準備8割仕上げが2割です(中小企業の心構え)

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親愛なる皆様
お元気ですか。

 

●今日の教訓
 幸之助は、
 如何なる悪条件の中にあっても、
 製品の劣化は絶対に許されないとの毅然たる信念に立ち、
 戦局悪化の厳しい事態の中で、
 最後まで良品造りを目指して努力しました。
 「事業は会社全員の塊やから、総合芸術やで」と。
 「だから魂を入れて美しく仕上げなければいかん」
 幸之助は物づくりの神様でもあったのです。

            木野 親之 著「松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日」より

 

メールの返信が出来ずにいます。
心よりお詫びを申し上げます。お許しください。
田舞徳太郎


1)
相変わらず暑い日が続きます。いかがお過ごしでしょうか?
私は平成子ども論語塾の様子を身に、明治の森・箕面国定公園に行きました。
箕面川のせせらぎに心を安らがせ、子どもたちのはしゃぐ姿に感動しました。


2)
子どもたちがお茶室でお茶をたしなんでいましたが、
隣松亦無庵の庭先に水をまき、しばし憩いの時間を取りました。
庭先には、7年前に植えた百日紅(さるすべり)の花が、
一輪だけ真っ赤に咲いていました。


3)
『さるすべり 咲きてうるわし 亦無庵
                庭は紅色に 染まりたりけり』

『せせらぎに 百日紅の花 一輪の
                 香り漂う 明治の森か』
                         得山詠歌

4)
さて、すでにご承知のように、
4月?6月のGDP(国内総生産)の伸び率が2.6%と発表されました。
私は4%は超えるかなと思っていましたが、少し残念です。
ただ、大手企業の在庫整理等の理由もあったようで、順調に景気回復に向かっています。


5)
とくに、実質GDPは2.6%ですが、名目は2.9%ですから、
景気回復も確実になったと言ってもよいでしょう。
少し円高になったりしているのが気になりますが、
長い目で見れば、円高は避けられないところだと思います。


6)
月刊『理念と経営』では辛口の浜矩子先生にマクロ経済を連載して頂いていますが、
ぜひお読み頂き、なぜ円高になるのかの根拠を学んで頂きたく思います。
浜矩子先生は新春経営者セミナーでも講演をして頂きます。


7)
8月期の決算予想も出てまいりました。
8月期の本決算は、
個人消費の回復で小売り関係も好業績が相次ぎそうです。


8)
私は経営理念と戦略ワンポイントセミナー(二日間)で、
ニトリのコア・コンピタンス経営に関して講義をしていますが、
住宅市況の改善で、家具販売が順調です。
増収増益で、最高益を更新する見通しです。


9)
ユニクロを経営するファーストリテイリングは、
国内よりもアジアの積極出店が効果を示して、
大幅増益で、二期連続の最高益を実現しそうです。


10)
日本も製造業のみならず、
小売りも積極的に海外に出て知名度をあげてきていますが、
11月には古永君を講師にして、タイ・バンコク工場視察セミナーを開催します。


11)
ただ、牛丼の吉野家さんは円安で仕入れ値も安くならず、
テレビCMのコストがかかって営業減益の見込みです。
日本創造教育研究所のオーナー会員企業様であり、頑張って欲しいものです。

 

12)
さて、設備投資意欲も徐々に高まり、個人消費も伸びてきましたが、
我々中小企業にどのように影響を与えるかですが、
やはり、二極化は避けられそうにありません。


13)
バブルの時も45%は赤字だったわけですから、
アベノミクスでも、中小企業全般が潤うというわけにはいきません。
やはり、究極は経営感覚の優れた人財のいるところが業績を伸ばします。


14)
いつの時代でも、誰もが業績を伸ばすということはありえず、
マクロ経済が良くなっても、経営能力のない指導者がいるところや、
トップは勉強して立派でも、幹部や社員に課題がある企業は、
なかなか業績は上がらないでしょう。


15)
私の一番の強みは会員企業様の決算情報です。
数多く送ってもらい、TTなどで状況を把握したり、
経営研究会のアンケート調査などを総合するとよく見えてくるのです。


16)
好況業種・不況業種に限らず、
社長力・管理力・現場力の三位一体に向かっている会社は業績は良好です。
しかし、人が育っていないところは、社長が苦労する割には業績は良くなりません。

 

17)
ある大手企業に直接口座をもっていたP社様は、
一昨年製品の製造中止で売上がゼロになりました。
社員のリストラなどで凌ごうとしましたが会社の内外ともに大荒れでした。
経営相談では私も随分心配しました。売上ゼロは初めてです。


18)
しかし、一の手、新規の顧客を開拓して乗り切ったのです。
常日頃から技術の研究開発をしていたことと、潤沢な内部留保があったことです。
今では新規顧客にコア技術が認められ、利益率も2%アップしてホクホクです。


19)
企業経営は本当に準備が大事です。
P社さんが常日頃から研究開発したり人財育成したりしていなかったら、
おそらく打つ手も少なく崩れていたことでしょう。


20)
備えあれば憂いなしと言いますが、
中小企業はどんなにいま利益が上がっていても油断してはなりません。
浮かれたりしていては取り返しがつかない状態がやってきます。
絶えず、新製品や新技術の研究を行い、新規顧客の開拓に力を入れるべきです。


21)
日本の企業形態はピラミッド型で、
大手の傘の下で仕事をしています。
だから、好調な大手の下、今後は受注も増えるでしょう。


22)
しかし、長い目で見て、脱下請けを考えた方が良いと思います。
そういう意味で、自社に相応しい新事業の開発も大切です。

経済と経営は違います。
社長力・管理力・現場力の三位一体で、
「人間力・考える力・仕事力・感謝力」を養うべきです。

田舞徳太郎

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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2013年8月19日 18:46に書いたブログ記事です。

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