帰郷で感じたこと(中小企業の二極化)』 

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親愛なる皆様
お元気ですか。

 

●今日の教訓
 至誠に生きた人が幸之助でした。
 どんなことに対しても、誠実に接し、真剣にベストを尽くして行動したのです。
 人生には、予想も出来ない結果が生じます。

 幸之助は、苦労する時にも誠実に苦労に取り組み、
 そのことで人々の心を動かしていったのです。
 誠意誠実以上に幸せに生きる道はありません。
 「君、誠実が一番大切やな」
 ある時ポツリと幸之助が言ったことを覚えています。  

         木野 親之 著「松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日」より

 

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心よりお詫び申し上げます。お許しください。
田舞徳太郎


1)
7月1日より故郷に帰ってきました。
両親のお墓参りをしましたが、
汗を流しながら草を抜き取り、お掃除をすると心が美しくなります。


2)
私の父は、生前は厳しい父でしたが、
今はいつも坐禅室で語り合う中です。
作詞家の阿久悠さんが、父親は死んでからしか分からない・・・、
と述べていました。なるほどなと思いました。


3)
金沢の詩人、室生 犀星(むろお さいせい)が故郷について述べています。

『ふるさとは 遠きにありて 思ふもの
 そして悲しく うたふもの
 よしやうらぶれて 異土の乞食(かたい)と なるとても
 帰るところに あるまじや
 ひとり都の ゆふぐれに ふるさとおもひ 涙ぐむ
 そのこころもて
 遠きみやこに かへらばや
 遠きみやこに かへらばや』

 
4)
金沢で失意のうちに過ごし、
追われるように東京に出た犀星の気持ちが分かります。
金沢には犀川が流れますが、その土手わきに彼の失意の像があります。
追われるように・・・・・・、そして悲しみのうちにという抒情詩に心ふるえます。


5)
私の両親の墓は、佐世保市というハウステンボスがある街に祀っていますが、
今年の12月25日で50回忌を迎えます。
私が数えで20歳でしたから、まさに50年の歳月は光陰矢のごとしです。


6)
浄土真宗の蓮如は白骨の文章を書いています。
私の大好きな朱子は「少年老い易し」と述べています。
宗教と漢詩は異なるといえども、同じ意味です。


7)
しかし、どちらかというと、
朱子の漢詩の方が切々と聞こえてくるのは何故でしょう

少年老い易く学成り難し
一寸の光陰軽んずべからず
未だ覚めずち池塘春草(ちとうしゅんそう)の夢
階階前の梧葉(ごよう)已(すで)に秋聲(しゅうせい)

 

8)
私の父は、再起の夢を果たせず、
失意のうちに佐世保市で亡くなりました。
50回忌を済ました後、大阪にお墓を移す予定でいます。


9)
佐世保市も景気は思わしくないようです。
佐世保重工業(通称:SSK)という素晴らしい造船会社も、
今は名村造船所に買収され子会社になっています。


10)
運転手さんに色々と尋ねてみると、
良い人財が辞めてしまい、残った方々の技術では仕事にならないようです。
企業は人なり・・・、名門中の名門のSSKでもやはり人財不足です。


11)
二日目は88才で亡くなられた従兄の仏前にお花をたむけました。
父の実家の当主であり、私が中学三年の時に居候をさせて頂いたところです。
当時は祖母が生きていましたが、祖母の部屋で寝泊りし学校に通いました。


12)
いろいろと辛い思いが胸中深く残っています。
しかし、お世話になったことは事実であり、従兄の奥さんに、
「徳ちゃんは赤子をおんぶさせても駄目だったし、百姓も下手だった・・・」
笑いながら言われましたが、当時が懐かしく蘇ってきます。


13)
八木原先生という中学二年生の担任の先生も亡くなっておられました。
私の受け持ちの先生は全員が亡くなったことになります。
今の私があるのは、こうした恩師の方々のお陰です。


14)
やはり、自分の努力が20%で、
残り80%が周りからのご支援やご教導ですね。
努力は大事ですが、ご恩になった方々を大事にすることが経営のコツだと思います。


15)
また、小学校や中学校の授業参観をしました。
中学校は全員で105名しかいないということです。
私の頃には500?600名いたのにです。仕事がなくて出ていくのですね。

 

16)
三日目には、本当に仲の良い友達だけで昼間の同窓会をしました。
故郷の友人にも声をかけましたが、福岡や佐賀からも駆けつけてくれて、
二次会も楽しいひとときでした。(すっかり仕事を忘れての時間も良いものです)


17)
夜は福岡のH君、佐賀のM君と3年前に亡くなった恩師宅に泊まり、
夜中遅くまで飲み交わしました。
小学校の恩師ですが、新春経営者セミナー東京大会に毎年お招きしていました。
三年前に新春経営者セミナーが終わって、三週間後に亡くなられましたが、
父親代わりをして頂いていただけに、今でも喪失感があり寂しいものです。


18)
四日目の昨日は生母のお墓参りに唐津に行き、
今日の中期幹部会議の構想を練っていました。
景気も回復傾向にあり、大企業の半分の1,800社は資金も潤沢です。


19)
ニューヨークの株式市場は1万7,000ドルという最高値をつけました。
しかし、少し異常な気がします。雇用統計が良かったとはいえ、
やはり、日米欧の金融緩和でお金がだぶついているのでしょう。
国内の中小企業はまだまだ苦難を強いられているだけに強い危機感があります。


20)
中小企業をどうするかが我々日創研のビジョンでありミッションですが、
完全に中小企業の二極化が進み、駄目なところばかりではなく、
中小中堅企業で賃金を上げているところは29%もあります。
今後、人手不足の問題も出てきますが、
人員をそろえるのではなく、人財をそろえたところが勝ちですね。


21)
平戸のホテルも大幅に増築しているところもあれば、
相変わらず経営難が続くところもあるようです。
究極は人の問題であり、経営感覚を持った人財が大切ですね。

22)
少子化で今後も人手不足は続くでしょうが、
あくまでも人員ではなく人財が大事です。
指導者の一念が問われる時代となりました。

お互いに頑張りましょうね。
故郷の4日間の旅で休暇を頂きました。英気を養いましたので更に努力します。

田舞徳太郎

 

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2014年7月 5日 16:07に書いたブログ記事です。

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