先ず隗より始めよ(社長の一念、社長の胆識が企業の盛衰を決める)

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親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓

「本当の経営は、すでにマーケットがあって、
 それから果実をもぎ取るような、そんなものではない」
 松下幸之助はいつも厳しく叱っていました。

 マーケットは与えられるものではなく、奪い合うものでものでもない。
 未開の原野を切り拓くものです。
 そこに成功の扉が待っているのです。
 田を耕し、肥料を入れて、初めてマーケットは出来あがるのです。
 
                             木野 親之(松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日)

 

メールの返信が出来ておりません。
心よりお詫び申し上げます。お許しください。
田舞徳太郎


1)
「イスラム国」を名乗る組織の蛮行は許しがたいことです。
後藤健二さんを殺害したとする映像が公開されましたが、奥様のコメントに感動しました。
「紛争地帯の苦境を報道し続けた夫を誇りに思う」ということでした。


2)
人生は一度ですから、安易な生き方をしたり、お金を追いかける経営をするより、
勇猛果敢に人様のお役に立ち、志を追いかけて、社会から誇りに思ってもらえる、
そんな人生を送りたいものです。後藤健二さんのご冥福を祈ります。合掌


3)
さて、皆様方のお陰で新春経営者セミナーが成功裏に終了しました。御礼を申し上げます。
ただ、田舞徳太郎通信が1月24以来のご無沙汰となりました。
緊張感から解き放たれ、一気に疲れが出たこともありますが、
感想メールに毎日返信していました。3分の1も返信できていません。
スケジュールのこともあり寛容にお許しください。


4)
返信したP技研のY社長様より返信がきました。

「今年も素敵な新春経営者セミナーの開催ありがとうございます。
 素晴らしい講師陣のご講演に感動しっぱなしでした。
 特に今年の渡邊美樹先生、柴田秋雄先生、奥村幸治先生のお話が心に響きました。
 今、私に必要なものは、必ず成功させるという強い信念です。
 その信念が心の底から湧き出てきたような感覚です。
 P技研のビジョンに向かって必ず成功させるという覚悟で今年は臨んでいく所存です。

 また、日創研さんの「おもてなし」の心にもふれさせていただき
 感動の二日間をありがとうございました。来年も楽しみにしております。
                                                       Y社長様より」


5)
正直、お褒めのお言葉を頂くと嬉しいですね。
やはり、新春経営者セミナーもその他の研修も、終わってからが大事です。
お客様にご満足いただけたかどうかが、
我々の使命「中小企業の活性化」を果たしたかどうかです。
講師が満足しても意味がありません。お客様の満足こそが経営の不可欠な条件です。


6)
第22期起業家養成スクールが開校しました。
私の講演は「ビジョンをもて、使命感をもて」でした。
そして、「先義後利」の話を主にしました。
セコムの飯田 亮創業者、アシックスの鬼塚喜八郎創業者、
ハマキョウレックス創業者の大須賀正孝会長、皆様方すべて「先義後利」です。


7)
理念や使命感が強く、飯田さんは「安全・安心」の理念一筋に、
今期は8,515億円の売上に対し、1,227億円の経常利益の予想です。
ハマキョウレックスさんも創業31年ですが、売上920億円、経常利益も物流で10%を超える勢いです。
先般もアイ・ケイ・ケイさんの数字をお知らせしましたが、
理念の浸透をされている分、今期も増収増益で経常利益が20億円に届きそうです。


8)
私は、いつも経営理念の浸透と、経常利益の関係を見ていますが、
日本創造教育研究所の会員企業様を見ている限り、業績の良い会社は間違いなく経営理念が明確です。
目先の欲であれやこれやと小手先でビジネスをする会社は、あまり永続していません。


9)
今回の起業家養成スクールの特徴はM君というマジシャンの経営者がいて、すごく楽しいです。
コミュニケーション能力も高く、意気消沈したときには元気をもらえそうです。
起業家養成スクールの元・チュータ―のK社長の幹部も二人おられ、
今年も楽しみで若い青年たちから勇気をもらえます。


10)
今日は東京で経営理念塾でした。
今回は第五講でしたが、掛川の菓子屋「たこ満様」の事例研究を行います。
前回の第四講はIBMの経営理念を取り上げましたが、
理念の確立をされているところはすべて業績が良いですね。
「たこ満様」の平松社長もご子息の後継者たちも幹部も社員様も、理念を共有して頑張っています。


