2013年5月アーカイブ

親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓
 溢れるような「生命の勢い」に、会社や事業は光るものです。
 心は永遠に若々しく、前へ前へ瞳を輝かせながら前進前進が成功の扉を開くのです。
 私が、三五歳で代表取締役になったとき、
 就任祝いに、「前進」と幸之助は揮ごうしてくれました。
 経営は常に、慎重にして、大胆に、「日々新たに」対処して、前進これあるのみです。
 「君の生命に華を咲かせてほしい」。
 幸之助の祈りを感じました。
          木野 親之 著「松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日」より


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心よりお詫びを申し上げます。お許しください。
田舞徳太郎


1)
先般NHKテレビで租税回避の問題が報道されました。
アップルの4兆5千億円をはじめとして、
グーグル、スターバックスコーヒーも巧妙に租税回避をしています。


2)
我々中小企業は本当に真面目に納税をしていますが、
こうした企業の租税回避は世界中で60兆円にもなるそうで、
タックスヘイブンのケイマン諸島をはじめ、
もっと真剣に企業の社会的責任とは何かを考えるべきです。


3)
私はアップルもスターバックスも大好きですが、少し残念に思います。
企業経営が適切に行われているのは、
国民が払っている税金でインフラが整っているからです。


4)
日創研経営研究会でも正しい納税を推進していますが、
グローバル企業の経営手法には空いた口が塞がらない気持ちです。


5)
真面目に努力し、苦労を積み重ねながら頑張る中小企業に比して、
大手企業の社会的責任はどこに行ったのでしょう。
今日は経営理念塾でしたが、少しその事にもふれました。

6)
さて、千葉のピーターパンさんが、
日本テレビのNews every ・・ニュース・エブリィで、
「行列が出来るパン屋」ということで放映されました。


7)
放映時間は約15分でしたが、
2月のワールドビジネスサテライトと違って店舗紹介が主となり、
立て続けにテレビ放映されています。嬉しいことです。


8)
ピーターパンのY社長は、
謙虚に「もてはやされている時が花」と述べておられますが、
その気持ちが大事ですね。


9)
また「心を引き締めて理念経営に勤めます。今後とも共に学ばせて下さい」
と、最後にメールで締めくくっておられますが、
Y社長のお人柄には本当に感動します。


10)
Y社長も大いに苦労した時があり、よくサウナで話し合いました。
その逆境を乗りこえての現在の繁栄ですが、
やはり、幹部や現場の人達を積極的に教育している結果ですね。

11)
また、嬉しいニュースが飛び込んできました。
「株式会社ミヤザキ」が経済産業省に先端技術企業として認められ、
奨励金1億6000万円を贈賞されたそうです。


12)
業界での利益率は日本一ですが、
先端技術企業として認定されたことは、
日本創造教育研究所にとっても非常に嬉しいことです。


13)
Y社長は現在経営問答塾で学ばれていますが、
ピーターパンさんにしろ、ミヤザキさんにしろ、
とに角人財の格差が企業の格差をもたらしているのでしょうね。

とくにミヤザキさんは樹脂加工の特殊技術ですから、
細やかなことに気づかない人達はすぐに不良品につながるのです。

Y社長の人財育成に対する執念が付加価値の高い技術の風土を生みだし、
Y社長の理念がコア・コンピタンス経営の実現を促進しているのです。


14)
現在でも業績を向上させている企業の共通項は、
 1、人財育成に熱意をもっている
 2、新商品や新市場の開拓に熱心
 3、オンリーワン経営をしている
 4、経営理念が確立されている
 5、あれもこれもと余分なことをしていない
 6、コア・コンピタンスを育てている


15)
昨日は経営理念塾で「事業領域と経営理念」の講義をしましたが、
今の事業ドメインではなく、10年後を含めた戦略ドメインが大事です。
必ず技術も商品もサービスも陳腐化しますから、次の一手が大事なのです。


16)
戦略ドメインの事例は今別府産業さんです。
18年ほど前から公共事業の縮小を読み取り、
民需への移行を毎日考えておられました。


17)
随分研究開発でコストを使いましたが、
現在は見事に民需移転に成功され、前年度は最高益を出されています。
今期は100億円を突破する見込みのようですが、本当に嬉しいことです。


