2013年10月アーカイブ

親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓
 説得力を生む基本は、
 これが正しいのだ、こうしなくてはいけないのだ、
 という強い信念なのです。
 自分の使命は何か、どう生きるべきか、
 幸之助は、松下の経営理念に反していないか、
 常に自己観照していました。
 すべての判断基準が経営理念だったのです。
「君は松下の経営理念に反している」といつも叱られていました。  
         木野 親之 著「松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日」より

 

メールの返信が出来ずにいます。
心よりお詫びを申し上げます。お許しください。
田舞徳太郎


1)
台風の影響で伊豆大島の方々が大きな被災に見舞われました。
亡くなられた方々に心より哀悼の意を表します。
まだ、行方不明の方々も多数おられ心配しています。


2)
東日本大震災の時、
いち早く名取市の両親のもとに駆けつけたご子息が、
今回の災害で行方不明になっておられ、
報道で悲しみに溢れたお母様の姿に胸を打たれました。


3)
お父様は、悲しみをこらえながら、
「長い人生には色々な事があるな!」とつぶやかれていましたが、
思わず目頭が熱くなりました。


4)
自分の被災と息子さんの行方不明・・・・・・。
生きるとはなんと残酷なものか。
報道から数日がたちますが、このお父様の言葉が頭から離れません。


5)
再び台風が発生し、大島は避難勧告で多くの方々が避難されています。
災害が多い中でも天を恨むのでもなく、
冷静に自然災害を受け容れて行動する日本の方々に感動しました。


6)
中国でも台風が発生し被害が出ているようですが、
台風が原因で暴動になり、警察の車がひっくり返されたり、
警察官が乱暴を受けたりされています。

 

7)
日本には諦観という言葉があるように、
いざとなると運命を受け容れて、
寡黙に立ち向かう強さがあります。
あらためて、日本国家と日本の人々の素晴らしさを感じました。


8)
日本の人々の素晴らしさという点で、
OECD(経済開発協力機構)の成人力調査が発表されました。
つまり、一人前の成人の有能性調査とでもいったらいいのでしょう。


9)
24カ国の16歳から65歳の社会人を対象にしていますが、
日本は3分野のうち、読解力と数的思考力で一位でした。
要因は、企業が人財育成に熱心なことだということです。


10)
対照的に現在の子どもの学力は、
世界の水準ではトップにあるとは言えないようです。
日本の教育改革を急がなければいけません。


11)
記事では、
高度経済成長を達成した戦後の努力が実を結んだようですが、
親も甘く、子どもも甘く育てられた中で、少し将来を憂慮します。


12)
読解力は本質を読み取る力であり、
江戸時代から寺子屋教育などで磨かれた伝統があると思います。
また、未来を見通す力や全体を俯瞰する力でもあります。


13)
また、気づきの能力とも言え、
日本の人々は気づきの能力が高いという事も出来ます。
麻生財務大臣には、若い頃から「察しの美学」を教えて頂きました。


14)
つまり、人間関係でも多くの言葉はいらず、
心の行間を読み取る力が我々にはあったのです。
読解力が一番ということを誇りに思います。

 

15)
ゼロの数字を発見したのはインド人と言われます。
日本の算数は九九算式ですが、
数的能力でもインド人には負けていないようです。


16)
色々と悲観すると、気候の問題を含めて色々と案じられます。
経営問答塾が終わり、昨日は千葉経営研究会で6時間セミナーを行いましたが、
質疑応答でも、「道をひらく」という言葉を使いました。


17)
道をひらくとは、来年の新春経営者セミナー・東京大会の大会テーマですが、
色々と苦しい事があっても、
日本の有能性を信じて努力していくべきでしょう。


18)
必ず道はひらけますし、
明日への希望をもってすすむべきです。
大島でご子息が行方不明というお父様は、
自らの運命を引きうけてもなお希望を失わない毅然とした姿でした。

 

