異なる顧客に異なる商品を異なる売り方をする(ビジネスモデルの理解)

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親愛なる皆様
お元気ですか。


●今日の教訓
「自分は運がないとか、弱いとか、
自分で不幸を探すような愚かなことは、絶対にしないことです。
今現在ここに生きている、それだけでも十分、運があるのです。
生きるということは、何事かをなし得ることなのです。
自分自身を照らす内面の光が、幸福を必ず見つけ出してくれます。
この世の中に、つまらない人間は誰一人もいないのですから」

木野 親之 著「松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日」より

 

メールの返信が出来ておりません。
心よりお詫び申し上げます。お許しください。
田舞徳太郎


1)
27TT(企業内教育インストラクター養成コース)の三日間が終了しました。
社風の研究、13の徳目朝礼大会、企業内コーチングの講義と、
ご受講生の真摯さと、ファシリテーターの真剣さに頭が下がりました。


2)
特に、ご受講生は「理念と経営・社内勉強会」を多くの方々が導入下さり、
非常に燃えています。
今回は武澤ファシリテーターが「理念と経営・社内勉強会」の導入事例を発表してくださいましたが、
目頭に涙をためながら色々と話をされました。


3)
一つは社風を改革するまでの道のりです。
創業者が亡くなり、その奥様が後を継ぎますが、破たんに追い込まれます。
一社員だった武澤さんは、借金したりしてお金を集めて、赤の他人の会社を継ぐのです。


4)
一社員だっただけに、最初は武澤さんの言うことをなかなか聞いてくれません。
繊細で真剣なだけに、傷つきながらの経営を最初はされていたようです。
(月刊『理念と経営』の「逆境!その時経営者は...、」に掲載されています)


5)
しかし、4年後にTTコースに参加され、そこで真の教育に目覚めます。
人財を育成しなければ自社の未来はない!
ファシリテーターになるのはかなり難しいですが、
当時の平山総リーダーに、人格、スキル、態度等を認められてファシリテーターになります。


6)
彼はイエスマンではありません。
ご受講生のことを考えて私にも反論してきて、何度かぶつかり合いました。
しかし、彼の人柄の良さに、私は一度たりとも不信感を持ったことはありません。


7)
そして、彼自身も信頼に応えて、
誰よりも先に「理念と経営・社内勉強会」や「13の徳目朝礼」を始めてくださいました。
今回はそうした教育ツールの導入の苦労と喜び。そして、社風改革に成功された現在の姿の話でした。


8)
社風を変えると簡単に言いますが、一度出来上がった社風は簡単には健全化しません。
それを見事にやってのけると同時に、経常利益率も良くなっており、人財も見事に育っています。
経営はお金も大事ですが、それよりもっと大事なものがあります。やはり、社長の目覚めしかないのです。

 

9)
昨日は道頓堀ホテルのH専務からメールを頂きました。
社長にあたるお兄さんは、現在ファシリテーターをされていますが、
人格・識見・スキルと素晴らしい方です。
兄弟で今日の繁栄を築いてこられました。


10)
●メール

「中略、先日の全国経営発表大会では大変お世話になりました。
 さて、今回、関西ニュービジネス協議会の大阪ブロックにて大賞を頂きました。
 寝るための客室という「モノ」から、
 心に残る想い出を提供するという「コト」への販売のビジネスモデルを評価して頂けました。

 実は、これは業績アップ研修の初級で学んだことをそのまま実践しただけなんです。
 1.異なるお客様に、
 2.異なる商品を、
 3.異なる売り方で売ったら価格競争から抜け出せると聞いて、そのように実践しました。

1.ターゲットは、日本人ビジネスマンから東アジアの個人旅行客に。
2.商品は客室から、心に残る想い出づくりに。
3.そして、売り方はインターネットから、海外への直接営業へ。

日創研さんで学んだとおりにすると、
今では稼働率が95%を越え、
客室単価も40%以上も上がりました。中略 H専務様より」


11)
ビジネスモデルをかくも簡単に変え、しかも分かりやすくメールにする才能がH専務にはあります。
講義では、異なる顧客に、異なる商品を販売して、
異なる売り方をしようと我々日本創造教育研究所の講師は言いますが、
そんなに簡単なものではありません。


12)
最近でこそアジアの国から数多くの旅行客が来日されていますが、
顧客ターゲットを東アジアの個人旅行客へ変えられた時には色々なご苦労がおありだったのです。
しかし、中国にわたって学んだり、実行の段階で試行錯誤したり、実に困難な道を選ばれました。


13)
私はいつも思うのですが、口先で言う我々よりも、
実行しなければいけないH専務の方がご立派だと思います。
ましてや、成功させた道頓堀ホテルさんはニュービジネス大賞を取るにふさわしいと思います。


14)
もちろん、ご兄弟が力を合わせ、社風の改革には相当の尽力を使われました。
人財育成にも時間と教育費を相当使われ、悩まれることもあったのです。
「理念と経営・社内勉強会」や「13の徳目朝礼」導入にもご苦労はあったと思います。


15)
しかし、やはり、あきらめずに継続してこそはじめて物事は成るのです。
時間はかかりましたが、道頓堀ホテルさんのご兄弟のビジョンや経営理念は着々と浸透していき、
今や革新的な社風は、我われ日本創造教育研究所も見習わなければいけません。


16)
同じお客様に、同じ商品を、同じような売り方をしているようでは企業は衰退します。
同質化競争に陥り、価格競争に巻き込まれていくのです。
今後益々中小企業は厳しくなりますから、ビジネスモデルを変える決意がなければ電話帳から消えます。


17)
さて、明日から京都で16期田舞塾が開催されます。
Y社のH社長の会社様の教育ケースですが、この会社様も素晴らしいです。
創業80数年経ち、H社長は一番乗りに乗っています。


18)
ケース・メソッド授業は、4つの新規事業をどうするか?
海外に出るかどうかですが、京都のH社長の叡智に満ちた才能で、
現在は70億円もの売上を計上しています。


19)
社風も素晴らしく、もうすぐで100年という伝統を強く感じます。
このY社様も、ビジネスモデルをどう変えるかを大きなテーマとしており、
ケース・メソッド授業でどのような提案ができるかが試されます。


20)
つまり、Y社様も、異なる商品を、異なる顧客に、異なる販売方法でいかに成功させるか!を模索されているのです。
田舞塾のメンバーも、専門用語が出てくる中で教育ケースをしっかり読み込んでいると思います。
素晴らしいY社様ですから、私も今から緊張しています。

21)
さて、来年の新春経営者セミナーは10周年の記念セミナーです。
大企業の講演は少ないですが、イチロー選手やマー君を育てた奥村先生の講演は、
本当に素晴らしく、人を育てていくことの極意をお聞きいただけます。


22)
松下幸之助翁を顕彰するのに、熱海会談が行われた熱海で行なったのが最初の新春経営者セミナーでした。
幸之助翁は、「自らの努力で困難を開拓した境地には、金銭に代えがたい人生の味わいがある」と述べておられます。
何のために生きるのか?誰のために生きるのか?どんな会社にしたいのか?どうお客様にご満足いただけるか・・・。

そして、働く社員さんをどうすれば幸せにできるか?この三日間はそんなことを考える日々でした。
人生はお金ではない。しかし、経営者や幹部になった以上、業績を上げれなければ失格です。

田舞徳太郎

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2014年9月21日 13:30に書いたブログ記事です。

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