18)
50周年祈念事業として、
全社員さんをアメリカツアーに招待され、
感謝の集いをされていますが、
「この会社で働いていて良かった」という社員さんの声は素晴らしいことです。


19)
さて、6月3日から可能思考研修が始ります。
私も色々な教育カリキュラムを担当していますが、
一番充実するのがやはりSAコースです。


20)
やはり、日本創造教育研究所の基本は可能思考教育ですから、
緊張はしますが、SAコースが修了した時の遣り甲斐は最高です。
とくに、困難を抱えている人でも、
この研修で前向きになり突破口を手にしています。


21)
働く人のモティベーションは最大の経営資源と、
カルロス・ゴーンさんは述べています。
ご自分の体験から出た言葉ですからゴーンさんの主張は説得力があります。

是非可能思考教育で働く人のモチベーションを上げて下さい。


22)
最後に、昨日は嬉しいことがありました。
皆様方に可愛がられている大阪センターの児玉君が、
PSVの講師に合格しました。

講師になる道は厳しくなっていますが、
日本創造教育研究所の強みは単なるマニュアル講師ではなく、
多くの体験を積んだ上での講義をすることです。

各センターでの可能思考教育SAコースを是非普及・啓蒙して下さると光栄です。
頑張ります。

田舞徳太郎


親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓
 失敗は、失敗ではない。
 失敗は、チャンスを見出すよい機会です。
 問題があるとすれば指導者の一念です。
 幸之助は、
 「何もないのは、何でもあることや。
  何でもあることは、よく見ると何でもないことに気がつくものや」
 と、いつも言っていました。
 まるで禅問答のようでした。
 失敗は失敗でないのです。

         木野 親之 著「松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日」より

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心よりお詫びを申し上げます。お許しください。
田舞徳太郎

1)
昨日、田舞塾を終えてシンガポールから帰国しました。
今回の教育ケース提供は、ファシリテーターもしているT社長でした。
日本国内だけでなく、シンガポールで4店舗経営しているお店も見せて頂きました。


2)
10年少し前、部長として勤務していた会社が行き詰まりました。
2億円の借入金、5000万円の債務超過、その上に社内がまとまらなかったのです。
当時部長であったT社長は大幅なマイナスからスタートせざるを得ませんでした。


3)
業種は飲食業ですが、最近は140年に歴史を持つ家を一部改築して、
ウェディングを主にした宴会などを行う形式に変え、初年度で黒字にされています。
日本に10店舗、海外に4店舗、近々インドネシアのジャカルタで開店予定だそうです。

4)
ケースメソッド授業を行い、
一日余分にシンガポールでT社長や幹部と一緒にいて帰国した結果の感想は、
やはり、T社長のような人も日本国内にはいないといけないと思いました。


5)
日本という国家を見た時、
果敢に挑戦する人物が新しい時代を作るのですね。
参加した田舞塾のメンバーも色々なことを感じて帰国されたと思いますが、
道を切り開く人、道を守る人、人間には様々な役割があると思いました。


6)
シンガポールは、過日のタイと同じように30年ぶりに行きました。
日本創造教育研究所を開設してからはスケジュールに追われ、
なかなか海外に行く機会も有りませんでしたが、
スタンフォード大学に行った一年間を振り返れば、
わずかに一年に一度、起業家養成スクール生との海外研修のみです。

7)
シンガポールは、大いに刺激を受けました。
特にラーメンの一風堂の河原さんが現地におられ、
出店状況やその後の河原社長の海外展開ぶりを講演頂きました。


8)
日本国内100億円、海外40億円の売上で、
海外は少なくても100億円の達成を念頭においておられるようです。
すべてが順調にいっておられるようで、
「田舞さん、仕事楽しかね!」と博多弁でおっしゃっておられました。


9)
月刊『理念と経営』の取材の時、
新春経営者セミナー・東京大会での講演の時、
河原社長も可能思考研修をすべて修了されていますが、
偉大な大成功に、更に、心から尊敬の念を抱きました。


10)
現地のお店にも行きましたが、約1時間並んでの食事です。
殆どが現地の方々で、ズラッとお店の前に並んで待っておられるのです。
ラーメン三杯、ビール三杯、おつまみ2種類で8500円のお勘定でした。
すごい繁盛店ばかりです。