19)
皆さん、日本の有能性を信じて、
先ずは自分の子どもからしっかりと教育していきましょう。
色々な悲しいニュースを乗りこえて闘っていくべきです。


20)
明日は学生の就職活動の支援プログラムで、
学生たちに企業の仕組みについて話します。
そして、いよいよ25日から大阪の特別基礎コースです。


21)
特別基礎コースは今から心躍らせていますが、
日本の人々が有能なのは、企業の教育によるものだということに、
大きな励みを頂きました。


22)
肯定的で前向きで積極的に仕事をし、
人間的にも、仕事の上でも結果をつくれる、
そんな人財育成を行っていきます。

可愛い社員さんを心から育てていきましょうね。

田舞徳太郎

 

親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓
「100の事を行って、一つだけ成ったとき、
 成らなかった99に目を向け、力を落とすか、
 成った一つに目を向け、希望を抱くか。
 成功か失敗かの分かれ目が、こんなところにもある」と、
幸之助は言っていました。

エジソンは、99の失敗の後に、一つの成功があったとして、
発明王になりました。
この一つの成功に、すべての成功がかかっていると考えて、
成功の法則を見つけてほしい。
  
       木野 親之 著「松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日」より

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心よりお詫びを申し上げます。お許しください。
田舞徳太郎


1)
今週は名古屋で田舞塾を行いました。
15期生の中には、アメリカボストンからご参加の方もいます。
すごい可能思考能力の持ち主で、
ケース・メソッド授業での発言も「なるほど」と思う内容です。


2)
実際に世界百数十か国で自分の夢を実現するのだと述べておられますが、
独特の感性で行列が出来るお店をボストンでオープンされたのが昨年です。
田舞塾前日に日本に帰国し、修了後の翌日の今日にボストンに立たれました。


3)
当初、私はアメリカで苦労するのではないかと危惧していましたが、
松下幸之助翁が言われるように、
どんな険しい原野にも道はあるのですね。大成功です。


4)
さて、今回の連休明けの15日からでした。
講師は「おやつカンパニー」の松田社長です。
松田社長は10TT卒業ですが、素晴らしい業績向上です。


5)
スナック菓子の業界はNo.1がカルビーさんで年商が1400億円を超えていますが、
おやつカンパニーさんは10TT当時は業界9位が、現在では3位になっています。
コア・コンピタンス経営をされており、あまりにも素晴らしい好業績に、
「やっぱり、業績を上げんとあかんな!」とつぶやく人もいました。


6)
松田社長はコア・コンピタンス経営を忠実に守っておられます。
当初、松田食品という社名でベビースターラーメンだけを販売していましたが、
事業内容を的確に表現するために「おやつカンパニー」という社名にされました。


7)
おやつカンパニーのコア・コンピタンス経営の一番目はブランド力です。
企業ブランド、商品ブランド、そして、50種類ものキャラクターです。
経済産業省からも大企業を抜いて表彰され、
天皇陛下ご夫妻の前で受賞されました。


8)
私は、中小企業はコア・コンピタンス経営しか残っていないと思っていますが、
まだまだ会員企業様の意識も低く、業績アップ6か月研修の初級コースで
止まっている方々がほとんどです(上級コースは満杯で入れませんが!)


9)
コア・コンピタンス経営の二番目にマーケティング力を持って来られています。
ユニークなのは、価格競争商品と、非競争価格商品を分けた考えです。
非競争価格商品を75%も育てたのも松田さんの社長たる所以です。


10)
コア・コンピタンス経営の三番目が技術開発力です。
自社開発商品を独自に開発す機械まで考案し、
特許を取って他社に真似の出来ない競争優位をつくっています。


11)
四番目が多品種少量・大量生産力です。
市場によっては少量生産、全国販売の場合大量生産です。
年間190もの新商品を出しておられるのです。


12)
五番目が全社改善活動です。
ムリ、ムラ、ムダの排除を含めて、全員参加の経営をされています。
私は月刊『理念と経営』で社長力・管理力・現場力の三位一体を連載していますが、
松下経営哲学にもあるように、全員経営が大事です。


