学んだことを企業経営に活かすコツ(悠々たるは得(よ)からず)

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親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓

 人の上に立てば立つほど迷いが生じてきます。
 私は幸之助によく相談に行きました。

 ところが、自分の指導者としての一念を明確に持たないまま行くと、
 「君はそれでも指導者か」と、その場で叱られたものです。

 いかなる困難であってもそれに対して進むべき時、
 必ず自分なりの考えを持って事にあたることです。
 そうすることで必ず道は開けます。

     木野 親之 著「松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日」より


メールの返信が出来ておりません。
心よりお詫び申し上げます。お許しください。田舞徳太郎


1)
釧路のT社長様のお母様、
そして介護事業をされているK社長のお父様が亡くなられました。
お電話をしましたが、心からお悔やみ申し上げます。


2)
鳥辺山(とりべやま) 昨日も今日も たつ煙
    眺めて通る 人はいつまで (西行法師)

西行法師は途中から隠遁生活を送った人ですが、
歌人としても有名で無常に満ちた歌は心を打ちます。


3)
鳥辺山(とりべやま)は京都の焼き場です。
焼き場に立つ煙をみながら、
それを眺めて通る人もいつかは煙になると詠んだ歌です。


4)
若い頃は単なる和歌に感動していましたが、
会員企業様からの訃報やお知り合いの方々の訃報を多く聞く年齢になると、
この和歌も実感として心を打たれます。心からご冥福をお祈りします。

5)
さて、今日は久しぶりの休みです。
午前中は原稿を書く予定ですが、午後からは天気は曇りの予報ですから、
久しぶりに明治の森・箕面国定公園の瀧道を歩こうと思っています。


6)
また、夕方は小学五年の孫と銭湯に行きますが、
孫の顔を見ることが一番の安らぎです。
昨日は東京の社長・幹部塾でしたが、帰宅してから自宅でメールを打っています。


7)
過日の鹿児島のI社長様のように、
私の健康を気遣って下さる方がおられますが、
研修の連続の時にはなかなか田舞徳太郎通信も打てません。
ただ、クボタの社長が浴室で倒れて67歳で急死しましたから健康第一です。


8)
社長幹部塾では、人財育成の基本は何かというテーマで、
前の講座の積み残しを今日は話しました。
 1、人間力
 2、考える力
 3、仕事力
 4、感謝力
このような力を総合的に備えた人財が大切ですが、やはり人間力が第一です。


9)
 1、未来を創り出す力
 2、あきらめない
 3、誠実で親切
 4、粘り強さ
 5、チャレンジ精神
 6、向上心
 7、自己実現欲求の強さ

ジャック・ウエルチも、4Eといって、
エネルギー(自らが活力に満ちあふれている)、
エナジャイズ(目標に向かう周りの人びとを元気づける)、
エッジ(タフな問題に対しても決断ができる)、
エクスキュート(言ったことをとことんまで実行していく)、
と述べています。

色々な能力が人間力には含まれますが、
個の力とチームの力を考えなければなりません。

いかに個人の力をチームとして共有して生産性を上げるかということです。
今日はそんな内容を話しました。

10)
その点、過日終わった可能思考研修の基礎コースは、
人間力を鍛えるものとして今後一層求められる研修だと思いました。
やり抜く力、意志の力など、人間力が第一です。


11)
また、知識やスキルや技術も大事です。
こうしたものは時代の変化に耐える学びとして重要です。
これを時務学(末学)と呼び、人間力のことを本学と呼んでいます。


12)
お客様との折衝力や提案など、知識やスキルと同時に、
人間的魅力を磨くことでお客様の支援をたくさん受けることが出来ます
基礎コースは人間的魅力を養うものとして日創研の中核の教育カリキュラムです。


13)
昨日は社長様と幹部様とのディスカッションの時間を多く取りました。
札幌から参加されている製麺会社のK社長には、
「こんなこと、職場では話せないよね!」と、
随分この社長幹部塾をおほめ頂きました。


14)
やはり、中小企業の活性化には社長力・管理力・現場力の三位一体が欠かせません。
そして、三位一体をつくるには、
先ず社長と幹部の色々な考え方の共有が大事です。


15)
ところが、不思議ですね。
社長力・管理力・現場力の三位一体が出来上がっているとか、
社長力・管理力・現場力の三位一体に近づいている会社様は、
社長力・管理力・現場力の三位一体論に非常に関心があります。


16)
社長力・管理力・現場力の三位一体に程遠い会社様は、
残念ながらあきらめてしまって、幹部のせいにしたり、
社員さんのせいにしたりしています(バラバラ集団と化してしまう)。


17)
やはり、幹部も社員さんも大切な大切なビジネスパートナーであり、
お互いに敬意を持ち、信頼関係を深めていかなければなりません。
これも、一つは社長の力量であり、幹部の帰属意識です。


18)
この社長幹部塾は出席率が96%と高く、
今後の大切な教育カリキュラムとして育てていかなければなりませんが、
参加企業がそうそうたる企業様で、毎年幹部や社員さんを変えて参加されています。


19)
武蔵境自動車教習所様は、社長力・管理力・現場力の三位一体はできているのに、
昨年入社した人を幹部候補生として参加させていますし、
15名の幹部や若手社員さんが色々なディスカッションに参加する姿は壮観です。


20)
さて、大阪と名古屋の特別基礎コースは、
皆様方のご支援のお陰で今までとは違う雰囲気でした。

可能思考能力が高く、
色々な前向きな質問やメールや手紙もあり、
学習意欲が非常に強いです。


21)
今日は朱子の言葉を引用して話しました。
四書五経をまとめ上げた朱子は学び方について次のように述べています。

「文字は汲々(きゅうきゅう)として看(み)るべし。
 悠々たるは得(よ)からず」

文字とは学問、読書、教育、勉強のことです。
汲々とはわき目も振らずに必死に取り組む様です。
悠々というのは、のんべんだらりの意味のことであり、
得(よ)からずとは、身につかないという苦言です。

22)
企業経営にも言えると思います。
客観性は大事ですが、わき目も振らずに必死に取り組むべきです。
 1、人財育成 2、商品開発 3、お客様満足、4、働く人のモチベーション・・・・・

朱子は61歳でこの言葉を述べています。
そして、必死で学んできたおかげで、
ようやく学問のポイントをつかむことが出来たと結んでいます。

お互いに、学んだことを企業経営に活かすコツを身につけましょう。

田舞徳太郎

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2014年6月 7日 08:32に書いたブログ記事です。

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