11)
藤岡さんという方が現地スタッフとして入社されていましたが、
日本経済新聞の記者として活躍した人だけに、
シンガポールの状況を色々な視点で説明頂きました。


12)
シンガポールは1965年マレーシアから独立した国です。
マレー半島の南端沖に位置しており、人口は500万人余りです。
広さは琵琶湖よりも少し広いという国ですが、見事な都市国家になっていました。


13)
一党独裁で、リー・クアンユーさんが建国者として活躍された国です。
日本を模範として、ルック・イースト政策を取り、
経済、経済、経済と、経済発展政策を優先した国です。


14)
現在はリー・クアンユーさんのご子息が首相を務めていますが、
資源も何もない国をキチンとまとめておられます。
水も電気もマレーシアから購入し、何かあるとストップするぞと脅されるようです。


15)
私は1998年にスタンフォード大学留学中は、
APARC【アジア・パシフィック研究所】の客員研究員として学んでいましたが、
リー・クアンユーさんが来てご講演をされたことがあります。


16)
防衛面ではアメリカに依存していますから、
シンガポールの成功要因や今後の課題などを聴かせて頂きました。
勉強の一環として聴かせて頂いた講演ですが、
今回のシンガポールを見て、改めて偉大な為政者だったと思います。


17)
特に色々な罰金制度があり、街の美化に大きく貢献しています。
日本では考えられないくらいのマナーが国全体に感じられました。
煙草を吸うと1000ドル罰金とか、つばを吐くと500ドル罰金とか、
とに角厳しいマナーが求められています。


18)
犯罪に関しても刑が重く、死刑判決などでは刑の執行も早いそうです。
国の規律が守られていて、シンガポールは非常に安全な国です。
日本は、個人の権利を主張していますが、
少し道徳心が失われているような気もしました。

19)
つまり、同じ島国といっても、
シンガポールには国を維持するための義務感が法律化され、
それに比較して日本は甘いような気がします。


20)
現地にも反社会的勢力はいるようですが、日本のように強くはなく犯罪も少ないようです。
特に、シンガポールの一人当たりの国内総生産は8万ドルで、
日本は圧倒的に差をつけられています。


21)
帰国前日は昼ごろからシンガポールをご案内頂き、長所や短所を学ばせて頂きました。
海辺も美しく、海水浴場の奥に見えたのは、
たくさんの大型貨物船が荷降ろしのために待機している光景でした。
大型ショッピングセンターも見学しましたが、人の多さに驚きました。


22)
経済成長と犯罪の少なさと街並みの美しさとマナーの良さを、
もっと日本は学ばなければなりません。
T社長の教育ケースご提供に感謝するとともに、
参加された田舞塾のメンバーに心から感謝申し上げます。

田舞徳太郎


親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓
「資源のない島国やから、日本は世界に先がけて発展する」
と幸之助は言いました。
「日本は島国やから、海底資源に囲まれている。
世界中に輸出し、また、輸入も出来る。
君、世界に発展する条件は、いっぱい持っていると考えた方が楽しいで。
そうしたら、良い考えが浮かんでくる」
「考え方にはコストがかからん」と言って笑っていました。

           木野 親之 著「松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日」より

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心よりお詫びを申し上げます。お許しください。
田舞徳太郎


1)
5月16日から二日間、日創研経営研究会の全国大会が仙台で行われました。
東日本大震災を応援するという趣旨で開催されましたが、
私は、逆に東北の方々に元気と勇気をもらいました。


2)
基調講演は、地震学を教えておられる慶応義塾大学准教授の大木聖子先生でした。
震度7の地震は日本のどこにでも起きると述べられましたが、
学者さんらしく冷静な口調に、日頃の準備の大切さを痛感しました。


3)
神戸の全国大会では、河田先生が「仙台沖の地震」の講義をされましたが、
個人的にいつごろですかという質問に、先生は「そう遠くない」と言われました。
結果的に的中し、しかも、河田先生が予測した以上の大きさだったのです。


4)
大木先生にもお尋ねしましたが、
南海トラフ地震は30年以内、
首都直下地震はいつ起こってもおかしくない!とお答えになりました。
もちろん、備えに対しても、具体的にご教受下さいましたが、
怖いというよりも、絶えず準備しておくことの重要性を強く感じました。


