業は71.8%と労働分配率も高く、
それに伴い粗利益に占める人件費の割合が高いわけですが、
理想はお給料は高く、労働分配率は低いことです。
会社も良く、従業員さんも幸せという構図です。


6)
業績アップ6か月研修では、1の手、2の手、3の手をお伝えしていますが、
やはり、いかに付加価値をつけて粗利益を獲得するかです。
今後益々、経営者の経営手腕が問われてくると思います。


7)
特に経営者の方は、
早く可能思考教育の集大成のTTコース(企業内教育インストラクター養成コース)まで受け終わり、
業績アップの6か月研修・上級コース(コア・コンピタンス経営)、
マネジメント養成6か月コースや、実践ビジネススクールを受けていただき、
可能思考能力と仕事のスキルの両面から、経営者として向上していただきたいと思います。

 

8)
さて、東京の特別基礎コースが無事修了しました。
椅子がずらりと並ぶ光景は、可能思考研修を中心にしていた頃の日創研を思い出します。
29人のアシスタントの皆様にも素晴らしいご支援を頂きました。


9)
アシスタントとしてご参加された、
関根エンタープライズのS社長がビジョンを語りました。
病弱なお父様のもと、幼いころからずっと貧しい生活を強いられていたそうです。
19歳の時に60万円でトラックを購入し、そこから今の会社に成長発展されました。


10)
日創研と出会った時の年商が11億円でした。
5年前の23TTコース(企業内教育インストラクター養成コース)ご受講当時も意気盛んで、
どんどん前に出るタイプで、売上至上主義で経常利益は500万円でした。


11)
やはり、経営者が気づくと強いですね。
様々な職能教育を受けながら、グイグイと経常利益を上げていかれます。
現在は年商22億円で、8,000万円を超える経常利益です。
(S社長は伊與田覚先生の大ファンで、社長塾を続けて学んでおられます。)


12)
我が社の10年後を考えるビジョン経営沖縄セミナーで、
「ドライバーの社会的地位を挙げたい」とビジョンをつくり、
その準備も具体的に進めておられます。

 

13)
関根エンタープライズさんでは、
月刊『理念と経営』の勉強会を早い段階から導入されていますが、
当時130人の社員さん全員に赤ペン先生をされ、設問表に対してコメントを記入されていたのです。
S社長がおっしゃるには「頭がおかしくなる」ぐらい、ハードだったそうです。


14)
幹部が見るに見かねて、各部門長が赤ペン先生を担当するようになりましたが、
「継続は力なり」で、関根エンタープライズには立派な幹部が育っていますし、
ドライバーの皆さんも礼儀正しいです。


15)
私がS社長に惚れ込んだのは、東日本大震災の二日後でした。
皆に呼びかけて救援物資を募り、地震から二日後のお昼には第一便のトラックを出発させていました。
私は二人で話し合って、救援物資やガソリン代を集める役、
S社長は、共に学んだ関東方面や関西方面の物流会社の仲間に呼びかけ、
物資を運ぶ役を担われました。


16)
なぜ、S社長がいち早く救援物資を届けたか?
それは物流会社の使命は、
「陸送によって国民生活を支える重要なライフライン」というビジョンがあったからです。
東日本大震災発生後2日目のお昼にはトラックで運んでいるのですから、
S社長の行動の速さと正義感には本当に感動しました。

 

17)
さて、中小企業病にかかっている経営者は、恐らく今後淘汰されるでしょう。
1.利益が出ない
2.人が育たない
3.人が定着しない
4.売上が伸びない

いくら愚痴をこぼしても、次の一手を打たなければ、電話帳から必ず消えてしまいます。


18)
特に中小企業病の経営者は、半分あきらめ、ビジョンもなく、
勉強もせずに同じことの繰り返しをしています。
つまり、自分の潜在的にもつ可能思考能力に気づいていないのです。


19)
私が誇りにしているのは、どんな逆境でも乗り越えることが出来るということです。
月刊『理念と経営』の「逆境!その時経営者は・・・」をお読みになれば、
少々の困難も乗り越えていく自信がでるものと思います。


20)
今回再受講された27TTコース卒のSさんは、売上拡大志向の社長で、
TTコース期間中に急激な売上減少に見舞われ、経営危機に陥りました。
一時、受講を途中で断念するかというところまでいったのです。
私も色々とアドバイスして「人財育成」の早急の強化と、組織構造の見直し提言しました。


21)
昨年4月の消費増税がもろにきたわけですが、
「目先の売上拡大でビジョンがなかった」と述べられました。
27TTコースを卒業して、改めて創業の原点に戻ろうと、
今回の東京の特別基礎コースに見えられたのです。


22)
S社長は、ビジョン経営沖縄セミナーにも参加されますが、
現在、幹部育成や従業員育成に、さらに力を入れておられます。
順調な時には油断せず、逆境の時には果敢にチャレンジするべきです。

特別基礎コースでアシスタントをされた関根エンタープライズのS社長といい、
再受講されたSさんといい、今は非常に好調です。
(業績が良い時ほど、絶えず備えをするものですね。)

田舞徳太郎

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2015年3月21日 14:00に書いたブログ記事です。

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