13)
六番目は理念の浸透と全員経営です。
理念を徹底的に浸透させ、業績の上がる仕組みをつくられ、
素晴らしい講演と質疑応答でした。

14)
以前はカラオケに一緒に行きましたが、
今回の初日も、食事の後に楽しく歌いました。
前向きで可能思考能力に富んだ人と一緒にいるとこちらも元気になります。


15)
今回の教育ケースは「味噌とんちゃん」で急激に伸びた、
H社長の事例研究です。20数店舗を構え、
業績も良く、適正利益を上げられていました。


16)
H社長のビジョンは、「味噌とんちゃん」を、
名古屋発の名物料理にして全国に発信することです。
今回の設問は簡単でしたが、ケース・メソッド授業は活発でした。


17)
新人も負けずに意見を述べていましたが、
やはり、田舞塾はご受講生が創り上げる研修です。
15年も続いていますが、スタンフォード大学に行った成果であり、
初年度から続けて参加して下さる総リーダーのO社長や、
TA(ティーチング・アシスタント)のY社長には心から感謝申し上げます。

18)
私は名古屋に行くと必ず味和居ダイニングの「味噌とんちゃん」に行きます。
豚や牛のホルモンを一頭買いして色々なメニュー作りをされ、
最近は「肉バル業界」にも参入されました。


19)
H社長は謙虚で社員さんを非常に大事にされます。
全店休みにされて幹部全員が参加され、田舞塾で真剣に学ばれましたが、
飲食業界が不況の中、味和居ダイニングさんは好調に業績を上げられています。


20)
また、起業家養成スクール修了生も参加が増え、
田舞塾ではたくさんのご受講生に癒されています。
ケース・メソッド授業は、
 1、積極的な傾聴
 2、次につなぐ質問
 3、ラポールが大事であり、
クラス討議は壮観な印象さえ受けます。


21)
ましてや、ボストンから参加されるN社長、
今回の教育ケース提供者のH社長など、
青年経営者の活躍を見るにつけ醍醐味を感じます。


22)
今日は東京・経営問答塾、明日は千葉経営研究会の6時間セミナー、
そしていよいよ大阪で可能思考研修の特別基礎コースです。
可能思考能力の高い社風にすべく、一人でも多くのご参加者をご派遣下さい。

経営相談も増えています。
しかし、道に迷ったら、そこに新しい道を開くのが我々経営者です。
お互いに頑張りましょう。
田舞徳太郎

人間力(夢見る力を養おう)

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親愛なる皆様
お元気ですか。

 

●今日の教訓
 「何業かの業種を問わず経営の使命に変わりはない」、
 と幸之助は言っていました。
 製造業たると、問屋業たると、小売業たるとを問わず、
 お客様に喜んでいただき世の中から必要とされる仕事ならば、
 儲けは後から必ずついてくるものです。
 それが正しい経営なのです。
 事業ほど、人を幸せにする尊い仕事はありません。
 これに気づいた人がすべてを成功に結びつけるのです。」      
          木野 親之 著「松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日」より


メールの返信が出来ずにいます。
心よりお詫びを申し上げます。お許しください。
田舞徳太郎


1)
株価が下がり、円高になっています。
アメリカの予算不成立、債務上限の問題と重なっていますが、
債務上限の問題はすぐに解決するでしょう。


2)
債務不履行をしたら世界経済は大混乱になりますから無茶はしないはずです。
1,600兆円以上の債務を抱え、日本もアメリカ国債を110兆円持っています。
アベノミクスに水を差すことが無いようにして欲しいですね。


3)
特に為替相場はアメリカの事情で決まり、
日本の努力を超えています。
私がスタンフォード大学に行っている時は、対ドル120円が目安でしたが、
今は100円前後でしょう。


4)
じりじりと円高が進んでいますが、
新春経営者セミナー・東京大会で講演される浜矩子先生の1ドル50円は、
遠い将来の方向としては間違っていないと思います。

 

5)
さて、バンコクから帰国して水あたりで苦労しましたが、
今度は風邪で苦労しています。
鼻水なめなめ研修をしています(笑)


6)
さて、起業家養成スクール生からのメールです。
送信してくれたH君は良く気が効く青年で、
お父さんは今年2月にジャスダックに上場をされ頑張っておられます。
また、H君はK社長のボクデンさんで修行をしただけに、カゲヤマイズムが浸透しています。