5)
基調講演の後のパネルディスカッションでは、
3人の被災経営者の方々がパネラーになって頂き、大木先生を交えて、
色々な体験談を語って頂きましたが、被害の大きさに驚くと同時に、
震災に負けずに立ち上がる、その勇気に感動しました。


6)
石巻日日新聞社の近江社長は、電気がなくても紙とペンがあると考え、
色々な被災地を取材しては壁新聞を発行します。
最後のまとめのお言葉は「理念と人財が大事」だと答えられました。


7)
石巻日日新聞社は100年企業ですが、
その間にも廃刊などの危機に見舞われます。
しかし、使命感をもって苦難を乗りこえ今回の震災でも立ち上がったのです。


8)
私も経営理念塾などでいつも申し上げていますが、
経営理念がぶれない判断や決断を経営者に求めてきます。
苦しい新聞社の経営は続きますが、必ず復興されるものと思いました。


9)
共同印刷の鈴木さんはユーモアを交えながら話されましたが、
そのあまりの明るさに対して、ディスカッション後に明るさの理由をお聞きしました。

答えは、老子を読んだからだと述べられました。
苦悩が続く中で、「すべてを受け容れる」老子の境地に学ばれたそうです。

10)
とくに鈴木さんは福島県であり、第一原発から3.5キロの大熊町です。
会社も自宅も故郷も失われていますが、
この7月には新工場をを完成させる見込みだそうです。
やはり、可能思考能力が大事なのですね。


11)
さいとう製菓の斎藤社長は、「かもめの玉子」というヒット商品をもち、
年商もかなりの企業のようですが、5店舗が全壊し、生産不能にもなりました。
会社が流される映像を見ましたが、強い恐怖感を覚えました。


12)
大船渡商工会議所の会頭もされ、
地域貢献にも常日頃からご尽力されているようですが、
「自分の命は自分で守れ!」と叫びに近い言葉で最後をまとめられました。

13)
仙台は杜の都と言われるように綺麗な緑に囲まれ、
懇談会も楽しいひと時でした。
中学2年生の女子生徒が感動的な作文を朗読されましたが、
非常に感動しました。


14)
こうした時は、私たちは身も心も一つにして、
この中学2年生の女子生徒の言葉に耳を傾けるべきですが、
ざわついていたのが気になりました。

やはり、自分を律するとか、場をわきまえるとか、
我々経営者はTPOをしっかりと身につけておきたいものですね。
ましてや、東日本大震災で被害に遭われた方々に、
哀悼の意を心の片隅に持ち続けるべきだと思います。

ざわついたのも日創研経営研究会の本部会長としての私の責任ですが、
私ももっと立派な人間を目指していかなければと強く反省しました。


15)
今回の大会は仙台経営研究会が主管をし、
青森と山形の両経営研究会が副主管をされましたが、
チームワークが良く、翌日の分科会も素晴らしかったです。
仙台、青森、山形の皆様方に心から感謝を申し上げます。


16)
全国大会の二日目は朝から分科会が行われましたが、
私は山形の庄内映画村の話を聞きました。
色々なヒット作を出していますが、
月刊『理念と経営』で一度取材をしたいと思いました。
人間の可能性というのは凄いですね。


17)
13の徳目朝礼の全国大会も盛況に終了しました。
全国の各地区で選ばれた11ブロックの代表が競うのですが、
コーチング型の朝礼だけにリーダーの役割が大事になります。


18)
結果的に北大阪経営研究会が最優秀賞、
仙台経営研究会と宇都宮仙台経営研究会が優秀賞でしたが、
皆さん熱心に練習をされ、お互いに僅かの差しかありませんでした。
社風を良くする、組織を活性化する、人財を育成する、考える力や、
感謝力を高める、素晴らしい大会でした。


19)
二日目の基調講演は創業320年の歴史を持つ勝山企業(株)の、
12代目・伊澤社長の講演でした。100億以上の借財に苦しみますが、
当時銀行員だった伊澤社長が戻って大胆に経営革新を行います。

20)
現在は借財も減り、本業の造り酒屋や、
ウェディングや飲食の方も大繁盛のようです。
伊澤社長も勉強熱心で仙台経営研究会の会員になって頂いていますが、
お話を聞いていて、心から誇りに思いました。


