経営の成否は使命感の強さに有ると思います。

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親愛なる皆様
お元気ですか。


●今日の教訓

 「立ち遅れる指導者はいても、立ち遅れる大衆はいない」。
 これは中国の格言です。
 小さなほころびから、敗北が始まるのです。
 小事こそ、大事です。
 安心、それが人間の最も身近にいる敵なのです。
 幸之助は、あくまで対話と調和によって、矛盾を解決する経営を行ってきました。
 小事こそ大事なのです。

         木野 親之 著「松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日」より

 

メールの返信が出来ておりません。
心よりお詫び申し上げます。お許しください。
田舞徳太郎


1)
久しぶりの田舞徳太郎通信です。
心より残暑お見舞い申し上げますと共に、
台風や雨で被害を受けられた方々はいかがでしょうか。
心当たりのある方はお電話を差し上げたつもりですが、お見舞い申し上げます。


2)
さて、昨日は京都で社長塾でした。
社長塾が終わり、京大和で講師の方やご受講生の方々と食事をとり、
今日の経営問答塾のため、夜9時過ぎの新幹線に乗って東京に来ています。
経営問答塾が終わり次第、明日からの田舞塾のために仙台へ移動します。
明日から田舞塾の15期最終講が始まりますから、共に楽しく学びたいと思います。


3)
さて、社長塾では伊與田覚先生に、
孔子さんが弟子の顔回や子路と「志について語る場面」をお話し頂きました。
伊與田覚先生のお声を聞くだけで私などは救われるような気がします。


4)
また、教育者としての孔子像を語って頂き、
「人の己を知らざるを患(うれ)えず。人を知らざるを患うるなり。」という
講義は心に沁みました。
教育に取り組む私にも色々な反省がありました。


5)
第二講座は、1114年の歴史をもつ、
大宰府天満宮の宮司である西高辻 信良様にお願いしました。
学問の神様「菅原道真公」から39代目の偉い方です。


6)
お付き合いは私が青年会議所時代からですから、30年以上になります。
太宰府天満宮様も長い歴史の中で紆余曲折色々なことがあったようですが、
「やはり人財ですね!」と仰られていました。
どんな逆境でも、リーダーと幹部に人を得たら乗り越えられるのですね。


7)
近年では江戸末期、蛤御門の変で公家の方々が長州に都落ちされますが、
5人のお公家さんを今の大宰府のご自宅で3年間もお預かりされていたとのことです。
三条実美もおられたということですから、凄い歴史の事実です。

また、西郷隆盛もご自宅に訪れたり、幕末の志士たちも寝泊りされていたようです。
講義が終わってからの、お食事をしながらの話は格別でした。


8)
温故知新(古きをたずねて新しきを知る)という言葉が論語にもありますが、
西高辻様は30歳から宮司になられ、色々な努力や創意工夫をされたようです。
九州国立博物館の誘致や様々な革新を行い、この30年間で世界の大宰府天満宮にされました。
まさに我々企業経営者が学ぶべき点が多くありました。
(マーケティング・ブランディング・イノベーション)

 

9)
ご講演は5月ごろからお願いしていましたが、
色々な役職をお持ちで念願叶わず、昨日になりました。
凄く嬉しく光栄に思ったのは、
私のことを今でも「先輩」と言って立てて下さっていました。


10)
西高辻宮司様は私など庶民にとっては雲の上の人です。
改めて青年会議所活動をしていて良かったと思いました。
謙虚なお言葉や振る舞いには、神の実践という言葉がぴったりです。


11)
日本の神道には経典はありません。(神とは自分よりも素晴らしい存在)
戦後、GHQの「神道指令」で戦後宗教法人になりましたが、
以前は神社は我々国民の崇拝や敬の対象であり共同体の基礎となっていました。


12)
GHQは、神社を宗教法人にするとともに、
国民の集う場所として公民館や公園をたくさん作りました。
昔は子どもの遊び場は神社の境内だったのですが、共同体を壊すためです。


13)
徐々に子どもや人々の集まるところは、公民館や公園になっていきました。
そして、戦後の日本は共同体としての場を色々な形で失い、
まさに個人主義がはびこるようになるのです。


14)
久しぶりに私もビールを飲みくつろぎながら食事会で学ばせて頂きましたが、
やはり、歴史というものは凄いものです。
伝統と格式を重んじながら、絶えずイノベーションし続ける西高辻様に感銘しました。

 

15)
さて、私のまとめは、中国の二大思想家である孔子様と老子様の比較でした。
孔子様は、現実の人間社会を見つめますが、
老荘思想の方々は、安易に隠遁して気楽に生きる生き方を選びます。


16)
特に孔子さんが旅の途中で、隠遁者の言動に憮然とするところがあります。
そこの文章(論語)を参考にしながら「志」について触れました。
孔子さんは争いの絶えない戦国時代を、どう終焉させるか、そのことに悩み続けたのです。


17)
老子さんは、積極性を嫌がりました。
世の中には天の道と人の道があるが、
天の真理をつかんで生きることが一番大事だという考えです。

私の持ち時間は55分でしたから、何か老子さんの悪口を言ったような気がしますが、
伊與田覚先生は老子に学ぶことが多いにあると常日頃述べておられます。
(まだまだわたしも勉強が足りません)


18)
例えば、老子は無為、自然を「道(タオ)」と言っています。
非常に難しい概念です。(何回本を読んでも分かりません)
しかし、意外と身近な言葉はたくさんあるのです


19)
一つの事例ですが、「上善は水の如し」という言葉も老子さんのお言葉です。
今、NHK大河ドラマで「軍師官兵衛」が放送されていますが、
息子に家督を継いだ後、黒田官兵衛から「黒田如水」と名を改めています。
これは、上善は水の如しという老子の言葉からきています。


20)
いずれにしても、我々経営者は現実の人間社会から逃れることはできません。
孔子さんのように、矛盾した人間社会でありながら、
あくまでも理想や志をもって矛盾に挑みたいものです。

 

21)
私の持ち時間の最後にディスカッションをして頂きました。
今日のテーマの「爾(なんじ)の志」です。
皆さま和気藹藹(わくあうあう)と発表されていましたが、
我々はどんな困難に出遭っても志や理想を捨ててはいけません。


22)
苦しい時ほど、その志を試され、その使命感を試されているのです。
経営の成否は使命感の強さに有ると思います。
そして、社長塾とは、その使命感を明確にするところです。

伊與田覚先生と、西高辻宮司様に心からお礼を申し上げます。

田舞徳太郎

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2014年8月20日 14:37に書いたブログ記事です。

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