7)
●メール
「先日は、タイでの海外研修をご一緒させていただきましてありがとうございます。
 そして、質問に関して、ナンバーワンを取ることができて本当に嬉しかったです。
 かなりびっくりしましたが。。
 みなさん、ありがとうございます。
 タイではたくさんのことを学ばさせていただきました。
 世界には市場がたくさんあります。
 狭い視野ではなく、
 広い視野で物事を捉えていくべきだということを感じました。
 まだまだですが、一生懸命学び、
 多くの人を幸せにできるような大きな人間になります。
 私たちは、恵まれている。
 それだけに一生懸命チャレンジしなければいけない。
 真剣にいきるということ。
 自分の使命を叶えていくために尽力していきます。
 そして、多くの人の雇用を生み出し、日本だけではなく、
 世界に羽ばたける経営者になります。
                          H君より」


7)
若者は最高に素晴らしい・・・・若さの偉大性は60歳過ぎて分かるのですね。
先般も「ジョブ・カレッジ・セミナー」を行い、学生の就職活動の支援セミナーをしました。
経営理念の講義も良く理解し、
月刊『理念と経営』のディスカッションも楽しそうにしていました。
第二回目は「ワークマネジメント」、第三回目は「可能思考」です。
非常に大きな手ごたえを感じました。

 

8)
東京の経営理念塾も第一回目を行いました。
宇都宮から、私が兄貴のように慕うMさんも77歳で出席され元気が出ました。
佐渡からは5年目になるE社長も参加されました(別の会社の理念作成)
親子で学ぶ方も二組おられ、すごく羨ましかったです。
私は父と本気で会話をしたことがなく、縁が薄かっただけに、今は父が凄く恋しいです。


9)
東京の経営理念塾の翌日から、釧路経営研究会の設立記念講演に行ってきました。
帯広経営研究会からの分封ですが、80名で設立されるということです。
前日は、北海道に縁を創って下さった帯広のI社長と旭川のK社長と食事をしました。


10)
講演当日は、Y会長はじめ7名で朝から丹頂鶴を見学に行きました。
仲本さんご夫婦が餌付けをされており、間近で鶴をみて感動しました。
鶴は夫婦になると永遠に別れないそうです。また、子どもを慈愛に満ちて育てると同時に、
8ヶ月後は子別れを強制的にするそうです。
自然の摂理というのでしょうが、子別れは永遠の別れであり考えさせられました。


11)
仲本さんご夫婦は大阪出身ですが、旅行の時に鶴に魅せられ、
人けのない場所で鶴と共に生活されています。
欲もなく私心もなく、鶴一筋に人生を送られる姿は「生きる」意味を考えさせられました。


12)
釧路経営研究会の設立総会には、ボクデンのK副会長や大阪のK相談役もお見えでした。
釧路経営研究会の会員さんの中には商工会議所の会頭もおられ、
非常に影響力のある方々が多数参加されました。
全国でも珍しい経営研究会です。


13)
Y会長は、京都の社長塾に参加されていただけに、
ご挨拶に論語の一節を引用され、格調の高いものでした。
京都の社長塾に前泊、後泊と3日かけてお見えになっていたことを知り、
あらためて感謝の気持ちでいっぱいでした。


14)
風邪気味でしたが、釧路や北海道の方々におもてなしを受けた、
最高の3日間でした。特に鶴を見学にもう一度ゆっくりと行きたい気持ちです。
旭川のK社長には、わざわざお土産を頂き、心よりお礼を申し上げます。
運転してくれた土田さんありがとう。

 

15)
一昨日は広島でした。
「理念と経営」経営者の会の中国地区大会でしたが、
K地区会長の気配りと広島の方々の運営の緻密さに感動しました。


16)
まず、私が講演をしました。
単なる講演ではなく、ディスカッションとは何か?
なぜディスカッションの時代か?を話しました。


17)
「理念と経営」経営者の会も「理念と経営・社内勉強会」も、
月刊『理念と経営』の設問にしたがって討議を行い学ぶものです。
ドイツの哲学者ヘーゲルの弁証法を分かり易く講義し、
討議には「アウフヘーベン(止揚)」の大切さを話しました。


18)
その後、「理念と経営・社内勉強会」の事例発表を三社に行なって頂き、
「理念と経営・社内勉強会」と企業業績、
「理念と経営・社内勉強会」と社内のコミュニケーション
「理念と経営・社内勉強会」と社風の事例を話して頂きました