21)
大会前夜、伊澤社長様のお店で4人で食事をしましたが、
やはり、いつでも前向きに考えて事業経営を行っている様子を聞かせて頂きました。
人財育成にも力を入れられ、朝礼にも熱心に取り組んでおられるようです。


22)
今回は「進取独創」が大会テーマでしたが、
講師陣はすべての方々が進取の精神に富んだ方々でした。
とくに伊澤社長は12代目らしく、伝統と革新を見事に実践されていました。

22)
進取の精神は、我々経営者にとって非常に大切なものです。
進取の精神があるから独創性も生まれてくるものと思います。
来年は千葉経営研究会が主管しますが、楽しみにしています。

東日本大震災の復興はまだまだですが、
東北の方々の粘り強さと強靭な精神力で必ずや復興すると確信しました。

田舞徳太郎

親愛なる皆様
お元気ですか。

●今日の教訓
「任せてもだめな場合には、自分が代わってやる。
 具体的な指示をする。具体的な方法を提案する。
 任せて任さずとはこのことや」

 幸之助は、部下の足らざるを補って、
 初めて部下に責任をもって仕事を任せられるものだと言っています。
 七十の力を持つ者には三十の足らざるところを上司が補ってあげる。
 つまり三十を放任しては駄目なのです。

        木野 親之 著「松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日」より

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田舞徳太郎

1)
26TTコースの第二講が無事修了しました。
幸せの心理学上下巻を読んで参加されていますので、
皆様方全員が熱心に学ばれました。


2)
昨日は東京で経営問答塾でした。
今日が経営指南塾、次の日が月刊『理念と経営』の取材と仙台行き、
次の日から日創研経営研究会の仙台全国大会です。


3)
26TTコースの前日は社長幹部塾でしたが、
どんな優秀な社長でも一人では乗り切れない時代になりました。
月刊『理念と経営』で述べているように、幹部が重要な成功のキーワードを握ります。


4)
今回の26TTコースも4割が幹部さんですが、
この8か月間の長期研修に出される企業様は、
幹部の大切な位置づけに気づかれているものと思います。


5)
もちろん、社長が何を志しているかで幹部の質も変化します。
究極の中心は社長にありますが、
それを支え、具体的に企業を成功に導くのは幹部です。


6)
よく社長にゴマをする幹部もいますが、
こうした幹部はあまり評価されません。
また、幹部にゴマをすられても分からないまま喜ぶ社長もいますが、
こうした社長も人物としてはレベルは低いと思います。


7)
やはり、社長と幹部は二人三脚なのです。
運命共同体といってもよく、理念や問題を共有して、
お互いが本音で語り合う間にならなければなりません。


8)
社長幹部塾では、社長幹部が一致している会社の事例を話しました。
社長を支えるということはどういうことかを分かり易く講義したのです。
また、社長は明日の飯の種を作る人ですが、幹部の育て方も講義しました。


9)
とくに幹部の多くが、自分のするべきことを明確に把握していません。
幹部になっても、仕事の内容はほとんど変わらないという方々が大勢います。
つまり、職位は上がっても、やっていることは同じなのです。


10)
私は、社員としての体験がありますから、社員の嘆きも分かります。
幹部の体験もありますから、幹部の苦悩も理解できます。
そして、社長を44年やっていますから、逃げ道のない社長の苦労がよくわかります。


11)
何があっても会社ではトップにすべての責任がかかってきます。
肩に重たい荷物を毎日背負っている所以です。
ましてや、利益が出せない会社は不幸ですし、
今出ていても、先が不明確でビジョンもない会社も幸せではありません。
社長幹部塾で学ぶ所以です。


12)
東京は毎回武蔵境自動車教習所様や、
日本ビューティコーポレーション様が10数名で参加されます。
幹部が育ち、業績も好調で、何よりも理念の浸透がなされています。


13)
今回はビジネスモデルについて詳しく講義をしました。
ビジネスモデルとは「利益の上がる経営システム」といってもいいでしょう。
企画、設計、開発、生産、販売、資金回収、アフターサービスの経営の一連の流れが、
それぞれに相乗効果を出し合い、価値を生み出すようになっている必要があります。


