講師の嘆き(分かってもらえない無力感がある)』 

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親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓
 「ことの真実は、理論や数値だけに頼ったらあかん。
  人間の感情をプラスして判断することが大切やで」
 幸之助は、いつもことの是非について、こう言っていました。

 人は理論で納得し、感情で動くものです。

 数字が何を表しているかを、感性で捉えてみれば、企業の実態が見えます。  

         木野 親之 著「松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日」より

 

メールの返信が出来ておりません。
心よりお詫び申し上げます。お許しください。
田舞徳太郎


1)
どんな人間にも嘆きがあります。
その嘆きの大小が人間を物語るといっても過言ではないでしょう。
人のために嘆きを持つ人は大きな人物です。


2)
私の嘆きは、なかなか中小企業が活性化しないことです。
日創研創業当時は535万社あった中小企業が2012年度は385万社です。
ついこの間まで420万社と言っていましたから、眠れないこともあります。


3)
一体、子どもや孫の代になったら日本の中小企業はどうなるのか?
今の経営者は本当に危機感を持っているのか?
易きに甘んじているのではないか?
そんな嘆きを感じるのです。


4)
緊急に会議を開き「中小企業の活性化の促進」の具体策を練りましたが、
結論は日本創造教育研究所の可能思考研修基礎コースを受けて頂き、
社長や幹部や社員さんに本来の可能性に目覚めて頂くことです。


5)
先憂後楽という言葉がありますが、
これは中国の古典の言葉で、指導者は先に憂いを持たなければならない。
そして、自分の関係するものが楽しむ姿を見て、
後で楽しむようでなくてはならないという意味です。


6)
世の中の矛盾に憂いをもったり、
人間の不幸せに嘆きをもったり、
理想社会の実現に向けて努力をしていれば、
人間は必ず嘆きが生まれるのです。

 

7)
安岡正篤先生は「改革者は沈痛でなければならぬ」と述べておられます。
困難を避けて楽しいことを優先的にする人がいます。
沈痛・・・、心の痛みを避けて通る人です。嘆きはありません。


8)
私は可能思考研修や職能教育を行っていますが、
世の中には本当にのんびりした人がいます。
自分は良いでしょうが、そこで働く社員さんたちは可哀想です。


9)
飯が食えたらそれで良いと考える人・・・・反論はしませんが、
それなら、他人は雇用するなと言いたいです。
雇用したら夢を持たせるのが社長の仕事のはずです。


10)
人間は自由ですから、のんびり生きるのも一つの生き方です。
誰も反対できませんが、家族や社員さんを幸せにする責任はどうするのかと、
あまり勉強しない人には、講師として分かってもらえない悔しさを感じます。


11)
もちろん、我々の話し方の問題もあります。
自分の講義の仕方を棚に上げて、人様を責めることはできません。
でも、「中小企業の活性化」に真剣になればなるほど嘆きも強くなります。

 

12)
日創研経営研究会の本部レクチャラーをして下さっている、
私の尊敬するK社長も嘆きや憂いをもっておられます。
先般メールを頂きましたが、K社長の辛さや虚しさが良く理解できます。


13)
K社長は先般ある経営研究会に講演に行かれました。
公式教材として『理念と経営・社内勉強会』の事例を発表して頂いています。
キツイ、キタナイ、キケンの3K企業を逆手に取り、
職人さんを主役にした素晴らしい経営をされているのです。


14)
TTコースのファシリテーターもされていますから、
企業内教育インストラクターの模範として、
三日目にご講演頂いています(何度聞いても奥が深いです)。


15)
日創研経営研究会では新入会員を募集していますが、
入会希望の方は、既に『理念と経営・社内勉強会』を行って下さっていたようです。
K社長が次のようにメールを下さいました。

「入会宣言をして下さった方の中に、「理念と経営」を6年前から購入し、
 100名以上の社員さんで独自に社内勉強会をしていたという方が居られました。」


16)
続いてのK社長の嘆きのメールです。

「今回、「具体的な社内勉強会の進め方が知れて良かった」と、
 感想を頂き嬉しく思いましたが、

 同時に、月に一回ペースでレクチャラー活動を行うものの、
 社内勉強会の導入率が一向に向上しない現実に何とも表現し難い無力感を感じました。

 今一度、三位一体経営の重要さを認識して頂けるように精進していきます。」


17)
つまり、日創研経営研究会で勉強していない経営者でも、
『理念と経営・社内勉強会』をしているのに、
導入しなければいけない人たちが分かっていないという無力感です。
(K社長は三位一体の経営をされているのです)

 

18)
私はK社長の気持ちが良く分かります。
いくら熱心に話をしても聞く耳を持たない人を見ると自己嫌悪に陥ったり、
失望感や無力感を感じます。


19)
そして、私の場合は怒りにもなるのです。
「これぐらいの事が分からないのか?経営者辞めろ!」
血気盛んなころはそうやって叫んでいましたが、
それで目が覚めるという人もいるのです。


20)
現在、年商数百億円の経営をしている、ある社長にも怒鳴りましたが、
そこから急激に業績を伸ばし、今では恩人扱いを受けています。
時代が変わりましたから、今は直接怒鳴ることは出来ませんが、
怒鳴りたい気持ちはまだまだ残っています。


21)
K社長は講演するだけで嬉しいという人ではありません。
私も拍手を浴びるために研修をしているわけではありません。
K社長は私の「中小企業の活性化」という使命に共鳴して下さるから、
無理して講演して下さるのです。


22)
なぜ、中小企業が伸びないのか?伸びない理由は社長が勝手放題だからです。
経営者には「自己認識能力」や「自己規制能力」がいるのです。
自分の気分、感情、欲動と、これらが他者に与える影響を認識し、
理解する能力がいるのです。

是非、K社長の真意を分かってください。
講師を嘆かせないで下さい。
我々も立派な会社になって頂き心から喜びたいのです。
K社長ありがとう!

田舞徳太郎

 

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2014年7月 6日 13:24に書いたブログ記事です。

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