19)
その上で月刊『理念と経営』の設問にしたがってディスカッションして頂きましたが、
非常に盛り上がりました。
まさに、時代は社長だけがワンウェイで意志決定するのではなく、
現場からの情報収集をして、衆知の経営をしていかなければなりません。

 

20)
3時間の大会が終わり、広島のボクデンで懇談会をしました。
たくさんの方々と名刺の交換をしてご挨拶をしましたが、
そこでも、私なりに地区大会を振り返り、
人間力・考える力・仕事力・感謝力について話しました。


21)
人間力とは夢を見る力であり、逆境に耐えぬく力です。
楽しいひと時で、時間の過ぎるのも忘れて会話が弾みました。
パッション(情熱)・ミッション(使命)・ビジョン(なりたい状態)が大事です。


22)
昨日は会長であるボクデンのK社長がホテルまでお迎えに来て下さいました。
そして、丸美弁当の工場見学をご一緒にさせて頂きました。
T社長と奥さまはお二人で田舞塾や成功発想塾にご参加くださっています。

新幹線の中で丸美のお弁当を食べました。
美味しかったと同時に、次の文章が書いてありました。

「昨日はお疲れ様でした。
 田舞さんとの出会いがあったから、今の私たちがあります。
 これからも体に気をつけて下さいね」

思わず目頭が熱くなりました。

中国地区の皆さま有難うございます。
お支えを頂き、心より感謝を申し上げます。

釧路、広島で、「縁ありて花ひらき 恩ありて実を結ぶ」を実感しました。
今日から3日間26TTコース・方針作成の研修です。
人間力を高め、夢見る力を啓蒙していきます。
田舞徳太郎

親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓
「100点の経営で満足してはいけない。
 さらに、120点の評価を目指して努力すべきである」
 幸之助のかぎりなき向上心です。そして生きる証です。

 経営者は、永遠に変革し続けなければなりません。
 立ち止まってしまえば、そこで終わりです。
 経営とは、永遠の向上であり、永遠の闘争であり、永遠の成長なのです。

        木野 親之 著「松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日」より


メールの返信が出来ずにいます。
心よりお詫びを申し上げます。お許しください。
田舞徳太郎


1)
日銀短観が発表されました。
大企業がプラス12で、中小企業はマイナス9です。
5年9か月ぶりに好調な数字になりました。


2)
もちろん、消費税は上がりますし、物価が上昇しています。
アメリカは政治が混乱し、新興国は伸びが少し緩やかになっています。
予断は許しませんが、正直明るいニュースとして受けとめています。


3)
しかし、マクロ経済が良くなったから、
我々の経営が良くなるとは限りません。
やはり、常日頃から人財育成し、働きやすい職場をつくり、新商品を開発し、
顧客のニーズをつかみ、企業努力をしている会社だけが良くなるのです。


4)
さて、来年の新春経営者セミナーは、
1月21日から22日に行われます。
景気回復の年にするためにもご参加ください。
今回、メイン講師のお一人として、
ヤマトホールディングス(ヤマト運輸)の瀬戸 薫会長が講演されます。


5)
ヤマト運輸が赤字スレスレの状態に陥った時、
宅急便の生みの親である小倉昌男さんは大きな舵を切ります。
中距離輸送の未来を見据えて、そこからの脱却を計ったのです。


6)
しかし、ほとんどの幹部が反対します。
一個一個の小荷物を運ぶのは容易ではない。
絶対に採算に乗らないという主張です。


7)
社内は混乱をしますが、
小倉さんは信念を曲げませんでした。
幾度となくシミュレーションを繰り返しながら準備をするのです。
運ぶ小荷物は最初は一日に11個だったと言います。
それが2001年には8億9000万個、2013年はなんと15億個です。
まさに当初の小倉昌男さんの決断が現在の成功を生みだしたのです。


8)
当初の導入期・混乱期から、小倉昌男さんと一緒に現場でご苦労をされたのが、
今回の新春経営者セミナーで講演される瀬戸 薫会長です。
小倉昌男さんの経営哲学や、当時のご苦労をお話頂けるのが楽しみです。