14)
社長幹部塾の参加者からのメールです。
メール
「社長幹部塾に今回3名で参加しました。
 お陰で幹部二人とも真面目なのですが、
 本来の幹部の仕事や役割が理解できていません。
 私自身も幹部の仕事をして欲しいと思いながら、
 具体的にその指導方法が分からずに参加しました。
 ビジネスモデルという観点から、改善すべきことを早急に行うよう、
 帰りの新幹線で話し合いました。
 田舞さんの講義からようやく幹部の仕事や役割が分かったようで、
 素直に自分のやるべきことを気づいてくれました。
 これからが楽しみです。感謝申し上げます。 U社長様より」


15)
さて、26TTコースはTA(交流分析)の講義でした。
私と大友講師と2人で行いましたが、楽しい3日間でした。
自我状態の分析では、長所、短所、欠落の問題点などで、
かなり深い自己認識をされたようです。


16)
私もTAの講義の時にはダジャレが出たりして楽しんでいますが、
休憩の間は対人関係の相談がひっきりなしでした。
とくにストロークの講義では、自社の社風にまでふれていきますから、
かなりインパクトがあったようです。


17)
やはり、TTコースまで参加される方々は人間的に真面目なのですね。
0歳から3歳までの脳の生育と感情形成の講義のところでは、
ご自分の子供さんのことについて相談に来られた方もいました。


18)
「3つ子の魂100まで」ということわざがありますが、
誕生して3歳までで基本的な性格形成が決定づけられます。
やはり親の愛情が一番大事で、機械的なふれあいでは後々問題が出ます。


19)
つまり、親の愛情をいっぱいもらった子どもは健全な性格を形成しますが、
幼児期に親に必要以上に厳しく育てられると性格は歪みます。
健全な性格の人は、行動、態度、考え、感情などが健全ですが、
性格が歪むとすべてを歪んで受け取ります。


20)
中小企業で働く人は、
多くが健全な性格よりも歪んだ性格の人が多く(私も歪んでいます)、
その分経営者は苦労するわけです。


21)
しかし、子どもには何の罪もありません。
最近は、家庭教育に多くの問題があります。
学校教育にも問題は山積みです。
とくに「ゆとり教育」の弊害は、日本国家そのものを弱体化させるでしょう。


22)
最後の砦は職場教育です。
社長と幹部が力を合わせ、
社員さんを一人前の立派な人間に教育しなければいけません。

色々なボランティアも良いでしょうが、
何よりも「社員教育」が優先されなければなりません。

社長幹部は二人三脚で人財育成をするべきです。

田舞徳太郎

親愛なる皆様
お元気ですか。


●今日の教訓

「僕は二人で仕事を始めた時から、
 いつ仕事を辞めて(会社を解散)も人様に迷惑をかけないようにと、
 考え考えやってきた。だから無借金経営や。そしてダム経営や」

 と、幸之助は、王道の経営に徹して、どこまでも美しく、
 どこまでも厳しく、自分と向き合って、自己観照していました。
 人様に迷惑をかけない経営こそ王道なのです。

     木野 親之 著「松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日」より

メールの返信が出来ずにいます。
心よりお詫びを申し上げます。お許しください。
田舞徳太郎


1)
この大型連休は4泊5日でタイへ行ってまいりました。
日本創造教育研究所の会員企業様の企業視察を兼ねて、
気分転換に気軽にお付き合い出来る仲間を誘っての旅です。


2)
1981年にタイに行って以来でしたが、
本当に凄い勢いで工業化が進んでいましたし、
道路が駐車場と言われるように、車が混んで渋滞続きでした。


3)
32年前はタイを拠点にして、カンボジアやラオス国境を回り、
当時話題になったインドシナ難民のキャンプを調査・視察しました。
大砲の音を聞きながら色々なキャンプを回りましたが、
今は平和を取り戻し、近隣国も経済発展著しくなっています。


4)
当時はUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に応援頂き、
毎日新聞の荒巻さんという記者にもお世話になりました。
西崎憲治君というボランティアの仲間が銃で撃たれ亡くなりましたが、
アランヤプラテートという街での出来事で、色々と案内をして下さっただけに、
その後の私の活動も激しくなりました。



5)
当時の日本は難民条約の批准をしておらず、
帰国してからも政府に色々と働きかけたり、
インドシナ難民に関わる方々の会に出て運動を展開しました。


6)
やはり、若さというのは何ものにも代えがたいものですね。
若い時にしか出来ない行動力や実行力があると思います(無茶と紙一重)
懐かしく思いだしながらのタイの4日間でした。


