小なることを怠らず努めよう(努力は実る・急ぐべからず)』

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親愛なる皆様
お元気ですか。


今日の教訓
会社の経営の良否は、結局は社長一人の責任です。
部は部長、課は課長一人の責任なのです。
責任者は言うべきを言うだけでは足りないのです。
幸之助は、「相手に深い感銘を与える話をしてこそ指導者なのだ」
と教えてくれました。
感銘あってこそ共感が生まれ、経営の良否が決まるのです。
人間としての美しさを磨きあげ相手に深い感銘を与えるのが、
社長の責任です。

           経営問答塾 講師 木野 親之 著
           「松下幸之助に学ぶ指導者の三六五日」より

メールを頂戴しながら返信が出来ていません。
心より心よりお詫びを申し上げます。

田舞徳太郎

1)
俳優の大滝秀治さんがお亡くなりになりました。
名脇役で、実に味のある俳優さんでした。
最後の映画は、今話題の高倉健さん主演の「あなたへ」です。


2)
この映画は私の故郷も舞台になっており、
大滝さんは平戸の漁港の漁師役です。
渋い演技とお声は最高でした。


3)
大滝さんとのご縁は、
教育アニメーション「二宮金次郎」のビデオを作成する時でした。
二宮金次郎が民衆に受け容れられず、苦悩の末、
21日間の断食修行をするのです。
断食修行の成田山新勝寺はクライマックスの舞台ですが、
そのお寺の住職の吹き替えを「大滝秀治先生」に
お願いしようと決めたのです。


4)
あのように渋いお声で、
二宮金次郎を諭すように話す住職役は他にいませんでした。
ですから、私は脚本を書く時点で、すでに、
大滝秀治さんをイメージして完成させました。


5)
まだスタンフォード大学に行く前ですから、16年前になります。
二宮金次郎の苦悩一つひとつに答えていくシーンがありますが、
あの場面は私の苦悩に対する大滝秀治さんの答えでもあったのです。


6)
当時、私も51歳で若く、勢いもありました。
今もそうですが、日本創造教育研究所にも多くの方々が集まっておられました。
ただ、私はご受講生がいっぱいでも有頂天にはなれず、
それどころか大いに悩んでいました。


7)
日本創造教育研究所は発展しているが、
ご受講生の方々の中には苦労している人が少なからずおられたのです。
「共に学び共に栄える」という経営理念に合致していませんでした。
そういう背景もあってビデオ「二宮金次郎」を作ったのです。


8)
脚本を書きながら劇団民藝と交渉しましたが、
大滝秀治さんの秘書の方にはアッサリ断られました。
アニメーションですから、
「そういうものに出演した事がない」という事もありました。


9)
サントリーの広報部を通じてお願いしたり、
電通を通してお願いしたり、色々とコネを使いながらの出演交渉でした。
最後は、アニメーション制作の目的と意義を書き、
直接大滝秀治さんのご自宅にお手紙を書きました。


10)
何ごとも熱意だと思いました。
多忙なスケジュールの中から一日の休日を頂戴し、
スタジオでの吹き込みをして下さったのです。


11)
僅か15分位の吹き込み時間ですが、
二時間以上も練習をされ、
何度も何度も読み返す姿が今でも目に焼き付いています。

日の昇るにも手を合わさず
月の沈むにも心ひかれず
あくせくとして一世を終えし人の
いかに多きことぞ

野辺に花咲けど見ず
鳥鳴けども耳傾けず・・・

坂村真民先生の2万点の詩集の中から見つけ出した「時」という詩です。


12)
今ではこのアニメーション「二宮金次郎」は、
DVDとしてだしていますが、
一時は学校生徒にも見せる先生もおられました。
私も、映写会をした後、多くの地で講演をし続けました。


13)
会社の設立前から、
二宮金次郎の「積小為大」を日本創造教育研究所の社是としました。
銅像を自宅や会社に建立し、私は今でもこの精神を唱和しています。


14)
「大事を為さむと欲せば
小なることを怠らず努むべし
小積もりて大となればなり
凡そ小人の常
大なる事を欲して小なることを怠り
出来難き事を憂いて出来安きことを努めず
それ故ついに大なる事為すこと能(あた)わず
百万石の米といえども粒大なるにあらず」


15)
いかにグローバルな時代となっても、
我々はやはり小なることから始めるべきです。
「ローマは一日にしてならず」の喩えもありますように、
もっと日々の生活に努力をしなければなりません。


16)
よく、一攫千金の夢を見る人がいますが、
世の中には成功の法則や原理原則が存在しています。
二宮金次郎は幼い時から苦労して後世に名を残すことになりますが、
急がばまわれの格言通りです。一攫千金は法則に反しています。


17)
また、二宮金次郎さんは「急ぐ」ことを戒めています。
「速やかならんことを欲するなかれ。
速やかならんことを欲すれば則ち達せず」ですね。


18)
さて、昨日は起業家養成スクールのスクール長だった、
菅チューターの50日祭でした。
仏教で言う49日に当たりますが、お亡くなりになられて50日目です。


19)
他の起業家チューターさんも参加し、
日本創造教育研究所からも4人が参加し、
私の次男とその嫁も子どもを2人抱えて参加しました。


20)
次男の嫁は、
将来後継者になるべく起業家養成スクールに入校しましたが、
結婚については菅さんのご自宅まで行って相談したようです。
二人にとっては仲人のような存在だったようです。
自分で言うのもおかしいですが、起業家養成スクールの仲間であり、
次男の我儘を許容して頑張ってくれています。


21)
大滝秀治さんのご逝去を心悼みますが、
人間の宿命として誰にも終焉の日はやってきます。
それだけに、お互いに努力して充実した人生を送りたいものですね。


22)
また、来年の起業家養成スクールに向けて、
起業家チューター一同、力を合わせて日本の次代を担う人材を育成します。
明日から東京で25TTですが、残り2回で修了式です。

「少年老い易く学成り難し
一寸の光陰軽んずべからず
未だ覚めず池塘春草の夢
階前の梧葉 已に秋声」

新幹線から見る彼岸花の朱色が鮮やかでした。
すでに秋は深まりつつあります。
箕面の紅葉が楽しみです。

(ありがとう体験談の募集をしております)

田舞徳太郎


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●第4回 心に残る、ありがとう!体験談募集
感謝力を育むためにも社内全員で取り組んでみてください。
お問合せ:月刊『理念と経営』編集部
TEL 03-6679-5819

詳しくは=> http://www.arigatou-keiei.jp/taikendan_4.html
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プロフィール

  • 日創研グループ 代表 田舞徳太郎
  • 「中小企業の活性化」を事業目的とする日本創造教育研究所グループの代表。
    このブログでは、東奔西走の日々を書きつづります。

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このブログ記事について

このページは、田舞通信が2012年10月10日 10:20に書いたブログ記事です。

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