9)
その他の講師にも浜 矩子先生や寺島 実郎先生がおられますが、
今回は、大きな視点で将来の日本経済や、
我々中小企業の経営の本質を語って頂きます。
渡邉美樹さんも来年もご登壇下さいます。


10)
新春経営者セミナー・東京大会のテーマは、
「道をひらく?明日への希望?」です。
景気が回復しつつあるといっても、
我々が主体的に道を切りひらかなければ明日への希望も生まれません。
ぜひ、スケジュール表に今から予定を入れておいてください。


11)
さて、起業家養成スクールの海外研修が終わり、
月末に帰国したところです。タイへ26日から行ってきましたが、
すっかり体調を崩し、お腹を下した状態が続いていました。
最後に食事したレストランのウーロン茶の氷が原因のような気がします。


12)
今回は3社の工場を回りましたが、
起業家養成スクール生のメンバーたちもグローバル経済を実感したようです。
バスの中は毎回質疑応答でしたが、質問するレベルの高さに驚きました。


13)
初日はSTグループの現地法人を訪問し、S社長の講演をお聴きしました。
工場見学後にご講演頂き、今の状態に行きつくまでの、
一つひとつのご苦労のお話は心に沁みました。

 

IMG_2463.jpg

STグループの現地工場に大きく掲げられた経営理念

IMG_2510.jpg

同じく大きく掲げられた5S

14)
苦しみの過中で、「死んだ方がましだ!」と思われたそうですが、
私自身も何度も思ったことがあるだけに共感し、
大いに勇気を頂いた気持ちでした。
誰もが苦しい思いをしながら生きているのですね。


15)
大阪本社、静岡工場2か所、中国のシンセン、そしてタイのアユタヤです。
タイは上場する計画ですが、LEDの枠をマグネシウムで作っていました。
直接日本に輸出したり、中国やアセアン向けに販売する計画ですが、
心から成功を祈らずにはおれませんでした。


16)
S社長は忙しいスケジュールの中でも田舞塾にずっと参加されています。
人間性、経営感覚共に優れており、
ケース・メソッド授業での発言もいつも斬新です。
まだ、40代ですから、将来が大いに楽しみです。


17)
二日目はアユタヤから3時間半かけて、
黒田精機製作所とサトープレス工業の工場見学と講演でした。
どちらも、5Sが進んでおり、日本の工場も学ばなければと思いました。

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黒田精機製作所とサトープレス工業の現地工場が入居する304工業団地の玄関

 


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床が徹底的に磨き上げられた黒田精機製作所現地工場の社員食堂

 

P1020602.JPG

清潔感溢れるサトープレス工業の真新しい現地工場

 

18)
黒田精機製作所のK社長は非常に理性的な方ですが、
やはりたくさんご苦労を積み上げておられます。
月刊『理念と経営』の「逆境!その時経営者は・・・」にもご登場願いましたが、
経営危機に陥る体験もされており、静かな語り口の中に迫力がありました。


19)
また、K社長の妹婿である、現地法人のO社長が素晴らしかったです。
タイ人の従業員さんのモチベーションを上げ、
細やかにマネジメントされています。
見事というより言葉がありません。
やはり、人財が成功を生みだすことを再度確信しました。


20)
帰りも3時間半かかりましたが、
バスの中ではK社長とOさんに対する質疑応答でした。
私が進行役を引き受けましたが、
質問が驚くほどたくさん出ました。


21)
質問に対してお二人で丁寧にお答えを頂きましたが、
やはり、労務管理が一番難しいという結論でした。
やはり、どこで経営しても人財育成の問題は付いて回るのですね。


22)
黒田精機製作所さんの製品は、
日本国内では100%のシェアであり、世界でも15%のシェアを取っています。
ご苦労を重ねて研究開発した今の製品は、完全に差別化戦略です。
全員で500名の社員さんを抱え、世界と戦っています。

STグループのS社長や、
黒田精機製作所のK社長とOさんのおもてなしを受けての、
学び多い海外研修でしたが、後継者たちも熱心に学びました。

道をひらく・苦労の先に成功があるのですね。

田舞徳太郎

プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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