7)
3社の企業を訪問しました。
最初に訪問したのは三輝ブラストさんです。
S社長は月刊『理念と経営』の「逆境!その時経営者は!」に登場されていますが、
本当にギリギリのところで戦っているなと思いました。

8)
日本に2社、香港に1社、中国に1社ありますが、業績は堅調です。
中国における成功のノウハウを持って、
昨年にバンコクから1時間ほどのアユタヤ(洪水で浸かった場所)に、
あえて工場を作り、電子部品や自動車部品を製造しておられます。


9)
24TT(企業内教育インストラクター養成コース)修了のKさんが、
TT修了と同時にアユタヤに飛び準備に取り掛かりました。
洪水で再び浸かるかもしれないリスクをとって、あえて現在地に決定されたのです。


10)
S社長は社長塾に来られたり、
田舞塾に毎回参加されていますが、
田舞塾がある面厳しい現状を癒してくれると述べておられました。



11)
洪水の余波で、得意先がアユタヤから移転し、
当初の計画通りに売上がまだ伸びていないのです。
タイで上場するというビジョンを持っておられますが、それが支えのようです。


12)
S社長は大胆な中に非常に繊細なモノを持っておられ、
食事をしながらお互いに本音で語り合いましたが、
「工場を作ってから今日まで苦しいの一言に尽きますよ」と述べられました。


13)
この秋からはかなりの受注だそうですが、
苦しい・・・・・という気持ちは本当に分かります。
私も日本創造教育研究所を設立し、軌道に乗るまでの4年間は苦しかったです。


14)
でも、若さなのでしょうね。
当時は本当に必死で頑張り続けました(命がけでした)
今は、変に分別がついてしまって大人しくなり先頭に立たなくなりました。
(その分人が育っていますから、世の中はキチンとバランスが取れています)


15)
黒田精機製作所さんの会社も片道3時間かけて訪問しました。
見事な工場で、日本の色々な工場よりも格段にマネジメントがなされていました。
日本の本社工場も敵わない位、5S、視える化、TPS(トヨタ生産方式)が見事でした。


16)
とくに黒田精機製作所さんは十数年前からタイに進出され、
アジア通貨危機も体験され、非常に際どい所まで苦境に立たされました。
(月刊『理念と経営』の「逆境!その時経営者は!」に登場されています)


17)
タイはほほ笑みの国といわれるようですが、
S社長もK社長も微笑みの中に色々なご苦労を乗りこえて来られているのですね。
お二人の色々な体験の話を聞いて本当に感動しました。


18)
とくに、黒田精機製作所さんからバンコクに帰る途中は、
K社長が帰りの道案内を1時間半もして下さり、
製造業のおもてなしを痛感し、感動しました。


19)
タイは日本車が全体の80%のシェアを獲得しているそうです。
どこかの国と違い親日ですし、賄賂が横行したりする国ではありません。
やはり、中国のように覇権主義はいけませんね。
仏教の国らしく、非常に穏やかで住みやすいようです。



20)
もう1社はSPK(サトープレス工業)様です。
やはり、日本創造教育研究所の会員企業様ですが、
昨年は社長幹部塾で6名も参加され、このタイ進出を議論されていました。
S社長も律儀な方で、社長塾に来て学んでおられますが、
1万3000坪の土地に立派な工場が完成していました。
成功して欲しいですね。


21)
SPKさんは、一枚の板金を深しぼりして自由な形にする、
非常に特殊なプレス加工ですが、これから操業ということで準備段階でした。
黒田精機製作所さんと同じ工業団地で、4億近い投資でのタイ進出です。


22)
日本の製造業で働く人はつい最近まで1600万人でしたが、
現在は51年ぶりに1000万人を割り込みました。空洞化が叫ばれて久しいですが、
今後も益々このトレンドは続くでしょう。

日本で受注するにしても、海外に工場がないと受注出来にくい時代だそうです。
日本で研究開発して、海外で製造して、利益の一部は日本に送りこむ・・・・・
グローバルな時代だけに、我々も長期的な考え方が大事です。

やっぱり3名の社長様のように「可能思考能力」を磨く必要がありますね!

田舞徳太郎

プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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