11)
大阪の経営理念塾が2月25日から始まりますが、金沢のK社長様は幹部と二人でご参加です。
鉄工関係の仕事をされていますが、東日本大震災の時には、500万円のお見舞い金を頂戴しました。
田舞塾でも論客で、鋭い発言をされます。業績も好調で、K社長のお人柄がその要因だと思います。

 

12)
さて、社長塾は今月で十一期の最終講を迎えます。3月30日からは、十二期が始まります。
講師の伊與田覚先生は、今年で100歳を迎えられますがまだまだお元気です。
講義内容はもちろんですが、講義をされているお姿をみているだけで、
もっと頑張らないといけない!と元気と勇気を与えられます。
早く父を亡くした私にとって、失礼ですが父親のように畏敬の念と親孝行したいという思いが湧いてきます。


13)
伊與田覚先生とのご縁は、松下電器産業4代目社長の谷井特別顧問のご紹介です。
「田舞君、最高の先生がおられるよ!」というお言葉で、この社長塾の教育カリキュラムを考えました。
まさに「縁ありて花ひらき 恩ありて実を結ぶ」です。私も伊與田覚先生のお傍にいるだけで幸せです。


14)
最終講では、ご参加の皆様から印象に残っているお言葉を選んでいただき、
一冊の冊子にまとめ、それを中心にお話しようと思っていますが、
私も伊與田覚先生の影響を受けて少し成長しました。
私の言葉は「徳は孤ならず 必ず鄰有り」です。孔子様の実感ですね。


15)
今年、ご参加の皆様から頂いたお言葉の中で、特に多い言葉が次のようなものです。
「子曰わく、政(まつりごと)を為すに徳を以てすれば、
 たとえば北辰(ほくしん)其の所に居りて、
 衆星(しゅうせい)之に共(むか)うが如し」

伊與田先生の解釈は下記の通りです。

「仁の心から発する恕(おもいやり)の政治を行えば、
 たとえば、北極星が真北に在って動かずに、
 多くの星がそれに向かってくるように、その徳を慕って集まってくるものだ」


16)
私は今、27年前に読んだ井上靖先生の「孔子」を読み返していますが、この言葉も出てきます。
伊與田覚先生の素晴らしさは論語の解釈だけではありません。
指導者の生き方そのものを本音で語ってくださいます。
100歳でなければ分からないことを、分かりやすく色々な視点で話して下さいます。


17)
山梨から毎月学びにこられるO社長は、次のように解釈されています。

「経営をするに、徳を以てすれば、
 経営者、経営理念に共鳴した優秀な人たちが集って来る。
 そして、その人たちと素晴らしい会社を作ることが出来る」。


18)
社会に貢献する経営理念を掲げ、経営者自らが実践し、それに共感した社員が実践していく会社だけが
生き残っていく時代になっていくと思います。
中小企業の永続のカギはまさにそこにあると私も思います。


19)
山梨のO社長は、今から七年前、私の「無知は人生に壁をつくる」という本を読まれたことがきっかけで
日本創造教育研究所の研修にご参加いただきました。そこからのご縁です。
素晴らしい方はちょっとしたご縁を大切にされます。
まさに、社長の一念、社長の胆識が企業の盛衰を決めるのですね


20)
私はO社長の解釈から、経営理念の重要性と「論語」という普遍的なものを、
現実に落とし込む能力の大切さを学びました。経営とはまさに、
喜びや感動を提供するという普遍的なものを、
商品やサービスという具体的なものに落とし込むことですからね。
経営理念が存在するからこそ、一貫したものを顧客に提供できるのです。

 

21)
2月は大阪で経営理念塾。
3月からは京都・社長塾と、東京を皮切りに私の特別基礎コースが始まります。
4月は28期企業内教育インストラクター養成コースと、10年後を考えるビジョン経営沖縄セミナーです。
人間いかに生きるべきか?これほど大きな課題はありません。私も再度自分を省みて生きていきます。


22)
もっと理念やビジョンを深め、経営の何たるかを学びたいと思いますし、
社長としていかにあるべきかももっと真剣に考えなければいけないと思います。
すべては隗より始めよですね。皆様方のご健闘を祈ります。

田舞徳太郎

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2015年2月 3日 19:30に書いたブログ記事です。

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